一眼レフカメラ(フィルム) > ニコン > F6 ボディ
私は、F5を使っています。そして、マニュアル露出でスポット測光による輝度差を使った露出決定を行っています。それで、スポット測光エリアは狭い方が良いのです。
F5は、EOS-1VHS、α9より、スポット測光エリアは狭く、私の露出決定に一番適していました。
さて、先日、F6をカメラ店で、触ってきたところ、50mmF1.4のレンズが装着されていましたが、とてもピントの山がつかみやすく、ファインダーがF5より好ましかったです。私はAF後、最終的にはMFでピントを合わせます。
しかし、スポット測光を行ったとき、F5に比べて、測光エリアが広く感じられました。仕様ではF5もF6も同じなのですけどね。どうしたことでしょうか?1回だけ試しただけで結論づけるのも、早計かもしれませんね。
書込番号:3445332
1点
2004/10/31 22:49(1年以上前)
カメラ大好き人間さん、こんにちは。
HP、拝見させて頂きました。
カメラ大好き人間さんの、写真への情熱が伝わるHPでした。
がしかし、その中でチョット気になったのが、撮影スタイルの項にあった「露出決定法」の内容です。
私ごときで、大変おこがましい書き込みかとは思いますが、もし貴殿がスポット測光によってマニュアル露出を設定されておられるのら、やはり、少々「古典」写真術の域ではありますが、ゾーン・システムによる算出のほうが露出の正解率が飛躍的に高くなると思いますが、いかがでしょうか?
「色によって補正をする」という考え方は素晴らしいのですが、それは「色」そのものではなく、「各色の持つ反射率(輝度)」の違いを、18%(グレー)からの誤差で・・・と言うと非常に難しくなりますが、つまりは、画面内の最高輝度(白トビさせたくない)の部分と最低輝度(黒つぶれさせたくない)間の丁度ド真中に露出の中心(撮影EV)をとって、その明暗の両端をラチチュード内に収めるという露出決定方法です。銀塩カメラマン、故アンセル・アダムス氏が、それまではいい加減な「勘」に頼っていた露出の計算式を、的確に数値化したものです。
彼は被写体全をラチチュード内に収める為に、銀塩フィルムを増減感する事でコントロールしていました。
その考え方は現代の画像処理ソフトの開発にも応用され、デジタル映像の場合はトーン・カーブの傾きを変えることでコントロール出来ます。
高級デジカメについている「ヒストグラム」で輝度域やダイナミック・レンジが確認できるようになっているのは、その為です。アンセル・アダムスはデジタル画像の生まれるよりもはるか昔から、その基本的な露出計算の概念を確立していたのですからスゴイですよね!
私も撮影では通常、単体のスポット・メーターを使い、この方法を用いて露出を決定しています。
測光範囲の「広い・狭い」は、使用するレンズの画角で換えられるので、もっと精密に測定したいのであれば、面倒でも望遠レンズに着け換える必要がありますね。
おこがましい書き込みで失礼いたしました。
気を悪くなされた様でしたら、申し訳ありません。
書込番号:3445753
0点
2004/10/31 23:16(1年以上前)
スイマセン!
自己レスで、訂正と補足です。
「彼は画面内の被写体全てをラチチュード内に収める・・・」が正解です。また、銀塩フィルムを増減感することでコントロールしたのは、フィルムのラチチュード幅です。増減感の現像処理を行うと粒状性やコントラストが変化する事はご存知かと思いますが、「コントラストが高くなる=明暗の差が広くなる=ダイナミックレンジを広げた」「コントラストが下がる=明暗の差が無くなる=ダイナミックレンジをつめた」という結果になるというワケです。近年のフィルムはこういった増減感処理による画質の変化を極力抑えてありますので、この理論を実行するのは現代ではそう容易ではありませんが、この考え方は画像処理ソフトのトーン・カーブという形で現代でも応用されています。
書込番号:3445928
0点
単純に、ファインダー像が大きく見えるからと思いますが、、すみません、、、そういうことではないですよね、、、
書込番号:3445939
0点
2004/10/31 23:45(1年以上前)
再々自己レスでスイマセン。
増減感によってフィルムのラチチュード幅そのものを広げたり狭めたりするのではなく、「フィルムのラチチュード内に収まる様にコントラストを調整する」という言い方が正解です。
