『現行モデルでPS2ソフトのアップスケールできる？』のクチコミ掲示板

[クルエル]

PCWATCHの後藤さんの欧州版PS3の記事を読む限り、PS2タイトルのアップスケール機能は時間かかりそう？現在の情報から予測するとRSXが受け取ったデータにアップスケール処理して出力しない限り不可能です。（理由は別記します。）CELL＋RSXだけでPS2エミュレーションを実現できてからアップスケール機能を実装する可能性が高い気がします。詳しい方の見解はいかがでしょうか？

書込番号：6135313

[隣のお兄さん]

現実は、「難しい」と言えます。原因が、ＲＳＸでもＣｅｌｌでもなくて、［ＧＳ｝にあるからです。ＥＥは、無くせても、ＧＳのｅＤＲＡＭをどこに付けるのかが問題です。これを「後藤氏」はＧＳの「バス」が適合する場所を「サウスブリッジ」にしようとしていることを説明しています。

ＲＳＸとＣｅｌｌの間のバスは20ＧＢ／ｓ以上あり、「グラフィックメモリー」と「メインメモリー」をＣｅｌｌからもＲＳＸからもアクセスできることと、メモリインターフェイスが2重なので、「ＧＳ｝が使用するメモリーのクロックが合わないからです。

ＰＳ２のロジックをＣｅｌｌでエミュレートできるとしても、ＰＳ２のソフトの動作速度が、ＰＳ３にとっては「ボトルネック」になります。
ソフトの命令を「コンバート」して、ＰＳ３に適合させるには、ＳＰＥの6個に一度に「データを渡す」と、処理はすぐに終わって、後は次の「命令の待ち時間」になります。つまり、ＳＰＥから処理されて戻ってきた「データ」は一度メインメモリーに貯められて、Ｃｅｌｌが　タイミングよく読み出して、「サウスブリッジ」に送ります。

「ＥＥ」をシュミレートしたデータは、一度「サウスブリッジ」に送られて、2.5ＧＢ／ｓでＧＳが受け取り、「テクスチャデータ」の処理が行われて、サウスブリッジ経由で、ＲＳＸのメモリーに書き込まれます。

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この方式でPS2互換を取る場合、互換性の上でハードウェア的に問題となりそうのは、メインメモリからGSまでのレイテンシィだ。GSではオンダイで載せているeDRAMのメモリ量が4MBと限られている。そのため、PS2タイトルの多くは、EEに接続されているメインメモリとeDRAMの間でテクスチャデータを頻繁に入れ替えている。そうした事情から、メインメモリ−GS間のレイテンシが変化すると、表示に影響が出る恐れがある。
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そのために処理の手段として
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この問題については、今回は、ターボバッファ的なメモリを用意することで解決しているという。ターボバッファの詳細はまだわからないが、リードオンリキャッシュで、テクスチャアクセスを減らしていると想定される。GSチップは必然的にeDRAM混載プロセスとなるため、オンチップにより多くの eDRAMを積み、それをバッファとして使っている可能性がある。PS2グラフィックスのテクスチャの場合は量が少ないので、キャッシュは効きやすいはず、とある業界関係者は言う。
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このように、「別の処理をするには新たな仕組み」　を組み込まないと、互換性が取れなくなるのです。

書込番号：6136298

[クルエル]

詳細な説明ありがとうございます。PS2アップスケール機能はあくまでも噂でしたが、かなり難しそうですね。技術的には可能性が有っても、PS2アップスケール機能のためだけに高コストな異種混合CELLを早期に開発する事は考えにくいですね。残念だけど欧州版PS3以降だけが可能に成るよりは既存ユーザーに与えるショックは少なく成りそうですね。今後はRSXの出力映像の調整に期待します。なにせPS2は良作が続くので。隣のお兄さんは期待されてるPS3タイトルはありますか？

書込番号：6136559

[隣のお兄さん]

カードゲームの「ＴＨＴＥＹＥ　ＯＦ　ＪＵＤＧＭＥＮＴ」などですか。当面は。

秋ごろにはまたゲームが増えているはずなので、しばらくは
「Folding@hom」に参加するつもりです。ＰＣはＣｏｒｅ　Ｄｕｏ　Ｔ2300を使っていますが、Ｔ7400に交換してＩＢＭの「グリットコンピューティング」の

http://www.worldcommunitygrid.org/index.jsp

こちらも同時に進めて行きます。

書込番号：6137364

[クルエル]

グリッドの技術成長は、やはりIBMに先行して頂き、PS3はHOMEなどの提供で、常時接続されたPS3を増やす事に注力して、正に細胞を増やすのが当面の目標ですね。
個人的には多くのユーザーが視覚的に判りやすい、接続人数の表現が上手く実装されたら、ユーザー同士の交流や連帯感が高まると思います。かーなり楽しみになってきました。

書込番号：6137474