


D90はカメラ内でRAW現像できるようですが、取り扱い説明書を見るとRAW現像時に「露出補正」と書いてあり、画像の明るさを±3までの範囲で補正できる。と書いてあるのですが、
これは撮影の前に行う、いわゆる露出補正と同じことなのですか? だとすれば、撮影して白トビしてたところも、あとでRAW現像時にマイナス補正したら、浮き出てくるんでしょうか?
P社のKxxなんかのカメラ内RAW現像は、「増感」という言い方をしてますが、D90はそれとは違うのでしょうか? ご存知の方どなたか教えていただけないでしょうか。
書込番号:10691038
0点

hawks go goさん、こんばんは。
RAWからソフト(カメラ内含む)で露出補正する場合、ある程度なら
白飛びしている部分も救う事ができます。
RAWでは、ある程度明るい方と暗い方で幅を持っていますから、
その範囲内でのデータがあるからです。
但し、その幅を超えて、完全に白飛び黒潰れしている場合は、
後処理での露出補正をしても、救えません。
書込番号:10691097
0点

> 撮影して白トビしてたところも、あとでRAW現像時にマイナス補正したら、浮き出てくるんでしょうか?
白トビさせないためにアンダーで撮影し、RAWで調整します。
白トビはRGB各色が完全に飽和した状態ですから、RAWでも救済は出来ません。
白トビはどこまで露出補正しても、RGBが等値でグレーにしかなりません。
D90は持っていませんが、露光域は20-245が6EVくらいでしょう。
RGBの最も輝度が高いチャンネルを245までに抑えるとハイライトがうまく調整できますよ。
ニコン機のRAWデータは12EVほどありますから、先ず撮影時にRAWの性質を知った上で露出にフィードバックしたほうが楽です。
P社の「増感」は気にしない方がいいです。
基本的にアンダーで撮影する、という意味にとらえれば良いと思います。
書込番号:10691243
4点

じょばんにさん、ニッコールHCさん返信有難うございました。ニッコールHCさん、白とびはRAWでも救済できないけど、黒つぶれは救済できるからアンダーめで撮ったほうがいいのですか? なぜ黒つぶれは救済できるのでしょうか? また、「露光域は20-245」というのは、どのような意味でしょうか。質問ばかりですいません。
書込番号:10692387
0点

≫hawks go goさん
私は、白飛びを救済できると書き、ニッコールHCさんは救済
できないと書かれています。
私が自分で補足を入れなければならない状況に追い込まれました (^^;
私が救済できると書いたのは、同じ露出でRAWとJPEGで撮って
比較した場合、JPEGでは白飛びが発生する露出でも、RAWで現像
する際には、完全に白飛びしていない部分であれば、マイナス
補正すれば救済できる部分があるという意味です。
RAWには、データが残っている場合があるのです。
ニッコールHCさんが救済できないと書かれているのは、RAWでも
白飛びしている場合は救済できないという意味です。
RAWにデータが残っている場合、それを白飛びというのかどうか
別にして、JPEGでは白飛びしていてもRAWでは白飛びしていない
場合はよくある事です。
> なぜ黒つぶれは救済できるのでしょうか?
ニッコールHCさんは、黒つぶれは救済できるとは書かれておら
れません。
黒つぶれも救済できません。
白飛びを嫌うなら、アンダー目に撮っておくという事ですが、逆に
アンダーに撮れば、適正で黒つぶれしない場合も黒つぶれしてしま
う場合があります。
写真の出来映えを考えた場合、白飛びがある写真よりも、黒つぶれ
の方がマシだと評価する人は多いようです。
書込番号:10694073
2点

添付の図ですが、現像時は、多くは8bit RGB(つまり一般的なJPEG)に変換しますが →図の緑線
これはRAWより表現できる色の幅が狭いので、RAWを削ってることになります
削るはずの部分を出してやれば、白トビ黒潰れの部分を「有る程度」救えます。
ただし、添付図の赤の線を超えて、救うことは出来ません、これがニッコールHCさんの説明。
撮影の前に行う、いわゆる露出補正というのは、赤線の位置自体を移動させること。
撮影後の露出補正とは、緑線の位置を移動させること。
「アンダー目に撮る」は、かならずしも最善ではなくて
夕方〜夜景の場合で、暗いところをあとで見えるようにしたい場合は、
オーバー目に撮る選択肢もありえます。
添付の図をみれば、白トビも黒潰れも、しくみ自体は同じとわかると思います。
明るい側と、暗い側、どっちを大事にしたいかで、
アンダー目に撮っておくか、オーバー目に撮っておくか決めるわけです。
書込番号:10694262
3点

Customer-ID:u1nje3ra さん
直感的にわかりやすいです。
ちょっとお尋ねしたいですが、これってリバーサルフィルム的な考え方でしょうか?
横スレすみません。
書込番号:10695532
0点

横レスの横レスで、失礼します
リバーサルの場合はラチチュードが狭いので
適正露出で撮らないといけません
考え方はまるっきり逆のように思います (^^
書込番号:10695783
1点