これにより、眠い画面の明暗幅をラチチュード幅一杯まで広げてメリハリを付けたり、その逆に強い日差しの下でのピーカン写真などをラチチュード幅から出ない(白トビや黒つぶれ部分を無くす)ように明暗幅を詰めてラチチュード内に収める様にコントロールするのです。
デジタルの場合、トーンカーブの傾き角を調整する事で、これと同じ効果を得るわけです。
見苦しい乱雑な書き込みをして、すいませんでした。
書込番号:3446102
0点
>>maxam さん
話題がそれましたが、私の露出決定法も、グレーの18%反射率を基準にして、白黒では分かりにくいので、色でおおよそ、18%グレーとの差が、プラスマイナスいくらあるのかを決めています。でも、自分の目が白黒になって、輝度差を読んでいるような勘さえするときもあります。メインの被写体をラチュード内に入れるのは、一番大切なことです。私の場合は、このスポット測光を使って行わないと、露出が決定できません。中央部重点測光は、勘を働かせないと行けないようで、私には無理です。この方法で、自分なりの適正露出をほとんどのシーンで得られていると思います。
私の場合はこの露出決定方法で、デジ一眼レフからリバーサルフィルムの撮影へ違和感なく直ぐに移行できました。
カメラの露出計を使うのは、C-PLファインダーなどを装着するので、TTLでの測光が一番的確だと思うからです。単体露出計も考えて見ましたが、やはりカメラの露出計を頼るのが一番良いという考えに達しています。
私の行きつけのカメラ店では、F6もF5も50mmF1.4のレンズが装着されていて、違いが分かります。望遠を付ける必要はないと思います。人間の感覚の精度は意外と高いものだと思います。
>>ケン。ゆういちろう さん
おっしゃるとおり、F5とF6のファインダー視野率は100%で等しいのですが、倍率が、0.7倍と0.74倍で、F6の方が倍率が大きいのです。
スポット測光エリアは、F5もF6も直径4mmエリアなのです。
その直径が倍率と関係があり、スクリーン上の直径4mmなら、F6の方が狭いエリアになることになります。スクリーンでなくフィルム上の直径4mmのエリアなら、倍率が高い、F6の方が、エリアが広いということになります。
書込番号:3446241
0点
2004/11/01 10:22(1年以上前)
カメラ大好き人間さん、あらためまして、こんにちは。
C-PLファインダーとは、C-PLフィルター着用の意味でしょうか?
勉強不足でしたら、すいません。
もしPLフィルターの事でしたら、露出倍数計算は「固定」ですのでご注意を。
PLフィルターは高輝度域のみをカットするだけで、フィルターにより明るい光源の無くなった画面は暗くなった印象がありますが、あれこそが目の錯覚で、中〜低輝度域で暗くなる(ダイナミックレンジが圧縮される)倍数は一定です。製品によって違いはあると思いますが、おそらく1.5倍程度かと思います。
私もモノクロ写真の撮影において時々PLフィルターを使用していますが、以前は私も、明るくなったり暗くなったりするファインダーをのぞきながら、露出倍数は無段階に変動するものだとばかり勘違いしていました。
適正露出をイメージのまま100%得られる事は、誰にとっても永遠の課題ですね。(デジカメ派の人は、それほどシビアに考えない様ですが・・)お互い、いい写真取れるように頑張りましょう!
書込番号:3447177
0点
2004/11/01 12:57(1年以上前)
maxam さんの書き込みに勘違いされているところがあるかと思い出てまいりました。
PLフィルターの役目は偏光成分を除くことです。
露出倍数は以下の2つの条件で変わってきます。
1. 入射光に偏光成分がどのくらい含まれているか
2. どのくらいのカット能力がフィルターにあるか
2. は固定値ですが 1. は状況で変化する為、PLフィルターに固定的な露出倍数はありません。
違っていましたらフォロー下さい >ALL
書込番号:3447502
0点
露出をどう決定するか。私にはむずかしい課題です。表現方法によっては、わざと白く飛ばしてしまったり、逆に暗くしてみたり。きちんと撮ったつもりが、明るすぎてしまったり。で、焼きこんでもらったら、絵が出てきたり。撮影する時点でもそうですが、印画紙に焼き付ける時点でも変わってきてしまいます。で、結局、念のため段階露出をしています(皆さんもされていると思いますが、、、)。一応、露出計でもはかり、カメラでも確認し、その差を考えながら撮っています。でも、、私には永遠に、答えは出そうにもありません。難しいです。
書込番号:3447605
0点
カメラ大好き人間さん、スレッドの皆さん、こんにちは。
