


デジタルカメラ > ニコン > COOLPIX P7000
夜景を撮ってみました。お台場からの東京タワー。ノイズはいかがでしょう? |
風景を撮ってみました。鳴門海峡、初夏の風景です。 |
カメラが狙いどおりの写真にしてくれました。 |
スナップ。画像があまいのは使いこなしがまだ未熟だからです。 |
ここに集う良識あるみなさんへ
◆よいアドバイスに感謝。
少し以前の別スレでしたが、「もう十分リーズナブルな価格に下がっているのだから、
欲しいのなら底値を待たずに、買うべき」という意味合いの書き込みに勇気づけられ、
5月初めごろにそのときの底値ではない価格で購入しました。
底値を待って、じりじりと焦る気持ちで待っている方が精神衛生上好ましくないことに
気づかされました。今、逆に底値からかなり値を戻すにいたり、なおさらその観を強く
しています。すばらしいアドバイスでした。ありがとうございました。
◆NIKON SP、F5から自分用は初めてのデジカメ購入なんです。
「露出計なし、ピント合わせ手動」に慣れた身には今のカメラは賢いですね(笑)。
こういう価格帯で、なおかつ、コンパクトという制約の元の設計で、これだけやれても
更なる高性能を求められるメーカーに同情してしまいます。
◆3歳のときからNIKON党です。
3歳のときから親父のSPを文字通りおもちゃにしてきました。
ネガだとあてずっぽうで「250分の1で5.6」とかいうノリで露出計に頼らなくても
きれいな写真が撮れていました。
F5はさほど使いこなさないままで、かといって、デジイチにも移行できないまま、
写真とも少し距離ができてしまっていました。
ときどき店頭でデジイチの重さを確かめるたび、「もう自分にはこれを持ち歩く情熱は
持ち合わせていない」と悟り、さりとて一般のコンデジの写真には満足できず、
ここの書き込みを参考にさせていただき、P300かP7000のいずれかだと
判断しました。
P7000とつきあいが始まり、ときどき、んっ、これのピント合わせができないの? と
びっくりするシーンがありますが、軽さ、バッテリーの持ち、豊富な機能等、十分であり、
自分がひととおり使いこなせるまでは機械に文句をつけるのは失礼だと感じています。
生まれついてのNIKON党のため、バイアスがかかった見方しかできません(笑)ので、
みなさんに参考になる情報発信はできませんが、ここに集うみなさんの良識のおかげで
よい1台に出逢うことができました。
ひとことお礼がいいたくてスレをひとつ増やしてしまいました。
お目通し、ありがとうございました。
P7000で撮った写真です。本物以上に、キレイで派手な映像にする流れと、
本質に迫る色づくりにこだわる流れと、ユーザーがどちらをよしとするかですね。
どちらかが正しい正しくないではなく、好みの問題だと思います。
書込番号:13152720
7点

おはようございます。
<3歳のときから親父のSPを文字通りおもちゃにしてきました
凄いですね! S2ではなくSPというのがこれまた凄い。幼少時から本物に触ってこられたのですね。私など、親父のキャノネットに触らせてもらうのが精一杯でしたが。
<本物以上に、キレイで派手な映像にする流れと
よーくわかります。個人的に2社ほど思い浮かびます。(笑)
私も(デジ一はキャノンマウントがメインですが)、ニコンのコンデジが好きで数多く集めてきました。E950から始まって、E995・E5000・E5400・E5700・E8400・E8700・P5000・P6000そしてP7000です。すべて手元にあります。マグネシウム製の堅牢なボディが安心感を与えてくれ、持っているだけで楽しくなります。(一番好きなのはE8400なんですけどね)
P7000、「気難しい子」と表現された方がいましたが、ファームウェアを1.1にアップしても、やはりAFが難点ですね。光が十分に回っている状況でも迷うことがあります。といって暗所でも一発で合ったりしますしね。また、SPとF5をお使いなので痛感されていることと思いますが、光学ファインダーが「あるだけまし」レベルなのはちょっと悲しいです。
以上2点さえ改善されれば、28〜200mm相当の解像感の高いレンズ、誇張の少ないすっきりとした描写は得がたいものだと思います。
書込番号:13154654
4点

みなとまちのおじさん 様
うれしいレスをありがとうございます。
みなさま、しばし懐古的な思い出話をしてしまいますが、よろしければ
そんな時代もあったのだとお読みいただければ幸いです。