>なぜ黒つぶれは救済できるのでしょうか?
じょばんにさん、Customer-ID:u1nje3raさんのおっしゃるとおり完全な黒つぶれはデータが無いということですから救済は無理ですね。
肉眼ですと個人差が大きいと思いますが24EVほどの輝度差を確認できます。
ネガフィルムだと12EV。
良くリンクされるDXOなどの、ダイナミックレンジ12EVというのはRAWデータのことです。
jpeg撮って出しでそのままWEB等で使用する方なら実用域20-245の範囲に収めなくてはならないので、D300とD90が同じ特性なら5.9EVほどのラティチュードのフィルムで撮影するのと同じです。
これはポジと同じなんですが、ポジのほうが明らかにハイライトが取りやすいです。
俗に言う、アンダーで撮影しリカバリーして調整というのは、白トビさせないというよりは、このハイライトのRGBデータをしっかり取るということですね。
肉眼とのラティチュードの差は16EV(2の16乗)の開きがあります。
スナップなどで輝度差の大きいシーンにのぞむ場合など、当然白トビ、黒つぶれを許容して撮影することになりますから、あえてハイキーにして白トビとハイライトをつなげるか、あるいはポッカリと白トビを残しRAW現像でゲインアップして中間調とつなげるかなどいろいろやってみたらどうでしょう。
よくダイナミックレンジの話題が出ますが、広い狭いに関わらず0-255というフォーマットは変わりませんから、カメラ内現像よりも現像ソフトに親しんだ方が良いと思います。
輝度とRGBの関係がすぐわかると思います。
試しにjpeg画像でRGBが255オーバーの部分を選択し、RAW現像ソフトでいじってみてください。
じょばんにさんが説明していることがわかると思います。
露出を決定するのは撮影者ですから、白トビ、黒つぶれも自己責任というか撮影時に決めておくべきでしょう。
ちなみにリニアデータ、撮って出しどちらもiso200の時がダイナミックレンジが最も広いですね。
書込番号:10696073
5点

横から便乗質問です。
D90の場合画像閲覧時、ハイライト表示機能がありますが、ここで表示されるハイライトはRAWでの白飛び(救済不能)を表すのでしょうか?それとも撮影時設定に基づきjpegなど8bit輝度画像に変換したときの白飛びを表すものなのでしょうか?
前者だと勝手に考えてハイライト表示で点滅が出ないように撮影していたのですが、取扱説明書の記載を見るとどちらかよくわかりません。
書込番号:10696105
0点

書き忘れましたがNX2だと追加のハイライト情報が生かせるのでお得ですよ。
書込番号:10696196
0点

≫akibowさん
> jpegなど8bit輝度画像に変換したときの白飛びを表すものなのでしょうか?
JPEGでの白飛び表示になります。
RAWで撮っても、カメラ設定が適用されて生成される
JPEGでの白飛び表示です。
カメラ設定が適用されるので、RAWそのものの白飛びを
表示しても、撮影時の情報としては意味がないです。
書込番号:10696417
1点

≫akibowさん
> jpegなど8bit輝度画像に変換したときの白飛びを表すものなのでしょうか?
JPEG撮影時の白飛び表示になります。
RAWで撮っても、カメラ設定が適用されて生成される
JPEGでの白飛び表示です。
カメラ設定が適用されるので、RAWそのものの白飛びを
表示しても、撮影時の情報としては意味がないです。
書込番号:10696422
0点

ありがとうございます。jpegでの白飛びでしたか。
RAWでの白飛びを表示してくれれば、これが出れば撮影条件を見直し(撮り直せるものなら)撮り直すようなことができるかな?と思ったのですが、そういうものではないのですね。
RAW現像時露出補正を行うことで、このハイライト部分の一部については、階調が救われる可能性があるということなのですね。
書込番号:10696707
0点

