PRIME N100I-D D4-CSM
- 省電力プロセッサーN100を搭載したMini-ITXマザーボード。静音性にすぐれたファンレス設計を採用。
- PCIe 3.0x1スロット、16Gbps M.2、背面USB 3.2 Gen 2、前面USB 3.2 Gen 1、1Gbイーサネットを備えている。
- 強化されたデータ保護を実現するリアルタイムIT監視および管理ソフトウェア「ASUS Control Center Express」に対応。
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マザーボード > ASUS > PRIME N100I-D D4-CSM
ASUS C60M1-Iマザーからの更新(サーバー運用)で、ASRock N100DC-ITXとASUS N100I-D D4を比較してASUSが最適と考えて購入を決めたのですが、日本では永遠に発売されないと思い込み先走って独アマで個人輸入して購入してます。
私と同じようにN100DC-ITXとN100I-D D4のどちらがよいか考えている方もいるかもしれませんので、記録として残しておきたいと思います。
N100I-D D4の主な仕様【括弧内はN100DC-ITXの仕様】
・電源は原則ATXにて供給【ACアダプタ供給】
・Display Port/HDMI/VGA出力装備【HDMI/VGAのみ】
・メモリがSO-DIMMかつ仕様上最大16GB【標準DIMMかつ最大32GB】
・USB3.2 Gen2(10GBps)×2装備【最速はUSB3.2 Gen1[5GBps]】
・M.2(Key-E)はCNVi対応かつPCIe×1レーン信号あり【CNVi専用】
・SATA(6Gb/s)は1つのみ【SATA×2】
・PCI Expressは×1で、それ以外は物理上させない【信号はPCIe×2、スロット×4で切れ目あり】
・企業向CSMモデルであり、(名目上では)安定長期供給保証かつ管理ツールが添付【特になし】
N100DC-ITXはACアダプタ対応かつPCIEにビデオカードを挿せるので、どちらかというと大画面液晶テレビに接続するAVサブPC用途に適していると思います。
対してN100I D4はDP出力があったり、安定性からintelの仕様に準拠した最大メモリ16GB、CSMモデル対応などどちらかというとオフィス向け軽作業が中心の作業用メインPC用途やサーバ運用に適していると思います。
また、USBが10Gb/s対応のGen2が2ポートあるのも利点だと思います。
仕様としてどちらも残念なのが、ミニPCでは標準的なディスプレイに接続できるCPU直結のUSB-C端子が未搭載なことだと思います。
サーバ運用としてネックになるのがSATAが1つのみという点ですが、PCIeではなくM.2をうまく利用すると運用の幅が広がります。特にN100DC-ITXと違いM.2 Key-EにPCIe信号が載っているため、こちらを使い回せると利用範囲が広がると思います。
(M.2 Key-Mを利用)例:SILVERSTONE SST-ECS07[SATA×5]
(M.2 Key-Eを利用)例:MZHOU M.2(A+E Key) to 2 Ports SATA3.0
当方はアマでMZHOUのM.2 Key-E→SATA×2変換ボードを購入し利用しています。ただ、日本で公式販売されてない製品であることには留意すべきです。
N100I-D D4であれば10Gbps対応のUSB3.2 Gen2が2つあるので、こちらも利用すればストレージに対しては不安がないと思います。
最大の難点はいうまでもなく価格といえるでしょう。
N100I-D D4の主要供給先である欧州圏では100ユーロ前後であり、現時点で8000円程度の上乗せとなり高額な値付けとなっています。25000円程度をN100につぎ込むくらいなら、格安のH610 MicroATXマザーに300Tを搭載したほうがコストパフォーマンスがよいと思います。
当方では超低消費電力運用ができていたASUS C60M1-Iの代替として考えたため、選択肢がなくWin11化を見据えて購入に至りました。AMD C60との体感差は圧倒的でしたので、購入してよかったと思います。
ただ、別に組んだほぼ同価格帯となるH610+intel Processor 300Tの方が軽い感じがするので、コストパフォーマンスは悪いと感じます。
自分が利用する環境にてN100が最大の利点を発揮する場面があるのか?きっちり見極める必要があると思います。
また、N100DC-ITXとN100I-D D4どちらがよいかというと、性格が違うのでどちらが上と判断できないと感じます。用途に合わせて選択すべきだと思いますが、N100DC-ITXはPCI Express×2(スロット×4対応かつ上位カードが挿せる)、N100I-D D4はM.2 Key-EがPCIe対応であるという点が選択の鍵だと思います。
なお、N100I-D D4で組む際に意外と障害となるのは電源と言えるかもしれません。
正直150W、USBをアホみたいに使うにしても最大で200Wでも十分すぎるのですが、現在日本では低出力の電源が壊滅状態です。電源更新予定でしたが、当方ではあまり利用しなかった古いFlexATX200Wを掘り返して使い回す羽目に陥りました。
なんというか…お勧め電源は「最適容量は必要容量の2倍」なんて言いだして高容量の電源をそろえる現状は私にとっては理解不能です。なんとかして低容量の電源を入手しなければ…できるのか?このままでは爆撃機並の轟音なFlexATX電源買う羽目になる…それだけは嫌や…
長文になりましたが、ASUS N100I-D D4の購入見極めの際に参考になれば幸いです。
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