NS-1000と言う"m"の付かない方を彼此50年ほど使っている。アンプはTechnics, YAMAHA・・・と変わったが、5年ほど前からMarants Model 30に変更、更に途中サブ・スピーカーとしてTANNOY Autograph miniを追加して現在はNS-1000と2台併用状態で現在に至っている。
NS-1000は、使用ユニットはNS-1000mと同一だが、一回り大きく8kg程重く頑丈な箱に入っていて、発売当初から音もNS-1000mより”重い”・・・と言われていたスピーカーだった。確かに、聴感上もNS-1000mより大人しい傾向があり、良く言えば”家庭用”とも言えるが、”モニター”を称した"m"付に比べて少し”帯に短し襷に長し”とでも言う中途半端さもないことも無いとも言える機種でもあった。
しかし、アンプをMarants Model 30に変えて再生音は一新、”重さ”が取れて雄大な再生音に変化。どうやらNS-1000はダンピング・ファクターの高い少々強引にでもスピーカーを駆動する最近のD級アンプなどとの相性も良いように思われる。かなり大きな音量で再生した時のオルガンの重低音などでも、NS-1000は最近の小口径バスレフ・スピーカーなどからは決して望めない深々とした空間内に明確な輪郭を持った重低音を放射するオルガン特有の音を再生し頑丈な密閉箱に30pウーハーを擁するこのスピーカーの利点が生きてくるようになった(勿論、チェンバロなどの繊細な音の再生音におけるNS-1000(m)のベリリウム・スコーカー、ツィーターの充実した音色は維持されている)。
更に最近、イタリアのIK MultimediaのARCシステムと言う・・・付属の測定用フラット・マイクロフォンによる実測データをPC上で処理して、実際にスピーカーの鳴っている部屋の音響特性&位相特性を含むステレオ・システム全体の補正を可能にする・・・と言う謳い文句のシステムを導入して、再生音の”実情”確認及び音響補正を試みた。その結果、補正前の低音は80Hz付近にディップがあり、高音部は16kHzあたりからだら下がり・・・と言う状況だったが、ウーハー、スコーカー、ツイーター共に50年前の老兵としてはマズマズ未だ元気に作動している(らしい)ことを確認。
驚いたのは、このARCシステムを使って再生特性を"FLAT"に補正すると、低域は40Hzあたりまで、高域も20kHzあたりまでかなりフラットに再生するようになり、全く異なるシステムになった位の変化がある。補正後の周波数特性を見ると最近の所謂Hi-Res対応のスピーカーとは異なり20kHzでは-3dB程度の減衰になるが、この特性はNS-1000(m)の公称特性をほぼ再現していて現状でほぼこのスピーカーの全力を出し切っていることになる。
以上、NS-1000は発表以来50年以上が経つが、現代の新しい機器にも良く追従して新しい再生音を提供できるだけの潜在能力とソレに耐えられるだけの堅牢さを備えていることを改めて認識した・・・NS-1000に感謝したい。
書込番号:26476655
0点
このスレッドに書き込まれているキーワード
「スピーカー > ヤマハ」の新着クチコミ
| 内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
|---|---|---|
| 0 | 2026/05/17 20:23:11 | |
| 0 | 2026/04/19 15:43:17 | |
| 19 | 2026/04/01 17:49:16 | |
| 11 | 2026/03/11 9:26:07 | |
| 27 | 2026/02/16 9:30:37 | |
| 46 | 2025/11/15 22:48:49 | |
| 9 | 2025/11/10 20:22:22 | |
| 0 | 2025/10/13 12:28:40 | |
| 12 | 2025/10/03 12:47:38 | |
| 12 | 2025/08/15 0:15:27 |
クチコミ掲示板検索
新着ピックアップリスト
-
【欲しいものリスト】新PC再構成!!
-
【Myコレクション】............0.0
-
【その他】26.05.11 コラボPCとの値段比較
-
【欲しいものリスト】PC変更2026/05/10
-
【欲しいものリスト】安くて使い勝手重視
価格.comマガジン
注目トピックス
(家電)
スピーカー
(最近5年以内の発売・登録)