考えている事は一緒なのかも知れませんが、Customer-ID:u1nje3raさんの図の説明だと
ちょっと違和感があります。
この図で見るとRAWで保存している階調(各色14bit)が
モニターが表示できる階調(各色8bit:jpegで記録できるの事の意味だと思われます)
より広いので8bitに収まらない明暗の上下の階調部分がカットされjpeg化されるように見えます。
そしてRAWの露出補正ではこの切り取る位置を変えているだけの様に見え、
撮影時に補正(絞りはシャッタースピードの組み合わせを変更)した物を
そのままjpeg化した時とRAW現像時の露出補正が同じ事のようにも見えてしまいませんか。
私の認識ではRAWで記録される明暗の幅(図の赤線の範囲)とjpegで記録される
明暗の範囲(図の緑線の範囲)はほぼ一緒だと思います。ただその間に存在する階調数が違うだけでは
無いでしょうか。
単純に14bitの中から8bit(256階調)分を切り出しただけですと、より正確な比率で表すと
添付画像の図1の様なグラフになり元データでの明暗の範囲はとても狭い範囲になってしまいます。
私の認識では、14bitの16384階調が8bitの256階調に変換される場合、
図2の様に明るい部分から暗い部分までリニアに変換されていると思います。
ただ、差分の6bit分のデータの丸めは、図2の左下隅を拡大した
図3のオレンジ部の様に6階調毎にまとめる事で階調数を減らす処理をしているのだと思います。
ではなぜRAWで露出補正をすると白飛びの場所からも階調が現れてくるのか
といる疑問に関してはこの様に考えています。
RAWで露出補正では結局、図4の赤い線のような(例ではかなり極端ですが)
トーンカーブの補正が行われているのだと思います。
この様な補正により、例では通常では全域で6階調毎とリニアだった階調の変換が、
カーブが寝た暗部では図5のように12階調毎にとなり、カーブが立った明部では
図6のように3階調毎に代わり階調が細かくなっているのを表しています。
図6ではリニア時(オレンジ)では255階調とマッピングされていた部分が、
補正時(赤)では254や253階調としてマッピングされる事で、
白飛びから階調が復活したような形になるのではないでしょうか。
*もちろんこの様なマッピングを行う際に露出補正のメリットのために上下に多少の
マージンを取ったうえで行う事も可能ですが、RAW現像のメリットと謳うが為に
jpegをわざとレンジの狭いデータにしてしまうような事はしないような気がします。
所で、トーンカーブの変更に依る露出補正の様な事はjpegデータでも出来ますが、
この様な事をすると元々256階調しか持っていないので、赤いグラフの254や252階調に
相当するデータが存在しない、いわゆるトーンジャンプが発生したデータをなりますが、
RAWの場合はそれ以上に階調を持っているために、トーンジャンプが発生しにくく、
比較的劣化のない露出補正が可能なので「明るさを±3までの範囲で補正できる」
と謳っているのだと思います。
とは言えRAWの露出補正は劣化は少ないでしょうが、撮影時に補正した場合とは
同じ結果にはならない筈です。
RAWは多少露出がアバウトでも現像で露出補正すればいいという発言に、
現像での補正はあくまでも補正なので,RAWでの露出補正に頼らない方が良いという
書き込みがありますが、単に精神論ではなく、あくまでも劣化に繋がる補正なので
適切な露出で得られたデータには敵わないのだと思います。
と長々述べさせて頂きましたが、実際の技術情報の裏付けがあっての話では無く、
あくまで自分なりに考えた上での認識ですので、間違いなど有りましたら
ご指摘頂ければと思います。
書込番号:10698783
1点

アップしてから気がついたのですが、
図1、2、4でのグラデーションは向きが左右が逆ですね。
正しくは右側が白で左に行くほど黒です。
失礼しました。
書込番号:10698837
1点

うどさん
わたしの説明図は、「まるめた」説明です。
正確な説明をしようとするなら、
複雑な図をUPして説明することはできるでしょうが、
相手のレベルに合わせなければ、理解がすすまないと思います。
また、複雑な計算知識を持ったところで、写真自体がうまくなるわけでないので
できれば算数の勉強みたいなのは、最小限にすませたいところですし(笑
書込番号:10698887
0点

最近の機種のRAWは「白点」の約1段弱上にセンサークリップまでの余裕を持たせてあります。
ゆえに現像時に減感現像することでトーンが出せます。
まず、RAWについては
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/tour/
の「RAW早わかりツアー」あたりを読んでいただけるとありがたいです。
「白点」と書きましたが、
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/ds3/function/highlight.html
のページの後半の図解に習っています。
また、Develper studioのマニュアルはこの手の理解にも役立ちます。
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/ds3/manual_dsp/man0001.html
内の「減感現像の可能性」「イメージセンサーのリニアリティとサチュレート」あたりがさしあたっての疑問に対応するかと思います。
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/ds3/manual_dsp/man0012.html#_Anchor10.3
あと、過去ログのリンクをいくつか紹介しますので読んでいただけると参考になると思います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00490111151/SortID=10092554/#10095564
http://bbs.kakaku.com/bbs/00500210882/SortID=7188471/#7208898
http://bbs.kakaku.com/bbs/00490111151/SortID=9027475/#9027972
直接の答えになっていないかもしれませんが、年末年始の時間のある時にどうぞ。
書込番号:10698925
1点

はい、冒頭にも書いたとおりCustomer-ID:u1nje3raさんも仕組みは理解の上で
初心者に分かり易く丸められて表現された物と思っています。
ただ、この図だけ見てしまうと、RAWのデータなら遜色なく露出補正が
出来てしまうのかと印象づけられてしまうかもと思い、
その点を書き込みたいと自分の認識の確認も兼ねて考えているうち、
あのような長い書き込みになってしまいました。
それ以外の他意はありませんので、ご理解を頂ければと思います。
しかし分かり易くすれば不正確になる、
正確にしようとすると、また分かりにくくなっちゃいますよね。
自分の説明力不足も有りますが難しいものですね。
>また、複雑な計算知識を持ったところで、写真自体がうまくなるわけでないので
その通りです。理屈じゃない部分の精進は難しいです。
書込番号:10699066
1点


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