『三拍子揃ったクラシックの名盤』 の クチコミ掲示板

 >  >  > クチコミ掲示板

『三拍子揃ったクラシックの名盤』 のクチコミ掲示板

RSS


「その他オーディオ機器」のクチコミ掲示板に
その他オーディオ機器を新規書き込みその他オーディオ機器をヘルプ付 新規書き込み



ナイスクチコミ27

返信12

お気に入りに追加

解決済
標準

三拍子揃ったクラシックの名盤

2011/03/01 13:12(1年以上前)


その他オーディオ機器

クチコミ投稿数:54件

曲、演奏、録音と三拍子揃ったクラシックのCDを探しています。

きっかけは、

 ◎ブーレーズ指揮ウィーンフィルのマーラーの交響曲第3番

を聞いて、CDの音もついにここまで来たかと感激し(演奏も◎)、こんなレベルのCDをもっと知りたいと思ったからです。
他には、

 ◎ヒラリーハーンのバッハ:バイオリン協奏曲集
 ◎五嶋みどり:パガニーニ:カプリース
 ◎ユジャ・ワン(ピアノ)のストラビンスキー「ペトルーシュカからの3楽章」他
 ◎ブレンデル:ベルリンフィルのブラームス:ピアノ協奏曲第1番
 ◎コープマン(チェンバロ)のバッハチェンバロ協奏曲集
 ◎ヴァント指揮ミュンヘンフィルのブルックナー交響曲第4番
 ◎ショルティ指揮シカゴ交響楽団のプロコフィエフ「ロミオとジュリエット」

が私の「三拍子揃った名盤」です。

ぜひ、皆さんの「三拍子揃った名盤」を、教えてください。
 ただし、あまり何度も聞いてないけど世間で評判がいいので「名盤」、評論家が褒めていたので「名盤」、といった「名盤」は御遠慮頂き、実際あまりの良さにハマってしまった、好きで好きで何度聞いたかわからないといった、御自身の「名盤」を御願いしたいです。

書込番号:12724394

ナイスクチコミ!3


返信する
yamaya60さん
クチコミ投稿数:1913件Goodアンサー獲得:42件

2011/03/02 15:07(1年以上前)

写真1

写真2

荒木の星さん、お久しぶりです。
PCオーディオの方、その後順調に進んでいますか?

>曲、演奏、録音と三拍子揃ったクラシックのCD ということなのですが、
Minerva2000さんという方の「まだまだCDやSACDで良い音を聞くために」というスレに
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=12369783/
私が優秀録音盤と言う事でコメントと画像を貼り付けて色々紹介させていただいていますので、そちらも参考に見てください。
そのレスとダブらないよう、またCD限定?のようなのでとりあえずはCD-DAのみ挙げておきます。

写真1は、テレマン/無伴奏ヴィオラ(ヴァイオリン)による12のファンタジー/Vla:今井信子/エプソン・クラシックTYMK-020
/2003.11 スイス ラ・ショウ・ド・フォンでの録音/レコーディング・エンジニア:服部光一郎(Musica Numeris Swiss)

あのプリンターのエプソン、SEIKO EPSON がプロデュースした、超一級の演奏かつ超優秀録音のCDです。
今井信子が、見事に彼女の感性とテクニックでテレマンの心を弾き語っています。
本来「12のファンタジー」はヴァイオリン曲ですが、まるでテレマンは、本当はヴィオラに奏でて欲しかったのではないか、
と思ってしまうほどです。
しかも、服部光一郎によるラ・ショウ・ド・フォン/ミュージック・シアターの空気感と余韻を見事にとらえた録音が、
今井の素晴らしい演奏を一層引き立てています。

写真2は、2枚組/マーラー/交響曲第3番ニ短調/ベルナルト・ハイティング/シカゴ交響楽団
/CSO-RESOUND CSOR901 701/2006.10 シカゴ・オーケストラホールでのライブ録音
/レコーディング・エンジニア:クリストファ・ウィリス

今や当たり前のようになったオーケストラによる自主制作盤です。
CSO-RESOUNDとしてのシカゴ交響楽団の録音は、私の知る限り、常にクリストファ・ウィリス率いる録音集団ですね。
黄金期のDECCAの音、といえば分かりやすいでしょうか?