>>3歳のときから親父のSPを文字通りおもちゃにしてきました
>凄いですね! S2ではなくSPというのがこれまた凄い。幼少時から本物に触って
>こられたのですね。私など、親父のキャノネットに触らせてもらうのが精一杯でしたが。
SPのカメラケースをお砂場遊びに使った人間はおそらく私が最初で最後でしょう(笑)。
建具職人だった親父は道具の目利きができる人でした。
カメラもオーディオも、安物買いをせず、これだというものを目利きをして手に入れなさい
ということを実際の購買行動で教えてくれました。
SPに単焦点105mmをつけてスナップ写真を撮ると
カメラがいいといい写真が撮れるね と辛口の写真の先輩からも褒めてもらえるほどでした。
メールと手紙の違いと同じで、デジタル写真は撮ってすぐに結果を確かめられますが、
SPはヤマ勘で露出決めて撮ったものがどう写っているか現像に出して返ってくるときの
ドキドキワクワクが楽しかったものです。露出ミスが思わぬ表現効果を生んだりして、
写真の奥深さを教えてくれたのがSPでした。
そういうドキドキワクワクを待ってもらえない現代社会にすごいと思う反面、
風情がなくなったかなという気もするのはオジサン化現象なんでしょうね(笑)。
>>本物以上に、キレイで派手な映像にする流れと
>よーくわかります。個人的に2社ほど思い浮かびます。(笑)
>私も(デジ一はキャノンマウントがメインですが)、ニコンのコンデジが好きで数多く集め>てきました。E950から始まって、
>E995・E5000・E5400・E5700・E8400・E8700・P5000・P6000そしてP7000です。
>すべて手元にあります。マグネシウム製の堅牢なボディが安心感を与えてくれ、
>持っているだけで楽しくなります。(一番好きなのはE8400なんですけどね)
ニコンのコンデジコレクション 型番を見せていただくだけで壮観ですね。
もっともお恥ずかしいお話で型番からどんなカメラなのかわかっていないのですが・・・。
すべてお手元に残されていることに素敵な美学を感じます。
>P7000、「気難しい子」と表現された方がいましたが、ファームウェアを1.1にアップして
>も、やはりAFが難点ですね。
光学にもメカにもうとい私にはオートフォーカスという技術そのものがミラクルです。
ちょっと苦手なところがあるっていうのは人間的な感じがしてそれもまたよしかと。。。
(↑こんなことを言うあたり、NIKONぞっこんバカだと自分でも笑えます)
>光学ファインダーが「あるだけまし」レベルなのはちょっと悲しいです。
光学ファインダーを使うようなシチュエーションにはまだ出会わず、液晶で撮っています。
もっと使いこなして光学ファインダーのことにも言及できるようにしますね。
>以上2点さえ改善されれば、28〜200mm相当の解像感の高いレンズ、誇張の少ないすっきり
>とした描写は得がたいものだと思います。
はい、誇張の少ないすっきりとした描写はNIKONのDNAだと思います。
今後ともいろいろとご指導ください。
すみません、みなさん、古い話にお目通し誠にありがとうございます。
書込番号:13157124
3点

スレ主さま
私の昔話にも少しお付き合いください。
昭和40年代後半、貧乏大学生だったころ、下宿の隣室のお金持ちの友人がニコンF2フォトミック+55mmF1.4+135mmF4を持っていました。(レンズについてはうろ覚えですが)
彼から影響を受けて、私もカメラが欲しいと思ったのですが、ニコンなどとても手が届かず、彼の勧めで中古のオリンパスペンFT+38mmF3.5を4万円(当時の1か月分の下宿代と生活費の合計に匹敵しました)で清水の舞台から飛び降りるつもりで購入しました。ハーフサイズでしたが結構写りが良く、ストロボ全速同調という他の一眼レフにない特徴を持っており、これでいろいろな風景や物を撮りました。絞りや露出、被写界深度など、このカメラから教わったものは数多くあります。あ、このカメラは今でも大切にしまってあります。
生意気にもリバーサルフィルムの持つ色彩の美しさに魅せられ、黄箱(コダクローム)をよく使いました。当時の緑箱(フジクローム)は私的には納得できる色ではありませんでしたから。黄箱は価格が高く、フィルム代と現像代を合わせると、学食の一番安い定食6〜7回分に相当しましたが、うどんで我慢しながら写真を撮っていました。そして、キャビン工業製(いまでもあるんですかね)の安いプロジェクターで下宿の汚い壁に投影しながら悦に入ったものです。
