


デジタルカメラ > SONY > サイバーショット DSC-W610
【おことわり】このスレは、優劣を付けるスレ意図はありません。
「ボトムグレード機(以後、ボトム機)」は、ラインナップ中、最下層グレードの機種のことを差します。価格競争に晒され、上位グレードの価格維持対策の為「人身御供」として市場に投入される「品揃え対策」の意味合いも強いと思われます。
これらの「ボトム機」は、コスト的な縛りも厳しいだけに、徹底的なコストダウンの一環として機能の取捨選択も行われますが、同時に安く手にしやすい分、幅広い客層の目に留まる(但、マニア以外。「スペック命!なマニアには見えない」グレード)可能性があるだけに、絶対的な画質やスペック操作性の簡単さ、扱いやすさなどは工夫が必要なグレードとも言えます。
今回は、ソニーと同じ総合家電メーカーの「ボトム機」である「DMC-S1(現行機はS2)」と、ボトム機なりの「設計思想」に迫ってみました。
【1】ターゲット層は?
シャンプーに例えて言うなら、メーカーの意図している客層はDSC-W610は「パンテーン」、DMC-S1は「メリット」という印象です。
DMC-W610は少し前の「サイバーショットのCM」がどの客層をターゲットにしているかを考えれば、アラサーぐらいまでの女性を意識しているのかもしれませんね。あとソニーファン。ソニー製品はスタイリッシュさも追求しなければならない宿命でもあるのか、シャッター廻りは、実用性よりデザイン性を重視しているようで、やや斜め前から押すようにしてシャッターを切る必要があります。対して、パナのほうは「ユニバーサルデザイン」を意識しているのかな? 大きくて押しやすいシャッターボタンで、こども〜年配の方まで扱い易さを重視しているのかなと推察します。ボディに関してもDSC-W610はシャッターボタンに至るまでスタイリッシュさを強調したデザイン。シャッターまで統一感ありますね。対してDMC-S1はボディ自体丸っこくて角を取ってあるデザイン。万が一の際の安全性を重視したのかな?
書込番号:15567083
3点

【2】どこにコストを掛けるかの違い
電池&メディアスロットのカバーは両社で違いが出ていますね。
DSC-W610のカバーはイマドキの各社のボトム機でよくあるタイプ。開閉時にやや強めに力を入れてスライドさせる必要がありますが構造的に簡素でコスト削減に供与しているのでしょう。簡素化の一方、カバーには適合バッテリーの案内があり取説を読まなくても、どのタイプのバッテリーが適合するのか一目で分かります。ソニー機のバッテリーは「Nタイプ」という様に、型番もありますけど「タイプ名」で覚えやすくなっています。そういうピリシーなんでしょうね。対して、DMC-S1のほうはミッドクラスにあるような一旦レバーを引いて開閉するタイプです。部品点数は多いですが部品共通化によるコストダウンを実現しているのかな?こちらは余り力が無くてもレバーを引けば開閉できますので、ことも〜年配の方まで開閉しやすいかも知れません。レバーを引かなければ開きませんから、使用中にうっかり開いてしまうこともあまりないかも知れませんね。
書込番号:15567122
2点

【UIと十字キー】
DSC-W610はNEXのUIを彷彿とさせる色使いで共通点も見受けられるデザインです。ただ、コントロールホィールを前提としたNEXと、十字キーを前提とした本機では操作性が異なるため、NEXとDSC-W610では使用感が異なります。ただDSC-W610ではメニューの文字大きくすることも可能で「らくらくデジカメ」的な使い方も出来るよう、ソフト面で配慮されているようです。対してDMC-S1はLUMIXシリーズ共通のUIそのもので、LUMIXユーザーならミラーレス機からコンデジまで、同じUIで扱えるという解りやすさがありますね。
十字キーは特徴的で、DSC-W610では「露出補正」が十字キーに無い代わり、「スマイルシャッター」が一発で呼び出せます。上位グレードのサイバーショットでは他社機同様、「露出補正」はあっても、「スマイルシャッター」は十字キーにはありませんね。
DSC-W610のグレードの客層は「スマイルシャッター」の利用比率が高いとリサーチしているから、このような仕様になっているのでしょうね。
また、DSC-W610/DMC-S1共に「マクロ」ボタンはありませんね。サイバーショットの場合、基本的にマクロボタンはないはずですから「マクロ」は自動認識でにして、あえてボタンを押して呼び出さなくとも、最短撮影距離で撮影できるようにするポリシーなのかな。LUMIXではSシリーズのみこの仕様で、上位グレードはマクロボタンで呼び出します。LUMIXでは、ボトム機ではこの仕様にしているのは、このグレードの客層は、自動認識とした方が使いやすいと判断しているのかな。
とりとめのない話になってしまいましたが、ボトム機だってコストの縛りが多い中、各社工夫しているのでしょうね・・・というお話しでした
書込番号:15567175
2点

