


動画編集ソフト・動画再生ソフト > ペガシス > TMPGEnc 3.0 XPress
画像を圧縮するさいには圧縮率=ビットレートというものを設定します。
これには大別してCBR(固定ビットレート)とVBR(可変ビットレート)の2種類があります。CBRは全て同じ圧縮率で圧縮を行う(実際には円滑な再生のため細かい変動が許されていますが)もので、VBR(可変ビットレート)は、動きの激しい=ビットレートをあげた方がいい場面には高いレートを割り当て、動きの緩やかな部分=低いレートを設定しても映像が破綻しないと思われる部分には低いレートを割り当て、全体として指定のレートに近くなるようにするものです。
可変ビットレートというのは、こう聞くと大変うまい仕組みのように聞こえますが、映像のどの部分を見て「動きが速い=高レートを割り当て」「動きが緩い=低レートを割り当て」を決めるのか、という問題があります。
例えば、映画1本をエンコードするとき、どこが動きが激しいシーンだ、などと言うことは映画を全部見終わらないといえないことですよね。旧来のVBRエンコードはバッファにため込んだせいぜい数秒のデータから判断してレートを割り当てるしかありませんので、動画全体を通して考えると必ずしも最善のレート配分になるとは限りません。
そこで、エンコードを何回か繰り返し、エンコードを行いながら動画全体の解析を行い、前回のエンコードの結果をふまえて更に効率的なレート配分で次回のエンコードをおこなう、ということを何回か繰り返して最善のレート配分を行わせる「マルチパスエンコード」という方法が考えられました。
マルチパスエンコードの中で2回のエンコード(1回目で解析、2回目で本番のエンコードを行いデータ化する)という動作パターンを持つものを「2パスエンコード」と呼んでおり、 TMPGEnc 3.0 XPressの仕様表にある「VBR(2pass)」というのもこのことです。neoneo22さんがお書きになった「2パス可変」というのもこのことを指すものと考えて良いかと思います。
長所はより効率的なレート配分ができる(データ容量が同じならより綺麗(に見える)圧縮ができる)こと。
短所はエンコードを2回行うので(単純計算では)倍のエンコード時間がかかることです。
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