<どう写っているか現像に出して返ってくるときのドキドキワクワクが楽しかったものです
本当にそうでしたよね。まして食費を削ってまでして撮った写真でしたから。デジタルになってからこの楽しみがなくなったのは残念です。
<ニコンのコンデジコレクション 型番を見せていただくだけで壮観ですね
お恥ずかしいかぎりですが、それぞれに思い出があり愛着が湧いて手放せなくなってしまいました。それぞれのスペック・レビュー・クチコミについては、当comのカメラ>デジタルカメラと進んで「キーワード検索」に型番を入れると調べることができます。よろしかったらご覧になってください。それぞれ一時代を画した名機ばかり(だと自分では思っています)ですよ。以前、COOLPIX950(1999年製の200万画素機!)できちんと撮った写真をA4にプリントして写真好き仲間に見せたところ、200万画素機で撮ったものだと見破った人はいませんでした。(失礼しました、950〜8700には「E」は付きません)
<誇張の少ないすっきりとした描写はNIKONのDNA
本当にそう思います。昨今のコンデジ界の不毛な画素数競争が一段落し、特に各社ともハイエンドでは1000万画素に抑えています。このことが画質の向上に大きく影響しているんだと思います。本当は600万画素くらいに抑えてくれれば、もっと素晴らしい画質になるとおもううんですけどね。ただ、この1/1.6〜1/1.7型CCDを作っているソニーとパナソニック(P7000のはソニー製です)がいつまで製造・供給してくれるのか不安です。ひょっとしたら、P7000を最後に裏面照射型CMOSに移行してしまうかもしれません。
書込番号:13157633
4点

ボカす撮影だけは、APS以下の撮象素子ではSPはFM5に到底かなわないので、それ以外の性能でP7000は、手堅い割に望遠が利いて、比較的優秀だと思います。
撮影後に画像処理でボカすカメラもあるらしいですが??。
自分はフィルムは嫌いなので、撮った後確認出来る・現像しなくて良い・画像が劣化ないのでデシタルになってから写真にハマったタイプです。
そろそろ、1インチ撮象素子のコンデジか一眼レフ出ないか期待しているこの頃です。
書込番号:13162294
0点

○そろそろ、1インチ撮象素子のコンデジか一眼レフ出ないか期待しているこの頃です。
一眼レフは まあ出ないわな。
レフてわかる。
ナショナルが姑息に デジタル一眼!!! て一眼レフで さも小さいような詐欺CMで素人ゴマカシテ売りつけてたですが、そーゆー風に分かってない人は多いって事ですかね。
書込番号:13173445
4点

たくさん書き込みをいただき、ありがとうございます。
デジカメに疎く、「1インチ撮象素子」とか「小さいような詐欺CM」、宇宙人の会話状態
です(笑)。コメントしたくてもしようがありませんので、あしからずコメントはひかえさ
せていただきます。
でも、とても勉強になります。ありがとうございます。
ということで、みなとまちのおじさんさまへのレスです。
デジタルの時代に懐かしい昔話ができる方と交流ができ、心強く感じています。
ありがとうございます。
>昭和40年代後半、貧乏大学生だったころ、
戦後、メーカーが乱立、淘汰される中で、ニコン、キヤノンが競うところでペンタックス、
オリンパス、ミノルタといったメーカーががんばり、特にペンタックス、オリンパスは
いい仕事してましたね。
成長期にあった日本のカメラメーカーの競い合いから、いいカメラに仕上がっていたのだと
推察申しあげます。
なにかのきっかけで被写界深度という用語を知るか知らないかで写真が自分にとって特別な
ものになるかならないかが決まるように思えます。
ニュースで、色のデータだけ全部集めておいてピント合わせは後からという後加工
方式のカメラの報道がありましたね。デジタルの時代なので、そういう機械も作れるという
ことですね。写真撮影という行為がどの段階で完結するのか、そういうカメラが出てくる
と、撮影後の作業に比重が重くなりますね。一瞬の切り取りの美学を愛する人には無縁な
機械ですね。(リンク切れしたら、あしからずです)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000065-zdn_n-inet
>生意気にもリバーサルフィルムの持つ色彩の美しさに魅せられ、黄箱(コダクローム)をよく使いました。
仕事上、以前は、エクタクローム、コダクロームは不可欠のものでした。半絞り違えばガラッと表情が変わる繊細さに、
