


デジタルカメラ > 富士フイルム > FinePix F100fd
公式サンプルは正直ですね。
日中屋外はDR100%でISO100
夜景はDR400%でISO400
つまりDR400%を発揮させるにはISO400設定となり、画質劣化を考えると日中サンプルには使いたくない、夜景はISO400は普通なのでここでDR400%をアピールしよう! という事?
SR素子と比べて擬似的DR拡大の感は否めないですね。
フジとしてはこだわりのある高DRと、流行の高画素化との両立で生まれたアイデアでしょうか。
とはいえ、そういう理屈を抜きにすると、サンプル画質は素晴らしい、28mからの5倍ズーム、1/1.7サイズCCD、手振補正などほぼ完璧なスペック。デザインも個人的にはF10〜F50よりはかなり良いと思う、これはもう購入決定です! ジャンル違いかもしれないけどG9を超せるかな〜?
書込番号:7499561
0点

夜景もそうですが、明暗差の大きい日中こそ、ダイナミックレンジ400%の活用の場ではないでしょうか。
DR400%の設定で明るい場所はISO100が基本になり、暗部だけが最大でISO400になります。
日中の暗部はそれほど暗くありませんし、極端な明暗差がない限りISO400に増感してもノイズ処理次第では十分見られるのでは。
明るい場所に露出を合わせて撮り、PCで暗い部分だけを持ち上げるという画像処理をやってみればわかるでしょう。
そのような処理をカメラ本体で自動的にやってくれるので画質劣化も少なく、手間も省けるということだと思います。
コンデジでダイナミックレンジを広げるためには現在最も合理的な方法ではないでしょうか。
SRにも長所短所があります。
ダイナミックレンジを広げるには素晴らしい方法ですが、画質そのものは1/1.7型のものは1/2.5型程度の品質になってしまうようです。
S5Proのように撮像素子サイズに余裕がないと、採用は難しいと思います。
書込番号:7501292
1点

>画質そのものは1/1.7型のものは1/2.5型程度の品質になってしまうようです。
なるほど・・・
素子の分担、配列、受光面積で不利ですもんね。
フォーサーズくらいは必要ってことですね。
うーん、
コンデジの限界ですね。
各社どこもCMOSを出さないということは、
搭載やコストが困難なのでしょうねぇ。
書込番号:7501613
0点

元ジャーナル爺さん
>DR400%の設定で明るい場所はISO100が基本になり、暗部だけが最大でISO400になります。
だとイイナと思うのですが、車の写っているサンプルなんか400%が欲しいシーンなのに
100%なのでアレ?と思ったのです。
でもSR素子は高画素化が困難なのも確かで、現状ではF100がベストかもしれませんね。
サンプル画質は素晴らしいと思うので、あまり理屈にこだわらないで素直に評価します。
(当方実はF700ユーザーで解像度不足は身にしみております、ハイ)
書込番号:7501720
0点

> 元ジャーナル爺さん
> 夜景もそうですが、明暗差の大きい日中こそ、ダイナミックレンジ400%の活用の場ではないでしょうか。
私もそう思うのですが、実際にはISO200でダイナミックレンジ200%くらいが使い勝手が良いかもしれません。ちなみに「所詮はγ処理」の言葉にヒントを得てE550のRAW画像の現像時にγ値を敢えて「上げて」現像してみましたが、確かに暗部がはっきり見えました。E550も高感度特性はともかくダイナミックレンジはそこそこあるようです。F100fdもRAWが使えたらISO100でも結構良いかもしれませんね。
> ダイナミックレンジを広げるには素晴らしい方法ですが、画質そのものは1/1.7型のものは1/2.5型程度の品質になってしまうようです。
「1/2.5型程度の品質」とは具体的にはどのようなことなのでしょうか。F700/710のSR素子ではS画素のサイズはハニカムHRの1.6倍になります(だからこそ基準感度ISO200にできた)。実質的な解像度は300万画素相当ではありますが、例えば同じ600万画素でも一眼デジとF810では全然画質が違います。「300万画素画像」としてはかなりのハイレベルだと思うのですが。
書込番号:7501969
1点

> 「1/2.5型程度の品質」
私も気になっています。確かに6M出力だと解像感は低いですが、高感度にはかなり強いという
実感があります。うっかりISO800で撮ってることに気付かなかった愚か者ですが、逆に言えば
それだけノイズ耐性があるということなのでしょう。では一体何を指すのか?(やっぱり解像感?)
書込番号:7502277
0点

