WristableGPS SF-710S

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スマートウォッチ・ウェアラブル端末 > EPSON > WristableGPS SF-710S
使い始めてから半年以上経って、データの数もそこそこ溜まってきたので、ちょっと真面目に統計的に精度の検証をやってみました。
いつも走っている周回コース3周(10.4q)の59回分(H25.12月〜H26.7月)のGPS距離計測データを使いました。コースは比較的上空の見晴らしのよい住宅街です。
(GPSの精度は使用環境に大きく左右されるので、高層ビルや樹木等で上空を遮られる場合は、さらに精度が悪くなると考えられます。)
[グラフ]
計測データの度数分布図。横軸は平均値(10439m)を基準にした%偏差。
度数分布状況からばらつきもそこそこ得られているので、データ数は概ね十分と思う。
[データの統計値]
平均値 10439m ( 0.0000%)
標準偏差 52.534m ( 0.5033%)
最小値 10313m (-1.2066%)
最大値 10554m (+1.1020%)
最頻値 10455m (+0.1536%)
データ数 59回
[考察]
@精度
標準偏差σの値から95%信頼区間(±2σ)で誤差±1%程度。
10qで誤差は約±100mと言える。
A正確度
キョリ測で出した距離データ(10474m,+0.3353%)が真値に近いと仮定する。あくまで推測。
正確度は分布ピークである最頻値と真値の偏差で約−0.2%。
10qで20m程度短く計測される頻度が最も多いと言える。
B誤差範囲
分布形状は左右非対称で、平均値はピークからさらに左側(マイナス側)にある。
平均値と真値との偏差は0.3%強あり、誤差範囲は−1.3%〜+0.7%程度と左に偏る。
実距離10qに対して誤差範囲(95%信頼区間)は−130m〜+70mと言える。
C誤差の偏りについて
通常GPSでの距離計測では、測位の誤差とばらつきによってルートは実際よりもジグザグになるため、
単純に計算すると常に実際の距離よりも長く計測される。このため、ルートのスムーズ化等メーカー各社は
各種の補正計算によって精度向上が図っている。しかし、実距離よりも僅かに短く計測するのは簡単ではない。
ランニングの距離計測の場合、実際の距離よりも長く距離計測すると問題になることが多い。
例えば、距離を長く計測すると計測速度は実速度より速く計測してしまい、惑わされることになる。
このために意図して実距離より短い側にばらつくよう補正方法が工夫されていると思われる。
[結論]
精度及び正確度共に期待通りの高精度であり、さすがのMade in Japanだと実感した。
書込番号:17791936
2点
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