CSO-RESOUNDは、現時点では全てSACD-Hybridなのですが、このマラ3のみCD-DAオンリーです。
このCDを聴けばその理由が分かります。
SACD真っ青、そんなのいりません、という代物の超優秀録音です。オケものCDで、ここまでのものはそうザラにありません。
恐らくCSO-RESOUNDもSACDにリマスターしてもこの音以上にはならないとの判断からなのでしょう。

当然、ハイティングによる、なんと演奏時間1時間41分25秒というインテンポな指揮ぶりで、
このヴィルトゥオーゾ・オケから、きらびやかでかつ重畳たるサウンドを引き出しています。
メゾのヤングの声も素晴らしい。

書込番号:12729498

Goodアンサーナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:54件

2011/03/02 21:37(1年以上前)

yamaya60さん、お久しぶりです。

いやー、参りました。「まだまだCDやSACDで良い音を聞くために」にすでに「3拍子揃った名盤」を挙げられていたのですね。失礼致しました。私が追加しようと思っていたポッジャーの無伴奏も既に推薦して頂いていたようで(^_^;)。私のこのスレ、必要ないですね。

今井信子のテレマンとハイティンク、なるほど、良さそうですね。さっそく注文します。
テレマンはこれまでグリュミオーのレコードだけを聞いていました。ビオラではどうなるのか興味津々です。マーラーの3番は、ブーレーズ盤(透明)、バーンスタイン盤(どろどろ)、ティルソン・トーマス=ロンドンSO盤(シャープ)の3つを気に入っていますが、また1つお気に入りが増えそうです。演奏の長さは気にしません。そもそもがマーラーの、しかも3番ですから。

>PCオーディオの方、その後順調に進んでいますか?

 昨年1年はPCオーディオに凝って、音楽好きの仲間とブラインドテストなんかして、foobar2000だのwasapiだのと楽しんでましたが、結局、windows7+itunes10(wave)+カーネル回避のUSB出力で落ち着きました。RCAケーブルはゴッサム、SPケーブルは格安のCANARE 4S6です。専用ルームがあれば更に追求すると思うのですが、今の部屋(14畳のリビング兼用)では、とりあえずこのシステムで十分と結論。今年は音楽を聞くこと(+ソフト拡大)に専念するつもりです。
SACDは、もうしばらく様子見ます。ハイティンク盤についておっしゃっているように、通常CDでもけっこういけるのでは、と思ってます。SHMには懐疑的。サンプル比較盤を聞きましたが、SHMが良いというより通常盤のリマスターが悪いのでは?(オリジナル盤対比)

バイオリンお好きなようですので、1つ情報を。
先日、南紫音さんの無伴奏リサイタルを聞きました。バッハとイザイは予想通りの素晴らしさ。極めつけはバルトークの無伴奏。予想を遥かに上回る名演でした。その気迫と集中力の高さに圧倒されっぱなし、技巧、音色もハイレベル。彼女、美少女なのでアイドル系みたいな売り出し方をされてますが、とんでもない。本格派です。正直、生のバイオリンでこれほど感動したのは、81年頃に聞いたシェリング(シャコンヌ+クロイツェル)以来でした。機会があれば、ぜひ、お勧めです。

書込番号:12731100

ナイスクチコミ!2


yamaya60さん
クチコミ投稿数:1913件Goodアンサー獲得:42件

2011/03/03 14:07(1年以上前)

写真1

写真2

荒木の星さん、こんにちは

>私のこのスレ、必要ないですね
そんなことないですよ、似たようなものはありますが、「クラシックのCD」限定スレはお初じゃないですか・・・
私はそこに惹かれたんですから・・・

>RCAケーブルはゴッサム、SPケーブルは格安のCANARE 4S6です
インコネケーブルとしてのGothamは、バカ高い市販品が尻尾を巻いて逃げるほどいずれも優れたものです。
私も自作ですがメインシステムはXLR、サブのPCオーディオではRCAで使っています。
また、SPケーブルのCANAREがお好きなら、お使いの機器との兼ね合いもありますが、
OFC導線使用の4S6Gか一回り太い4S8Gに交換されると、より質感のアップ(解像度とか高低域の伸び)が感じられますよ。

