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α99高度+低気温チャレンジ@ヒマラヤ

2014/03/21 21:47(1年以上前)


デジタル一眼カメラ

クチコミ投稿数:6693件

標高5550mのカラパタールから臨むエベレスト

もう少し引くと、右手にヌプツェがあるのがわかります。

クンブ氷河を見下ろす

カラパタール下山。こんなガレ場を延々と。雪もついてます。

皆様

けーぞーさんのスレをお借りして予告編をお送りしておりましたが、今日の時点でナムチェバザール、明日ルクラまで歩いて一泊し、明後日にカトマンズに飛ぶ予定です。
結果として予定していた目標は全てクリアしましたので、ご報告かねて作例を挙げていきます。

途中もしご興味頂けるようでしたらご質問などにもお応えしたいと思います。

機材ですが、α99ボディ、24F20ZA、50F1.4ZA、70300G、三脚という陣容です。
実は赤道儀のポラリエも持参していたのですが、今回の日程は満月に近い月が日没から日の出まで継続する環境で、残念ながら月光が明るく出番がありませんでした。

書込番号:17329512

ナイスクチコミ!22


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クチコミ投稿数:6693件

2014/03/21 22:28(1年以上前)

プモリ。カラパタールの傍らにそびえ立つ。標準レンズだと全貌が入らない。

アマダブラム、途中から見えてたのとは異なる顔を見せています。

ヌプツェ。エベレストを下から見るものから隠す位置にあります。

下降するとこんな風にエベレストが隠れていく。

エベレストベースキャンプ(EBC)/カラパタールに至る道は通常ルクラからソルクンブ地方の奥地へと分け入って行きます。
私としては、楽しい面としてコンデ・リ、タムセルク、アマダブラム、タブチェ、チョラツェ、アイランド・ピーク、マカルー、ヌプツエ、プモリなどの美しい山々が姿を変えながら目を楽しませてくれることでしょう。

厳しい面として、ルクラからEBCまでは65kmあり、また通常の行程ですと2日目からは3000m帯、4−5日目からは4000m帯での行動・移動を強いられ、EBCとカラパタール両方をカバーするためには4900mのロブチェから5170mのゴラクシェブに上がり、最低一泊し、かつ往復3−4時間ずつのトレッキングを5000m帯で行う必要がある事でしょう。

トレッキング自体の疲れ、低気温と凍り付きそうな風、変化の少ない食事、不便なトイレ、洗面事情、客室はベニヤ張りの部屋で外気温とほぼ変わらず(室内でペットボトルの水が凍る)、まあはっきり言うとよほどもの好きでないとお勧めできない旅程になります。

それだけに達成感は大きいですけど。

書込番号:17329725

ナイスクチコミ!15


クチコミ投稿数:213件Goodアンサー獲得:15件

2014/03/21 22:39(1年以上前)

山好きには、たまらない旅程ですね
いずれにしても、高山病とけがにはお気をつけて・・・・良いご旅行を。

書込番号:17329775

ナイスクチコミ!4


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/22 11:17(1年以上前)

カラパタールへ上る巡礼者のごとき列

エベレストの肩から陽が昇る

ベースキャンプ、クンブ氷河上のテント見えますか?

氷河のブルーが美しい。

この街でさん

コメントありがとうございます。正直今回は高度障害症状に悩まされました。
結果目標達成はできたわけですが、障害が治まらないないし悪化したら断念もやむを得ないと思います。
現に毎日レスキューヘリは見ました・・・。

そういえば、欧州圏では今年からこのクンブエリアトレッキングが海外旅行保険のカバー対象から危険地帯として外れるとの話を聞きました。
無論、事故や高山病での救護依頼件数が多いのと、そうなるとヘリでカトマンズに直送するしかないので80万円からの費用が発生するから・・・なのですが、裏側には目標を達成したら帰りは歩きたくない、とか日程が遅れてカトマンズからの帰国便に間に合わないから、とかひどい場合は最初から登りの日程しか取ってないという悪質な・・・つまり仮病での救護依頼があまりに多いからだそうです。
高山病の主要症状は頭痛、睡眠障害、食欲不振、下痢、ひどくなれば肺水腫、脳浮腫などに至りますが、つまり「頭痛がひどくてもう動けない」と申告すれば、下界に降ろすしか対処は無く、かつ降りてしまえばけろっと治ってしまうので、「高山病でなかった」事を証明することは出来ないからだそうです。

