『Ａｄｏｂｅ ＲＧＢの効果について』のクチコミ掲示板

[習わぬ経読み]

ＰＸ−Ｇ5100にして半年以上になります。
風景写真を中心に4つ切程度までの印刷に使っています。
用紙はグロス系、絹目が中心です。
なかなか使いこなしの難しいところがありますが、「こだわり印刷」でやっとコントロールできるようになりました。
そこで質問です。
色彩の正確さと緑の再現の豊かさの目的で、Adobe GRBを使うことに意味があるのでしょうか？

カメラＫ10ＤをAdobe GRBでセットし、Photoshop Lightroom、との組み合わせを前提とした場合です。

緑は、フジのポジフィルム的な緑も意識しています。

モニターの問題もありますがこの際一応無視します。
どなたかよろしくお願いします。

書込番号：6329255

[phantomcat]

用紙の種類（型番）が不明ですが、対応するICCプロファイルはあるのかな？

入力から出力までAdobe RGBで統一すれば、Adobe RGBの色域により緑が伸びるはず・・・
フジのポジフィルム的な緑がピンとこないので、これに関してはノーコメントとします（各人の感性の問題もあるし）


それと、モニターは無視しない方が良いです。
Adobe RGB対応モニターじゃないと色がくすんで見えますよ。

書込番号：6329398

[習わぬ経読み]

phantomcatさん早速のレスありがとうございました。

＞＞用紙の種類（型番）が不明ですが、対応するICCプロファイルはあるのかな？＞＞

この分野素人でわかっていないのですが、
用紙は、主にエプソンクリスピア、フジの画彩写真仕上げPROなどです。
両者に限っての話として、ＩＣＣプロファイルをダウンロードしないとＧ5100は対応していないということなのでしょうか？

これはエプソンに聞くべきこと家も知れませんでしたが、ＩＣＣプロファイルのを意識したことがなかったので。


＞＞入力から出力までAdobe RGBで統一すれば、Adobe RGBの色域により緑が伸びるはず・・・＞＞

について、入力はカメラが対応、途中のソフト等は、Literoom, Epson File マネージャー、出力はプリンターはＧ5100とした場合用紙ＩＣＣの確認を行えば統一されるということでしょうか？

モニターは三菱TFT RDT201L(Digital)で、モニタープロファイルはrdt201lとなっていますが、安いものですからAdobe RGB対応ではないでしょう。

こう書いてみると、どうも基礎的な知識の不足が問題なようなので勉強したいと思います。どのような分野の本を見るべきなのでしょうか？本屋さんでパソコン関係の図書を探すのでしょうね。

書込番号：6330183

[IT719]

習わぬ経読みさん こんにちは。

エプソンの用紙に対応するICCプロファイルは、
プリンタドライバをインストールした時にシステムの中に
インストールされていますよ。

書込番号：6331633

[習わぬ経読み]

IT719さんありがとうございます。

まだ勉強中ですが、モニターを除けば今のラインでＯＫのようです。
モニターはだいぶハードル（値段）が高そうで・・・。

書込番号：6333369

[phantomcat]

用紙に対応したICCプロファイルを使う事で色が正確になる。

さて、何に対して正確なのか？
出力直前の表示に対してです。
つまり、モニターの色に近づける事が出来る。
最初の入力（K10D）〜中間の処理（PC＋モニター）〜最後の出力（PX-G5100）を全てAdobe RGB対応にすることで、ユーザーによる色の管理が楽になる。
習わぬ経読みさんの場合、PC作業中の色だけが違ってしまう状態ですな。
レタッチせずにプリント出力した時のみ、デジカメの捉えた画を再現します。

こんな感じ↓になるのが理想ではあります。
http://www.eizo.co.jp/products/ce/management/cms/index.html
それなりに資金が必要になりますけど(^^;
上記の「よくわかるカラーマネージメント」を読むだけでも、大体の事は理解して貰えると思います。