>南 紫音
全く知りませんでした。早速チェックしてみます。有難うございます。

さて昨日に続き3拍子盤の紹介です。

写真1は、ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第1番〜6番Op.18-1〜6/ミケランジェロ弦楽四重奏団
/Pan Classics(パン・クラシックス)PC10198&10205/2007.4&2007.12&2009.4スイス ラ・ショウ・ド・フォン、
リュール・ブリュ音楽堂での録音/レコーディング・エンジニア:服部光一郎(Musica Numeris Swiss)

まず、この盤の何がすごいか、と言えばこのクワァルテットのメンバー。
第1Vn:ミハエラ・マルティン、第2Vn:ステファン・ピカール、Vla:今井信子、Vc:フランス・ヘルマーソン
という実力派かつ名ソリスト。全集録音を予定しているらしいんですが、現時点では6番までリリースされています。

ベートーヴェン若かりし頃のこの四重奏曲を、緻密にして大胆に深く描き出し、かつ情熱的に
抜群のアンサンブルで弾いています。正に鳥肌が立つ演奏です。
それを後押ししているのが前レスで紹介したエンジニア服部光一郎をはじめとするMusica Numeris Swissの録音集団。
録音会場の空気感、余韻、それぞれの楽器の定位、ステージの見通しと、何をとっても文句なしです。

パン・クラシックスの室内楽や器楽の録音は、Musica Numeris の服部光一郎でもっている
と言ってもいいんじゃないですかね・・・

このミケランジェロ弦楽四重奏団のライバル盤に、先に全集をリリースしているharmonia mundi/東京クァルテットの
CD&SACD/HMU807423・24&807460&807481・82・83&907436・37も持っていますが、
これがこれまでの最高と思っていたのですが、このミケランジェロ盤を聴いてからは、なかなか聴く機会がなくなりました。
ついついミケランジェロ盤の方を手にしてしまうんですね。

写真2は、この2月にリリースされたばかりのブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/Vn:イザベル・ファウスト
/ダニエル・ハーディング/マーラー・チェンバー・オーケストラ/harmonia mundi HMC902075
/2010.2 スペイン、ビルバオ・フィルハーモニー協会コンサートホールでの録音
カップリングは、ブラームス/弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36/イザベル・ファウストと
マーラー・チェンバー・オーケストラのメンバー/2010.9 ベルリン、テルデックス・スタジオでの録音

「ブラームスはお好き?」でない私でも、このファウスト盤は大いに気に入りました。
彼女は、「暗い」「重い」の代名詞ブラームスを小気味よいスピードで弾き切っています。
しかもカデンツァにはブゾーニのものを採用して曲の流れに掉をささずに実にスムーズ。
良く使われるヨハヒムのカデンツァより、こちらが私の好みなんです。

ハーディング指揮のオケも、ファウストに合わせて重くならないように心してついています。
普通、ブラームスのこの曲は管楽器のみ編成を落としたフルオケで重厚な趣を作るんですが、
この盤では何故か50人足らずの室内オケ、う〜ん、理由・ネライはここにあったんですね。

実は先だって、ハンガリーで活躍していた西尾恵子のヴァイオリンで
吉田行地/大阪フィルハーモニーのこの曲を聴きに行ったんですが、
ヴァイオリンは実にきれいな音で2楽章のオーボエとの掛け合いなんぞ実に聴き応えがあったんですが、
如何せん大フィルの音が重すぎ。やはり「ブラームスはお好き?」ではないなあと・・・

そういった感じを一掃してくれたCDです。
ファウストのヴァイオリンは、ピアニシモでは絹糸を紡ぐような柔らかな響き、
フォテシモでは大変力強く、正に緩急自在の見事なテクニックで、録音も倍音の表現もきれいで、
ホールトーンを上手く取り入れて見事です。

と書くと優秀録音になってしまうんですが、
残念ながら全体的に聴くと私のシステムでは「並みの上」ですね。
理由はオケの音がアカンのです。
たとえ50人足らずの室内オケであっても、音場が左右に奥に広がっていないのです。
定位はいいのですがSPの間にこじんまりと展開してしまっています。

