放射線測定器・線量計 > エステー > エアカウンターS
大学の准教授の方がエアカウンターSを例に「空間線量の測定値のばらつきにつ
いて」をまとめられたページがありましたので参考まで。
http://katukawa.com/?p=4896
これをみて思ったのは・・・
・やはり低線量の環境では長時間測定と平均化の作業が必要ですね。
・逆にばらつきが少なくなる線量を計算してみると数μSv/h以上の環境のようで
す。
予測測定では何をしているのか分からないので、その後の10秒間隔の表示(約
1分間の移動平均)での話です。
例えば0.1μSv/h、50分間測定のばらつき相当になる線量は(0.1μSv/h×50分
間)÷1分間=5μSv/h。(旅客機で12000mを飛んでいるときの線量と同じです
ね。)
もう少しばらついてもよければ・・・
1μSv/hの環境(10分間測定の相当)では約±50%ばらつくのでまだ足りませ
ん?ね。
私がレビューで測定した0.08μSv/h×33分間をもとに計算すると2.64μSv/h
→2.5μSv/h以上の環境ならばそれほどばらつかないのではないかと思われま
す。
いや、だから?
大した意味はありません。たんに個人的な興味を満足しただけです。
失礼しました。
書込番号:14250512
2点
自己レスです。超長文ですみません。
◎2.5μSv/hというは私の経験値なので本当なのか調べてみました。
・結論的にはばらつきが±10%(90〜110%,1.22倍)になる線量は下記ですので
いい線でした。(ほっ)
感度が38cpm/μSv/hなら 2.63μSv/h
感度が40cpm/μSv/hなら 2.50μSv/h
・放射線を受けたり、受けなかったりするばらつきが100カウントで±10%に
収まるそうです。(ポアソン分布 ) 1/POWER(100回,0.5)*100=10%
エアカウンターSの感度が38cpm/μSv/hだとすると
100回÷38回×1μSv/h=2.63μSv/h となります。
ただ、38cpmというのは線量を計算するのには中途半端な値なので設計値は
40cpmではないかという気がします。
(もちろん、38cpmを測って頂いた方には感謝しております。)
エアカウンターSの感度が40cpm/μSv/hだとすると
100回÷40回×1μSv/h=2.50μSv/h となります。
◎検証は以上ですが上記で述べたことは(私の解釈が正しければですが)確率的
にはとにかく100カウント分のデータを取って平均化すれば、ばらつきが±10%
に収まるということです。
実際には環境が変化しないうちに連続して測った方がよいでしょう。
以下、38cpmか40cpmかで計算値が異なりますが、感度を低く見積もる分に
は構わないので38cpm、2.63で話を進めます。
・例えば1分間隔でデータを取った場合、ばらつきが±10%以内でよければ
・1、1.2、0.5とデータが取れたら積算値が2.7と2.63を超えたので平均化
する。 2.7/3=0.90μSv/h。
・最長は当然0.05μSv/hの環境で、2.63/0.05=52.6分→【53分】のデータを
取って53で割って平均化する必要があるいうことです。
・なお【初代エアカウンター】の感度が28cpm/μSv/hだとすれば3.57μSv/hぶん
のデータを積算して平均化すればよいことになります。
最長の0.05μSv/hの環境では、3.57/0.05=71.4分ぶんのデータ。
5分測定なので71.4分/5分=14.28回→【15回】測定して平均化する。
・実際には低線量下では±10%でも結構時間がかかるので、もしばらつきが±20%
(80〜120%,1.5倍)でよければ
1/POWER(25,0.5)*100=20.0% なので25カウントすればよくなります。
エアカウンターS 38cpm/μSv/hなら 25/38*1=0.66μSv/hぶん
エアカウンター 28cpm/μSv/hなら 25/28*1=0.90μSv/hぶん
0.05μSv/hの環境では
エアカウンターSなら 0.66/0.05=13.2分→14分ぶん
エアカウンターなら 0.90/0.05=18.0分→4回
となります。
以下の表は目安です。下記の時間(分)以上測らなくてはならないと考えて下さ
い。
小数点以下は参考のためにだしてあるので使う場合は切り上げて下さい。
・ばらつきを±20%(1.5倍)に収える場合
基本は積算値が下記の値を超えるまで測って平均を取るということです。
S:0.66μSv/h 初代:0.90μSv/h
空間線量
μSv/h S 初代 初代での回数
0.05 13.2 17.9 4
0.06 11 14.9 3
0.07 9.4 12.8 3
0.08 8.3 11.2 3
0.09 7.4 10 2
0.1 6.6 9 2
0.11 6 8.2 2
0.12 5.5 7.5 2
0.13 5.1 6.9 2
0.14 4.7 6.4 2
0.15 4.4 6 2
0.16 4.2 5.6 2
0.17 3.9 5.3 2
0.18 3.7 5 1
0.19 3.5 4.7 1
0.2 3.3 4.5 1
0.21 3.2 4.3 1
0.22 3 4.1 1
0.23 2.9 3.9 1
0.24 2.8 3.8 1
0.25 2.7 3.6 1
0.26 2.6 3.5 1
0.27 2.5 3.4 1
0.28 2.4 3.2 1
0.29 2.3 3.1 1
0.3 2.2 3 1
0.31 2.2 2.9 1
0.32 2.1 2.8 1
0.33 2 2.8 1
0.34 2 2.7 1
0.35 1.9 2.6 1
0.36 1.9 2.5 1
0.37 1.8 2.5 1
0.38 1.8 2.4 1
0.39 1.7 2.3 1
0.4 1.7 2.3 1
・ばらつきを±15%(1.35倍)に収める場合
基本は積算値が下記の値を超えるまで測って平均を取るということです。
S:1.19μSv/h 初代:1.61μSv/h
空間線量
μSv/h S 初代 初代での回数
0.05 23.7 32.2 7
0.06 19.8 26.8 6
0.07 17 23 5
0.08 14.9 20.1 5
0.09 13.2 17.9 4
0.1 11.9 16.1 4
0.11 10.8 14.7 3
0.12 9.9 13.4 3
0.13 9.2 12.4 3
0.14 8.5 11.5 3
0.15 7.9 10.8 3
0.16 7.5 10.1 3
0.17 7 9.5 2
0.18 6.6 9 2
0.19 6.3 8.5 2
0.2 6 8.1 2
書込番号:14260578
1点
少々説明不足でしたので補足します。
単純に「決まった時間を測る」では線量によってばらつきが変わります。
線量が低い時にばらつきが大きくなります。
線量が高い時はあまり時間をかけなくても正確に測れます。
線量計によってはこのばらつき(誤差、%)をリアルタイムで表示する
ものがあります。
時間をかければカウント数が多くなり誤差が少なくなっていきます。
これで十分だと思われる誤差に達したらたらその線量を記録する、とい
うように使います。
このようにばらつき(誤差)が少ないように測定する本質は、時間ではな
くカウント数(=積算線量)です。
このため、前もって目標のカウント数=積算線量を決めておき、その値に
達するまで時間から平均線量を求めれば、ばらつき=誤差は一定になる、
というのが今回の考え方です。
実際にはピッタリにはならないので、目標の積算線量以上になるまで測定
して平均化すれば、目標のばらつき(例えば±20%)以下になるということ
です。
書込番号:14261159
1点
検出感度の低い測定器で精度良く測定しようとすると計測時間が長くなり測定中の測定者の被曝量は多くなると推測できます。
書込番号:14285984
1点
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