自分の適当な露出で撮る素人ネガとは別世界だとプロの技に見入っていたものです。
適正露出、前後、半絞りのポジ3枚のどのポジがいちばんいい印刷ができるか印刷会社と
打合せをしたものです。印刷も今はデジタル入稿となり、そんなやりとりも今は昔です(笑)。
スライドのマウントも懐かしいです。
仕事では、4×5(しのご)サイズが多かったですが、35mmはマウントにして、そう
です、そうです、キャビン工業の映写装置のマガジンにセットしてプレゼンや会議で投影
していました。ポジの裏装填は冷や汗もので、1枚1枚確認していました。せっかくセット
したのをぶちまけてしまったり(笑)、デジタルの時代にはありえない手作業ですね(笑)。
>本当にそうでしたよね。まして食費を削ってまでして撮った写真でしたから。
>デジタルになってからこの楽しみがなくなったのは残念です。
こういう待つという時間の流れを楽しみと呼べる、みなとまちのおじさんさまとは
同じ楽しみを共有していたんだとうれしくなります。
DPEの店で、「これですね」とチラ見せするのを一刻も早く自分の手で確認したくて、
受け取るとすぐに歩きながら写真を確認していたころが懐かしいです。
同時プリントなど夢。私の思い出では1970年大阪万博のときに、まずネガの現像だけ出し
て、あがってきたネガを見ながら、これとこれとを焼いてくださいって・・・、当時、
サービス版サイズが150円でした。
今の150円より重みがあり、プリント1枚がそれぐらい貴重なものだったので、今でも
まぶたを閉じるとそのときのプリントが次と次と浮かんできます。
食費を削ってまで写真にお金を費やされていた、みなとまちのおじさんさまの思い入れが
すごく伝わってきます。レコードがCDと取って代わったように今さらアナログ写真には
世の中の仕組みとして戻れないですから、私たちはおたがいに”絶滅危惧種”です(笑)。
>お恥ずかしいかぎりですが、それぞれに思い出があり
デジカメの進化が著しい時期に、新しいものを買い足されていかれた様子がよくうかがえます。
型番を拝見していて感じたことですが、こういう陳腐化の激しい商品の開発には開発ロード
マップを作るのが常と言われています。将来の技術革新予測を年表に織り込みながら、自社
の性能を技術確信に遅れないように開発をすると聞きます。
型番についてもそれぞれにメッセージ性が備わっていますので、どの機種のときにこの番号
にしよう、こういうスペックが達成できたときにこうつけようとかライバル社の型番との
ある意味連動も意識しながらつけられているんだろうなと推察した次第です。
たかが型番、されど型番ですね。
>>誇張の少ないすっきりとした描写はNIKONのDNA
>コンデジ界の不毛な画素数競争が一段落(中略)本当は600万画素くらいに抑えて(中
>略)ひょっとしたら、P7000を最後に裏面照射型CMOSに移行
カメラも液晶テレビもデジタルという方式にフィールドが置き換わり、それまでの蓄積がいったんリセットされたことで、
既存の有力メーカーの優位性がなくなってしまったかのように思われましたが、映像技術と
いうのは単にスペック上の優劣ではなく、アナログ時代に培ったノウハウがデジタル製品の
開発でも生かされているんですね。
パーツを自社開発できないことは制約も多いでしょうが、同じパーツを使っても違いを出そう
という、微差僅差の追求をやる姿勢が感じられて頼もしいかぎりです。
16年前に自分自身、震度7で危うくのところを生かされ、今年、3・11で、言葉に表せ
ない凄惨な光景を見るにつけ、生きていることにただだた感謝の思いを強くします。
写真もそういう自分が生きていること、生きてきたことの証し。
P7000は毎日、リュックサックの中に入っておりまして、ブランクの長かった写真撮影
の楽しみを大急ぎで取り戻している日々です。
すみません、またまた古い古い懐古談にたくさんのスペースをいただいてしまいました。
駄文に最後までお目通しありがとうございました。
書込番号:13175777
5点

失礼しました。銀塩カメラの大ベテランでいらっしゃったんですね。
コダックのリバーサルフィルムの仕上がりは紙マウントで、フジクロームはプラスチックマウントでしたね。この点だけはフジのほうにアドバンテージがあったような気がします。
当時の同時プリント(若い人には理解してもらえないかな?)、かなりコントラストが高く、色彩も派手目で、私としてはちょっと好みではありませんでした。もちろん価格的にもとても手が届くものではありませんでしたが。
