ノートパソコン > NEC > LaVie N LN300/CD
LN500/AD2(旧型のLavieNで同じ形をしているモデル)を愛用していたのですが、些細な事故で落としてしまい壊してしまいました。 代替機の選定でやはり気に入っていた形を探していたところ、うまくこの機種も手に入れることが出来たのでスペックが劣っている部分を補うために改造を試みました。
メーカーの保障が受けれなくなりますが、バージョンアップをされたい方の情報として提供します。
改造部分は2箇所でCPUと内臓無線LANカードです。
1.CPU
元々のCPUはCeleronM350Jは1.3GHzで省電力の拡張SPEED STEP非対応ですので、これをPentiumM735の1.7GHzに装着しました。 これで上位機種の500/CD相当になりました。
2.無線LANカード
元々の無線LANはIntelの2200BGという802.11bgの2.4Ghz帯しか使えませんが、Intelの2915ABGという802.11abgのトリプルワイヤレスカードを装着しました。 これでBluetoothや電子レンジなどとの無線障害が発生しにくくなりました。
1. 2. 共に装着後も良好に使えています。
装着にはそれなりの技術とリスクが必要ですのですが、挑戦したい方は参考にしてください。
●分解方法
無線LANカードのみであれば、キーボードの取り外しだけでなんとかなります。 キーボードの取り出し方法はF1とF2、F4とF5、F11とF12、InsとDelの間の上部のツメをマイナスドライバーなどで上部にスライドさせてキーボードを取り外します。
その後スチール版のネジを取り外せば直ぐに無線LANカードが見つかりますのでアンテナケーブルを取り外して取り替えれば動きます。
分解時キーボードのフラットケーブルに負担がかかる恐れがあるので心配な方は本体側小さいコネクターを引き上げれば簡単にケーブルを抜くことが出来ます。
CPUの交換は無線LANカード交換時に見えるのですが、それ以上に分解しないと作業が出来ません。
1.本体裏側のヒンジの付近にネジが隠されてますので、左右それぞれシールをはがしてネジをはずします。
2.本体裏側のすべてのネジを取り外します。(もしかするとはずさなくても進められるかもしれませんが私は外しました。)
3.ヒンジのカバーをはずします。 ヒンジのネジとキーボードカバーと下部本体を固定してあるネジをはずし液晶を取り外します。
5.無線LANカードの交換時と同じようにキーボードやシールド版を外します。
6.キーボードカバーはツメで引っかかっているので自分の指の爪などで丁寧に取り外していきます。
7.CPUのヒートシンクが止めてあるネジを外します。
8.CPU FANは本体メインボードにネジ止めしてあるので外します。
9.CPUはSOCKETに固定されているので、マイナスドライバーでロックを外し取り外します。
★これで交換可能、後は逆の手順で組み立てなおします。
うまく認識すればBIOSからもCPUが確認できるでしょう。
しかしこの作業はメーカーの保障どころか大切なコンピュータを壊しかねないので十分気をつけてください。 こんなこと書いておいて自分でもサポートも面倒も見切れません。
無線LANカードは取り替えても無線のON/OFFのボタンも正常に作動します。 ドライバーがない場合は無線LANカードの付属のドライバーやインテルのサイトから最新バージョンをダウンロードして使ってください。
LN500のシリーズなど、旧機種での成功例はまったく持って知りませんし機会がなければ試しませんが、十分効果が出ています。
PentiumM 735 1.7GHzは1.5GのCPUと比べアイドルでも熱を持つようでCPUファンが良く回ります。1.3Gはバランスはちょっと悪いのですが、1.5Gの方が良い感じでした。 それとこのモデルはどこまで上がるのかは分かりませんが兄弟機が1.7Gで終わっているのでそれ以上のCPUは動作しないかも知れません。
しつこいようですが、改造される方は十分きをつけてください。
書込番号:4625761
0点
一言「偉い!御苦労」
ついでにホムぺ立ち上げて画像入りで解説してあげれ
書込番号:4628497
0点
コメントありがとう。
もちろんホームページも考えましたが、改造支援は胸張って見せられるようなものでもなく気になる方への情報程度のつもりだったので、読む方は分解や取替えについては頭の中で想像し満足できない時には思い切って自分でやっちゃうことを考えてもらった方が良いと思います。 (写真撮影の為に何度も分解しているノートを本当に壊さないようにしたいのと面倒なので文章だけで許してください。)
さて、その後のPentiumM735を装着したLN300/CDは動き続けているのですが、CPU FANの音が気になります。 LN500/ADを横において省電力待機(SPEED STEPの600MHz)で動かしていても、1.7GHzの300/CDは600Mhzで動き続けるとCPUの温度は52度を越えFANがよく回ります。
反面、PentiumM715を積んでいる筈のLN500/ADの方は45度程度で動くので待機しているだけではFANは回りません。
PentiumM715(1.5G)や725(1.6G)の出荷は早く終わり、855GMEチップの出荷が終わったので、このNシリーズも終わりになったものだとは思います。 1.7Gもあまり数が出ていなかったことから考えられるのは、後継機は1.2Gのモデルで出したりしているので、同じような設計の小さなボディーでは冷却設計はPentiumM758(低電力1.5G)程度にしか向いていなくて、1.7Gは厳しいような感じがします。
たまたま取り付けた1.7GのCPUが外れで発熱が高いのかは分かりませんが、FANがよく回るようになることは覚悟しないといけないと思います。 純正のCPU Celeron350Jの1.3Gはちょっとの間しか使いませんでしたが、こっちの方がFANは回りませんでした。 このシリーズではたぶん1.5Gのモデルが一番気持ちよく使えるんじゃないかと思います。
速さを感じるのもベンチマークの数字だけですし、同じようなノートで比較する機会もほとんどないので気分の問題だと思います。 CPUのFANが回るストレスを考えると1.7Gはあまり気分がいいものではありません。
書込番号:4636598
0点
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