『「WMDRM10ライセンス削除」といのは何のためにあるのでしょうか』のクチコミ掲示板

[sean-nike]

つい先日、ここでの音質の評判を見て、購入しました。
評判通りすばらしい音質に満足しています。

ところで、色々さわっていて気付いたのですが、
「設定」−「システム」の中に「WMDRM10ライセンス削除」というメニューがあり
「はい」or「いいえ」が選択できるようになっているんですが、
「はい」を選択したら、音楽配信サイトで購入したWMAの曲が再生できなく
なってしまいました。
この後、同じメニューで「いいえ」を選択しても復元せず。
wmpで再同期をするはめに・・・

余計なことをしたと後悔したところです。
このメニュー、ユーザーズマニュアルには載っていないメニューなんですが
そもそもこのメニューって何のためにあって、どのように使う物なのでしょうか？

書込番号：11095968

[主唱応唱]

はじめまして。

この機能、マニュアルにも十分説明されていないし、ここでもレスポンスがないし、不思議ですね。検索してみたんですが、そのものずばりの答えはないようです。

鍵を握っているのは、Microsoft社のWindows Media DRM(WMDRMと略します)だと見当をつけて、同社のサイト(下記)を見てみました。
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/player/faq/DRM.mspx
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/drm/faq.aspx

上記サイトを参考に、この機能について考えてみました(以下は推測です。長くなってしまいましたが、ご了承ください）。

(1)WMDRMはコピーの回数や数、再生回数をコンテンツ提供側で柔軟に決めることが出来る。

(2)ライセンス(メディア使用権)の設定方法によっては、ユーザはPCからCOWON i9のようなディジタル・オーディオ・プレイヤ(DAP)へ、コンテンツをコピーして使用することが出来る。

(3)その場合でも、無制限にコピーが許されるのではなく、コピー回数やコピーの部数、再生回数(の合計)の上限を設定することが可能となっている。

(4)例えば、1つのコンテンツを再生できるのは、同時に2台のマシン(PC、DAPなど)まで、というライセンスも設定できる。

(5)このとき(a)コンテンツを購入してPCで聞けるようにして(1台目)、さらに(b)DAPにコピーして聞けるようにした(2台目)とします。この状態では、もう別のマシンへのコピーは出来ないわけです。

(6)その後、コピーしたDAPの使用をやめて別のDAPへ乗り換えるとします。この場合には、(b）でコピーしたライセンスを取り消すことが出来れば(そして、それをカウントしなおしてくれれば)、コピーの部数が1減るので、もとのコンテンツを別のDAPへコピー出来ることになります。

(7)多分、このような操作のために、「WMDRM10ライセンス削除」という機能があるのだと、推測しました。

ただし、こうした操作でコンテンツを聞く権利を他のマシンに移動できるかどうかは、コンテンツごとに違う(ライセンスが設定できる)ので、一概に可能とも言い切れません。逆に言えば、こういう事情があるので、COWOM社でもマニュアルに用途などを明記するのは難しい、という事情があるのでしょう。

ご参考になれば幸いです。
長文、失礼しました。

書込番号：11119013