まあharmonia mundi盤の場合、室内楽とか器楽の録音には実に優れたものが多いのですが、
オケもの録音は、いつも今ひとつの感が拭えないですね。

書込番号:12734005

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:54件

2011/03/08 13:01(1年以上前)

yamaya60さん

先週末から出張に出ておりましたが、運良く日曜日には名古屋でユジャ・ワンのリサイタルを聞くことができました。断言しますが、彼女、真の天才です。既出の3枚のCD、2枚のDVDから技巧的に超ハイレベルに完成されていることは分っていたのですが、いわゆる「爆演」とは違って、シューベルトにしてもスクリャービンにしても、聞こえてくるのは「技巧」でも「芸」でもなく、ただただ純粋な「音楽」。決して音の濁らない地鳴りのようなffから、癖のない透明なppまで、ダイナミックレンジの広さといい、叙情性の高さといい、ここまで完成されたピアノ演奏は、一生のうちそう何度も聴けないと思います。演奏会の詳細は、この方↓の評にうまく表されています。
http://aibo0228.seesaa.net/category/8789085-1.html

本題に戻りまして、今井信子のテレマン聞きました。納得。3拍子盤のキーワードは、今井信子&服部光一郎のようですね。入手し易いものから集めてみます。

「ブラームスはお好き?」な私は、かなりコレクションしてますが、3拍子盤は少ないです。「ピアノ四重奏」、「クラリネット五重奏」、2つのピアノ協奏曲が特に好きですが、「ピアノ四重奏」は、いまだバルトーク弦楽四重奏団のレコードを超える演奏が見つからず、「クラリネット五重奏」はプリンツ盤を超えるCDが見つかりません。教えて頂きましたharmonia muniの中で探してみるつもりです。

>また、SPケーブルのCANAREがお好きなら、お使いの機器との兼ね合いもありますが、
OFC導線使用の4S6Gか一回り太い4S8Gに交換されると、より質感のアップ(解像度とか高低域の伸び)が感じられますよ

4S6と4s6Gにはそういう違いがあるのですね。情報ありがとうございます。4S8Gとともに試してみます。

windows7によるPCオーディオですが、itunes10で通常CDをリッピングしてwavで聞いているのですが、スピーカーの詳細の設定を16bit 44.1kHz から24bit 96kHz に変えたほうが明らかに音が良くなるように思うのですが、変ですかね?

書込番号:12758387

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:2318件Goodアンサー獲得:44件

2011/03/09 13:04(1年以上前)

マーラー交響曲第2番『復活』
P.ヤルヴィ指揮&フランクフルト放送交響楽団演奏
Emi Virgin:6945860
を推薦します。

昨年発売されたおびただしいマーラー録音の中でも傑出した一枚。

2010、2011年はマーラー(1860-1911)のメモリアルイヤー。
さまざまなレーベルから意欲的な録音が出ている。
SACDもハイブリット仕様からワンレイヤーへと変化を見せているが
これは通常のCD。
しかし、最新録音だけにD・ジンマン&チューリヒ・トーンハレ盤と
同等か、それ以上の音質を実現している。
実際、冒頭の音圧には驚かされる。
ジンマンは「大地…」以外は発売済みなので、これから本格リリースが続く
このヤルヴィ&フランクフルト響に期待したい。

書込番号:12763149

Goodアンサーナイスクチコミ!2


yamaya60さん
クチコミ投稿数:1913件Goodアンサー獲得:42件

2011/03/09 15:08(1年以上前)

荒木の星さん こんにちは

>windows7によるPCオーディオですが、itunes10で通常CDをリッピングしてwavで聞いているのですが、
>スピーカーの詳細の設定を16bit 44.1kHz から24bit 96kHz に変えたほうが明らかに音が良くなるように思うのですが、
>変ですかね?

