皆様こんにちは。一眼レフデビューしたてで現在写真を勉強しているdarutanianと申します。
こちらの掲示板はとても参考になるので楽しく拝見させて頂いております。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、題名のことについてなんですが、
ホワイトバランスの話しの中でマゼンタ被りという言葉をよく聞きます。
マゼンタ色がどんな色なのかは理解しているつもりなのですが、写真には様々な色が使われている中、
どうしてマゼンタ色だけ「被り」と言われるほど目立ってしまうのでしょうか?
すみません、つまらない質問かもしれませんがどうかご指南よろしくお願いします。
書込番号:9929163
0点
デジカメの撮像素子は、人間の目では見ることのできない「赤外線」まで拾ってしまうために、その色がマゼンタとして画像に現れることになります。
赤外線フィルターをつけてやると、「マゼンタ被り」は減りますが、
赤外線によるマゼンタが減ったことで今度は「シアン被り」という、青っぽい画像になってしまうことがあります。
書込番号:9929194
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6点
新緑の中で撮れば、緑かぶりしますし
晴天の下で撮ると青空の色が、被写体に反射して青かぶりしますし
マゼンタだけが色かぶりするわけではないですが、
より目立ち、気になるので、マゼンタかぶりという言葉だけが
目立つのかも知れませんね
書込番号:9929320
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1点
> どうしてマゼンタ色だけ「被り」と言われるほど目立ってしまうのでしょうか?
マゼンタだけ、というのは誤解だと思いますよ。「青被り」「赤被り」など、色被りは各色あります。
(Googleで検索すると、キーワード自体は「赤被り」や「青被り」の方が圧倒的に多いですし。)
ただ、マゼンタ被りというのは結構嫌われ者なんですね。緑被りもしかりです。
その理由は人の肌や自然の風景が(青や赤に被るのに比べても)妙に不自然に見えるからだと思いますが、
工学的な見地でも、「青←→赤(というか黄色)」の変位は色温度と呼んで自然界にある光源の
バリエーションだと考えるのに対して、「紫←→緑」の変位は色偏差と呼び、「本来あるべき所からずれている」
という扱いをします。つまり、撮影状況や好みの違いによらず、本質的にあるべきでないズレ、
という捉え方が出来るのですね。
カメラによっては、ホワイトバランス調整で色温度(青⇔黄)は調整できても、色偏差(紫⇔緑)を
調整できないものが多々あります。それもあるので、「マゼンタ被り→悪」という評価が良く出る
(目に付く)のだろうと推察しています。
#青や赤(黄色)に被るのを迂闊に悪評価すると、「ホワイトバランス(色温度)調整すれば?」
#の一言で済ませられてしまう事例がその対照だと思います。
書込番号:9929373
5点
特に マゼンタ被りが、目立つと言う事でも無いと思います。
芝生の上では緑に、晴天下では青被りします。
いずれにしても、適正なホワイトバランスの設定(と画像調整)で良く成ります。
ホワイトバランスの 設定が適正で無いと、傾向としては赤味に振れるか、青味に振れるかのどちらかに成ります。
書込番号:9929380
2点
赤外線について書かれているので補足します。
セル毎にあるカラーフィルターは可視領域を分光しますが赤外線はどれも通してしまいます。
イメージセンサー前の光学ローパスフィルタに赤外カット(反射も含む)フィルタが通常用意されていますが、中には省略されているものや、効きの弱いカメラもあります。
また、急な角度からの入射には赤外カットの効きが落ちる場合があり、この場合は画面の端ほど影響が強くなります。
赤外線はRGBセンサー共通に同等のレベルで記録されるとします。
通常のホワイトバランスではGに比してRとBを増幅していますので、結果的にマゼンタ(からパープル…適用するホワイトバランスしだいですが)に被ることになります。
書込番号:9929447
1点
ひとつ。
人工照明の中で現在多く使われている「蛍光灯」。三波長タイプはかなり抑えられていますが、基本的に「G(グリーン)被り」の傾向にあります。
このGを補正する為にはM(マゼンタ)を乗算していきます。で、補正しすぎると「M(マゼンタ)被り」になる、と。
なぜ補正しすぎになるかというと、蛍光灯は「単純なG(グリーン)被りじゃない」という事で・・・もちろんR・G・Bすべてに補正がされているのですが、R(補色はシアン)やB(補色はイエロー)に対してG(補色はマゼンタ)は「微妙な差が目立つ」という事です。多少C(シアン)が強くても「色温度がちょいと高いか?」と、逆に多少Y(イエロー)が強いと「色温度がちょいと低いか?」と思ってしまう程度なのですが、G(グリーン)とM(マゼンタ)はこのどちらにも属さないので目立ってしまうのですね。
こういう「人間の目の慣れ」というものも大きく影響してしまいます。だからデジタル写真の処理ではキャリブレーションで出力(モニタやプリンタ)の色を合わせるのとともに、ソフト上で色をチェックしながら作業するのです。
書込番号:9931421
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4点
皆さま、ご指南ありがとうございました。
まさか赤外線が影響しているなどとは思ってもいませんでした。
本当に勉強になりました。
ありがとうございます。感謝致します。
書込番号:9933543
0点
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