日中ピーカンでダイナミックレンジ400%を実現するには(たぶん)NDフィルターが必須です。
ですから400%の写真が夜景になったのではないかなと。
レンズにフィルターが装着できるような設計だったら尚良かったですのにね。
書込番号:7502528
0点

> Satosidheさん
内部のNDフィルターで回折現象を気にせずF9(広角端)まで落とせるので、少なくともF30よりはマシ
(日中に強い)だと思いますけど、それでも最高速が1/1500だとちょっと遅い気もしますね。。
テストの結果、大丈夫だという判断ならいいんですけど…。
書込番号:7502787
0点

> 「1/2.5型程度の品質」
↑↑
この部分、ちょっと理解できなかったので、
誰かに解説してもらいたいです。
書込番号:7502926
0点

品質、ということだと、良くも悪くもハニカムSR600万画素の品質であって、他に似たものが殆どないですね。
要は高画素化が難しいようだ、ということなんじゃないでしょうか?
書込番号:7503014
2点

ハニカムSRをベイヤーのように同サイズの画素を並べたものだと理解されていれば、出力画像の解像力は
確かにサイズ半分画素数半分のハニカムHRと同等になるかもしれませんね。
でも、それは誤解だと思いますよ。
特許広報を見ても明らかにS画素とR画素のサイズは差がありますから、そこまで悪くはなりません。
(逆にR画素は1/1.6型の600万画素SRでも1/2.3〜1/2.5型900万画素程度の画素サイズになったと思います。)
へこみぷぅさん
内蔵のNDはF9までだったんですね。F5.6くらいだと誤認していました^^;;
そうなると開放から3段程度はシャッター速度を稼げますから、ギリギリというところでしょうか。
真夏に太陽光がきつく照り返しているビルなどを撮影すると、あっけなく1/4000まで
達することもありますからねぇ。
そこから2段増感して3段減光すると1/2000で若干リミットオーバーになります。
書込番号:7503155
2点

絞りというか、最低露光量に関しては、F30、F31だと広角、望遠側とも1/2000秒、F8です。
F100は望遠側だと1/1500秒、F14で明らかにピーカン時に強く、広角側でも1/1500秒、F9でほぼ同等というところだと思います。
Dレンジ400%を使うと二段感度が上がりますから、広角側だと概ねF31で1/500秒、F8程度で写せる場面は何とかなることになります。
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F31/photo#5093687709652807906
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F31/photo#5096946477433942770
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F31/photo#5096946541858452226
この辺はOKで、
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F31/photo#5096946683592373026
これはダメ、といったところです。
望遠側だとF31で1/1000秒、F8で写せるシーンくらいまでは大丈夫ということになりますが、
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F30/photo#5005689777851514018
これはOKですけど、
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F30/photo#5005691414234054130
これはダメということになりますね。
書込番号:7503507
1点

@ぶるーとさん Satosidheさん
詳細なご説明ありがとうございます。なるほど、日中のサンプルがISO100だったのはISO400での画質劣化だけではなく、シャッタースピードでの縛りもあるのですね。
日中ピーカンでのダイナミックレンジ400%は少々厳しそうですが、200%位なら何とかなりそう、これでも他社には無い大きなアドバンテージですね!
書込番号:7503674
0点

スレ主さん
>DR400%を発揮させるにはISO400設定となり、画質劣化を考えると日中サンプルには使いたくない、夜景はISO400は普通なのでここでDR400%をアピールしよう! という事?
F100のDR拡大方法は他社(SonyのN2など)もやっている方法で,露出(絞り*SS)を減らすことにより受光素子の飽和を避ける代わりに,受光素子の後段の増幅度(=ISO感度)を上げて補うという方法だろうと思います.この方法はISO感度に余裕があるからこそ可能なのだと思います.因みに暗い部分だけ持ち上げる方法は別のテクニックです.
以上の理由で,@ぶるーとさんが指摘された絞り*SSを絞れる余裕が必要になる訳です.
@ぶるーとさん
以前この関連で大論争がありましたが,私の理解が間違っていたらご指摘下さい.
書込番号:7504843
0点

昭和1桁さんのいう方法だと、飽和は避けたは良いが後段で増幅すれば、 絞って ISO400 で撮ったのと同じことです。
ダイナミックレンジの拡大になっていませんが。
以前もさんざん論争しましたが、昭和1桁さんだけが納得しなかったかと。
書込番号:7504978
2点

>飽和は避けたは良いが後段で増幅すれば、 絞って ISO400 で撮ったのと同じことです。
仰るとおりです.そして飽和が避けらるということは白飛びが減るということですね.過去の論争で解っていただいた方もいらっしゃいました.
書込番号:7505028
0点