・・・そういう輩のせいで本当に救護が必要な方が多額の費用を請求される事態は本末転倒なのですが・・・。

書込番号:17331364

ナイスクチコミ!8


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/22 20:56(1年以上前)

ゲートウェイであるテンジンヒラリー空港@ルクラ

ルートの中心地でもあるナムチェバザール

有名な寺院があり人気のティンボチェ

雪に見舞われたロブチェ

今回の日程を簡単にご紹介しましょう。複数の地名が書いてある場合は最後のものが宿泊地です。
その標高(標記によって違うので、購入したトレッキングマップのものに統合しました。
時間はその日の行動時間ですが、途中のお茶、食事の休憩を含んでいます。
その後に、その日の日程での見どころを簡単に記載してみました。

私はガイドをルクラに着いてから雇いましたが、もし皆様がEBC/カラパタールを目指されるとすれば、最短の日程は似たようなものになると思います。
私自身の日程はガイドによってアドバイスされたものです。初日のみもう少し行動時間が短く標高の低いパクディンでの宿泊を勧められ、あまりに時間が早かったのでモンジョに変更したくらいです。
理由は大きく二つ。一つ目はルートがほぼ一本道で枝分かれが存在しない事、もう一つは標高です。
一日に人間が対応できる標高差は5−600mで、3000m台と4000m台で高度調整停滞日が設けられています。
この条件をこの一筆書きルートに当てはめるとこういうモデルコースになります。
敢えて三つめの理由を挙げると、停滞地で見どころ、日帰りでの高度調整ツアーが組める場所があるってことでしょうか。
無論、もし皆様が自由の利く個人ツアーで、もっとゆっくり寄り道しながら登りたいとか、逆に高度障害が出たとことで停滞して調整するとかは自由に出来ます。が、特にナムチェから上は宿と宿の間隔も長くなるので、結果似たようなものにはなると思いますが。

1日目 ルクラ2840m → モンジョ2835m 5.5時間 特に見るべきものなし
2日目 モンジョ → ナムチェ(バザール)3440m 2.5時間 最初のエベレストビューポイント、ナムチェの街、コンデ・リ
3日目 ナムチェ → エベレストビューホテル → クムジュン3780m → ナムチェ 4.5時間 エベレストなどの山々、クムジュンゴンバのイエティ頭皮
4日目 ナムチェ → ティンボチェ3860m 6時間 タムセルク、カンテガ、アマダブラム、ティンボチェゴンバでの勤行
5日目 ティンボチェ → ディンボチェ4410m 5時間 間近に迫る山々、タブチェ、チョラツェ、ローツェ
6日目 ディンボチェ → ナンガーツァン(手前の丘まで)4700mくらい? → ディンボチェ 1.5時間 加えてマカルー、アイランドピークなど
7日目 ディンボチェ → ロブチェ4910m 4.5時間 タブチェ、チョラツェを左手に見ながらのヤク牧草原、ロブチェピーク
8日目 ロブチェ → ゴラクシェブ → カラパタール5550m → ゴラクシェブ5140m 5.5時間 エベレスト、プモリ、ヌプツェなど、今旅行目標最高地点到達
9日目 ゴラクシェブ → EBC → ゴラクシェブ → パンボチェ3930m 10.5時間 もう一つの目標EBC達成、地獄の長時間低気温トレッキング・・・死んだ。
10日目 パンボチェ → ナムチェ3440m 6時間 文明圏へ(ATM、レギュラーコーヒー、インターネットショップ)
11日目 ナムチェ → ルクラ2840m 6.5時間 雪→曇り→晴れ→大雨+雹+雷トレッキング

書込番号:17333225

ナイスクチコミ!5


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/23 21:43(1年以上前)

ルクラ行きの飛行機。

旅の食事の一例

このような街道を歩きます。

旅の手配について簡単にご紹介します。

航空便
日本から直行は今は無いはずなので、バンコク、クアラルンプール、上海、昆明などの乗継便を利用することになります。
乗り継ぎの時間、手間、価格はそれぞれですので調べてみてください。私はエアアジア羽田発夜行でKL経由、同日にカトマンズ行に乗り換え、14時過ぎ(現地)に着きました。

