『オゾン毒性により家庭用オゾン発生器がカリフォルニアで販売禁止』 の クチコミ掲示板

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ナイスクチコミ21

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標準

エアコン・クーラー

クチコミ投稿数:89件

参考情報です。

オゾンによる空気清浄機能は、いくつかのエアコンで採用されているようで、それへの健康影響懸念のカキコミもいくつか見受けられますが、最近は、オゾンの健康被害の科学的エビデンスが増大しているようです。

それを受けて、装置の外に0.05ppm 以上のオゾンを出す空気清浄機に関しては、米国カリフォルニア州で、来年10月より、販売禁止になるようです。
http://www.arb.ca.gov/research/indoor/aircleaners/aircleaners.htm
http://blogs.consumerreports.org/home/2007/10/air-purifiers.html

0.05ppm 前後の(鼻が慣れてオゾン臭がしなくなるような)低濃度オゾンでも、健康被害リスクとなることが、判明しつつようです。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/142011.php

カナダでも同様の法規制整備の動きがあります。
日本も、産業用オゾン生成器には「オゾン利用に関する安全管理規準」(濃度監視による自動停止とか)があるようです。

また、放電プラズマを使っている機種も、放電によりオゾンが生成されている場合は、関係する可能性もあります。

関連情報へのリンクは、他の板(空気清浄機、洗濯機)にあります:
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/CategoryCD=2160/#9681403

書込番号:9681809

ナイスクチコミ!6


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クチコミ投稿数:89件

2009/06/11 06:20(1年以上前)

日本の家庭用の基準としては、室内オゾン許容濃度の暫定的な設計基準として、最高 0.1ppm 平均 0.05ppm という値を、(社)日本空気清浄協会が1967年に作成しているようです。また、このような基準をJISに取り入れようとする動きもあるようです:
「オゾン応用技術の安全管理に関する標準化調査事業」
http://www.tech.nedo.go.jp/PDF/100009290.pdf

書込番号:9682087

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:89件

2009/06/13 07:05(1年以上前)

カナダでは、どうも、製造禁止のようです。

Ozone generating devices are
illegal to produce in some countries
such as Canada.
http://www.foustco.com/_fileCabinet/ProductInstructions/Facts/air_cleaner_study.pdf

また、オゾンや**イオン等が、臭いなどの有機物を分解する時に、有害な分解物(ホルムアルデヒド等のシックハウス物質)を生成して、(オゾン濃度が低くても)部屋の中のシックハウス物質の濃度が増大する場合がある、という実験結果の報告があるようです。

Formaldehyde Increases through Exposure to Ozone from Ionizers and Ozone Generators
http://www.texairfilters.com/article-formaldehyde.htm

Researchers Confirm Some Air Cleaners Generate Ultrafine Particles
http://texairfilters.com/news/aircleanersgenerateparticles.htm

Isn't it Ionic? Air Purifiers Make Smog
http://texairfilters.com/news/5112006.htm

Some Air Purifiers Create Smog-Like Conditions
http://www.livescience.com/technology/060509_air_purifiers.html

イオン式の空気清浄機で、環境基準値以上にホルムアルデヒドが増える。
http://www.foustco.com/_fileCabinet/ProductInstructions/Facts/StillSomethingInTheAir.pdf

オゾンを発生可能な***イオン式の清浄機。
http://www.consumerreports.org/cro/appliances/heating-cooling-and-air/air-cleaners/ionizing-air-cleaner-inside-an-ionizing-air-cleaner-505/index.htm?resultPageIndex=1&resultIndex=7&searchTerm=ozone

http://www.et.co.uk/document/datasheets/document1032_4_1017.pdf

米国 ConsumerReports.org のオゾン発生機器への警告
http://www.consumerreports.org/cro/appliances/heating-cooling-and-air/air-cleaners/ozone-generators-not-acceptable/overview/ozone-generators-not-acceptable.htm

書込番号:9691250

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:89件

2009/06/14 05:04(1年以上前)

訂正と追加。

前掲のリンク記述の形式が間違っていました:

【誤】
関連情報へのリンクは、他の板(空気清浄機、洗濯機)にあります:
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/CategoryCD=2160/#9681403

【正】
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=9681403/


また、最新の「オゾン濃度と健康影響の相関」の医学的調査結果へのリンクは、こちら:
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=9695887/

書込番号:9695908

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:296件Goodアンサー獲得:7件

2009/06/15 00:20(1年以上前)

私は複数台の大型発生機と小型発生機を米国で購入しましたが、オゾンの毒性については、知った上で使うというのが普通と思います。(私の場合は、実験中にオゾン中毒で倒れた人間を救出したこともあります。193nmのレーザーなど真空紫外光を使うとなかなか凄いです。)