私がPCオーディオに使用している自作デスクトップはXPなので、
Win7のようなスピーカーのプロパティの詳細タブでサンプリング周波数の変更はできません。
従って、Frieve Audioというプレイヤーソフトのデジタルフィルターを使い24bit/96kHzにアップサンプリングしています。

その点、Win7はXPより遥かにAV機能が拡充されていますから、お使いのPCのオンボードのオーディオデバイスが
ハイビット・ハイサンプリングのフィルター機能を付けた仕様になっているものだと思います。
だとすれば、CDの規格16bit/44.1kHzよりハイビット・ハイサンプリング周波数を選択された方が
音には良い筈なので別に変じゃないですよ。

しかもUSB等の外付けDACのデジタルフィルターでおきる「折り返し歪」といわれる現象を軽減することも出来るので
より高音質になるのではないか、とも思います。

私の場合も、WAVをFrieve Audioで、16bit/44.1kHzより一端24bit/96kHzにアップサンプリングして
USBでONIX/DAC-25Aに出力させ、それをDAC-25Aで 192kHzにアップサンプリングする方が音はいいですよ。

書込番号:12763490

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:54件

2011/03/09 19:47(1年以上前)

SONY・BLUEさん、情報ありがとうございます。
 去年のマーラー新譜ラッシュ、あまりの多さにわざと無視してました。全く情報を知らなかったので助かります。 
 Pヤルビは来日公演のベートーベンが、すっきり且つメリハリのついた21世紀のベートーベンといった感じでとても気に入ってました。「復活」は、ずっとクレンペラー盤が好きで(録音は古いですが)、メータ、バーンスタイン、シノーポリ、とどれを聞いても、結局クレンペラーに戻っていました。が、このPヤルビ盤で、ついにクレンペラーともお別れか!?大いな期待とともに注文します。

書込番号:12764481

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:54件

2011/03/09 20:04(1年以上前)

yamaya60さん、
 なるほど。24bit/96kHzにアップサンプリングで音が良くなるのは、当然なのですね。そういえば、CD製作においても24ビットサンプリングはもはや常識ですもんね。Windows7のこの設定+itunes7で、XPのときに併用していたFoober2000が必要でなくなりました。
 写真のディスクご存知ですか?ルイサダ(P)によるショパンピアノ協奏曲第1番の室内楽版です。オーケストラ版の派手さがない、静に胸に染み入る演奏です。わたしの密かな3拍子盤です。
 今井信子のゴールドベルクも良さそうですね。ファウストの無伴奏と共に注文予定です。

書込番号:12764551

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:2318件Goodアンサー獲得:44件

2011/03/09 23:35(1年以上前)

>荒木の星さん
このトピ、CD画像も豊かで楽しいですね。(笑)
投稿されている方も詳しくて勉強になります。

ジンマン&トーンハレのマーラーチクルスは、2011年完成を目標に
交響曲全曲をDSDマスタリング、SACDで発売という極めて現代的な
対応をしたプロジェクトでした。
でも4月に限定・格安で全集が出るというのはショックです。(涙)

街角のCDショップは次々と店を閉めていますが、パッケージにとらわれない
音楽の聴き方ができるPCオーディオの世界は、これからが面白いですね。

携帯型DSDレコーダーを発売している世界唯一のメーカーKORGでは、
ソフトウェア「AudioGate」を昨年末から無料開放しています。

これを利用して、より深い音の世界を聴くことは「有り!」じゃないかと思っています。
参考ページ↓
http://www.phileweb.com/review/column/201102/28/167.html

書込番号:12765758

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:54件

2011/03/10 17:19(1年以上前)

SONY・BLUEさん
ジンマンとDSDの情報、ありがとうございます。

>4月に限定・格安で全集が出るというのはショックです。(涙)

ジンマンは、まだ全く聞いたことがありませんが、評判いいですね。マーラー全集(15SACD+1DVD!)が8000円弱で手に入るようで(*_*;、これはもう買うしか…。

>これを利用して、より深い音の世界を聴くことは「有り!」じゃないかと思っています。

そうですよね。私も、近い内に次のステップに行くしかない、とは思っています(私のSP「PMC:Tb2i」が「DSD鳴らしてみたいよ〜」と泣いています)。だだ、次のステップをどうするかで少し迷っています。2ch・DSDに進むか、映像も含めた多チャンネルにするか、次のステップではディスクは完全に「無し」にしてしまおうか、などと。もう少しだけCDの名盤を味わって、然るべきときに、一気に進むつもりです。「AudioGate」は、さっそく手触り(?)だけでも試してみます。はまったりして。