カトマンズ−ルクラ間は複数の航空会社が飛んでいますが、ここ最近人気らしくほとんど定価の162ドル/片道を下回るチケットが出てこないようです。今日カトマンズの市内を歩いてみましたが、見かけた中での最安値は159ドルでしたので、これだと無理して現地についてから探すより、Webで事前購入した方が良いような気がします。

宿泊
カトマンズの宿だけはスーツケースがあるので現地で探すのが現実的でないので予約しました。10.5ドル/泊でもちろんトイレシャワー付き、WiFi電源使い放題・・・ってこれ山の宿より安いじゃん・・・って感じです。
バックパッカースタイルですべての荷物をトレッキングに持ち込むなら不要ですが、私のようにトレッキングにはリュック2つだけ持って行き、要らない荷物はスーツケースで預ける方式が使えます。

トレッキング中は原則として予約はしません。着いた時点でロッジに飛び込み、部屋が空いているか聞きます。
ガイドがいれば自分の心当たりの宿に事前に電話しておいてくれたりもします。
私の場合はハイシーズン入りの10日ほど前だったそうで、全て個室が取れましたが、ピークには頂上付近の小屋などで相部屋になることがあるそうです(最悪はポーターと一緒に食堂にごろ寝)。

ガイド・ポーター
価格的には日本から予約>カトマンズで手配>ルクラで手配の順に安価になります。
ルクラで手配出来るの?って話ですが、空港の出口に待機して声をかけてきます。また空港から街道に沿ってホテルが何件もあり、「ガイド・ポーター斡旋します」ってうたってるので、コーヒーでもゆっくり飲んで頼んで待つって手もあります。この場合、料金は定額ではありませんので交渉が必要です。普通ガイドは客の荷物を持ちませんが、ガイド兼ッポーター、ないし英語話せるポーターならば一人雇えば済みます。この場合は持ってもらえるのは10kgくらいまで。
専任ポーターならばもっと持ってもらえるので、人数が複数なら何人かで一人ポーターを雇えば安くあげられます。
ガイドに効いたら、「だいたい半分はもうガイドを手配していて、25%がルクラで調達、25%はガイド付けずに登る」そう、自身があり責任が持てれば一人で登ることも出来ます・・・でも、ここ見てる方々は写真目的になるでしょうから、その機材持ってもらえると考えれば安いもんですよ。

書込番号:17337489

ナイスクチコミ!4


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/24 10:57(1年以上前)

月光に輝くアマダブラム

ローツェ、エベレストの隣にして難易度は数段上とか

タブツェとディンボチェのストゥーパ

雪のナムチェは野沢温泉みたい

装備についてお話ししましょう。

服装
周りの方々は当然ながら山ブランドの衣類を身に着けている中、私は見事にユニクロ固めでした(笑)。
決してそれを推奨するわけではなく、事前の検証を重ねた結果行けるだろうと踏んだものです。もちろん、耐寒性には個人差が相当あるのでこれで大丈夫、と保証するものではなく、あくまで参考に留めて下さい。

インナー上:3000m台のうちはドライTシャツ(半そで)、4000m台以上はヒートテックタートル(長そで)
ミッドレイヤー上:モンベル薄手のTシャツ(長そで)、ユニクロフリース(長そで)
アウター上:ユニクロライトダウン※これでは寒かろうと、レインウエアの上着を着るつもりでしたが、結果5550mもEBCもこれで行けちゃいました。
インナー下:5000m台でヒートテックタイツ
アウター下:登山用品屋のワゴンセールで購入したジャージ※同じく寒ければユニクロ暖パン、更にレインウエアのボトムを着けるつもりでしたが、結果暖パンは部屋着に、レインウエアは不要でした。
帽子:RedBullのベースボ^ルキャップ※ビーニー帽も持参しましたが同じく部屋着でした。
靴下:スキー用ハイソックス※2着で足りなくて現地で買い足しました。
防寒具:スマホ操作できる薄手の手袋、フリースの分厚い手袋、フリースのネックウォーマー
靴:ガルモントのハイカットトレッキングシューズ+膝下までのスパッツ※靴はハイカットを推奨します。雪道、また相当なガレ場を歩きますのでローカットはしんどいと思います・・・一杯いたしうちのガイドもそうでしたが(笑)。
サンダル:宿ではくつろぎたいのでスポーツサンダルを持参しました。トイレとシャワーが兼用で、水はけが悪いのが当然なので、そういう意味でも役立ちました。