まぁ、オゾンは強い酸化性がありますから、無害なわけは無いですね。巷で言われる「活性酸素」なるもののと似ていますから。

米国でのオゾン発生装置は、産業用に消臭用として販売されているものと、タバコなどの匂いを消すためのもの、放電型空気清浄機といった三系統の品でしょう。

ほかに浄水器もありますが、これは除きます。なにしろ、水中で分解しています。

オゾン発生の原理は全て放電によるものです。

このうち、家庭用の後者2つは、常時オゾンを発生しますし、けっこうオゾンの発生量が多く、しかも非常に多く普及しているため、行き過ぎの感があります。

産業用のものは、500ドルほどしますが、オゾンを大量発生させて、ファンで送り出し、使用中(40分以内)は、人畜の立ち入りを禁止します。我が家では2基使っていますが、強烈なオゾン臭で、使用中は部屋にいることなどできません。化学物質を破壊し、ダニやカビ、花粉を殺してくれるので、たいへんに助かっています。

オゾンは、マイナスイオンやら活性水素やらの極めて怪しいゲテモノと異なり、強力な酸化力で臭気や細菌、カビ、花粉などを破壊、殺傷してくれますので、人と隔離した環境や、使用中は人を排除するといった使い方ですと極めて有効です。化学的な挙動は単純です。

はっきり言えば、オゾンは毒性の強い物質ですが、一方で極めて使いやすく、放っておけば勝手に短時間で無害化する代物で、使い方次第です。

米国におけるオゾン発生機の位置づけは、10年単位で変わるようで、10年前はオゾン発生機を製造した業者が逮捕されるなどの事象も起こりましたが、その後、家庭用のものが爆発的に普及しています。

米国で再びオゾン発生装置の規制が行われつつある理由は、人畜が存在する環境下で常時オゾンを発生する装置が大量に普及してしまった事が第一ですが、もう一つは、 喫煙者向けの空気消臭機としての用途が大であるため、狙い撃ちされた感もあります。

喫煙者御用達の「オゾン空気清浄機」
http://www.csonka.com/beta/ConsProdlist_purifier.html
これは、常時オゾンをだし続けますので人のいるところで常時使うことには疑問を感じますが、かなり普及しています。恐らく、今回規制騒ぎになったのは、これではないかと思います。

これは3台持っていましたが、車の消臭や、旅行先での利用にはたいへんに便利であったものの、放電板(オゾン発生部)に埃や油脂、水分が吸着し、絶縁破壊が生じ、入念に手入れしても2年くらいで壊れてしまいました。飛行機の手荷物検査の際に、TSAの検査官が「私も持っているよ」という場合が非常に多かった事からも、相当に普及しているものと思われます。

要は、人畜の存在する解放空間でのオゾン発生機の連続使用が、米国では著しく普及してしまい、そのことへの揺り戻しが起きているものと思われます。こんな使い方では、オゾンそのものの毒性だけでなく、炭化水素化合物は酸化されますので、アルデヒドが発生して当たり前ではあります。

本来は、短時間、人畜を排した環境で用い、使用後は換気するものです。

書込番号:9700789

ナイスクチコミ!7


クチコミ投稿数:89件

2009/06/16 02:20(1年以上前)

コロラド丸さん 

>実験中にオゾン中毒で倒れた人間を救出したこともあります

スゴイですね。

>本来は、短時間、人畜を排した環境で用い、使用後は換気するものです。

ホテルの部屋の臭い消しにも使われているみたいですね。
多分、タイマーでセットして、清掃員は退避して、
部屋をオゾンで充満してクリーニング開始し、
自動停止後のオゾン減衰後の頃合を見計らって、部屋に入って窓開け換気、といった使い方?

書込番号:9706233

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:296件Goodアンサー獲得:7件

2009/06/16 11:27(1年以上前)

>多分、タイマーでセットして、清掃員は退避して、部屋をオゾンで充満してクリーニング開始し、
>自動停止後のオゾン減衰後の頃合を見計らって、部屋に入って窓開け換気、といった使い方?

その通りです。かなり強烈なオゾン臭で、30分もかければ変なにおいは無くなります。その後、換気して30分も換気すればオゾンは無くなるという使用法です。

アメリカで住んでいたアパートメントでは、はじめの頃、先住者が犬を飼っていたらしく、ダニがカーペットに住んでいたのですが、これもオゾンで毎日3回処理して1週間ほどで根絶しました。

殺虫剤とちがって残留物がまったくあり得ないのですが、一方でその強い酸化性は人体に有害ですから、キッチリ換気する、人のいるところでは使わないのが大前提ですね。

なお、オゾン発生機は昇圧回路とセラミック電極、拡散用のファンをゼンマイタイマーで動かすもので、とても簡単な作りです。

書込番号:9707165

ナイスクチコミ!3


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