


3結化とKT120への交換で大幅に高音質化した本機ですが、メインで使用しているA-200Pと比べると音の滑らかさとパワー感は負けていました。
「やはり歪みの少なさではプッシュプルには敵わないか・・・」と思いつつもカップリングコンデンサを交換してみることにしました。
CAVの年配の技術者(部長?)が「すごくいいコンデンサがありますよ!」と言っていたので思い切ってアリゾナキャパシタの600VDC,0.22uFのオイルコンデンサを投入してみることに・・・。
真空管アンプ全盛時代の最高峰コンデンサの復刻リファイン版ということで1本4000円もします。
このコンデンサは丈が長いので本機にはコンデンサのボディ両端に絶縁テープを巻いて、足を凸の字型に折り曲げて結束バンドで固定してから半田付けしました。
こだわる人はエポキシ樹脂で固めてしまうのも手かも。
肝心の音はというと、取り付け後30分は音も詰まっていて不安でしたが数時間後には伸び始め、24時間使用した頃には9割がた性能を発揮しはじめた感じでいい音になってきました。
低音が強力でパワー感が増し、歪み感も無くなってA-200Pに引けをとらないほどに!
うたい文句通り自然な音で癖は無いが、ややまろやか。深みのある音です。
本機は元々ムンドルフのM-CAPというなかなか良いコンデンサを使用していたのですが、流石に音質の違いは明らかでした。
A-200PのほうもJansenの純銀足、アルミボディ、紙&オイルのコンデンサと交換しましたが。そちらも低音から高音まで強化されますが、一言でいって現代的な音で高音が交換後いきなり綺麗でリアルな音で出てきます。低音は20時間くらいは慣らしが必要です。いかにも高性能といった音です。
JansenとArizonaのどちらが良いかは甲乙つけがたく、好みとアンプとの相性で決めるしかないでしょう。低音と歪み感が弱点のシングルアンプにはArizonaが良いかも。現代的な音ならJansenか。
カップリングコンデンサはプリ管とパワー管を繋ぐ部品なので、プリ間の性能を発揮させつつ味付けする効果があるようで、品質によって大きな差が出るようです。
書込番号:13879991
9点


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