いえ違います。
例えば 1/4 の光量で撮って飽和を避けても、後段で4倍に増幅すれば(ISO100→ISO400)、100% となり飽和してしまいます。重ねて言いますが「絞って ISO400 で撮るのと何の違いもありません」=「ダイナミックレンジの増幅にはなりません」
書込番号:7505105
2点

絞って増幅すれば同じ事というのは系に非直線部分がない場合の話です.絞りと増幅の間に非直線部分があれば,同じにはなりません.
>後段で4倍に増幅すれば(ISO100→ISO400)、100% となり飽和してしまいます。
飽和は受光素子で起きているのです.設計誤りがなけらば受光素子以外で飽和することはありません.100%で飽和するのは何処ですか.
書込番号:7505164
0点

昭和一桁さんが言われた「大論争」です。
大論争というより、一人独自の主張を繰り返している方がいるだけですが、参考までに。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00502411050/SortID=5600964
飽和容量の 25% の光量で撮って飽和を避けても、後段で4倍に増幅すれば(ISO100→ISO400)、100% となり飽和(白飛び)してしまいます。増幅率が高ければ白飛びする。当たり前の話です。
書込番号:7505279
2点

昭和1桁さん
画像の加工をしたことが有れば分かりますが、デジタル化されたデータ(数値)を、例えば2倍にすれば、
14ビット16,384階調のうち、8,193以上の数値データを持つ部分は飽和してしまいます。
つまり、受光段階で飽和を抑えたとしても、その後の増幅で数値が限界を超えてしまえば飽和は起きるんですよ。
(高感度で低感度と同じF値・シャッター速度で同じ被写体を立て続けに撮れば、高感度の方が
飽和して白飛びしやすくなるのは、そういう理屈からです。)
書込番号:7505296
2点

とりあえず、ほかのスレッドのこれなんかどうですか?
http://bbs.kakaku.com/bbs/00490111092/SortID=7411155/#7427456
あと、単なる例示になるけど
http://homepage.mac.com/kuma_san/tone_example2/
書込番号:7505336
0点

>増幅率が高ければ白飛びする。当たり前の話です
これは理論ではありませんね.受光素子での飽和を避けられることには同意して戴けたと思いましたが・・・
これから寝ますのでよろしく.
書込番号:7505338
0点

>これは理論ではありませんね.受光素子での飽和を避けられることには同意して戴けたと思いましたが・・・
受光素子で飽和を避けるのは簡単です。絞ればいいのですから。そして、それはダイナミックレンジの拡大ではありません。
書込番号:7505492
2点

Satosidheさん
>デジタル化されたデータ(数値)を、例えば2倍にすれば、14ビット16,384階調のうち、8,193以上の数値データを持つ部分は飽和してしまいます
ダイナミックレンジが広がっても,扱うデータが系内で飽和しないように設計しているはずで,4倍程度なら難しくありません.14ビット化はその一つの方法です.
on the willowさん
>受光素子で飽和を避けるのは簡単です。絞ればいいのですから。そして、それはダイナミックレンジの拡大ではありません
被写体照度のダイナミックレンジが4倍(明るい白など)になっても,受光素子が飽和しなければ白飛び等は起きません.それはカメラ側のダイナミックレンジが4倍に広がったことになりませんか.
受光素子以外にカメラ内で飽和が起きる部分はありません.というか,アンプの最大出力やデジタルのビット長などを,通過する信号レベルに対して飽和しないように設計しているはずです.
奇妙な感じを持たれるかも知れませんが,この方法は内部増幅度のアップが必要なためCCDから発生する雑音が相対的に増える危険と引き替えになっているのです.フジはCCDのS/N比に自信を持っているから実現したのでしょう.因みに私が昔携わっていた信号処理分野では,信号のダイナミックレンジとS/N比は同義です.つまりCCDのS/N比に余裕があるということは,それをダイナミックレンジアップに反映できるのです.勿論各部の信号処理はそれに見合った設計が必要ですが.
スレが荒れますのでこの辺で打ち切りたいと思います.
書込番号:7506762
1点

