『「たとえ仕様が非公開でも、問い合わせて確認しないヤツが悪い」』のクチコミ掲示板

[Fegefeuer]

以前、こちらでハードディスクの実利用状況についてお訊ねした者です。その節はお世話になりました。

遅ればせながら本製品を購入し、先週ようやっと設置して音出しをしてみました。

「ネットワークオーディオはLANを使う以上ノイズリスクが高い」という情報をよく目にするものですから、真偽が定かになるまではローカルのUSBハードディスクを接続して音楽を聴こうと思っていました。

以前から準備していたCDのリッピング（16bit/44.1kHz AIFF、アートワークを埋め込めるので）を保存しているHDDを接続すると、少しリスティングに要するものの（起動時間の長さに較べれば瞬きのようなものですが）無事に中のフォルダ階層が表示されました。

最初のアルバムは再生できたものの、次のアルバムの1トラックめを呼び出すと画面に砂時計が出て、そのあと「予期せぬエラーです　（[ENTER]でOK）」の画面が出ました。再生はされません。やむなくEnterを押すと直前の階層に戻ります。何度か試しても100%再現したので、念のためにMac (10.8.5/10.9.5)、Windows(8.1/64)、iPhone5sに同じデータを渡すと何の問題もなく再生されます。

ハードディスクだからダメなのか？と思いアルバム３つをUSBメモリに移しましたが、再生可否は同じ結果でした。

まだリッピングしていないCDのほうがはるかに多いのですが、とりあえずサポートに訊く前にできるだけ調べようとフォルダ順に1ファイルずつ調べましたが、再生できるものとできないものに分かれました。アルバム200を超えたあたりで疲れ果ててしまい（その時点で再生不可能なアルバムが112もありました）、明くる日にサポートにメールをしました。

すると、
「個別的なファイルの対応状況についてサポートしておりません、そもそも対応フォーマットでも本製品で再生できないケースはあり得ます。再生できない事に不具合を疑っておられるなら、修理担当に手配しますか？」
と塩対応です。

とにかく御社が対応を謳うフォーマットで他ハードでは再生できるから、問題を解決してほしいとお願いしたら、
「事業譲渡の関係もあり、とにかく修理部署でまず音源を検証させてほしい」
と言われ、訪問修理の担当者がUSBメモリ内のデータが再生できない事を確認して持ち帰ったのが週末。

週が明けても連絡がないのでこちらから電話すると、「別のサービスセンターで検証してるので」とタライ回しに。

半時間ほど経ってようやく繋がった検証担当者曰く、

「Foobarで見てみたんですけど、お客さまが組み込まれたアートワーク（画像）が大きいですね。N-30は概ね300×300pixel程度の画像までしか処理できず、タイムアウトでエラーになるんですよ」

（私）「え、でもUSBからのAIFFではアートワークは表示しませんよね？」

（担当）「はい、MP3しか処理しません。でもデータ内のタグ情報は全部読み込むんですよ。だから大きい画像があるとエラーになりますが、あくまで製品の能力の限界で、仕様であり欠陥ではありません。」

（私）「Mac/Win/iOSでも問題なく処理できるデータなのに、そんな制約はどこにも載っていなかった。注意事項として公表すべきでは？」

（担当）「音楽データは多岐にわたるので、詳しい条件を並べていくと膨大な量になり、結果的にお客さまは見なくなってしまいます(断定)。ですので社の判断として公開していませんが細かい対応要件は他にもあります。」

（私）「そんな情報を知らないからもう200枚以上のデータを作ってしまった。」

（担当）「それらのアートワークをすべて仕様内に修正していただければ再生できるはずです。」

（私）「そんな膨大な作業は承服しかねる。御社が公表していれば対策もできたし、そもそも私の仕様にそぐわないので買わなかった。これは重要な事項の不告知ではないか。」

（担当）「ご購入前にお問い合わせいただければご説明させていただきました。購入前に仕様をよくご確認になった上でお決めになるのがお客さまの責任と認識しております。」「弊社の仕様を満たした動作をしない場合は修理または初期不良交換で対応しますが、こちらのデータを見る限り故障は欠陥には該当しませんし、そもそも弊社は返品対応を行っておりません。」「私はサービスセンターの責任者として申し上げてますし、これが弊社としての見解です。お客さまにご提供できるサービスはありません。」

