



以前、「グレードアップにつながるでしょうか?」という題名で、 PM-11S3のクチコミを投稿したものです。
様々なアドバイスをいただき、アンプの入れ替えを考えた結果、新しいアンプとしてAtoll IN400を導入しました。
3月ほど経過したので、ご報告かたがた、感想などを書かせていただこうと思います。
書込番号:20587140
5点

まず言えるのは、機器選びは難しいということでした。最初にPM11‐S3を考えていたころを考えると、大きくぶれてしまった気がします。経過としては、クチコミでいただいた皆さんのご意見を参考に、あのあと試聴はけっこうしました。
内外のプリメインを何台か、同じアンプでも構成を変えて等、いろいろです。ただ、構成を変えると同じアンプなのに別物の音が聞こえることがあり、試聴もあくまでも参考にしかならないな、と考えるようになりました。
しかし、最終的にはKrellのvanguardかAtoll IN400がいいと思うようになりました。
笑っていただきたいのは、この2つのアンプのめざす音は皆さんもご存じのように全く違うのです。ですが、この両極端の音に私は惹かれてしまった。どちらもいいのです。でも、二つは選べない。今後の自分の音としてどちらを選ぶか、かなり悩みました。
が、Atollのいい中古と出会えたというタイミングの良さも手伝って、IN400に決めました。ここら辺りは人との出会いとも似ていますね。タイミングは重要です。
今後の自分の音はAtollに決定です。私は一度導入してしまうとあまり頻繁に機器の入れ替えをしない(できない)ので、これから何年かはこのアンプで音楽を楽しもうと思っています。
書込番号:20587174
6点

過疎ってるようなので、続けます。
さて、3か月ほど使ってみた印象ですが、IN400のいちばんの良さはその静けさです。音楽が、というか音楽だけが流れていく感じです。IN400は物量投入型のアンプです。1015VA、93,400μFです。これはKrell vanguardの750VA、80,000μFを凌ぎます。
ですが、vanguardはそのパワーで力強く音楽を推し進めていく感じで、そのエネルギッシュさに私はとても魅力を感じたのです。
しかし、IN400はそのパワーをエネルギーの拡散という方向には使ってこないのです。むしろ音を磨くこと、背景の静けさを表出すること、ただの音ではなく音楽として聞かせることに注力しているように思いました。ですから、余裕を持って響かせたり、抑えたりができます。音の分離に触れましょう。入れ替え前のMcIntosh C710・MC7100に比べると、明らかに向上しました。音がたくさん聞こえるだけでなく、奥行き方向にも音の聞こえが広がります。ので、楽しくなってついついストラヴィンスキーとかラヴェルとかの管弦楽を聞いてしまうことが増えました。だって、気持ちいいですもん。そうか、こういう構成を作曲者や指揮者は考えていたのか、です。
書込番号:20587220
11点

さらに続けます。室内楽のしっとりした響きもいいです。ただ、McIntoshの響かせ方とは違います。McIntoshはきらめくような響きがこちらの心をやんわりとほぐしてくれました。IN400は全く違って、それぞれの楽器の立ち位置や音色がくっきりと曲の中に現れ、けれども一体となって響いてくる感じです。分析的かと言われればそうなのかもしれませんが、だからといって音ではなく音楽として心に届いてくるところがとても良いです。
ブルックナーの交響曲は私には長すぎるなあという感想を以前はもっていたのですが、このアンプになってからはメロディーの重なりや連なりがとてもわかりやすくなってきちんと聴けています。
ただ、女性ボーカルはMcIntoshのとろっとした艶っぽさがちょっと懐かしいです。いまの静けさのなかに女声が浮かび上がってくるさまはとても美しいのですが。「ひとつ捨てて ひとつ手にした」(ひとりよがり:秋元康 詞 西野七瀬(乃木坂46)歌唱)ということですね。
大きな傾向の違いは私自身がアンプを変えるうえで望んだことなので、これでよかったと思っています。
以上長くなりましたが、もし何かの参考になれば幸いです。
また、以前アドバイスをいただいた方々に感謝します。ありがとうございました。
書込番号:20588536
12点

上記クチコミを投稿したものです。
このサイトでは価格情報がなくディスコン扱いみたいになっているのですが、まだ市販はされているようなので、情報提供のつもりで投稿します。さて、前回からさらに2月以上経過しましたが、IN400の印象は大きくはかわりません。静けさを感じさせてくれる音で、音楽への集中度が高まります。まだ、試行錯誤の途中なのですべてが手の内に入ったわけではありませんが、今回は使用感や内臓DACについて書きます。
まず、重いです。20kgなので設置してから底面に指先を入れて位置の微調整とかは無理です。今後、インシュレーターとかを使いたいとなった場合はそれなりの覚悟が要ります。筐体としては大きいのでラック内での存在感はあります。背面のコネクタ類の質はほどほどです。SP端子も大ぶりですが、プラスティッキーです。ただ、バランス入力を一つ備えているのはいいと思います。側面の放熱フィンは機能しているかどうか疑問です。ただ、10時間ぐらい続けて使っても、今の時期であれば、上面(トランスの位置)がほんのり温かくなる程度です。夏場は熱くなりましたが、触れないというようなことはなかったと記憶していますので、それなりに効果はあるのかもしれません。正面左右についている大きなダイヤルは左が入力切り替えで右が音量です。音量はデジタルなのでクリック感はなく無抵抗に回り、それにつれてディスプレイの数値が次々上下します。回し方によってはしばらく数値が動かない空回り(?)もします。作りも軽い感じで重厚さはありません。このダイヤル周りがデフォルトではブルーに点灯します。シルバーのなかにブルーが光る感じはいいです。赤にもなりますが、その場合はリモコンで設定します。この光とディスプレイの表示はリモコンで非点灯にできます。
そのダイヤルの形も含めたデザインはさんざん言われているとおり、好悪相半ばすると思います。私は好きです。ときおり眺めてひとり「うむ」と頷いたりします。ただ、マッキントッシュほどのカリスマ性はありません。全体としては真上から見たフォルムがいいと私は思っていて、質感もATOLL社最上級のインテグレーテッドアンプなのでさすがに所有欲を満足させてくれますが、国内各社の同価格帯のものと比べると仕上がり感とかはつらいです。
どういうかな、音質がいいのでこのデザインは我慢しようではなくて、外見がまず気に入って「あばたもえくぼ」的に盲目になっていくアンプだと思います。ですから、私の場合はここにあげた弱点的な要素もすべて許してしまえるぐらい気に入っています。
書込番号:20780165
9点