コダクローム25を1回だけ使ったことがあります。大げさに言うと、世界観が変わりました。マウントを横から見ると、画像が大きく盛り上がり、プロジェクターで投影するとその画像の緻密さ、精細感、色彩の美しさに魅了されました。現在フルサイズデジ一のキャノン5DUを所有しておりますが、このカメラをもってしても、あのときの感動には遠く及びません。
リバーサルフィルム+プロジェクターの組み合わせばかりでしたから、透過光専門で今のパソコン+液晶モニターのスタイルが一番性に合っているような気がします。反射光であるプリント派にはなかなか理解してもらえませんが。
ハーフサイズのペンFTですらそうなのですから、普通の?フルサイズ一眼レフで撮ったらどんなにか美しいだろうと思い、就職して給料をもらったらと念じておりました。
就職して念願の給料をもらい、新宿のカメラ店に行き、友人がすすめてくれたニコマートFTNを購入しようとすると既に製造中止、すすめられるままにペンタックスMXを購入しました。当時世界最小最軽量、LED式露出計は斬新で、写りも良かったのですが、仕事がだんだん忙しくなりつい写真から離れておりました。
それにつけても、リバーサルに比べて画質的にやや劣るといわれたネガカラー、本当に品質が良くなりましたね。もともとの特性である広いラチチュードに加えて、階調性や色の再現性が非常に高まり、過去のものとはまったく別物だと思います。皮肉なものですね。ネガカラーが史上最も高画質になったときには、銀塩式カメラが絶滅しようとしているのですから。
ある方が某カメラのスレで「どんなデジタルカメラをもってしても、『写るんです』の写りには敵わない」と述べておられました。もちろん極論であり、特にデジ一ユーザーからは袋叩きにあいそうですが、こと空気感(抽象的な表現ですが、階調性またはトーンともいえるでしょう)については、私も同意見です。やはり銀塩フィルムの150年近い歴史とたかだか20年の歴史しかないデジタルカメラでは、差が生じるのはやむを得ないことだと思います。
ただ日進月歩のこの世界、いつかフィルムの表現を上回るデジタルカメラが出現されるに違いないとひそかに期待しております。それまで理想のカメラを求めて蒐集は続きます。(笑)
ピントフリーのカメラのニュース、私も見ました。凄い技術だとは思いますが、やはりファインダーを覗き露出と絞りを決め、ピントを合わせて呼吸をとめてシャッターを切るという儀式が身についており、連写や動画にまったく興味がない私はやはり絶滅危惧種なんでしょうね。(笑)
神戸にお住まいでしたか。私は吹田市にある某大学に通っておりました。就職して関東に暮らす身となりましたが、震災翌日に救援部隊として神戸に入り、三ノ宮を通ったとき、あの華やかだった街が真っ暗なのを見て衝撃を受けたのを憶えております。
今、帰省の途中(実家が山陰です)に神戸を通りかかる際、復興した美しい街並みを見て、ああ良かったなと心から思います。
被災された東北の方々も、希望を捨てずに明日だけを見つめて生きていかれることを心からお祈りしております。
雑文を長々と失礼しました。
書込番号:13176186
4点

みなとまちのおじさんさま
>銀塩カメラの大ベテランでいらっしゃったんですね。
かじった程度です。
>当時の同時プリント
そうですね、民生用は派手でないとよろしくありませんので(笑)、
特にフジカラーが民生用をリードしたこともあり、ことさらにシャープで派手でした。
>コダクローム25を1回だけ使ったことがあります。
プロの仕事で垣間見たのは、リバーサルフィルムの乳剤ロットごとの情報共有です。
フィルムの型番で仕事をするのではなく、そのフィルムの乳剤ロットで仕事をします。
現像所と撮影カメラマンとで乳剤の“傾向・クセ”の情報が都度、共有され、
その一貫した情報のもと撮影、現像が行われていました。
素人の理解を超えた微差の範囲でのこだわりです。
>リバーサルフィルム+プロジェクター 透過光専門、反射光、プリント派
そうですね、透過光と反射光との違いは大きいですね。
印刷についても今は液晶画面で仕上げたデザインを紙媒体に移し変えますので、
透過と反射との決定的な違いを埋められないことが多いです。
デザイナーとも論争になるのはそういう透過で仕上げる人と反射に結果を求める
立場の違いだったりします。
つらいのは、インクというまた違う“メディア”で色を再現する印刷会社の人たちで
ありまして、透過→インクで印刷→反射で最終ちゃんと折り合いをつけるという流れです。