私も不本意なのでわずかに語調を荒げてしまいましたが、担当者は押されたら負けと思ったのか私以上に声を大きくし、なかば逆ギレの状態だったので私は少し冷める事ができました。

埒が明かないので、昼になって本社代表電話に相談すると、少し前に動き出したオンキヨー＆パイオニア(株)の品質保証部門責任者が電話をくれました。
私は事情と前述のやり取りを説明し、責任者は私の遺憾に理解を示してくれ、また情報提供の不備との指摘を免れない旨を認めてくれました。
対応した現場への確認と社としての対応を協議する時間を少しいただきたいと告げられました。
お話を聞く限りではその方は元々オンキヨーの人らしく、事業移管で組織全体がバタバタしていて申し訳ないと言っておられました。
結果はどうあれ、はじめて「コンシューマー目線」を受け止める気のある人と話せた事で、私も溜飲が下がりました。

まだまだCDが残っているのに、今から112ものアルバムのアートワークを編集するのは精神衛生上も良くないので、せっかく買ったのに残念ですが私は返品をお願いしました。もし応じてもらえなくても、諍いのコストがもったいないので売りに出そうと思います。万超えの高い授業料ですが、N-30を見るとあの残念な担当者を連想してしまいそうで音楽鑑賞どころじゃありません。

以上長々と失礼しましたがバッド（ワースト）ケースのご紹介でした。
もし「予期せぬエラー」が表示された場合は、そのデータのタグ情報（メタデータ）を確かめてみると解決できるかもしれません、ご参考になれば幸いです。

書込番号：18875111

[///Twilight]

実売価格３万円のネットワークプレーヤーですので、扱える画像データのサイズにある程度の制限があるのは、仕方ないと思います。価格コムの画像アップロードにも、サイズの制限はあります。

問題は、「予期せぬエラー」という表示にあると思います。
「画像サイズが大きすぎます」と表示すれば済む話です。

パソコンを使用していて、もっとも腹が立つのは、「何の処理をしているのか表示されないまま、長時間待たされる。」「待つにしても、いつまで待てば良いのか全く表示されない。」「どこが悪くて動かないのか判らず、ただ処理を拒否される。」という、“パソコンのつれない態度”にあると思います。

とは言え、実売価格３万円のネットワークプレーヤーに、「画像サイズが大きすぎます。」「３分お待ちください。」「これは仕様です。」「故障しました。」「おはようございます。」「ご機嫌如何でしょうか？」「今日も良い天気ですね。」「音楽の趣味が素晴らしいですね。」「毎日お疲れ様です。では、本日の演奏を始めます。」などの、多種多彩な言語によるコミュニケーション能力を付加しようという発想は、今のパイオニアには望むべくもないのでしょう・・・

＞（担当）「はい、MP3しか処理しません。でもデータ内のタグ情報は全部読み込むんですよ。だから大きい画像があるとエラーになりますが、あくまで製品の能力の限界で、仕様であり欠陥ではありません。」
＞（担当）「それらのアートワークをすべて仕様内に修正していただければ再生できるはずです。」

「予期していた」ことだけは、間違いないようです。

＞（担当）「ご購入前にお問い合わせいただければご説明させていただきました。購入前に仕様をよくご確認になった上でお決めになるのがお客さまの責任と認識しております。」「弊社の仕様を満たした動作をしない場合は修理または初期不良交換で対応しますが、こちらのデータを見る限り故障は欠陥には該当しませんし、そもそも弊社は返品対応を行っておりません。」「私はサービスセンターの責任者として申し上げてますし、これが弊社としての見解です。お客さまにご提供できるサービスはありません。」

大変解り易く、的確な回答だと思います。
しかし、Fegefeuerさんが欲していた態度では無かった、ということですね。

パイオニアの現在は、激動の最中でしょう。
現場の従業員も、落ち着いて仕事が出来る環境ではないのかも知れません。
それを思うとき・・・

書込番号：18876072

[白いトマト]

スレ主さん
上手くいかなくて残念ですね。

折角、買ったんだから手放す前に
USBハードディスクではなくネットワークオーディオ、音源はAIFFだけでなくALACとかFLACとかで色々出来る事を試してみては如何でしょうか？

LANノイズうんたらもよく分かりませんが意外といい音を奏でてくれるかもしれませんよ:-)
もしかしたら新しいオーディオの楽しみ方を発見するかも！？

書込番号：18889483　スマートフォンサイトからの書き込み

[GR1ファン]