昭和1桁さん
昭和1桁さんのダイナミックレンジと、一般に言われるダイナミックレンジに齟齬がありますね。
まず、信号としてのダイナミックレンジは基本的に感度を上げるほど悪くなり、これは変えられない物です。
(増幅によってノイズまで増幅されますから。)
ですから、単純にアンダーに撮って増感すると、信号レベルでのダイナミックレンジは悪くなる筈ですよ。
アンダーに撮影して全体を持ち上げてもヒストグラムで見た際のハイライト側は変化がないはずですし。
(逆にシャドウ側1〜2ビットは信号が飛んでしまいます。)
写真で言うダイナミックレンジ拡張とは、単純に出力される画像のハイライト側とアンダー側の
データの伸びが合計何段有るかというものでして、特にハイライト側にどの程度拡張されたかを
言いますので、信号データとしてのダイナミックレンジは一旦お忘れになられた方が良いと思うんですよ。
(RAWからの現像まですると、信号データとしてのダイナミックレンジも関係してきますけれど。)
ハニカムSRでも今回のダイナミックレンジ拡張でも、原理はハイライト側をアンダー目に
受光させて、ハイライト側は不必要に増幅せずシャドウ側を持ち上げて見た目のダイナミックレンジが
広がったように「見せかける」技術です。
本当に信号データとしてのダイナミックレンジが拡張されているわけではなく、データをいじって
見せかけるだけのものなんですよ。
書込番号:7506860
2点

こういう議論は、
私のような素人であれば
読んでいて勉強なります。
少なくとも、
根拠なしで特定メーカー擁護・批判している人の発言よりは
遙かに勉強になります。
書込番号:7506892
1点

Satosidheさん
>アンダーに撮影して全体を持ち上げてもヒストグラムで見た際のハイライト側は変化がないはずですし。
上の方で書きましたが,絞りと増幅の間にCCDの非直線性(飽和)がありますから,飽和に引っ掛かる否かで変化があるのです.飽和に掛かればハイライト情報は失われ白飛びとなります.カメラのダイナミックレンジを制限している主たる要因はCCDの飽和であることにご注目下さい.
>ハイライト側は不必要に増幅せずシャドウ側を持ち上げて見た目のダイナミックレンジが広がったように「見せかける」技術です
この方法も併せて使っているかも知れませんね.
書込番号:7507016
1点

昭和1桁さん
私は技術に詳しくないので、昭和1桁さんの仰っていることも他の皆さんの仰っていることも、どちらも間違っているようには思えなくて・・・
そもそも私の把握だと、ハード面での飽和さえ抑えられていれば後は信号のいじくり方次第でどうにでもなるだろうと、感度が上がれば白飛びは抑えられるはずなのに、何でそうなっていないか不思議に思っていました。
私の拙い解釈によると、ハード面で飽和してしまえば、その信号は無限であって、無限は2で割ろうが4で割ろうが無限のはずです。
ところが露光量を減らして飽和させなければ、ある数値を持った信号として取り扱えるんじゃないかと・・・
実際Dレンジオプティマイザーにしても、今回の富士にしてもそれをやっているわけで、私の疑問は逆に、なぜ今までそうなっていなかったかですね。
書込番号:7507061
1点

@ぶるーとさん
>ハード面での飽和さえ抑えられていれば後は信号のいじくり方次第でどうにでもなるだろう
>露光量を減らして飽和させなければ、ある数値を持った信号として取り扱えるんじゃないかと・・・
そう思います.
>感度が上がれば白飛びは抑えられるはずなのに、何でそうなっていないか不思議
>なぜ今までそうなっていなかったかですね
CCDの雑音特性に余裕がないとやたらに感度を上げられないからでしょう.すべてはCCDの飽和特性と雑音特性に由来するものと考えます.
書込番号:7507239
0点