その他山用持ち物(ここに書くものは現地で購入可能です)
寝袋:宿にはふとん、毛布が置いてあり、寒ければ追加ももらえるそうです。それで平気なら問題ないですが、私はモンベルのスーパーストレッチダウンハガー#1を持参し、寒いところでは宿のふとんと重ねて、着用するのはヒートテックインナー+素足で眠れました・・・夜中にトイレに行くのは相当な勇気が要りましたが(笑)。
リュックサック:35Lをポーターに持ってもらう荷物、24Lを自分用として持参しました。結果寝袋とサンダルは各々名古屋市指定ゴミ袋とサンワのレジ袋に入れて35Lに括り付けることに(笑)。美観からいえば45L以上のものがあった方が良いかも。
ステッキ:私は1本でしたが、2本装備の方も多いし、もちろん無しの方も。泥道や下り坂で役立ちました。
水筒:悩んだ末600mlの軽いプラスティックのものと、100均のペットボトルホルダーを持参しました。

その他持ち物※全てではなく、役に立ったもの、現地調達可能かという観点で書きます。
ティッシュペーパー:日本から保湿ポケットティッシュを大量に持参したつもりでしたが、結構早く無くなりました。寒いと風邪ひいてなくてもひっきりなしに鼻水が出るんですね(笑)。現地購入可能ですが、ナムチェで4個入りパック200RPS、それ以上の地点では一個100RPSになりました。まあ、切れたら買うしかないのですけど。
ウエットティッシュ:おしりふき用の水性水に流せるものを持参しました。現地でも売ってるようでした。
ドライシャンプー/汗ふきシート:ナムチェ以降はシャワー浴びなかったので、行動が終わるとまずドライシャンプーを頭にスプレーし、顔、頭、上半身の順で汗ふきシートで拭ってシャワー代わりとしました。かなりさっぱりします。これは現地では見ませんでした。
目薬/日焼け止め/リップクリーム:埃っぽいので目薬は重宝しました。日焼け止めは試供品を持参したのですが舐めててほとんど使用せず、おかげで今は顔がまだらです。現地購入可能です。
薬:葛根湯、下痢止め、頭痛薬、胃薬を日本から持参、ダイアモックスという高山病対策薬はカトマンズで購入しました。
マスク:これ結構大事。砂埃(家畜の糞交じり)が凄いので、カメラと並んで人間の防塵対策が必須です。冗談抜きにこれで鼻やのどをやられる例が結構多くあります。使い捨ての安いものを持参し、行動が終わったら捨てました。だって薄ら黄土色になってるんだもの・・・。

書込番号:17339327

ナイスクチコミ!5


クチコミ投稿数:564件Goodアンサー獲得:18件

2014/03/24 22:44(1年以上前)

いぬゆずさん、こんばんは。

素敵な写真とレポート、堪能させていただきました。
また、その行動力と体力に感服いたしました。並のヒマラヤトレッキングとは違う上級者向けのコースのようですね。
そして何より驚いたのは、α99とZEISS単2本、望遠ズームを持ってったてことです。
私は絶対α7Rにします。いや、NEX+Eレンズか。それもヒマラヤでなく、フツーのハイキングで(笑)

それにしてもヒマラヤの山容は圧倒的です。フォトジェニックなシーンの連続じゃないですか。
そして光害も全くないところでしょうから、夜の撮影もやりがいが有るでしょうね。寒いでしょうけど。

作例、どれも素晴らしいです。そしてA3以上に印刷したものを見てみたいと思いました。
大きくプリントすると大迫力でしょうね。


>トレッキング自体の疲れ、低気温と凍り付きそうな風、変化の少ない食事、不便なトイレ、洗面事情、客室はベニヤ張りの部屋で外気温とほぼ変わらず(室内でペットボトルの水が凍る)、まあはっきり言うとよほどもの好きでないとお勧めできない旅程になります。

これはこれで相当キツイですが、マスクが黄土色になるのが一番コワイと思いました(笑)

書込番号:17341457

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:21635件Goodアンサー獲得:143件 ドコモ光に変更(2017/6/19) 

2014/03/24 23:16(1年以上前)

ユニクロで有名になったフリースは登山家が愛用していた
とか聞いたことありますが。。。

毎回、まさに命がけ、カメラがけの撮影お疲れ様です。
「日本のご自宅に到着まで」が登山ですのでお気をつけて!!!


