PENTAX 17 [ダークシルバー]ペンタックス
最安価格(税込):¥69,381
(前週比:+544円↑
)
発売日:2024年 7月12日
フィルムカメラ > ペンタックス > PENTAX 17 [ダークシルバー]
先日、本機を試用する機会があり一日使ってみました。ハーフカメラは昔父が使っていましたが、私は使うのははじめてです(むしろ「パノラマ」の世代)。
はじめの感想としては、「スペックを見る以上に使ってみると良く出来ているな」という事であります。言葉でお伝えすることは難しいのですが、少し語らせてください。
【良かった点】
この機種の面白いところはゾーンフォーカス機でありながら電子制御されているところでしょう。これには批判的な意見がSNSを中心に見られましたが、とんでもない、これが良いのです。
本機には「フルオート」モードと「標準」モードがあります。フルオートではレンズはパンフォーカスとなり、簡単カメラと同じに使う事が出来る。これが思いのほか便利なのであります。
目測機では逐一距離を意識せねばならぬ事が速写の妨げとなるきらいがありました。それを、明示的にパンフォーカスとすることで避けることに成功しているからです。これは使ってみらねば分らぬ良さでありました。
標準モードでは目測となり、接写は驚きの25aまで寄れる。これは便利ですね。普通のコンパクト機はマクロ持ちでもせいぜい50aくらいか、ズーム機で望遠端を使って大きく写せるくらい。単焦点でここまで寄れるのは便利と言えます。
写りも良いですね。流石のトリプレット×HDコートでハイコントラストの写り。抑もコンパクトカメラに求められるのは高々2L判位までのプリントでありますから、一定程度明るく出来るトリプレットで充分なわけです。アラを探す必要もありますまい。
【悪かった点】
その一方で問題点も少なくないと思いました。
先ずそのシャッターフィールの悪さ。ボタンを押して二呼吸くらい置いてから「ぶちっ」と切れる様な歯切れの悪さ。往年のエスピオの方がキレがありました。露出計やフラッシュマチックに関しても高精度とは言えず、露出補正機能があるから許せると言うくらい。
そして決定的な難点が、ハーフカメラという事であります。
先ず画角が、縦位置で25_(実効換算35〜38_程度)というのは現代では「ポートレートに短し、集合写真に長し」といった具合であまりにも使いにくい。同じ縦位置でもスマホは換算24_くらいの広角だから使えるのであって、準広角で縦位置縛りというのは使いにくさ極まりない。
だって、縦で撮っても上は空、下は地面が写るばかりでプリントを見返しても「これ全部横位置でよかったのでは?」と感じるのですから。空と地面では光量差が大きい為プリントが潰れてしまうことになるのも欠点。
極めつけに、縦写真の収りの良い写真ファイル(アルバム)も少ない。特に縦横混在なんてしてしまうと見るに堪えないアルバムになります。だからといって全数縦持ちするには、縦持ちがしやすいようにも出来ていませんよね。
更に、今日のDPEとハーフカメラの相性の悪さがあります。プリント店によって、「ハーフ判は料金二倍」「ハーフは受付けていない」という所も少なくなく、倍撮れる金銭的メリットは少なく、35_フイルムを使う汎用性も殺してしまう。
仕方なく2コ1でプリントすると周辺がマスクに覆われプリント範囲が狭められるという都合上、左右が見切れてプリントされますから中心が左右に寄ったプリントとなる※。ペンタックスの売出し文句としては「2コ1プリントも面白いヨ」という事でありますが、中心がズレるのは写真表現としてあり得ないと思います。
ペンタックス開発陣は本当に実用して、プリントしたの?と疑問を投げかけたくなります。ちょっと試写してネガをスキャンしてお終いなんじゃないかな。良いプリントが得られないのなら、フイルムカメラの魅力はありません。
又、セルフショットに向かないのも致命的な欠点。まさかのセルフタイマーなし。切角寄れるのに画角が狭いから二人で自撮りをしようにも見切れてしまう。自撮りに関しては31_という絶妙な広角を選んだ写ルンです(+ツーショットアタッチメント)の大勝利ではないかと思います。
【総評】
結論として、レンズやシャッターユニットの制約からハーフサイズになった背景はあるかも知れませんが、あまりにハーフカメラである欠点が大きいように感じました。これがもし、普通の35_判カメラだったら使いよかっただろうにとも思ってしまいます。
個人的にはペンタックスのフイルムカメラプロジェクトは強く支持しています。将来的にフイルム式一眼レフの構想もあるということですが、17が売れないことにはそれもまた夢。お布施の意味で17は買うつもりではいるのですが、納得出来ないまま買うのも…という気分であります。購入したとして、次の旅行に持って行くのが写ルンですではなく17になり得る?
みなさん、ハーフカメラについてどう思われますか?
書込番号:26350308
2点
ハーフカメラの欠点が「ハーフカメラであること」とはw
書込番号:26350317
2点
>SMBTさん
すみません、言い方が悪かったですね。
・現像料金が二倍になる店がある
・プリントの出来ない店がある
・縦位置となる
ということを総じてこう述べました。
書込番号:26350325
4点
>・現像料金が二倍になる店がある
>・プリントの出来ない店がある
>・縦位置となる
これらは、カメラの問題で無く、現像サービス側の問題ですね。
ハーフ版(35mmの)は「忘れ去られた規格」なので、料金2倍とか、プリント受け付けないとか、色々と面倒な所ですね。
リコー社は「リコー・オートハーフ」で世界に名を轟かせたので、ハーフ版は自然な流れですかね。
方やペンタックスは、一眼レフカメラが本業だった・・・。(笑)
縦位置については、慣れの問題かと・・・・・。
私が実機を見た感じでは(まだ、使用したことは無い。)、よく出来てるカメラだと思います。
現代人は、どうしてもデジタルカメラ基準で考えますが、そもそものフィルムカメラという物はこんな感じです。
言ってみれば「昭和のカメラ」ですかね。
プリントに関しては「自家スキャン」をお勧めします。
出来るだけ金銭的負担を減らすために・・・・。
なんなら、自家現像まで・・・・。(笑)
書込番号:26352583
1点
>夏蝉さん
ありがとうございます。
言われてみれば仰るとおり、サービス側の問題ですね。でも、サービスの整っていない仕様のカメラを出してしまったのがどうにも悔まれる気がします。リコーの伝統と言われれば…それまででありますが…。
かつて使っていたチノン35_単焦点やペンタックスエスピオ(ズーム機)と比べて、一段も二段も使い勝手が劣ると感じてしまいました。ズームなしは仕方ないにせよ、どうしても横に長い被写体の方が多く、縦位置だと収りが悪くて…。
確かに良く出来ていると感じた点もあります。だからこそ、ハーフじゃなかったら良かったのに、と思ってしまいました。
しかしあまりみなさん、ハーフという点にご不満はなさそうですね。逆にデジタル併用なら困らないのかも知れませんが、私はデジタル機は持っていないもので…。
自家スキャンも考えてみたのでありますが、インクジェットプリントは階調や滲みの点で好みでなく、どうしてもプリント店の銀塩プリントにこだわりたいところがあります。確かに高額ではありますが、不満のあるプリントをするくらいならお金を掛けようかなと。
自家現像まで…でしょう(笑)リバーサルはやっているんですが、焼付けとなるとあまりに労力がかかるものですから二の足を踏んでいるというか、多分続けられないと思います(苦笑)。
書込番号:26354819
1点
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