>受光素子が飽和しなければ白飛び等は起きません.それはカメラ側のダイナミックレンジが4倍に広がったことになりませんか.
昭和1桁さんはノイズレベルを無視しています。量子化(デジタル変換)を無視して、ノイズレベルを無視するとダイナミックレンジは無限大です。つまり、ダイナミックレンジの拡大で白飛びばかり注目し、黒潰れに関しては全く無視している様に思えます。
「被写体照度のダイナミックレンジ」という表現が解りにくいですが(被写体の照度のダイナミックレンジ、つまり自然光のダイナミックレンジという解釈で良いのでしょうか)、少なくとも昭和一桁さんが言われている様に、絞って撮っただけではダイナミックレンジの拡大に繋がりません。
その点は Satosidheさん が言われる通りです。
簡単に言えば、ダイナミックレンジを制限する主たる要因は「ノイズレベル」です。飽和ではありません。なぜなら飽和は簡単に抑えることが出来るからです。露出量(絞り、シャッタースピード)を落とせば良いのですから。
>奇妙な感じを持たれるかも知れませんが,〜
この部分、同意見ですが、特に S/N 比とダイナミックレンジの定義に関しては、以前のスレで私が
提示した内容デス。
その時は、昭和一桁さんはダイナミックレンジの定義に関して異なる意見を持っていた筈なのですが…
くろこげパンダさんによる [5655097] から
------------------------
昭和1桁さん の御主張
『59%増』は、レンジ拡張前の白ピークを基点とし、新たに再設定
した白ピークのシフト量に着目して、『ソニーが言うところの、ダイナ
ミック拡張』 と御主張。
起算定点がDR拡張前の白ピーク点なのですから、間違いなく59%
の増分が発生します。
---------
※ 但し、現象としてはレンジが上に伸びた(と言うよりシフトした)ので
あって、『ダイナミックレンジ』 の本来の定義に当てはまらないと思います。
------------------------
on the willowさん の御主張
『ダイナミックレンジ』 の本来の定義である、最小レベルと最大レベルの
比率とする事で、機能を評価する事を御主張。(= 信号系が持つSN比)
御主旨を推察、要約すると、↓↓
露光量の減少で黒階調の一部がノイズフロアレベル以下になるため、
そこをトーン処理して、望むべき明度に復元しても、一旦、ノイズフロア
レベル以下になった部分は無効になる。すなわち、黒レベル端が浮いてくる
ことになるので、単純にダイナミックレンジが拡張したとする事はできない。
************************
本当に信号処理にかかわっていらっしゃったのなら、S/N 比の改善は S にあるのではなく N だというのを理解頂くのは難しい話ではないと思っていたのですが、以前のスレでもスレ違いでしたね。
書込番号:7507290
0点

昭和一桁さん、
>>ハイライト側は不必要に増幅せずシャドウ側を持ち上げて見た目のダイナミックレンジが
>>広がったように「見せかける」技術です
>この方法も併せて使っているかも知れませんね.
えーとですね、この方法は昭和一桁さんが既に否定されている、「暗い部分だけ持ち上げる方法」と同意ですよ。
逆に、この方法を使わずに、広いダイナミックレンジを 8bit JPEG 等に押し込む方法があったら教えて欲しいです。
昭和一桁さんの言われている「増幅」だけでは、ダイナミックレンジの拡大になりません。
@ぷるーとさん、
>ところが露光量を減らして飽和させなければ、ある数値を持った信号として取り扱えるんじゃないかと・・・
問題はノイズレベルです。露光量を減らす=一定の明るさ以下の信号は、黒潰れ(ノイズの中にまみれて元の情報が消えてしまう)ため、後で増幅しても復元できません。最近になってこれが出来る様になったのは、CCDのノイズレベル低下(=高感度特性の向上)があるからです。
参考までに「ダイナミックレンジ」
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1081368&un=14984
書込番号:7507347
0点

>ダイナミックレンジの拡大で白飛びばかり注目し、黒潰れに関しては全く無視している様に思えます
厳密には黒潰れも問題になりますが,フジがダイナミックレンジ4倍拡大といっているのは
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf100fd/feature001.html
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs100fs/feature001.html
によれば,白飛びサイドのみです.関心の強いサイドだけで差し支えないと思います.
私が言う「被写体照度のダイナミックレンジ」とは被写体からカメラに入る明暗情報のダイナミックレンジです.
>簡単に言えば、ダイナミックレンジを制限する主たる要因は「ノイズレベル」です。飽和ではありません
ダイナミックレンジを暗い部分のみに着目すれば仰るとおりですが,フジに合わせて白飛びサイドのみに着目すれば,明らかに飽和が問題です.
>なぜなら飽和は簡単に抑えることが出来るからです.露出量(絞り、シャッタースピード)を落とせば良いのですから。
そうです.フジの方法は実に簡単なんです.
書込番号:7507669
0点

>この方法は昭和一桁さんが既に否定されている、「暗い部分だけ持ち上げる方法」と同意ですよ
私は否定していません.別のテクニックといっています.
>広いダイナミックレンジを 8bit JPEG 等に押し込む方法があったら教えて欲しいです。
既述の方法で直線信号処理の段階で広いダイナミックレンジが得られさえすれば,それを8bit JPEG 等に写像するのは簡単な話です.
>昭和一桁さんの言われている「増幅」だけでは、ダイナミックレンジの拡大になりません
繰り返しになりますが,CCDの飽和を避けることに同意いただけたなら,ソク解決ではないでしょうか.
書込番号:7507718
0点