こんにちは。

私の場合も、サポセンでの対応が良かったのはLUXMANくらいで、後は頭に来る所ばっかりでしたね。（笑

特に、ある個人輸入商社はひどいもので、怒り心頭に達し、
その製品を即！下取りにして、システムを入れ替えてしまいました。（笑

それ以来、クレームはメーカーでは無く、オーディオショップを通すようにしています。

ただ、Twilight さんが言われるように、パイオニアも大変な時期にあるようです。
会社も社員も「守りに入っている」のではないでしょうか。
少し大目にみてあげては、、、。

パイオニアからスピンアウトしたSPEC社のアンプを使ってますが、
メールでの質疑のやり取りの対応はとても良いです。

良い人はみんな外に出ちゃうんでしょうかね。

書込番号：18893883

[Fegefeuer]

＞白いトマトさん

その節はお世話になりました（もし人違いならすみません、スルーして下さい）。
せっかくここでの高評価を知って、わざわざ動作確認までしに行ってから買ったのに（展示機のFW更新なんかしてないだろうから、WAVしか確認できませんでした）、まさかこんな「裏規格」があるだなんて想像だにせず…残念です。

N-30が視界に入ると、サービスセンター担当者の逆ギレがリフレインして、精神衛生上明らかによろしくないのでもう手放してしまいました。せっかくのご提案なのにごめんなさい。

それに、リッピング途中ですでに1000を優に超えるファイルがあるところを、N-30のためにメタデータを全部書き直すのは想像するだけで倒れそうです（メタデータに対する挙動は接続方法に関わらず同じらしいので）。

気を取り直して（懲りずに、とも言う）ミニミニPCでローカルの再生専用環境を作る事にしました。もしうまくいけばどちらかでご報告します。

＞GR1ファンさん

コメントありがとうございます。
仰るとおり、私もLUXMANとSTAXには全幅の信頼を置いています。決して歪まない範囲で、「カスタマーの気持ちや立場をすごく慮ってくれるなあ」と関心しきりです。残念ながらもうそうそう手を出せるメーカーでもないですが。

パイオニアのPC用ドライブを持っているんですが、その販売とサポートはエスティトレードが受託していて、実に真摯で誠実だったので期待し過ぎたかもしれません。にしても、問い合わせた客の声を怒鳴り声で遮ると言うのはどうかと思いますね。

その後、事業を承継した「オンキヨー＆パイオニア(株)」の品質保証担当役員さんからお電話をいただき、社内でも経緯を聴取したがお客さまのお気持ちごもっともです、と丁重至極なお詫びを受けました。
「言い訳にはならないのですが」とした上で、いまだに３つの事業所（パイオニア、オンキヨー、オンキヨー＆パイオニア）の中で情報も引き継ぎも錯綜してて社内はグチャグチャだそうです。トップダウンの事業譲渡だったので、上記のエスティトレードを含めて現場は到底追いついていないみたいですね。

現場にツケが回るのは本当に気の毒だと思いますが、今回の対応はそういう次元ではなく、福島原発のADRみたいに「絶対に非を認めるな」みたいな裏マニュアルがあったのでは、との疑念が禁じ得ません。
せっかく世界中に知れ渡ったブランドなのに、どうか残念な会社に成り下がらないでほしいものです。比較的勢いのあるオンキヨーの配下で、また復興してくれる事を一ファンとして願います。

書込番号：18894656

[いじるZ]

俺はこの手の製品は仕様で不可が出てくるのは仕方ないと思うし、全て完璧にマニュアルに載せるようなことは無理だと思う。買う前に勝手に大丈夫だろうとデータ作ってフォローされてないからってキレられても。。。って感じ。ここで事前に聞くことも出来ただろうしお店でもカスタマーでも確認出来たかも。良い勉強になりましたね。

書込番号：18907906　スマートフォンサイトからの書き込み

[Fegefeuer]

