


Genelecスピーカーシステムを試聴比較してきたのでレビューします。
■システム1/ステレオ
スピーカー/2 x 8331A、2 x 8341A、2 x 8351B
キャリブレーションソフト/GLM
PC/MacBook
DAC/RME ADI-2 PRO
音楽ソース/TIDAL
■システム2/イマーシブ
スピーカー/5 x 8351B (L / C / R / LS / RS)
2 x 8341A (SL / SR)
4 x 8331A (FHL / FHR / RHL/ RHR)
2 x 7370A (LFE)
キャリブレーションソフト/GLM
DAW/Pro Tools
オーディオ・インターフェース/RME Fireface UFX、RME M-16 DA
PC/Windows
プレーヤー/DP-UB9000
AVアンプ/AV10
音楽ソース/ブルーレイオーディオ、DOLBY ATMOS映画
■システム1/ステレオについて
2 x 8331A、2 x 8341A、2 x 8351B順に試聴。
音源は、16bit/48、24bit/96まで再生。
既に8331Aの時点で音の分離感、解像感、立体感がハイクオリティ。
自宅システムでは707S2をデスクトップ環境で視聴しているが、全く異次元のサウンドに驚愕。
2chシステムとは思えない音の立体感があり、ボーカルと楽器音の分離感が体全体を包み込む。
ボーカルの定位は上方にあり、フルレンジスピーカー特有の音場の広さを感じた。
さらに上位モデルと聴き比べたが、パワー感と安定感が増していく印象。
GLMのキャリブレーションをON/OFFし、その違いを比べみたが、ONだとやはり音の定位感と解像感が引き締まる印象。
GLMのキャリブレーションソフトは最大200chの配置設定が可能との事で、2c/マルチチャンネルのプリセット以外にも別々に保存可能でした。
■システム2/イマーシブについて
2chシステムの時点でハイクオリティだったが、イマーシブシステムはさらにハイクオリティ。
DOLBY ATMOS映画のサウンドは、自宅のklipshサウンドを上回る立体感と解像感があった。
klipshアメリカンのドンシャリサウンドだとしたら、Genelecは北欧のクラシックサウンド。
とても洗練されている綺麗なサウンドクオリティだった。
その他、リファレンス特殊音源のブルーレイオーディオを試聴した。
このディスクは、192kHz/24bitのハイレゾリューション・イマーシブ・サラウンドの再生に必要となる広大な記憶容量とバンド幅を組み合わせた「Pure Audio Blu-ray」フォーマットで作成されているとの事で、すべての曲が以下それぞれのフォーマットで収録されており、リモコンの色ボタンで再生フォーマットを選択することが可能でした。
5.1ch DTS-HD MA(24bit/192kHz)
2.0ch LPCM Stereo(24bit/192kHz)
11.1ch Dolby Atmos
11.1ch Auro-3D(24bit/192kHz
私が持っているヤマト2199ブルーレイオーディオが以下の仕様なので、このディスクの仕様がどれだけハイクオリティで凄いか分かる人には分かるでしょう。
5.1ch LPCM(24bit/96kHz)
2.0ch LPCM Stereo(24bit/96kHz)
11.1ch Dolby Atmos
11.1ch Auro-3D(24bit/192kHz)
とにかく、今まで聴いた中で最高レベルのイマーシブサウンドクオリティでした。
音展2023で、PIONEERのLX805やDYNAUDIOのマルチワイヤレスシステムなども聴いてきましたが、Genelecのスピーカーシステムは、最高レベルのキャリブレーション技術とアクティブスピーカーシステムが一社完結のソリューションなっており、業界最高峰のサウンドシステムと言われるだけあるなと思いました。
ネットワークオーディオを初めて4ヶ月目のオーディオ初心者が、辿り着いた先は今ここです。
果たしてこの先、どんなオーディオ体験が待っているのか、、、神のみぞ知る。
TBC
書込番号:25370957 スマートフォンサイトからの書き込み
3点

GLM 4ソフトウェアは、Genelecスマート・アクティブ・モニターおよびサブウーファーに内蔵される最新のDSP回路と緻密に連携し動作します。GLM 4リファレンス・マイクロフォン・キットを用いて測定した室内音響特性に基づき、GLM 4.2のキャリブレーション・アルゴリズム「AutoCal 2」が各モニターのレベル、距離の差による遅延、クロスオーバーの位相、ルーム・レスポンスのイコライジングを自動的に最適化します。最適化されたサウンドを好みに応じて微調整することも可能です。
GLM 4.2は、大規模なイマーシブ・モニタリング・システムからコンパクトなシステム、さらには超至近距離のシステムにまで柔軟に対応し、あらゆるシステムをキャリブレートします。新機能のキャリブレーション・グループIDは、左右対称に設置されたモニターをグループとして扱うことで、キャリブレーションの精度やモニター間のバランスをさらに改善できる機能です。またサブウーファー・グループIDは、複数のサブウーファーを連携させ自由度の高いレイアウトを可能にします。GLM 4.2は、音響特性が優れた空間でのリスニング体験をさらに向上させたり、残響の多い厳しい音響条件のレスポンスを改善することができ、様々な場面であなたを強力にサポートします。ステレオからイマーシブまでの各フォーマットに対応し、過去最高のユーザーフレンドリーなシステム・マネージメントと拡張性を提供します。
新機能として搭載されたGRADEレポートにより、リスニング・ルームとモニタリング・システムの完璧な分析が行えるようになりました。GRADEレポートを使う事で、室内音響をさらに改善したり、プロの音響エンジニアとリスニング・ルームの詳細な測定結果を共有する際に役立つ機能です。GRADEレポートは2022年まで無償で提供されます。リスニング・ルームが抱える音響的問題に関する詳細な分析結果と改善のためのアドバイスが確認でき、室内音響処理の微調整、モニターやリスナーの位置の調整、ベース・マネージメントの最適化、ITU-R BS.1116勧告への準拠の確認などに活用できます。
https://www.genelec.jp/glm/#section-cmscontent_INSTANCE_xsesckgh7FRD
書込番号:25371142 スマートフォンサイトからの書き込み
1点