昭和1桁さんがお考えのプロセスは、ひょっとすると12ビットなり14ビットなりのデータを伸長無しで
1ビット〜2ビット大きな器に入れてビットシフトしてから16ビットや8ビットに伸長/圧縮するって
ことでしょうか。
そのお考えならば、確かに見た目の明るさは1段持ち上がる反面ハイライト側は飽和させずに済みますね。
書込番号:7507916
0点

Satosidheさん
>1ビット〜2ビット大きな器に入れてビットシフトしてから
大きな器は使いますが,ビットシフトはしてないと思います.DR4倍拡大時の最大アナログ出力電圧は,飽和がないためDR1倍時の4倍になると思います.従ってAD変換後は2ビット長くなるのではないか.フジはDR拡大によって白飛び防止だけでなく,よりきめ細やかな画像を得ると言っていますが,それは12ビット処理と14ビット処理の差ではないかと勝手に推定しています.但しJPEGに落とすときは白レベルを合致させているはず.
>見た目の明るさは1段持ち上がる反面
明るくなるのではなく,きめ細かいが眠い画像になるのではないでしょうか.
以上はあくまでも私の推定です.
書込番号:7508079
0点

イメージセンサー出力のAD後のレベルの話でいうと
…標準グレーを絞り固定のAEで撮影した場合
・ISO400で400%拡大時の露出補正0
・ISO100時の露出補正-2段
は同じになるということです(シャッター速度も同じだし、イメージセンサー出力も同じ)。
ここまではOK?
書込番号:7508128
0点

今度は400%拡張をしない場合。
イメージセンサー出力のAD後のレベルの話でいうと
…標準グレーを絞り固定のAEで撮影した場合
・ISO400時の露出補正0
・ISO100時の露出補正0段
は同じになりますね。
ただし、
・シャッターの開いている時間はISO100に比べISO400時には1/4の時間
・フォトセルに貯まった電荷はISO100に比べてISO400時には1/4の量
・AD直前の電圧変換された部分では増幅(または容量の変化)により同じレベルになる
これもOK?
書込番号:7508163
0点

昭和1桁さん
概ね仰るとこの意味が理解できた気がします。
ただ中間調のヒストグラムをDR1倍と4倍で極力揃えなければ写真としての写り方がかけ離れてきますから、
やはりどこかで階調の圧縮(中間調以下の持ち上げないしハイライト側の畳み込み)をしてやらないと
仰ることが写真の絵作りの上でのダイナミックレンジ拡張には繋がらない気はします。
同手法でダイナミックレンジを拡張するS100FSでダイナミックレンジ変化を試された方が居られますが、
中間調以下は(ノイズこそ増えてきますが)そのままでハイライト側のみを飽和させないように絵作りをしてきますよ。
@ぶるーとさん
RAWから暗部を持ち上げてダイナミックレンジを拡張する手法は個人レベルで数年前からされてますが
(写真屋さんがネガ現像時に覆い焼きなどで白飛びを抑えるところまで遡ると伝統ある手法になりますけれど^^;;)、
特にDレンジオプティマイザーやF100fdとS100FSの暗部を持ち上げるダイナミックレンジの拡張手法を
実現するための処理速度と信号の品質確保の両面でハードルが高かったからではないかと思います。
SRのような2枚合成の方が単純な合成式で変換できるため、簡単だったのではないかと。
書込番号:7508180
1点

>SRのような2枚合成の方が単純な合成式で変換できるため、簡単だったのではないかと。
SANYOが行ったワイドレンジショットは2枚合成ですが、SRはちゃんとリニアなデータとして拡張して利用しているようです。
SRの意義はメインの基準感度時にさらに高輝度部分をサブで受け持てるようにということです。
サブはノイジーなので基準感度より3段も上げたときにはメインのみで拡張したほうが合理的になります。
2段あげた場合からメインのみから拡張のオプションがあれば動作が軽くなることが期待できます(S5Proなど)が、そういうオプションはない(より高感度になったときだけ)みたいですね。
書込番号:7508260
1点