＞いじるZさん

ご高説ごもっともです。いろんなフォーマットに対応している分、メーカーが想定していないメタデータもあり得る訳で。

ただ、私はこの手の製品を「マニア向けのコアな製品」とは認識していません、「家電」に無理やりコンピュータ業界のフォーマットを落とし込んだのです。
当然、音楽データの十分な知識がない人も露出度が上がっているこうした製品に興味を持つでしょう。その場合に、現政権ではないですが「最低限の情報」は明示するのがコンシューマ市場だと思っています。
メーカーサイトにはフォーマットとビットレート、サンプルレートは載っています。でも、「タグ情報として埋め込まれた画像は、概ね300×300pixelまでを動作確認しています。大きな画像の場合はエラーで再生できない場合があります」は載っていません。

「言い出したらキリがない」ではなくて、いまはタグデータに500×500以上のアートワークが初期値で付いてくるファイルも販売されていますし、自動の取込みでも更に大きなJPGを引っ張ってくる事は大いにあり得ます。（AWSに連携したソフトウェアでリッピングすると、1000スクエア超の画像さえダウンロードしてきます）

この高解像時代にあって、埋め込み画像が上限300×300はもはや特記して注意喚起するべき条件だと思います。むしろ、ここや販売店、カスタマサポートのレベルでこの使用情報が得られるかどうかのほうが私には疑問です。とりわけこうした掲示板では無責任な書き込みも排除できない訳ですしね。
自作パソコンと違って、家電は利用条件に関する情報を一般消費社が購入前に知る事ができるようになっているべきです。Webページに「技術情報」としてもいいでしょう。「訊かねば教えない仕様」をたくさん抱えてるその一点で私は「家電」の資格を疑問視します。

書込番号：18908030

[mctoru]

質問なのですが、タグ情報の合計サイズの問題なのか、個々のサイズの問題なのか、どちらの問題なのでしょうか？
また、具体的にどの位のサイズが駄目かも教えて下さい。

私はDLNAで使用していますが、既に何回も音楽データを手直ししています。プレイヤーだけの問題だけでなくサーバーやアプリもからむし、元々私に知識が無かったので仕方ないと思っています。最近プレイヤーを買い換えたら、フォルダー再生での再生順がN-30と異なるので、データを手直しするか悩んでます。

通常の家電と違って、データを作り直す気力が必要な製品だと思います。短気な人は向きません。(笑)

書込番号：18908815

[mctoru]

分かりずらい表現が有りましたので、追記します。
上でサイズと言っているのは容量、つまりバイト数です。
JPEGでは画像の内容や圧縮率、色数によって同じピクセル数でも容量は異なります。
ですから、この機種が表示可能な画像のピクセル数と読み込みエラーになる容量は別に考えた方が良いのではないでしょうか。

書込番号：18909262

[Fegefeuer]

＞mctoruさん

今朝返信したつもりが反映されていませんでした、すみません。

私が埋め込んでたのもJPEGですが、技術スタッフはピクセル数しか説明しませんでした。
説明は「表示できるかどうか、表示するかどうかに関わらず画像データを参照し、300スクエアを超えるとオーバーフローを起こす」
というものだけでした。私がデータサイズを訊けば答えたかもしれませんが、聞いたところで問題が解決する訳でもないので私はそれ以上の質問はしませんでした。
おそらく、「なぜあなたのファイルでエラーが出るのか」を最少限の言葉でしか説明したくないようです。

ご推察のとおり、厳密にはファイルサイズも、その他のタグ情報についてもメーカーが想定している上限があるのでしょう。
それは逐一訊かないと公表しない、少なくとも現状はそういう方針のようです。

仰るとおり、「普通の家電」ではありません。
消費者一般にそれが「普通の事として」浸透するまで、メーカーはその注意喚起を図るべきだと思います。

私に質問されても教育を受けておりませんので、どうぞオンキヨー＆パイオニアにお問い合わせください。
唯一知っているのは、「概ね300×300pixelをアートワークが埋め込まれた場合にエラーを起こし得る事」のみです。

書込番号：18909640

[mctoru]

ご返信ありがとうございます。

想定ピクセル数を超えるJPEGファイルでも、エラーが起きないものがあるように読めましたので、ファイルサイズを質問させていただきました。
タグの話を操作手引きに書いてあるものがあるかは知りませんが、昔と違いインターネットが普及してるおかげでとても助かります。ただ、それでも試行錯誤になってしまう部分も有りますので、辛抱強く付き合って行きたいと思ってます。

書込番号：18909826

[いじるZ]

実は私も他の製品のことでパイオニアに問い合わせをしたことがあるのですが、おんなじような対応でした。そういうメーカー何でしょうね。

書込番号：18912788