ココも楽しそうなのでお邪魔しますm(_ _)m
実はSONYのカメラはボトム機(当方は他人と話す際、普及機と呼ぶが)が御買得かも知れません
確かに造りが、ちょっと「大丈夫かいな?」という所は点在しますけど
書込番号:15568220
1点

sg5f_x20 さん
こん**は。
確かに、ソニーのこのクラスは「モデル末期」には、かなり「お買得」かもしれませんね。なんだかんだで基本的なところはしっかり押さえていますし、カメラ自体を趣味にしていない人が普段使いでよく使うと思われる機能はしっかり残してあります。また、このクラスの割りに「寄れる」のも嬉しいですね。一般的なマクロ5cmと、本機の4cmは、たった1cmですが大きく違いますし。(他社の同グレードだと最短10cmとかも)
> 確かに造りが、ちょっと「大丈夫かいな?」という所は点在しますけど
シャッターを始め、背面のズームボタンや十字キーなど「ボタン類の耐久性」は確かに気になりました。
ただ、このクラスのコンデジの使われ方や消費サイクル的には、必要十分な強度として設計してあるのかもしれませんね。少なくとも年間数万ショット撮影で5〜6年使い続けるなんて使い方は想定していないでしょうし。
書込番号:15568455
0点

モデル末期はクラス問わずデジカメは魅力ですよね
※次期Wシリーズは出るのか疑問ですが
撮影にかかわる基本的な所は抑えてないと、ただでさえ売れにくいクラスが、もっと売れにくくなりますから機能を省くしかないのでしょう…
※流石に暗所撮影はW系統の機種は厳しいですけど
「年間数万ショット撮影で5〜6年使い続けるなんて使い方は想定していないでしょうし。」
↑の耐久性に関わる所は、一眼レフの領域ですね…
このクラスの機種は「使い捨て」は言いすぎですが、安く買って壊れたら次に行く割り切りの有る人・ブログの様に「記録写真」を安いカメラで撮りたい人向けかと思います
趣味についてですが、むしろ「カメラを趣味としていて、ある程度の性能・使用条件の常識が有る人」以外にはオススメしにくい機種です
初心者は「シャッター押せば撮れる」程度の人が多いですから、そうした人にはSONYだとWX70以上を勧めた方が良いでしょう
写真はDSC-W550で撮ったモノですが、スイッチ・シャッターボタンの形状は不満でしたが、晴天屋外の散歩カメラとしては良かったと思います
書込番号:15568588
0点

sg5f_x20 さん
「カメラの詳しいことは分かんないけど、簡単に撮れる、安いサイバーショットが欲しい!」って人に相談されるとすれば、確かに私でもWX70か、タッチパネル嫌いな人ならWX50あたりをお奨めしますね。W610とWX50では3000円程度しか違わないですし。
W550の作例もありがとうございます。
1枚目は記憶色っぽいので、シーンモードの「ビーチ」をお使いになられたのでしょうか? これぐらい青を強調できるなら、使いどころによっては印象的な画が得られそうですね。
Wシリーズの今後に関しては、「日本市場では」次はないかも知れませんね。そのままWX50後継機とWX50を併売し、WX50後継機の価格維持対策に使う方が賢明なような気もします。
書込番号:15573420
0点

股太郎侍 様
W550の二枚ですが、工場出荷の状態から画像サイズを除いて変えてません
当方の持論ですが、「コンパクトは、設定を変えずに綺麗な写真が撮れるか」が評価のポイントです
単に面倒くさがりなだけですが、↑の様にアレコレ考えて取るのはプレミアム機・一眼レフでやれば良いと言うのが当方の考えです
書込番号:15574552
0点

sg5f_x20 さん
こん**は。
お考えのように、コンパクト機は「気軽に撮れる」ことが何より大切で、最低限そうすることが出来ないと、ニッチな商品になってしまうでしょうね。
私の場合かなり特殊かも知れませんね(^^)
色々「おもちゃ」を買い集めていますが、コレクション目的もありますが、1日これ1台しか使ってはいけない「縛り」を入れ、限られた機能や性能の中で、ミッションをどう達成するか・・・という「鍛錬」を積む為の教材としても活用しています。旅先でメイン機のバッテリー(スペア含め)使い切ったり等、他の機種で撮らざるを得ない状況は何度も経験していますので、いざという時、使える機種で「ベター」な結果を得るためには「機材を言い訳にしない」覚悟も必要で、例え「おもちゃ」であろうと、発色や露出の傾向、得意/苦手な焦点距離、ポテンシャルの引き出し方・・・等々、知っておかなくては話になりませんかららね。なので、普通そこまでやらないよって事やってるわけです。
最近は遠征時には御守り&最後の秘密兵器として「写ルンです」もリュックの片隅に入れています、デジタルでなくても記録は出来ますし、フィルムのラチチュードの広さが救いになる事もありますから。
書込番号:15579511
2点