昭和1桁さん、
>既述の方法で直線信号処理の段階で広いダイナミックレンジが得られさえすれば,
ですから、これは飽和を防ぐだけで、ダイナミックレンジ拡大ではありません。
CCD のダイナミックレンジが狭いのは、飽和してしまうからではないんです。
>それを8bit JPEG 等に写像するのは簡単な話です.
問題はむしろこちらです。ノイズレベルとの兼ね合いを考え、どう処理するかで広いダイナミックレンジが 8bit JEPG にキチンと写像できるかどうかが決まるのです。
Satosidheさんの言われる
>やはりどこかで階調の圧縮(中間調以下の持ち上げないしハイライト側の畳み込み)をしてやらないと
>仰ることが写真の絵作りの上でのダイナミックレンジ拡張には繋がらない気はします。
ここが肝ですが、昭和1桁さんは「受光素子の後段の増幅度(=ISO感度)を上げて補う」としか書かれていません。
これではダイナミックレンジ拡大にはならないんです。
昭和1桁さんは、本当に飽和のことしか考えてないんですね。
飽和を防げばダイナミックレンジが拡大できる、と。でも飽和を防ぐ(=受光量を減らす)のが前提であることは、以前のスレでも前提条件になってましたよ。問題はその後なんです。
書込番号:7508355
0点

>SRのような2枚合成の方が単純な合成式で変換できるため、簡単だったのではないかと。
>SRはちゃんとリニアなデータとして拡張して利用しているようです。
初代SRは CCD 出力段で既にリニアなデータとしてダイナミックレンジが広い様です。
(逆に言えば S素子とR素子の混合度合いを画像処理側で調整しにくい)
それ以後(S3Pro, S5Pro)はS画像とR画像の2枚合成と言って差し支えないのではないでしょうか。
書込番号:7508362
0点

この場合の「2枚合成」は、RGBデータにマッピング後の場合をイメージして区別しています。
SとRからリニアデータにしてから処理する場合を「2枚合成」とイメージしていません。
書込番号:7508376
0点

kuma_san_A1さん
「絵作りをしてから合成」ではなく「信号レベルで合成」ですね。
SRのRAWはS画素とR画素の信号データを独立して有していますから、対応の不十分な現像ソフトでは
2枚の絵が横並びで一枚絵として表示されるバグもあったようです。
DNGコンバーターを通しちゃうと、S画素とR画素のデータは統合されてしまうため、ダイナミックレンジは
ある意味下がってしまうみたいです。
処理としてはやっぱり持ち上げる方が合成するより高速でしょかね。
書込番号:7508402
0点

>処理としてはやっぱり持ち上げる方が合成するより高速でしょかね。
単純にやれば、単なるトーンのカーブですから速度は犠牲になりません。
色の出し方に工程を費やしても差は微小でしょう。
(一応、「私見」としておきます)
書込番号:7508424
1点

>「絵作りをしてから合成」ではなく「信号レベルで合成」ですね。
そうなると MZ-1/2/3 のワイドレンジショットは絵作りしてからの合成なんですかね。
それとも RAW(信号レベル)での合成なのかな。
まあ、どうでもいい話ですが。
>単純にやれば、単なるトーンのカーブですから速度は犠牲になりません。
私もトーンカーブをいじった方が早いような気がします。
書込番号:7508599
0点

kuma_san_A1さん
>・ISO400で400%拡大時の露出補正0
・ISO100時の露出補正-2段 は同じになるということです
露出は同じですが,前者の増幅度が高い分出力電圧は後者の4倍になるのでは?
>今度は400%拡張をしない場合
・ISO400時の露出補正0
・ISO100時の露出補正0段 は同じになりますね
OKです.
Satosidheさん
>中間調のヒストグラムをDR1倍と4倍で極力揃えなければ・・・
一義的には白レベルを揃えれば中間調は従属してひとまず原情報に忠実な画像として治まるのではないでしょうか.その上で更なる補正をすることはあっていいと思いますが.
書込番号:7508638
0点

>露出は同じですが,前者の増幅度が高い分出力電圧は後者の4倍になるのでは?
ここでの認識の違いですね。
AD後のデータはまだ4倍されていません。
ここで4倍にしたら、単なるISO400のとき([7508163]に書いた状態)とまったく同じになってしまいます。
で、同じデータだけど「白点」(基準露出レベルの2.5段上)をISO100時の1/4の場所に置くことで、2段のヘッドルーム(つまり400%)と標準グレーを118/255(sRGB基準カーブのとき)になるだけです。
そして、ハイエストを圧縮して折り込む処理をしないと、ヘッドルーム部分は最終画像に反映されません。
この辺は、[7505336]に紹介したリンク先をご覧ください。
書込番号:7508700
1点

