『内蔵HDDの外装化』のクチコミ掲示板

[アンテナおじさん]

cozy72さんの投稿(2016/05/10)に触発され、タイムシフト用内蔵HDDを外装しましたので、報告します。長文で恐縮です。
　目的は、夏季に集中する録画失敗を低減すること、HDD寿命を延命することです。当方の機体は夏季に本機外部の温度上昇が著しく、以前より内蔵HDDの高温環境が録画失敗とHDD短命(HDD故障による換装済み)の原因ではないかと考えていました。しかし、根本的な対策はせず、放熱を促すため周囲環境を整えるのみでした。
　HDD外装化するにあたり、HDD外装ケースの条件として、HDD個々にSATAを接続できること(必須)、タイムシフト用HDD・通常録画用HDDを格納することを念頭にHDD格納数は３台以上、HDDの放熱を考慮し冷却ファン付き、としました。外装方法は別途詳述します。HDDの外装対策後、録画失敗は発生せず、順調に稼働中です。外装HDDケースの冷却ファン作動音(低回転モード)が気になりますが、ファン交換で対策する予定です。
　総括すると、HDD外装化により、当初目的はおおむね達成できたと考えています。ただし、内蔵HDDを外装する行為はスマートではないかもしれません。また、通常録画用HDD(2.5インチ)を変換マウンタのみで3.5インチベイに実装できるか検証が必要です。

使用部材
・外装HDDケース
　センチュリー iStarUSA リムーバブルラック 3Bayモデル(BPN-DE230SS-BK)
・SATA延長ケーブル(30cm)
・耐震シート(ダイソーで購入)

下記、当方が実施した外装方法です。
1. タイムソフト用内蔵HDDを取り外し、左右のHDDを区別する印を付ける。
2. 右側HDDの電源ケーブルを筐体左側(電源回路側)へ引き出す。(外装HDDの電源として使用)
3. 右側HDDと左側HDDのSATAケーブルを交換後、延長ケーブルを接続し、
筐体左側へ引き出す。左右のSATAを区別する印を付ける。(左右ケーブル長が異なっており、交換すると筐体左側へ引き出す際に都合がいい)
4. 筐体側面の化粧パネルを外し、最後部の筐体穴から電源ケーブルとSATAケーブルを筐体外部へ出す。
5. 内蔵HDDのフレームを筐体に戻し、組み上げる。(左側化粧パネル除く)
6. 外装HDDケースにHDD格納し、電源ケーブルとSATAケーブルを接続する。(HDDの区別に注意する)
7. 耐震シートを外装ケース底面に貼り、本機の天板上に設置する。(設置方法・場所は任意)
8. 本機の電源投入後、タイムシフト録画の再生を確認する。(HDD設定は不要)

書込番号：20123495

[アンテナおじさん]

訂正です。
外装方法 3.SATAケーブルの左右交換は不要です。
ケーブル左右交換は、筐体右側から引き出す際の方法でした。
電源ケーブル延長が必要なため、今回では採用していません。

書込番号：20123530

[JOKR-DTV]

お疲れ様です、うまくいくといいですね。

書込番号：20123604　スマートフォンサイトからの書き込み

[アンテナおじさん]

HDD外装化の追加報告です。

外装化後、順調に動作しているようでしたが、以下の問題が発生していました。
・タイムシフトの録画抜け(動画が飛び飛びになる)がある。
・タイムソフト録画中に再生すると、動作が遅く、停止する場合がある。
これらの現象に関して、�@SATAケービルを延長したこと、�ASATAケーブルを電源回路を横断して配線したこと、に由来する伝送信号劣化が原因と考えました。

対策として、外装HDDを本体右側に移動し、最短SATAで接続することにしました。外装HDDの移動により電源回路の配線横断は解消し、30cmのSATAケーブル(延長なし)で配線可能です。
対策した結果、上記２つの問題は解消することを確認しました。主原因は不明ですが、シールドなしの信号線を延長した上、電源回路付近に配線することは避けるべきでした。(当時は、放熱を意識しすぎ、見落としていました)

書込番号：20221634