




米Intelは、ノートPC用のモバイルPentium III-M、モバイルCeleron 12機種を一斉に投入した。Intelでは、今回の発表により、ミニノートやサブノートを含むすべての大きさのノートPCにPentium III-Mが対応できるようになったとしている。1,000個ロット時の単価はPentium III-M 1.2GHzの722ドルからCeleron 733MHzの75ドルまで10倍近い幅がある。
Pentium III-Mはすべて0.13μmルールのTualatinコアで700MHzから1.2GHzまで6機種が用意される。2次キャッシュはすべて512KB。通常版は1.2GHzのみで、低電圧版が800A/800/733/750MHzの4機種、超低電圧版が700MHz。すべて拡張版SpeedStepテクノロジに対応している。
もっとも高クロックの1.2GHz版は、FSBが133MHz、バッテリモード時は800MHz、平均消費電力2W以下、電圧は通常時が1.4V、バッテリモード時が1.15Vとなっている。また、もっとも低消費電力の超低電圧版700MHzは、FSBが100MHz、バッテリモード時は300MHz、平均消費電力0.5W以下、電圧は通常時が1.1V、バッテリモード時が0.95Vだ。
Celeronは通常版が933/900/866/800A/733MHz、低電圧版が650MHz。通常版は0.18μmルールのCoppermine-128コアで、低電圧版のみTualatinコアだ。ただし、低電圧版Celeronの2次キャッシュ容量は256KBに制限されている。モバイルCeleron初の0.13μmルール製品である。なお、Celeron系はすべてSpeedStepテクノロジに対応しておらずバッテリモードを持たない。
Pentium III-M/Celeronとも主力はFSB 133MHzで830M系のチップセットが推奨されているが、ミニノートやサブノート向けは440MXチップセットに合わせてFSB 100MHzとなっている。ただし、Celeron 900MHzはやや例外的な存在でFSB 100MHzだが、推奨チップセットが440BX/815EM、パッケージがMicro PGA2/BGA2となっており、既存のプラットフォームのアップデート用と考えるべきだろう。これ以外の製品のパッケージはMicro FCPGAまたはMicro FCBGAとなっている。
また、従来のIntelの型番付けのルールでは同じクロックでは、後発の製品にAがつくとされていたが、今回のPentium III-Mでは一見後発に思えるFSB 133MHz製品ではなくFSB 100MHz製品にAがついているので、注意が必要だ。
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