CanoScan 9000F Mark II CS9000FMK2
9600dpiのフィルムスキャンに対応したフラットベッドスキャナーのフラッグシップモデル
CanoScan 9000F Mark II CS9000FMK2CANON
最安価格(税込):¥49,800
(前週比:±0
)
発売日:2013年 3月14日
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9000F Mark 2の解像度テスト実験を行いましたので、報告します。
サンプルは20μmΦのステンレス線を用いて100μmピッチで編んだメッシュ(コーヒーフィルタなどに使うもの)をスライドホルダに挟んで使用しました。拡大すればピクセルが見えますので寸法はこれからも見積もれます。ちなみにピクセルサイズは2400bpi、4800bpi、9600bpiに対しそれぞれ、10.58μm、5.29μm、2.65μmとなります。以下は私の推論です。写真は手を加えておりませんので、みなさんも拡大して自分なりの結論を出してください。
写真での20μmの線の太さは黒さがピークの半分にところまでの幅に含まれるピクセル数(半値全幅といいます)から見積りました。これによると、2400bpi、4800bpi、9600bpiに対しそれぞれ〜30μm、〜26μm、〜26μmとなります。実際の太さが20μmですから測定系による広がりを√(26*26−20*20)といったようなかんがえで見積りますと、〜22μm、〜16μm、〜16μm です。写真で斜めに走っている線が見えますがこれは多分傷ですがこちらのほうが細くこの太さは、ピクセル数が少ないので大雑把ですが、>20μm、〜16μm、〜16μmとなり先ほどの測定系の広がりとほぼ同じになります。これから、9000F Mark2の限界解像幅は16μm、つまり62.5本/mm、1587本/インチと見積もれます(予想よりいい値です)。これは回折効果によるものでレンズの口径やレンズとフィルムまでの距離、それに波長できまり、受光側のCCD密度などには無関係です。この解像度を十分に生かすには1587の2倍程度約3200dpiが必要です。2400dpiは少し足らず4800dpiで十分ということです。2400dpi、4800dpi、9600dpiの違いは写真では縦線と横線と斜め傷の間の隙間(通信で言うアイパターン)の開き具合でよく分かります。光学系の変更で解像度を上げることは簡単ですが、解像距離を縮めれば被写界深度はその自乗で縮まりますので、フラットヘッドスキャナーとして使うのは難しくなります。解像が甘いと言われる9000F Mark2(その通りですが)が苦渋の決断でこのような設計になったものと推測します。9000F Mark2の許容被写界距離は1mm程度ですが、ホルダのフィルム面よりガラス面に近いほうがシャキとします。ISO 14473規格の解像度はスキャナーの解像度を表すものではありませんので、誤解を招くカタログでの表現は改めてもらわないといけません。
書込番号:20042699
5点
価格.comに画像アップすると再圧縮がかかるので高精細/高解像度の画像には向かない。
別サイトにオリジナルを置いてリンクさせた方がいい。
書込番号:20043125
1点
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