私は、F3/Tを20年くらい、F5を8年近く使ってきまして、1DMarkIIなどのデジ一眼レフも使っています。
確かに、私のF6でも、スポット測光のエリアがF5より広いように思います。
私のF5では、中央AFエリアの外の光は影響を受けませんが、F6はほんの僅かにAFエリアの外側にも感光する範囲が広がっています。感度をもつ範囲の面積が2倍近くある感じです。
余談ながら、個人的には、スポット測光についての理解はカメラ大好き人間さんの理解でよいと思います。スポット測光は、画面の全部をバランスよく写すための技術とは限らないと考えています。
スポット測光を使いこなすというのは、むしろ、例えば、リバーサルで空の青、葉っぱの緑、チューリップの赤などをマイナス2.5段からプラス2.5段くらいまで段階露出をしたものをサンプルしておいて、これを記憶しておき、メインのポイントをどのように表現するのかを考えることだと思っています。
大体、スポット測光派というのはスポット光の強烈な明暗差のあるシーンが好きだったりして、普通に撮るととんでしまうハイライトをぐっと抑えて、その代わり暗い部分はシャドウ部に埋もれさせて構わない、等と表現を考えるものではないでしょうか。
ですから、「空のあの部分はこういう色にしよう、地上のあの部分の木々はほとんどわずかなグラディエーションしか出ないことになるが、差し込んでいるスポット光が引き立つな。」とか考えてシャッターを切るのではないかと思います。
少なくとも、私はそうしてます。(^_^;)
例えば、大概の葉っぱは、プラス1になるように撮れば5月下旬頃の広葉樹の若葉の色になりますし、マイナス1.7になるようにとれば杉の葉の色のようになることを知っていて、各部分の露出をコントロールするということですね。
まあ、しかし、個々の撮影スタイルの問題ですから、一概には言えませんね。ただ、多分、カメラ大好き人間さんの考え方は多分私の考え方と近いのではないかと想像します。
あ、余談の方が長くなりました。(^^;)
書込番号:3448019
0点
2004/11/01 18:45(1年以上前)
うくすつぬさん、TAK-Hさん、レスありがとうございました。
うくすつぬさんの件、まだまだ私も勉強不足かもしれません。
私も、具体的な数値での資料と言うのを持っておらず、実際にそれがどの様に変化して影響するものか、出来れば調べてみたいと思います。
以前、「フィルター・ワークを習得する事は非常に難しく、しっかり理解して使用しないと、かえって逆効果になる」と聞いた事があります。
なにか良い資料をご存知でしたら、教えて頂けますか?
TAK-Hさんも、貴重なご意見をありがとうございます。確かに、画面の全てをラチチュード内に納める必要があるかと言うと、そんなことは無いですね。作画意図によっては完全な暗部などを画面上につくる事は私もしています。特にリバーサルは色によって半絞り、1絞りで発色がしっとりする点を狙うほうが重要ですからね。
どうも私のように、モノクロ・フィルムありきで考えてしまうと、とにかく、プリントのために必要な良好な画像(全てがラチチュード内に収まっている、階調の良好な)をフィルム上に記録しようとばかり考えてしまうのは、あまり良くないかもしれませんね。反省します。
大変参考になるレス、ありがとうございました。
書込番号:3448351
0点
>>TAK-H さん
やはり、F6はF5に比べてスポット測光エリアは広く感じますね。
スポット測光による露出決定について、フォローありがとうございました。
このスレッドが、スポット測光エリアの話から露出決定法の話になって来ちゃいましたね。
適正露出という言葉があります。誰しも適正露出で写真を撮りたいと願っていると思います。この適正露出というのがくせ者で、F5の説明書に、露出インジケーターのプラスマイナス0になるように、シャッタースピード(露光時間)と絞りを調節することが適正露出の状態になるのだと書かれています。大変な間違いだと思います。
私は、適正露出は、絶対的なものはなく、作品を作るに当たって、自分として思い通りの露出になったときのことをいうのだと理解しています。
スポット測光による輝度差を使った露出決定方法は、私の思う通りの露出を行うことができます。オートブラケットは今まで、一度も使ったことがありません。フィルムがもったいないです。デジ一眼レフでも使いません。