さて、DAC部は24bit/96KHzなので、数値上は今となっては物足りないですが、PCをUSBケーブル1本で直接つないで簡単に音出しできるのは便利です。それに音質も良い。
CDをリッピングして聴き比べると少し出音が違います。傾向としては同じでくっきりしているが深みもあるという方向ですが、DACでの音出しのほうが情報量は多くなる。けど音の凹凸はCDのほうがあります。私の環境では音楽をきちんと感じられるのは、やはりCDのほうです。ただ、気軽にプレイリストを作って、好きな音楽を流しておくにはファイル再生で十分です。それでも、ながら聴きをしていたら、ときおりはっと顔をあげるぐらい良い音が聞こえてくることがしばしばありますから。
しかし、オーディオが沼にたとえられるのを改めて実感していて、当初アンプのやり替えだけが計画だったのに、再生装置すべてを見直すことになってしまった、ということです。その辺はまた書こうと思います。
なんか、このままだとこのスレを私物化してるみたいなので、良かったら誰かレスポンスください。
書込番号:20780185
5点

>petermaagさん
こんにちは。
>さて、DAC部は24bit/96KHzなので、数値上は今となっては物足りないですが
新製品のIN300は、DSD対応みたいですね。
http://sound-support.jp/18250.html
IN400は、音は良かった印象はありましたが、個人的にはATOLLのデザインがIN100みたいに真ん中にボリュームノブがあった方がATOLLぽっくて好きなんですがね。
書込番号:20787656
1点

おお、圭二郎さん、
レスポンス、ありがとうございます。
また、アンプ選びのときはお世話になりました。
おかげで、いろんな要素を組み合わせてアンプ更新を考えることができました。
視野を広げていただいたと感謝しています。
しかし、IN300というのが出たんですね。
デザインはまさに個人の好みが如実に出ますね。私はやっぱりIN400のがいいです。
DAC部は、確かにAK4490を積んでDSD対応ですね。
しかし、この分野はまだまだ日進月歩だなあと感じています。日々、新しいのが出てくる印象です。
私は前のスレでも言われていた「上流を何とかしろよ」、「CDPを変えな」というご忠告に従い、
つい先日CDPを更新しましたあ!(←いまここです)
それに載っているDACがDSD対応なので、いまはそれを使ってファイル再生しています。
DSD音源(といっても、サンプル音源ですが)は、たしかにCDなぞとは別次元の響きがします。
ただ、なんかなあ? 音楽を楽しむというのとは、ちょっと違う気もします。
書込番号:20788168
2点

>petermaagさん
こんばんは。
IN300の国内販売は、少しだけ先みたいですが予約販売だと思います。
先月くらいにイベントで国内初お目見えみたいです。
>つい先日CDPを更新しましたあ!(←いまここです)
>DSD音源(といっても、サンプル音源ですが)は、たしかにCDなぞとは別次元の響きがします。
>ただ、なんかなあ? 音楽を楽しむというのとは、ちょっと違う気もします。
なんのCDP買われたのですか?
DSD音源聞けるようDACは持っているのですが、聞いたことないですね(笑)
その分、SACDは買いまくって楽しんでますが。
書込番号:20793215
1点

>圭二郎さん
ふたたび、ありがとうございます。
メールをチェックしていて、気づきました。
導入したCDPは、North Star DesignのBlue Diamondってヤツです。
詳細は追って書き込みます。
ふえー、遅刻するぅ!
書込番号:20793595
1点

上記スレの説明です。上で書いたように、再生装置すべてを見直すことになってしまったなかのひとつとしてのCDPの更新です。IN400導入後の見直しを列記すると、
@IN400にはフォノ出力がないので、フォノアンプを導入しました。
Aするとこれまで最もいい音を聞かせてくれていたアナログレコードの音が良くなくなりました。それによって使用するケーブルを見直すことになりました。
Bカートリッジも新しいのを購いました。おかげで繊細さやメロディの流麗さは良くなってきましたけど、まだ「サ行」がきつかったりするので調整途上です。
Cあわせてスピーカーのセッティングも見直しました。まず足元のスパイクを木製の立方体に変えました。そして背後のスペースを広げ、外向きに振ったので音の広がりが出ました。木製立方体は穏やかさにつながったかな? これもまだ検討中です。
Dそして、CDPの更新です。
なんかもう、出だしとは別物のシステムになってしまった感をひしひしと味わっています。
アンプだけのやり替えと考えていたのが、とんでもないことになっちゃいました。みなさんも、ご用心を。
書込番号:20800420
3点


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内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
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10 | 2017/04/08 8:04:17 |
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