Photoshop関連の書籍に詳しく書いてある事が多い。
また、１眼デジカメの本にもカラーマネージメントの記述はある。

絶対に必要な事ではないけど、拘って取り組むと新しい世界が見えてくるでしょう。

書込番号：6334957

[習わぬ経読み]

phantomcatさんありがとうございました。

確かに正確とは何に対してかを考えるとモニターが重要なファクターであることもよくわかります。

ヨドバシで聞いたところ、ColorVisionのキャリブレーションツールを紹介されました。

アマチュアとしては、だんだん深みにはまって行きつつあります。

書込番号：6336059

[phantomcat]

ヨドバシの店員は何考えてんだ？
（答え：商品を売る以外は特に考えてないんだろう）


現状でモニタキャリブレーションをしても、Adobe RGBで広がっている色域を表示できんぞ！
今あるモニターの潜在能力を引き出すことしかできない。
（メリットは「白」がかなり正確になるくらい）
ちなみに、Adobe RGB対応モニターは大抵キャリブレーションツールが付属している。
値段で差はあるけど・・・。

一般人に手が届くAdobe RGB対応モニターは、今のところはサムスンのSyncMaster XL20くらい。
それと、HDDフォトビューワとして、エプソンのP-5000が挙げられる。
他が高過ぎるのだが、SyncMaster XL20のコストパフォーマンスは良い。
ナナオより画質が落ちるが、それは比較をした場合。
単品で見るとXL20はかなり綺麗。
P-5000も綺麗だし、K10DのRAW再生に対応しているけど・・・やっぱりフォトビューワ。

ユーザーの意図する画作り（今回は「フジのポジフィルム的な緑」の再現）をスムーズに行うには、カラーマネージメントをした方が（結果的に）時間や労力（お金）の節約になる。
ついでに、満足感も相当な物になる。

それなりの予算や勉強をしなくてはならないが、心地良い深みにハマって行くのも悪くない・・・のかな。

書込番号：6336203

[習わぬ経読み]

phantomcatさん、
＞＞一般人に手が届くAdobe RGB対応モニターは、今のところはサムスンのSyncMaster XL20くらい。

そうですよね。だんだんわかって来ました（笑）。

書込番号：6336270

[Cybersnake]

習わぬ経読みさん

風景写真が中心と言うことですが、海を撮らないのでしたらAdobe RGBのメリットを享受することは殆ど無いと思ったほうがいいですよ。

木々の緑はsRGBの色域から外れることはまず無いでしょう。Adobe RGBの緑はどちらかと言うとどぎつい緑でペイントやプラスチックなどでは見かける色です。

Adobe RGBで撮影してインクジェットプリンターでプリントするとき一番ありがたいのは海のエメラルドグリーン、彩度の高い黄色、オレンジの花などでしょうか。プリンターもAdobe RGBをサポートと言いながら、sRGBのR,G,Bはまともに表現できませんので、特に緑に期待するとがっかりします。

Adobe RGBで撮影してAdobe RGBのモニターで観賞する場合はそのまま正しい色で楽しめます。

書込番号：6348668

[習わぬ経読み]

Cybersnakeさん、丁寧なコメントありがとうございました。
出張していてレス遅くなりました。

Adobe RGBの効果と限界が実感としてわかるように思います。
モニターは高いので買えません。
しばらく感と試し刷りによる努力の世界で
よい色を出したいと思っています。

書込番号：6354106

[phantomcat]

どこで満足するかは、その人次第なトコロではある。
（色に対するセンスや身体的能力が関わるし）

sRGBとCMYKはかなりズレている。
何故AdobeRGBが持てはやされるのか？
ちゃんと理由があります。

機器が揃っているのだから・・・
AdobeRGBで撮影→PCでは現像のみ→AdobeRGBで印刷。
sRGBで撮影→PCでは現像のみ→sRGBで印刷。
AdobeRGB（sRGB）で撮影→PCで現像・レタッチ→プリンタドライバで色補正して印刷等々。
色々と試してみては？
自身で体験してみるのが一番だね。
というか、体験しないと他人の言っている意味も理解し難いと思う。

書込番号：6354187