秘境ネタで恐縮ですが、ナショジオで紹介していた
http://antarctica.airnewzealand.com/
南極大陸
もエベレストなみに厳しいところだと感じました。

書込番号:17341596

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/25 10:44(1年以上前)

ルクラ夜景とコンデ・リ

月明かりが明るくこの辺で精一杯。

アマダブラム、「母の首飾り」と言う名を持つ美しい山

そして今日も夜が明ける

nekodaisukiさん

α7R投入は真剣に検討しましたが、この後動体撮影が控えているので兼用は無理だし、EFマウントレンズ無いのでどうせAレンズ持って行くなら三脚もあるしボディ重量、サイズの差だけ、と割り切りました。
α99、いい仕事してくれましたよ。
うーん、よく使う表現なのですが技術的には高尾山に登れればOKです(笑)。ま、そこに不便な生活、低気温、高度障害などが加わってくるわけですが・・・その辺は後ほどまとめてみます。

けーぞーさん

確かフリース開発したのってパタゴニアの創業者じゃなかったでしたっけ?当時は高価な夢の素材だったとか。
低気温下でのα99の挙動については後ほどまとめたいと思います。

夜景中心に・・・

書込番号:17342737

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:6693件

2014/03/25 11:20(1年以上前)

途中で出会ったマウンテンゴート(野生のヤギ)

仔馬・・・あまり人懐こくはない。

でかゆずと命名。柴犬サイズなのにまだ乳歯。

ヤク。標高4000m未満では体調を壊すそうな

旅の経済について(1.1円/RPSくらいで考えてください)

恐らくご興味ある方が気になるのが費用ではないかと思います。
日本の旅行会社で同様のツアーを手配すると、たぶん3−50万円/人くらいとられると思いますが、原価はいかがでしょうか?

国際航空券:日本⇔ネパール 時期、航空会社によって差が出ますが、私の場合は約8万円くらいでしょうか。羽田⇔KLが長いので足が伸ばせるホットシート@4000円追加したり、手荷物重量の追加したりしてますので、素の航空券だけなら7万円弱かな。

国内航空券:カトマンズ⇔ルクラ 先述したとおり片道162ドルで、下がっても数ドルですので往復320ドル。クレジットカードで買うと手数料追加になります。

カトマンズ費用:宿代@11.5ドル(税込、シャワートイレ、WiFi付)、食事は何を食べるかによって違いますが、ハンバーガー+コーラで@160RPSくらい、日本食屋でビール3本飲んでつまみ数点取って2000RPSくらい・・・贅沢してもこのあたりまで。交通費は空港⇔タメル地区が4〜600RPS、昨日パタンという旧王宮へ行きましたが、ローカルバス代片道15RPS。ミネラルウォーター1L25RPS、コーラなど清涼飲料水30RPSってところでしょうか。

トレッキング時の費用:
ガイド・ポーター(現地直接契約の場合)=ポーターで10ドル/日前後、ガイドで15〜25ドル/日、これには本人の食事代・宿泊費が含まれます。

宿代=100−200RPS、シーズンオフだと食事すれば部屋タダとかになるそうです。この値段はトイレ共同のシングルないしツイン料金ですが、ナムチェあたりまではシャワートイレ付きの部屋があります。モンジョで500RPS、ナムチェで定価2000RPSを交渉で1000RPSにしてもらいました。
もったいないようですが、ホットシャワー代(ナムチェで300RPS)が含まれ、かつ私の場合室内に電源があって充電が出来るのが大きかったです。後述しますが撮影旅行の場合この充電費用が結構な比率を占めると思います。

食費=この辺からの費用は、山の奥へと進むにつれて比例して上がっていきます。例えばミネラルウォーター1Lは、ルクラ80RPS、ナムチェ100RPS、ティンボチェ以降200RPS、ロブチェ・ゴラクシェブでは300RPSです。食事もチョーメン(焼きそば)や焼き飯を基準にしますと、ルクラ300RPS、ナムチェ400RPS、ロブチェやゴラクシェブでは6〜700RPSになります。休憩時や食事の時にお茶を頼みますが、ルクラで50RPSの紅茶がゴラクシェブでは80RPSになります。

充電代=PC/携帯/カメラのバッテリーなど、ルクラではフル充電100RPSが、ナムチェで150RPS/1時間、ゴラクシェブでは300RPS/1時間にもなってしまいます。1時間と言うとPCで40〜50%、カメラバッテリーで60%くらいの充電度合なので、フル充電にするためには2時間必要になります。