この露出決定方法は、学研のカメラ雑誌CAPAで、馬場信幸カメラマンの記事で知りました。もっと詳しく知りたい方は、CAPAの別冊「CAPAカメラシリーズ45:35ミリ一眼レフ露出と構図」をご覧下さい。別に本のピーアールをしているわけではありませんが、ご興味のある方は、この本でよく分かると思います。
私の所有するカメラに、ニコンFE2があります。スポット測光がなくて、中央部重点測光です。このカメラでトライしましたが、約半分は自分の思った適正露出で撮影できませんでした。中央部重点測光を使われる方が多いように思われます。それは、雑誌とかで、撮影データを見ると中央部重点測光が目立ちます。中央部重点測光での露出決定では、オートブラケットを推奨しているように思われます。安全の為でしょうね。また、よく雑誌のプロカメラマンの記事で、撮影会で、参加者から露出補正値をよく尋ねられると書いてあります。やはり、その参加者が何を狙っていてどのように撮りたいか分からないと、補正値は分からないようです。当然でしょうね。プロカメラマンもオートブラケットを使うようです。安全の為ですね。でも、中央部重点測光でオートブラケットを使わない大家もおられるようで、その人の作品を雑誌でよく見ますが、どうして、中央部重点測光で、完璧な露出補正ができるのかと思ってしまいます。その大家にいわせると、慣れだそうです。たくさん撮り慣れないと駄目みたいですね。
話が長くなりましたが、私のスポット測光での露出決定方法だと、こつをつかめば、簡単です。実は、CAPAの付録に18%グレーと、確か、プラスマイナス3EVまで、0.5EV毎に変化する白黒と、カラーの厚紙がついていて、それで、最初に練習しました。デジ一眼レフで実践し、リバーサルフィルムでも失敗はほとんどありませんでした。
F6より、F5の切れ味が良い、スポット測光で、これからも撮影に励みます。
書込番号:3448912
0点
2004/11/01 22:46(1年以上前)
カメラ大好き人間さん、またまた、こんにちは。
私が余計な話を引っ張り出したばっかりに、スレッドの筋を脱線させてしまって申し訳けありませんでした。
「適正露出」のお話、「露出補正」のお話、私も同感です。
基本的に中央部重点測光での数値は、ある程度の参考にしかなりませんね。「この露出計、壊れてる!」とかの確認程度!?でしょうか(笑)
CAPAの付録(グレースケールの様なものでしょうか?)に興味ありです。
やはり私も、基本的にはスポット派なので、測光範囲は狭いほどいいとは思うのですが、測定範囲がピンスポットみたいな狭さだと、それはそれで過剰に神経質になりそうですね。
測光範囲がF6はF5より広いと伺いましたが、実際の実用的な使い勝手いかがなものですか?
くだらないレスしてしまい、すいませんでした。
書込番号:3449354
0点
皆さん、こんにちは。
>maxamさん
なーるほど、ご発言の背景はモノクロ・ネガでしたか。納得です。(^_^)v
それならば、確かに、調子の良いネガを得ることは要(かなめ)になりますね。
私はハナからリバーサルの頭になってますね。面白いものですね。
リバーサルではネガのように広い輝度差をフィルムに収めることはできませんから、どこを生かしてどこを切り捨てるかという発想になりますね。
面白いものですね。
F6とF5のスポット測光の使いやすさについてですが、うーん、F5の方が使いやすい気が・・・・・(^^;)
長いこと慣れ親しんでいるせいもあるかもしれませんが、広角レンズの時は、「あの白をプラス2.3にもって行こう」と思っても、他の部分も測光エリアに入ってきたりして・・・
多分、F6のモニタをした人があまりスポット測光を使わないというか平均測光的な思考の人なのかも・・・・・
私などの(多分、カメラ大好き人間さんも?)スポット測光の思考は、測光エリアが出来る限り単一の明度・色彩であることを理想としますから・・・
F6も、EOS−1Vなど他社カメラよりはピンポイントのスポット測光ではありますが。
書込番号:3449437
0点
2004/11/02 05:46(1年以上前)
みなさん、おはようございます。
こういう議論は好いですね。楽しく拝見させて頂きました。F6貯蓄が終了したら僕も参加させていただきますので宜しくお願いいたします。
書込番号:3450492
0点
またまた、皆さん、こんにちは。まだ、仕事中ながらコーヒー飲んで一服してます。(*^_^*)
>ケン。ゆういちろう さん
露出の悩みをお書きになってますが、それは、「自分はこう撮りたい」というのが決まらない、ということとは違いますよね?(^_^;)
でしたら、あくまでポジ原板基準で考えられたら如何なんでしょう?