今回の試聴比較で感じた事をまとめると、こういう事だ。
今までのオーディオシステムの概念は、ピュアオーディオ、イマーシブオーディオと分離してシステムを組んでいたが、Genelecスピーカーシステムではその概念が覆された。
つまり、ピュアもイマーシブも一体のシステムとして機能可能であり、それを状況に応じて使い分ける事ができるという事だ。
パッシブスピーカーのAVアンプでもそれは可能であるが、アクティブの場合はピュア用にプリアウトする必要性がない。
また、キャリブレーションはAVアンプ側に依存せず、スピーカー側で独立して制御できるというのが最大のメリットである。
実際のスタジオ現場ではイマーシブを制作してから2chソースを制作しているそうなので、それと同様なイマーシブ環境を構築すればそこから2ch環境に切り替えて視聴可能である。
いわば、プロの制作システムと同等なシステムが自宅に構築可能なのである。
それは、制作者の意図する原音ピュアソースに限りなく近い形での体感可能を意味する。
ある意味、私が目指すハイブリットネットワークオーディオシステムの理想形でもある。
いつの日かこのスピーカーシステムを現実化する日がくるだろう。
書込番号:25371260 スマートフォンサイトからの書き込み
0点

尚、DOLBY ATMOS音源を制作する上で欠かせないツールを紹介する。
Dolby Atmos Production Suite
Dolby Atmosのファイル形式=ADM BWFを作成するためには、ハードウェアまたはソフトウェアのレンダラーが必要となる。ハードウェアのHT-RMUは認定販売店での購入になるが、ソフトウェアのDolby Atmos RendererはAVIDストアから購入&ダウンロードが可能だ。Dolby Atmos RendererはDolby Atmos Production Suiteというバンドルに含まれている。バンドルはMacのみ対応しており、Windowsユーザーの場合はHT-RMUか、後述のSTEINBERG Nuendo 11を使う必要がある。
Dolby Atmos Rendererのほか、Dolby Audio Bridge、Send/Returnプラグインなどが付属する。Macのみ対応となっているので注意しよう
Dolby Atmos Production Suiteには、DAWとDolby Atmos Rendererの橋渡しをするCore Audio仮想デバイス、Dolby Audio Bridgeが付属している。DAW側のアウトプット・デバイスでDolby Audio Bridgeを選択すると、Dolby Atmos Rendererへのチャンネル・アサインがDAW上から設定可能に。DAWでパンニングなどミックスを行ったら、Dolby Atmos Renderer上で曲を録音&書き出しすることで、ADM BWFを作成できる。
Pro Toolsハイブリッド・エンジン
Dolby Atmos Production Suiteを使えば、主要なDAWでDolby Atmosのミックスが行えるようになる。とは言え、スタジオやエンジニアとの連携を考えた場合、よく使うことになるのはAVID Pro Tools|Ultimateだろう。Pro Tools|UltimateではADM BWFを直接エクスポートできるため、Dolby Atmos Rendererでリアルタイム・バウンスを行う必要も無い。
また、Pro Tools|HDXがハイブリッド・エンジンに対応したこともDolby Atmosミックスをする上で有利になった。CPUとDSPのパワーを最大限に使えることで、使用可能なボイス数も増え、大規模なDolby Atmosミックスにも対応できるだろう。
Pro Tools|HDXシステムが、ネイティブとDSPでの動作を分割して行えるハイブリッド・エンジンに対応した。最大2,048ボイスまで実行可能と、Pro Toolsのパフォーマンスが大幅に向上するため、Dolby Atmosにおいてもメリットとなる。
Nuendo 11 Renderer for Dolby Atmos
先述の通り、Windowsユーザーの場合はDolby Atmos Rendererが使えないため、HT-RMUを使用するしかなかったのだが、Nuendo 11がDolby Atmosのレンダー機能を搭載したことにより、Windowsユーザーの選択肢が増えた。Nuendo 11では、Renderer for Dolby Atmosを内蔵。プロジェクトからベッドやオブジェクト・チャンネルを割り当てることができ、ミックスからADM BWFの書き出しも行える。2/5.1/7.1/5.1.4/7.1.4chに対応し、ダウン・ミックスも作成可能だ。オブジェクト情報やメタデータを含んだADMファイルをインポートすることもできるので、Dolby Atmos Production Suiteで作ったミックスをNuendo 11で開くこともできる。
https://www.snrec.jp/entry/special/dolby-atmos-music_tools
書込番号:25371935 スマートフォンサイトからの書き込み
0点

確かテレビで、海外有名演劇家の部屋に置いてて
スピーカーの説明してましたね。
なんの番組か、ちょっと気になってアマゾンで当時調べた記憶があります。
番組内容が分かればお答えしますがちょっと忘れました。
確かNHKだったようなー。
書込番号:25374355 スマートフォンサイトからの書き込み
0点

>確かNHKだったようなー。
もしかして、BS4K/22.2chとかですかね(笑
このスピーカー/GENELEC 8331Aは、ワンペアで\726,000です。
いつかはこれで11.2ch/アトモス、組んでみたいですね。
流石に22.2chは無理ですが。。。
完璧なシステムです。
書込番号:25374446 スマートフォンサイトからの書き込み
0点


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