ですので、仮に試算しますと宿代200RPS+水300RPS+食事700RPS×3回+飲み物(食事・休憩時)80RPS×5回+充電300RPS×3時間=3900RPS/日、これに別途ガイド代がかかるって感じでしょうか。

書込番号:17342839

ナイスクチコミ!2


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2014/03/25 11:52(1年以上前)

ローカルポーター。80kgから100kg背負うそうな

お店、これはルクラのなので品物が充実している

ソニーユーザーならやりたい、カラパタール頂上からのパノラマ

21歳だけど頼りになるガイドのペンバ君

さて、そろそろα99に対するチャレンジに参りましょうか(笑)。
かなりの部分、カメラだけでなく人間自身にも関わってきます。
まず最初にお断りしておきますが、トレッキング中カメラはケース、リュックなどには一切仕舞わず、むき出しでたすき掛けにぶら下げていました。レンズは50F1.4ZAのみが防塵防滴ですが、24F20ZAも結構気にせずつけっぱで使いました。

1)低気温
カメラの作動温度として心配になるのは、(計ってませんが)ロブチェ以上の高度での3日間、−10〜20℃と思われる間です。ここでは動作障害が発生しました。まず撮影しようと電源を入れると(普段からそうしてました)、60%あったはずのバッテリーがゼロ表示。なのでバッテリーを外し、ジャージのポケットに保管し、撮影時に入れるようにしたところこの問題は解決しました。
次の問題は同じく電源を入れ、画面に順次画像・文字情報が表示され、フォーカスフレームが表示されて撮影できるわけですが、フォーカスフレームが緑色に点灯しているにもかかわらずシャッターが下りないという現象が発生しました。
「アレ?」と言うことで2−3回繰り返すとシャッターが下り、その後は電源切るまで正常に機能しました。
この現象は稀に発生したのではなく、逆にロブチェ以上の高度帯では毎回発生しました。

2)砂埃
雪か雨でも降らない限り非常に乾燥しています。このため、石畳の道であっても土、更に(過半数はこっちだと思う)家畜の糞が相当量落ちていますので、その踏み固められ乾燥したものがもうもうと舞っています。人間は対策用にマスクをしましたが、カメラはむき出しのままでしたので宿についたら外部をブロアするようにしておりましたが、これによる支障は発生しませんでした。

3)衝撃
2回、カメラを地面にぶつけました・・・そう激しくはなかったと思いますが。
一度目は、ヤクの列を避けるために谷川の岩に乗って待っていたところ、不機嫌な一頭が胴体を身震いするように体当たりしてきて、見事に岩から落ちました。幸い急斜面ではなく、岩の上に雪も被っていたので人間は1mほど落ち右ひざを打ったくらいで済みました。
カメラもガツン、と落ち、雪を被りましたがその場は雪を払い、後に動作確認したところ「メモリカードが入ってない」というメッセージが出たので確認したところ、スロットから飛び出していたので挿入しなおして復帰しました。
「ヤクを避けるためには山側に避ける」のが鉄則なのですが、その時は足場が悪くやむを得なかったのと、落ちたら死ぬような崖ではなかったので・・・しかし逆にそういう落ちたら死ぬようなところだと・・・と思うとぞっとします。
実際、ヤク(ないし牛との交配種であるジョッペ)にすれ違いざまに突かれて死亡する事はあるそうです。

もう一度、これは単純に凍り付いた足元で滑ってしりもちをつきました。
カメラも地面に落ちましたが、何の問題もありませんでした。

書込番号:17342928

ナイスクチコミ!5


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2014/03/26 19:35(1年以上前)

いぬゆずさんお疲れ様でした。

このスレいま気付きましたが、
素敵なレポートありがとうございます。
「お散歩登山」しかしない自分としては
尊敬のまなざしで見させていただきました。

自分ならα99+2470Zと70300G
でしょうか。さすがに単焦点は持って行くのに
躊躇します。

では、またのレポート楽しみにしています。



書込番号:17347798

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2014/03/28 20:28(1年以上前)

カトマンズ最大のストゥーパ、ボダナート

広場を見下ろして絵を描いて楽しむ方々も

こちらは古都バクタプルの寺院

古井戸

クロロ・ルシルフル(団長)さん

こんにちは、ご感想ありがとうございます。
もう、それしか(=単焦点)無いので選ぶまでもなく・・・って感じですね。24mmと50mmは結構使い勝手が違って面白いです。

