


その他オーディオ機器 > MARK LEVINSON > No52
昨日、No52を試聴する機会に恵まれました。
試聴は店舗ではなく、No52オーナー個人宅での試聴でした。
もともとはNo32L所有の常連の方が、No52へ買い替えを検討されていたのですが、デモ機の都合がつかず保留になっていたところ、店舗の方がNo52オーナーにお願いして実現した個人宅試聴会です。
今回は私を含めギャラリーは3名で、私以外の2名は共にNo32L所有で、2台の違いがメイン試聴という事で、2名ともNo32Lを持参されていました。
私は今回は『おまけ』としての参加で、とりあえず326Sを持って行きました。
まずNo52オーナーのシステムを聴きました。
スピーカーはB&Wシグネチュア800(改)、パワーアンプはFMアコースティックFM711(バイアンプにより2台使用)、プレーヤーはdcsスカルラッティシステム です。
B&Wシグネチュア800(改)の改とは、スピーカー内部配線を全てバン・デン・ハル製に換え、ネットワークも特注で外付けしている懲り様です。
このシステムで出てきた音は、あっけにとられるくらい『普通』でした。
ただこの『普通』とは、低域から高域までバランスが良く、どこにも不満がない程にクオリティーが高いと感じとれました。
よく言う音像や音場といった表現を超えたハイグレードな音質は『凄い!』を通り越えて『普通』に感じたものです。
たぶんこの『普通』はそう簡単には出せない音でしょう。おそらくスピーカー、プリアンプ、パワーアンプ、プレーヤーの全てが絶妙にバランスしているからで、どこかひとつを崩せば『普通』が『不満』に変わってしまうでしょう。
プリアンプNo52がこの『普通』にどのくらい貢献しているのかが解からないので、ギャラリー所有のNo32Lにチェンジして試聴しました。
一聴して解かったのは、クリア度が薄れた感じがしました。それは霧がかかった様に少し見通しが悪くなった感じです。
No32L所有者もこの違いははっきりと感じ取った様で、買い換える意味があると言っておられました。
次に私が持ち込んだNo326Sで試聴しましたが、はっきり言って話しにならないレベルでした。
霧どころか、ぶ厚い雲が行空を覆っている様で見通しが全く利かない音だと解かり、複雑な心境です。
うちのシステムでは問題なく鳴っていますが、レベルが上がると能力不足が露呈してしまいます。
No52を聴いてしまうと、これ以外のは頭から消えてしまいます。今はムリですが、何年か後に導入出来ればと思っています。
余談ですが、今回2名の方のNo32Lを持ち込まれており、両方とも試聴しましたが、面白いことに基本的な音の傾向は同じですが、細部が少し違って聴こえました。
一台はかっちりした音を出していましたが、もう一台は少し緩めの印象がありました。
2台の導入時期には2年の開きがあるとの事でしたが、この差は経年劣化なのか、単なる個体差なのか、所有者の鳴らし方なのかは解かりませんが、同じ機器でも環境が違えば、出てくる音も違って聴こえるのは興味深い発見でした。
普段、店舗での試聴では決して得られない体験であり、他のオーディオファイルの音(音楽)を聴くのは、良い勉強になります。
書込番号:17911453
16点


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0 | 2014/09/07 18:22:52 |
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