「私の場合かなり特殊かも知れませんね(^^)」
↑廉価カメラを購入して「使い方を研究」する人と、気に入らずに文句以下の「我が儘」を口コミに投稿する人とは根本的に違うでしょう
※そのレベルの我が儘を口にする人は、何を買っても気に入らないでしょうが
廉価機と言うのは、「極初心者」の為のモノではないのかも知れませんね
W550での噴水写真ですがデフォルトで、あのレベルの映りなら「費用対効果」は高いと言えます
僕が初心者にSONY機でDSC-WX100かなぁ( ̄-  ̄ ) ンー
※この程度以上の機種で気に入って貰えなくても「コンパクトデジはだいたい各社こんなもん」と言えますから
書込番号:15580567
0点

そらぁ、あれですよ。
長らくこの製品の設計に携わってきた人が言わなくても高品質の製品を送り出せるところまで来たということですよ。
書込番号:15586941
1点

aspic 様
本当にコレでCCD機が終わるとしたら寂しい限りですね
せっかくココまで煮詰めて「安くて使えるカメラ」になったのに(´;д;`)ブワッ
書込番号:15587003
0点

こん**は。
後継機、DSC-W710は出るみたいですね。16MPのCCD搭載、5倍ズーム機のようです。来週のCESで発表される?W630後継機は、W630のようですね。
http://digicame-info.com/2013/01/ces-6.html
http://www.digicamdb.com/compare/sony_cybershot-dsc-w710-vs-sony_cybershot-dsc-h100/
「日本市場では」上位機の価格維持&品揃え程度しか存在意義がないとしても、新興国市場においては「主力商品」かもしれませんね。サムスンやハイアール(Haier)を初めとする海外のメーカーとも新興国市場で熾烈なシェア争いをしているでしょうから、その市場の客層の購買力にあった製品を投入できなければ、シェアなんて取れないでしょうし。日本のマニアが好む商品が、世界中どこでも売れるとは限らないわけで、こういった裾野の機種もグローバル展開するには絶対必要なのでしょうね。
書込番号:15587159
1点

スレ主様 有難う御座いますm(_ _)m
ひとまず、CCD機の後継機が日本で発売される望みが完全に断たれた訳ではない事が判り、安心しました
「上位機の価格維持&品揃え程度しか存在意義がないとしても…」
このスレに投稿する誰かが愛好者になるのではないかと( ̄ー ̄)ニヤ...
書込番号:15587206
0点

35mmがキーワードです。
焦点距離35mmからの3倍ズームくらいが設計に無理のないスペックだったんですね。
それを家庭向きに狭いところでも広く写る便利さを優先して広角側を広げ始めたんですね。
松下が最初にやったんですね。
昔はとにかくもっと広く写ればいいと思っていましたがとんでもない間違いでした。
しかしどこのメーカーでも技術は一定ぐらいに進んでいるので、無理のない焦点距離に戻すのが
確実にレンズ性能を上げる方法なんですね。
また散財して、35mmからのズームレンズのついているLUMIX DMC FP7-Nを買っちゃいました。
今時この望遠系のレンズがついている機種は珍しいです。
書込番号:15601451
0点

28mm、35mmという焦点距離は、スナップに関して言えば非常に扱いやすい画角になりますね。特に使いこなしに難しい事もなく、コンデジやデジイチのキットレンズも広角端は28mm相当のものが多いのは、画角に振り回されることなく使える点を重視しているのでしょうね。古くはフィルム用レンズでは35-80mmとか、35mm単焦点とか普通で、28mmは広角レンズ扱いでしたが、、今は35mm始まりは稀ですよね。
(そういえば昔買った、COOLPIX5600も35mm始まりでしたね。)
35mm前後始まりのコンデジといえば、昨年のFinePix AX300、少し前のIXY 50S(高倍率機)などを思い浮かべますが、なんといっても FIJIFILM X100/X100s、DSC-RX1といったプレミアム機が35mm前後を採用していますね。標準画角近いDP2メリルもありますけど
とはいえ、望遠側の競争同様に、広角側も商業的に他社と差別化するためのトレンドであることは間違いないようで、コンデジでは22mm程度(PENTAX X-5、COOLPIX L810)、21mm(EX-TR100/150)といった領域の製品まで出回ってますよね。
「他社と差別化」「無理のない光学設計」「焦点距離ごとの使いこなし」の両立は難しいですね
書込番号:15601636
1点


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4 | 2013/04/05 22:21:32 |
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16 | 2013/01/11 17:49:41 |
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