写真はユジャ・ワンの1stアルバム。日曜日に聞いた演奏が、まだ頭から離れません(+_+)。

書込番号:12768328

ナイスクチコミ!2


yamaya60さん
クチコミ投稿数:1913件Goodアンサー獲得:42件

2011/03/12 15:09(1年以上前)

写真1

写真2

荒木の星さん、
お住まいはどこか存じ上げませんが大丈夫だったでしょうか・・・ 

現在、私は関西に住んでいますので、ちょっとした眩暈のような揺れを感じただけでしたが、
東京に残してきた娘家族の方は大変な「揺れ」だったようで、一時戸外に避難したようです。
しかし全員無事との事で一安心しています。

今回の大地震、大津波の被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げますとともに、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

このような時期に何ですが、とりあえずレス用のCD写真も撮っていましたので書き込んでおきます。

>ルイサダ(P)によるショパンピアノ協奏曲第1番の室内楽版
ジャン=マルク・ルイサダ、名は知っていてもPfは全く聴いた事がないピアニストの一人です。
貴方の秘蔵盤ということなれば早速チェックしてみます。

>今井信子のゴールドベルクも良さそうですね。ファウストの無伴奏と共に注文予定です
向こうのスレでの私の書き込みも参考にしていただいているようですね。
「ゴルトベルク」の方は一緒に紹介しているラグナ・シルマーのPfもなかなかいいですよ。

さてCD三拍子盤の紹介です。

写真1は、Pan Classics/PC10215/CD-DA/バルトーク「ヴィオラ協奏曲(デラマジョーレ版)」&
シェーンベルク「浄夜(弦楽合奏版)」&ヒンデミット「白鳥を焼く男〜ヴィオラと小管弦楽のための古い民謡の協奏曲」/
Vla:今井信子、タカーチ=ナジ指揮ジュネーブ高等音楽学校管弦楽団/2008.12ラジオ・スイス・ロマンドの
スタジオ・エルネスト-アンセルメ&ヴィクトリア・ホール、ジュネーブでの録音/録音エンジニア:服部光一郎&J.M.ゴラツ

1曲目のバルトーク最晩年の未完の作品「ヴィオラ・・」は、ヴィオラ独奏部分はぼぼ完成していたらしいんですが、
その他はまだ草稿の段階であったものをデラマジョーレが補筆完成させたというもので、
これと3曲目のヒンデミットの「白鳥を・・」のヴィオラを今井信子、バックの室内オケと2曲目のシェーンベルクの
「浄夜」のオケが、タカーチ=ナジ率いるジュネーブ高等音楽学校管弦楽団という内容で、
今井の方の録音は2曲とも例によって服部光一郎が担当し、シェーンベルクの録音はJ.M.ゴラツがやっています。

何故に、こんな事をくどくどと書くかというと、
このCD-DA、バルトーク「ヴィオラ・・」&ヒンデミット「白鳥・・」の音と、シェーンベルク「浄夜」の音が、
ホールの違いや、エンジニアの違いもあり、アンビエンス情報の録り方が違っているからです。
よって、この違いがお分かりになれば「結構なシステムで耳もご安心」というチェックに使える有能なCDになると思います。

今井のヴィオラは当然として、ジュネーブ高等音楽学校管弦楽団も、これからの世界に羽ばたく優秀な演奏家の
卵達の集団ですから生半可な実力じゃありません。また、もとタカーチ弦楽四重奏団のリーダーだったナジも、
この若い将来のヴィオルトォーゾを見事に纏め上げており、演奏も録音も実に素晴らしいお薦め品でもあります。 

写真2は、荒木の星さんお気に入りのMTT/SFSによるベルリオーズ/幻想交響曲/SFSメディア(SFS自主制作)
KEEPING SCOREシリーズ/SFS 0033/2007.12 サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライブ録音/
レコーディング・プロデューサー:ジャック・バッド