この後少しまとめを兼ねてカトマンズ編をお送りして締めたいと思います。

旅の終盤戦の模様は別途こちらで(笑)
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000416458/#17354763


書込番号:17354790

ナイスクチコミ!0


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2014/04/03 09:21(1年以上前)

例えば行きはこんな景色が・・・

帰りはこんなだったり・・・

この山がプモリで、手前の石ごろごろの丘がカラパタール

カラパタール頂上から

2つほど、興味がある方にとって重要かもしれない情報が抜けていましたので追記します。

1.時期について
「ネパールに山を観に行く」場合にやはりシーズンの当たり外れはあります。端的に言えば乾季でないと雲がかかって肝心の山が見えない。
ですので、10月末から4月いっぱいくらいまでがこの条件に当てはまります。
次に、低緯度地帯とは言え4000m以上の高山帯は相当に気温も低くなります。
11月後半から2月一杯、3月初旬までは冬季という事で行けない事は無いのですが、低気温と降雪に見舞われる可能性が高くなります。
ので、この2つの条件から絞ると10月末〜11月中旬、3月中旬〜4月がベスト、という事になります。
更に晴天率から言えば10月末〜11月中旬に軍配が上がります。
私は幸いに天候には恵まれた方で、トレッキング中は午前中は晴れ、午後から夕方にかけて雲がかかり、夜にまた晴れるというパターンが多かったです。このため、ナムチェ手前の最初のエベレストビューポイントでも、その他の行程中の名所からの眺めも時間的に晴れてるうちに楽しむことが出来ました。
更に、カラパタールには朝の早いうちに登るのが一つのセオリーで、これはエベレストに午前中遅くから雲がかかる事が多いためです。(一方で、早朝はエベレスト側から陽が昇るため逆光になる。)
しかし私はロブチェという一つ手前の宿場から2時間強かけてゴラクシェブまで登り、休憩した後で快晴だったのでそのままカラパタールに登り、11時頃の登頂でエベレストには雲がかかっていない(写真見るとわかるけど背景に雪雲が湧いている)状態で対面する事が出来ました。
翌日はエベレストベースキャンプに早朝行き、9時過ぎにゴラクシェブに戻った時にはもう山頂に雲がかかり始めていましたので、強運だったと思います。
その後3日かけて下山しましたが、毎日夕方から朝にかけて降雪があったため結構足元が悪くなり、かつ午前中も曇りがちで山を遠望できない状態だったので、その期間に登ってきた方々と比べてもラッキーだったt思います。

2.目的地
日本からのパックツアーだとなかなか2週間休める方がいないので、日本発10日コースでティンボチェまで行き、ゴンパ(寺院)観て引き返すというパターンがあります・・・が勿体無い(笑)。
基本的にこのコースの終着点はエベレストベースキャンプです・・・が、そこには実は苦労していくだけの価値はぶっちゃけあまりありません(笑)。
シーズンであっても登山家たちのテントが立ち並ぶだけで、トレッカーとは接点ありませんし、日当たりの悪い(午前中は)谷間で何よりもエベレストが殆ど見えません。

なので実は真のハイライトはカラパタールである、と申し上げておきます。
ゴラクシェブという最高部のロッジから、プモリ方面に登るガレ場の「丘」です。標高差3−400mくらい。
ゴラクシェブからもエベレストはヌプツェという手前の山に隠れ、山頂がほんのちょっと見えるだけです。
15分ほど登ると、かなり見えてくるので疲れた方、ご来光登山の方はここで止める事も。
天辺にはタルチョ(旗)がはためき、真後ろのプモリからエベレスト、ヌプツェ、アマダブラムなどの山々と、クンブ氷河がパノラマで観られます(ベースキャンプやアイスフォールも見える)。広場ってほどのスペースじゃないですが、休憩して三脚立てて写真撮るぐらいの事は出来ます。
多分平地だったら30分ほどで登れるんじゃないかと思うんだけど、なんせ5000m超ですので1.5〜2時間くらいはかかりますし、結構な急坂なのでギブアップする人も多いです。

欧米の客にはあまり名前が通っていないらしく、私と同じ朝にロブチェから登ってきた顔見知りのメンバーも全てEBCに先に行ってしまい、「カラパタールは明日の朝余力があれば・・・」程度の扱いでしたが・・・勿体無い。
もし行かれる方がいれば、体調・天候でカラパタールを優先されることをお勧めします。