でも、デジタルフォトフレームが浸透するあたり、時代は透過光画像ですね。
透過はならではの美しさがありますから、これに慣れてしまうと反射はもどかしいでしょうね。
>就職して念願の給料をもらい、新宿のカメラ店に行き、
モノ余りの現代と違い、高度成長期、いろんな欲しいものがあった時代ですね。
>それにつけても、リバーサルに比べて画質的にやや劣るといわれたネガカラー、本当に品質が良くなりましたね。
銀塩式が市場から退場を余儀なくされていることはとてももったいないですね。
デジタルがアナログのレベルに上書きで出てくるのであればそれもまたよしでしょうが、
いったんやりなおしになっているので、追いつくための苦労もかなりのものと思われます。
私にはムリでしたが、現像のプロたちはネガを見ながら、ちょっと赤色が多いとか足らないとか議論をしていました(笑)。
コダックや富士、コニカがカメラメーカーとの二人三脚で営々と築いてきたノウハウは
もったいないので、印画紙の技術革新がデジタルの方でも生かされればと願います。
>ある方が某カメラのスレで「どんなデジタルカメラをもってしても、『写るんです』の写りには敵わない」
先ほどありましたように、透過光と反射光の違いもあり、デジカメと写るんですは似て非なる
比較できない、前提の違う対象物なのかもしれないですね。
>ただ日進月歩のこの世界、いつかフィルムの表現を上回るデジタルカメラが出現されるに違いないとひそかに期待しております。
>それまで理想のカメラを求めて蒐集は続きます。(笑)
良い表情や笑顔を探す、製品の角度や影の付け方などは動画でいろいろと押さえておいて
いいものをキャプチャーで取りだしたり後加工するのが商業写真としては効果的だと思います。
綾瀬はるかのコマーシャルしているカメラでもダイヤルをまわすと後ろのボカシ具合を
変えられるということで、カメラ女子の増加とともにカメラに求められる機能もカメラが
過去からこだわってきたことをできるだけ一般普及製品にも実現できるようにということが
見てとれますね。
将来的には、言葉で指示したら、そのとおりの仕上げをしてくれるカメラも出てきそうな気がします。
まだコレクションが増えていくんですね。すごい、すごい。
>ピントフリーのカメラのニュース、私も見ました。
はい、こんなカメラ ただであげると言われてもいらないです(笑)。
今の時代には『決定的瞬間』という写真集がかつてバイブルとされたことも
不自由な時代の不自由な産物ととらえられるのかもですね。
>神戸にお住まいでしたか。私は吹田市にある某大学
私は西宮市の大学で、吹田市の大学と交流戦のある学校でした。
神戸に救援にお越しいただいたとのことで、その節はお世話になりました。
避難所のリーダーを1ヵ月ほどやっていましたので、全国からの善意に
毎日、涙しながら物資を受け取って、分配していました。
リュックサックに石鹸を詰められるだけ詰めて、避難所を歩いて訪ね回り、
これだけで申し訳ないですが、と3個石鹸を受け取って、その後ろ姿を見送ったときは
冷静に見れば個人がリュックサックひとつに詰められるだけの石鹸を配り歩くことは
けっして効率のよいものではなく、疑問の向きもあるのですが、あの非常時にそういう
行為を無名で何も見返りを求めず歩かれた人を目の当たりにして、
人間は捨てたものではないし、
この世は生きるに値するすばらしいところだと、
改めて生き残ったことに感謝し、1・17を
第2の誕生日に生きていこうと思わせてくれた出来事でした。
億単位の寄付も立派ですが、自分にできることを目いっぱいされたあのリュックの青年のことは
ボランティアとはを考えさせられ、一生忘れない記憶です。
>今、帰省の途中(実家が山陰です)に神戸を通りかかる際、
ふるさとは山陰なんですね。
ときどき仕事でお邪魔することがありますが、
鳥取、倉吉、米子、松江、出雲、石見銀山とそれぞれ風情があってすてきなところですね。
鳥取の万年筆博士をご存じでしょうか。
きっとみなとまちのおじさんさんの心の琴線に触れる万年筆ではないかと思われます。
よろしければ一度、HPであたってみてください。
またまた、時代のズレた話を展開していますが、
こんな話題でももし若い世代の方にそんな時代があったのかと
苦笑いで、違いを感じとっていただければ幸いです。
最後までお目通し感謝いたします。
書込番号:13176774
1点


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