『１０倍ズームは魅力だが』のクチコミ掲示板

[pueblo]

TZ1 撮影時焦点距離とショット数

自分はTZ1の１０倍ズーム、うまく使いこなせているのでしょうか。ズーム倍率を上げたとき、カメラ背面液晶で被写体をとらえつづけながらのフレーミング、これを「楽しむ」までにはどうも至っていないようです。液晶ファインダーでの望遠撮影は、移動の多いツアー、運動量の多いトレッキング、そんなとき、ついついおっくうになり、たまたま望遠がかなうカメラ持ち合わせのときはそれに代えたり、TZ1一台きりのときはズーム比を抑える、あるいはあきらめるなど、小生、どうもこのような撮影スタイルであったようです。

そこで、はたして高倍率ズーム域でのショット数はどれくらいなのか？この一年間にTZ1で撮った全4,421ショットについて撮影時の焦点距離を調べてみました。

Exifデータは、Sufirico Digital Works社フリーソフト『PhotoStagePro』のお世話になり、焦点距離区分は、起動時広角端5mm（換算値35mm、5.2は四捨五入）、6-10、11-15…と、望遠端52mm（換算値350mm、デジタルズーム域をふくむ）まで、11段階です。

さて、起動時広角端とわずかにズーム倍率をあげた域でのショット数が断然多いのはメインの「生活記録」カメラでもあるからだと言えましょう。他方、高倍率ズーム域ではショット数は想像していたほどには伸びていません。他のカメラに、あるいは広角域に逃げたためでしょうか。望遠域ショットがTZ1に戻ってくれば１０倍ズームがもっと生きてくるはずなのですが。ズーム比を変えながら被写体を外さずに意図通りのフレーミング、いかにこの操作を意欲的に、かつ楽しみながら出来るようになるか、これが課題です。

やはり、行き着くところは「一脚」使用なのでしょうか？でも、このポケットサイズのカメラですからねぇ。

以上、TZ1愛用一ユーザーの今の課題です。

書込番号：10114983

[ガラスの目]

なかなか興味深いデータです。
人間心理から見える物は、なるべく多く写しておきたいので広角撮影が多いのでしょうか？
広角28mm単焦点カメラでほとんど済む感じですね。
望遠撮影は、DMC-FZ38,DSC-HX1なら一脚無しでも、高画質望遠写真が撮影できます。
ちょっと、かさばるのが難ですが…

書込番号：10115091

[じじかめ]

換算100ｍｍまでで、９割近く撮影されてますね？
これぐらいが普通かも？

書込番号：10115289

[pueblo]

いろいろ声をお聞かせいただき感謝いたします。

TZ1のほか、望遠域が撮影できるデジタルカメラには、パナソニックFZ50、ニコンD40ダブルズームキット、ペンタックスDIGIBINO 200 を所有しています。FZ50もD40もファインダーをのぞくと必ずと言っていいほどズームリングを回してはフレーミングを楽しむのですが、ついついTZ1にも同じようなことを望んでしまいます。背面液晶ファインダーとレバー式ズームですから過度の期待でしょうか。

ズーム比を上げたときカメラを揺らして被写体を見失うと、ズーム比をいったん落とし被写体をフレーム内に入れ直したうえ、もっとしっかりカメラを保持しながら先ほどのズーム比に戻るという操作をします。これがなんらかの方法で解決できれば最高です。もしそうなれば、ジーンズの胸ポケットにらくらく収まり、起動も速く、次々とシャッターが押せ、写りも良好というTZ1は、３５ｍｍから望遠域３５０ｍｍ（それぞれ換算値）までを一台でまかなえる、文字通り、申し分ない「旅カメラ」となるのですが。

書込番号：10122047

[pueblo]

いくつかの試作を経て、ＴＺ１軍艦部に貼り付けたところです。

１０倍ズーム用サイト（照準器）の作成

１０倍ズームＴＺ１の望遠域あるいは望遠端での撮影を楽しめるようにと、サイト（照準器 sight）を取り付けました。「5700からの撤退者」氏（2004/08/10 12:30　[3127344]）、「ひげたーさん」氏（2008/02/18 22:06　[7412620]）の書込みが参考になり、感謝いたします。

上記お二方は、小生の理解では、バードウォッチングでお使いのさい、おそらくサイト接眼部に瞳を近づけたカメラの構えをなさっておいでだろうと想像しています。他方、小生の場合、望遠撮影で想定しているのはツアーやトレッキングでの静止した被写体です。サイトを覗きはするのですが、カメラは頭からすこし離して持ちます。

カメラに添えた左手のどれかの指をいっぱい伸ばし額あるいは頬にくっつけ、これでカメラ（レンズ）の向きのコントロールがずっと安定します。サイト接眼部に目はつけていませんが、片目で素通しのサイトの窓に遠方の被写体を捕らえ、そのまま液晶モニターに視線を移します。目とモニターが近すぎて鮮明にとまではゆきませんが、フレームに収まっているか、どのように写っているかは見ることができます。（ＴＺ１は小さなレバーによるズーミングですから、ＦＺ５０やＤ４０の場合のように、リングによるこまかなズーミングは無理です。したがい、フレーミングは、いったん取ったズーム比をそのまま固定したまま、カメラを振ってのフレーミングとなります。）

カメラの向きのわずかの変化で液晶上の画像がおおきく揺れる望遠域、望遠端での遠景撮影をなかなか満足に習得できずにいましたが、このように、１）遠方の被写体とカメラと目とが一直線上にあり、かつ、カメラに添えた左手（指）を額、頬にくっつけているのでカメラの向きの安定がはかれ、２）画像を液晶で確かめるので、一応のフレーミングもでき、さらには、３）かざすように添えている手が晴天の屋外では液晶のシェードにもなるという撮影が期待できます。ジーンズの胸ポケットに収まるＴＺ１で、遠方にある被写体をグッと引き寄せる望遠域撮影を楽しむという「私的な」念願がこれでかないます。

書込番号：10177271