書込番号:17374735

ナイスクチコミ!1


mhfgさん
クチコミ投稿数:1787件Goodアンサー獲得:32件

2014/04/22 08:44(1年以上前)

いぬゆず さん ♪

おはようございます^o^

お言葉に甘えて遊びにきました♪
実際問題先日の件はわたしもかなり調べました。。
でもみなさんどのカメラユーザーさんも意外と普通に使いこなしてますね^o^
やはり根本的に雪山・冬山使用される方は当然知識も持ち合わせてる方が多いので、カメラの金属ダイアルで指の皮が!なんてトラブルは見受けられませんでした。。
あまり掘り下げてもですが毎日毎日南極基地で記録撮影されてるなら別でしょうけど、冬山や夏季の高地での低温使用の範囲では機材を氷点下に1時間以上もさらして、いきなり素手で掴まな限り起きない事故と思えます。。
結論いうと、個々のカメラの耐寒性能や防塵・防滴をいくらスペックとして評価しようと、最終的にはやはり冬山・雪山で使用する場合の知識から含め自己責任につきるかな?と。。
※もちろんメーカーさんがアナウンスされてる仕様、性能保証は大切なものだし、じゅうぶんセールスの武器になります^o^

ですので結構疑問はやはり極限の使用時より、、日本の平地の冬でも起きるであろう結露のが心配になります(^◇^;)
こっちの対応策なんかも当然もっと条件が厳しい冬山でされてるんですよね?
あのスレがそこらへんまで言及されていたらもっと有意義だったのにと(^◇^;)
あのスレ主さまの使用条件では結露とかのがじゅうぶん予想できる範囲でしたので^o^

そんか感じです♪

※あのスレでこちらのヒマラヤスレをご紹介頂く前から拝見してました^o^
いつか行けたらいいなぁ〜こんな写真撮ってみうなぁ〜と♪
でわでわ^o^

書込番号:17438216 スマートフォンサイトからの書き込み

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:6693件

2014/04/22 18:16(1年以上前)

屋外、小雨、気温0℃くらいかな

気温-20℃、夜明け前の谷間、5000m超

湿雪、気温0℃くらい・・・でも標高は富士山9合目くらい

もうもうたる砂埃と喧騒、気温20℃くらい、湿度は低い

mhfgさん

こんにちは、コメントありがとうございます。
あちらでは炎上を諌めて頂いて重ねてお礼申し上げます。

私もプロ機の存在は否定しませんし(α99は全くプロ機だと思っていません)、その堅牢さ、実績が山などの厳しい環境での信頼・安心につながる事は賛成ですけど、贔屓の引き倒しや我田引水的な環境設定に根差した主張は、かえって他ユーザーを混乱させるだけだと思っています。

ここに書いてある内容は自分のも含めてあくまで「体験記」だと読んでいます。
「プロ機だったから安心だったよ」というコメントも、「それほどタフなモデルじゃなかったけど大丈夫だったよ」というレポートも、同じ価値があると考えています。もちろん「壊れました」って情報も。

他ユーザーはそれを読んで判断すれば良い事。ま、質問議論はあって然るべきとは思いますけど。

さて・・・結露ですか。
このレポートのヒマラヤではあまり発生しないんですよ、空気が乾燥してるのと、そもそも室内と屋外の温度差が少ない(笑)。
居室はベニヤ板で暖房無し、食堂にはダルマストーブありますが火力が弱く(ってか寒気が強く)ストーブの周り以外はちっとも暖かくないし(爆)。

でも、「結露⇒レンズのリングが固着⇒無理に回して破壊」なんての読むと怖いですね。
-20℃以下になっちゃえばもう電池やら液晶やらが機能しなくなるでしょうからそもそも使えなくなるとして、湿雪が溶けたり、逆に可動部にしみ込んで凍りついたり、結露起こしたり・・・ってリスクは日本の冬山、-10℃くらいまでの間がけっこうカメラにとってはタフな環境かもしれませんね。

日本の山なら夏季の高地で-10℃以下なんてならないです(笑)。
それでも凍死はしますけどね。雨に打たれたりしたら一発で披露凍死。これは氷点下にならなくても発生します。
・・・もちろん、そんな温度では製氷皿舐めてもくっつかない(笑)。

書込番号:17439453

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