『侮りがたし、G1X』のクチコミ掲示板

[デジタル一筋]

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G1Xユーザーの皆さん、はじめましてm(__)m

先月末購入しました。
たまたまタイミングが良かったようで、40500円という値段で手にすることが出来ました。（購入店イートレンドさん）

実はすでにフジX-Pro1という、いざという時メイン機たり得るサブ機があるため、必ずしも必要なカメラではなかった訳ですが…店頭で実機を手にし、友人からしばらく借り受け、気がついたら購入手続きを済ませていたという…要するに煩悩の前に屈したわけです(^^;

思えば「パワーショット」を所有するのは実に8年ぶり。
一眼レフを初めて手にする直前の愛機「パワーショットPro１」以来のことです。

Lレンズ搭載を謳うその画質は確かに素晴らしかったものの、感度はISO400が設定限界で200ですらノイジー、レンズはF2.4−3.5と明るいとは言えISも無し。
日没後や室内では使用者に我慢や工夫を強いるカメラだったと記憶しています。

翻ってこのG1Xは400どころか1600でさえ躊躇せず使用でき、ISも強力。
ズーム倍率や望遠側のF値こそ控えめながら、かつてのPro1とは比較にならないほどの対応力を見せ、その結果ようやく本当の意味で機動力を発揮するカメラになったものだ、と8年間の技術の進歩を今更ながら実感した次第です。

パワーショットPro1も2型23万画素という、当時としてはハイスペックな、しかもG1X同様2軸回転式の使い勝手の良い液晶モニターが魅力のひとつでしたが、このG1Xは更に晴天屋外での視認性に優れ、快適に撮影が楽しめます。
また、「のぞき窓に過ぎない」と酷評される光学ファインダーも、実は動き物を撮る際には大いに役立ってくれます。
無論視野率や視認性といった点で一眼レフのファインダーとは到底比較できませんが、連写中ミラーにさえぎられない、といった勝っている部分もあります。

購入前に入手していた情報どおり「ならでは」の弱点も実感はしていますが、かつてのPro1とは違って見た目の高級感を裏切らない手触りの良さ、重くはないが心地よい重量感、充分すぎる画質など、永く愛用したいと思わせるカメラです。

もう少し使い込んだらレビューも投稿したいと思います。
長文乱文失礼いたしましたm(__)m

書込番号：15764906

[まっmacky]

この機種の利点、欠点ともに理解してでの購入であれば、この機種は現時点、唯一無二の価値があると思います。存分に楽しんでください。

書込番号：15766336

[デジタル一筋]

まっmackyさん、レスありがとうございますm(__)m

このカメラはキヤノンにとっては試作機的な意味合いもあったのかも知れませんね。
EOSMとはベクトルが異なり、従来のGシリーズとも似て非なるもの、要するに異質なカメラと言えるかも知れません。

それだけに用途や重視するポイントが一致する方や、｢多少のハンデなら俺がカバーしてやる」といった気概を持った方には値段も含めて魅力的なカメラであると思います。
言い換えれば、そうでない方には中途半端に重く、頻繁にフォーカスモードを変えなければいけない不便なカメラと映るかもしれません。

万人に受け入れられるカメラではないでしょうが、私はキヤノンの意欲作と評価しています。

書込番号：15766619