最終出力がダイレクトプリントだというハッキリした目的があるのならばそれに合わせる(光を良く回してコントラストを低くして写したい範囲をプラスマイナス1.5段の範囲内に収める、とか)のでしょうけど、そうでなければスキャナで取り込んで自家プリントも可能ですからね。
>老いたQ太郎 さん
F6、確かに決心の要る、結構な金額ではありますよね。
F6本体、MB−40、リチウム電池パック、充電器、データ・リーダーのMV−1、SB−800もと・・・・結構かかりました。
でも、F6単体だけでも取りあえずは十分楽しめそうです。
F6をご購入された際にも、使用レポートなどを期待致しております。
私は、Niftyの住人なもので、こちらにお邪魔することはあまりないのですが、また、立ち寄らせていただきます。m(_ _)m
書込番号:3452177
0点
2004/11/03 00:34(1年以上前)
TAK-H さん、激励をありがとうございます。
もう僕の最終機をデジ1台を含めた今使っている3台に決めたつもりになっていたのですが、F6を欲しくなるとは往生際が悪いですね。皆さんが購入しているとき、僕は量販店で店員さんから説明を受けていたりカタログを貰って来てレンズが対応しているかをチェックしていました。今の僕の立場では容易く購入出来ませんが、無理をしないでゆっくり確実にものにします。
今迄は、2台を交互に使いデジをサブとして必ず携行していたのですが、F6購入後はどうするか? 考えるだけでも楽しい気分になります。
また、自分の気持ちの中ではF6をもう購入した気分で、ますます出番のなくなるOM-1を1年振りに取り出し50mmF1.2を着けて今日、山を歩いてきます。 ゆっくりと、楽しみながら皆さんに近付いてゆきますので、そのときは宜しくお願いします。
書込番号:3453743
0点
2004/11/03 03:46(1年以上前)
TAK-Hさん、フォローありがとうございました。
以下、自己フォローで恐縮ですが、先のPLフィルターについての情報を、わかる限りの範囲で紹介させて頂きます。
大判カメラによる撮影をメインとしている私にとってのバイブルである、「アンセル・アダムズの写真術」(岩崎美術社、全4巻、各7210円)からの引用になりますが、「偏光子(PLフィルター)が回転するにしたがってヴァリュー域(明度)が変化するために、写真家は偏光の度合いが増すにつれて露出倍数が変化するのは当然と思うだろうが、実際はそうではない! 偏光しない角度での倍数は約2.5倍(製品によるが)の中濃度フィルターとして作用し、最大偏光時にも同じ倍数が適用される。仮に、偏光の度合いが増すにつれて倍数を増加させたなら、(画面上の)非偏光部分は露出過度となるであろう。」とあります。
著書からの単なる受け売りではなく、私もこの一節に納得がいかなかった為に、だいぶ昔に、スポットメーターの前でPLフィルターを回したり、メガネの様に目の前にあてて見たりと、とても原始的ではありました私なりの実験を色々と試みた結果、この意味が理解できました。
しかし、「露出倍数が一定」と書き込んだ私の表現には語弊があったかもしれません。
確かに画面上の明度は落ちますが、それにあわせて絞りを開けてしまうと、結果的には偏光が作用しなかった部分までが影響を受けて部分的な露出オーバーを招くという事ですね。
ただし、AFレンズ用のC−PL(円偏光)な無かった時代の話ですので、一般的なPLフィルターでの情報としてご理解下さい。
書込番号:3454256
0点
>>maxam さん
> CAPAの付録(グレースケールの様なものでしょうか?)に興味ありです。
グレースケール、つまり、18%標準反射板です。CAPA2002年10月号の付録です。-3、-2、-1、0、+1、+2、+2.5EVに測光できる白黒の色も印刷されて、その他に、サーモンピンク、黄緑、黄、ピンク、緑、オレンジ、青、深緑、赤が印刷され、スポット測光で測光できるようになっています。これは、「CAPAオリジナル測光チャート」という名前がついています。このチャートの使い方は、本誌CAPA2002年10月号の中で、馬場信幸カメラマンが書かれています。
私はこのチャートを1年後の2003年秋に使ったのです(笑)1年間ほおっておいた訳なんですよ。このチャートに出会う前までは、ニコンで言うところのマルチパターン測光で、露出補正は行わない、カメラ任せの露出決定でした。今は、マルチパターン測光は使わなくなっちゃいました。
書込番号:3455681
0点
2004/11/03 17:19(1年以上前)
カメラ大好き人間さん、フォローをありがとうございました。
一年前(!)という事は、多分もう入手不可能ですねぇ。・・・残念!
でも、カメラ大好き人間さんのカメラに対する前向きな姿勢は、貴殿のHPでも熱く伝わってきますね。
そういった便利な道具をちゃんと使いこなせる様になるには、やはり生半可な取り組みだけでは無理だと思います。
貴殿の写真に対する情熱は、格段のものとお察しします。
私もまだまだ勉強不足です。貴殿他、こういった皆さんと大変に刺激のある有意義なディスカッションが出来て光栄です。
書込番号:3455902
0点
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