先のマーラー・チクルスで、演奏、録音面で一躍世界に名を広めたマイケル・ティルソン・トーマス率いる
サンフランシスコ交響楽団、CD-DA廉価盤のKEEPING SCOREシリーズでも好調かつ快調です。
その中の一押しがこのベルリオーズの幻想交響曲。

1楽章は充分ゆったりと清澄感溢れる出だしでSFSの弦楽陣の水準の高さを印象付けます。
そして徐々にインテンポから加速していきますが、この辺は正にMTTの真骨頂。実に緩急のとり方が上手い。
4、5楽章のグランカッサの低域の量感の迫力、オーディオルームの空気を揺るがせてくれます。
先のマーラー・チクルス同様、ホールのアンビエンスも充分に取り入れた録音、演奏で、音場、定位も申し分ありません。

SACD?必要ですか?と言わしめる優秀録音CDで、価格も安く3+1=4拍子揃った逸品です。

書込番号:12774952

Goodアンサーナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:54件

2011/03/13 17:13(1年以上前)

yamaya60さん、
お心遣い、ありがとうございます。お元気とのこと、何よりです。
私も関西(の隅)にすんでおりますので、元気にしております。実は、昨日から1週間程出張に行く予定だったのですが、伊丹から成田には飛ぶものの成田での乗り換え予定が立たないとのことで、中止としました。

ますます明らかになるつなみ被害状況の甚大さ、さらには原発制御の不安定さ見るにつれ、これはもう戦後最大の日本の危機なのだ、と実感している次第です。被災者の方々への心からのお悔やみを申し上げたいです。

さて、気を取り直して三拍子盤ですが、更なるご紹介ありがとうございます。

>このCD-DA、バルトーク「ヴィオラ・・」&ヒンデミット「白鳥・・」の音と、シェーンベルク「浄夜」の音が、ホールの違いや、エンジニアの違いもあり、アンビエンス情報の録り方が違っているからです。よって、この違いがお分かりになれば「結構なシステムで耳もご安心」というチェックに使える有能なCDになると思います。

 これは使えますね。私のシステムでどれだけわかるか興味津々。バルトークはブーレーズ盤を中心に作品全体を集中的に聞き込もうと考えておりましたので、そのリファレンスとしても、もってこいです。

>荒木の星さんお気に入りのMTT/SFSによるベルリオーズ/幻想交響曲/SFSメディア(SFS自主制作)

MTTになってサンフランシスコ交響楽団の実力が一気に上がったように思います。私、MTTはLSO常任時代に内外で7回ほど実演を聞きましたが、いずれもリズムの切れが抜群で、明晰・明快、且つ曲のニュアンスが十分に表された名演。ロマン派も現代曲も凡演は一切なしでした。特にマーラーの3、5、9は実演では私が聞いた中ではいまだにNo.1です。フランツ・ウェルザー・メストとともに、現役では最も才能を感じる指揮者、最も信頼できる指揮者です。「幻想」の録音があるのは知っていましたが、まだよい録音の「幻想」を持っていませんでしたので、MTTの一押しとはありがたいです。

写真は、アンドリュー・マンゼ(Vn)によるバッハのバイオリン協奏曲集です。チェンバロ伴奏版でのこの曲の私のNo.1ディスクです。録音も納得いただけると思います。古楽器Vn奏者は多数いますが、演奏技術から言って、今のところマンゼとポッジャーが他とは一線を画す名手だと思っています。チェンバロのアンドリュー・エガーがこれまた名手。この曲集でこれだけ聞かせるチェンバロは他に聴いたことがありません。ちなみに、ピアノ版のNo.1はフランク・ペーター・ツィマーマンで決まりと思っていますが(ピアノ伴奏も抜群)、いかんせん録音が並のレベル。演奏レベルの高さを考えると、もったいないディスクです。

書込番号:12778320

ナイスクチコミ!1


クチコミ一覧を見る


「その他オーディオ機器」の新着クチコミ

価格.com Q&Aを見る

クチコミ掲示板検索



検索対象カテゴリ
を対象として

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

クチコミ掲示板ランキング

(家電)

ユーザー満足度ランキング