on the willowさん
>CCD のダイナミックレンジが狭いのは、飽和してしまうからではないんです。
フジがいっている明るい側のダイナミックレンジを考えた場合,狭い理由はCCDの飽和以外に何がありますか?
>ノイズレベルとの兼ね合いを考え、どう処理するかで広いダイナミックレンジが 8bit JEPG にキチンと写像できるかどうかが決まるのです。
JPEGへの写像が主題とは考えられません.フジの提案はあくまで白飛び側のレンジを広げようという取り組みです.
>「受光素子の後段の増幅度(=ISO感度)を上げて補う」としか書かれていません。これではダイナミックレンジ拡大にはならないんです
その前段に露出を減らして受光素子の飽和を防ぎ・・・と書いています.その部分はお認め頂いてますね.
>昭和1桁さんは、本当に飽和のことしか考えてないんですね。
フジの提案しているダイナミックレンジ拡大は,ご指摘のように暗い側を取り上げていないので,理論的に疑問を抱かれるのは解りますが,全ダイナミックレンジの範囲内で,実用上一番問題になる部分に着目しているということです.勿論暗い側も改善すれば更に良くなるでしょう.それはCCDの低雑音化という課題であり,フジが最も熱心な分野です.
書込番号:7508805
0点

>AD後のデータはまだ4倍されていません
AD前にISO400ということでISO100に比し4倍の増幅度です.
書込番号:7508828
0点

>AD前にISO400ということでISO100に比し4倍の増幅度です.
だから、それだと[7508163]の状態になります。
それぞれの段階を理解されてください。
書込番号:7508843
0点

昭和1桁さんが考えておられる図式は、受光素子の飽和信号レベルよりもAD変換前の入力側に
4倍以上の余裕を持たせてあるってことですよね。(それを変換後に白レベル調整で整える。)
ですが、そのケースですと飽和信号をAD変換した際、変換後12ビットでは10ビットフル、
14ビットでは12ビットフルとなり、普通に14ビットで飽和信号を扱うよりデータそのものの余裕が無くなる気がします。
書込番号:7508956
0点

CCDから出力されてくる微小信号は、アンプで増幅しないことにはADコンバーターで正常に変換できないような気がしますが、それがなければ理論的にはなにもアナログ段で増幅する必要はないように思えますね。
特にDレンジ拡張が売りのこのカメラの場合、融通の利かないアナログ増幅ではなく、デジタル段で論理的に処理しないとDレンジ拡張など出来ないような気もします。
ただ、最終的な画像が8ビットのJPEGでいいF100と違って、RAW出力が可能なS100などがどうなっているか、興味がありますね。
昭和1桁さん
on the willowさん
Satosidheさん
ありがとうございます。何となく分かってきました。
そういえば、300万画素当時のハニカム機は、最低感度がISO160だったり200だったりして、放っておいてもDレンジは他社に比べてかなり広かったりしていましたが、あれはもしかしてデフォルトで今のDレンジ拡張と似たようなことをしてたのかもしれませんね。
書込番号:7509010
0点

Satosidheさん
>それを変換後に白レベル調整で整える
AD変換後直ちに合わせるのではなく,14ビット12ビットの信号処理が済み,JPEG化する際に合わせるという考えですので,有効ビットが犠牲になることはありません.しかし以上は前に申し上げたとおり,全くの推定であり自信はありません.
kuma_san_A1さん
単純にDR拡大のためのISO400でも増幅度はISO100の4倍と考えていましたが,ご指摘により増幅度は変わらないのかも知れないと思い始めました.確かにその方がデジタル処理の上でも望ましいかも知れません.よく考えてみます.
書込番号:7509136
0点

kuma_san_A1さん
考えてみましたが,やはりDR拡張時のISO400でもISO100に比し4倍の増幅度があってよいと思います.それはフジがISO400と称しているのにも矛盾しません.ご指摘のように,それは標準グレーを絞り固定のAEで撮影した場合の
・ISO400時の露出補正0
・ISO100時の露出補正0段
と変わりませんが,それでOKと思います.
DR4倍拡大はDRの上限を4倍拡大すると同時に,DR1倍に比べてきめ細やにするのを目的としています.標準グレーを変えないままでCCDの飽和がない分最大アナログ出力を4倍にし,デジタル信号処理も2ビット多くして処理すれば目的を達成できると思います.そしてJPEGに写像する際に白レベルを合わせれば良いのではないかと愚考します.
最大アナログ出力が変わらないとすると,逆にDR拡大時のきめ細かさが悪化していまうのではないでしょうか.
書込番号:7511909
0点

>・ISO400時の露出補正0
・ISO100時の露出補正0段
と変わりませんが,それでOKと思います.
だめです。
もう一度考え直してください。
>標準グレーを変えないままでCCDの飽和がない分最大アナログ出力を4倍にし,デジタル信号処理も2ビット多くして処理すれば目的を達成できると思います.
ADCもアナログデバイスなんだから、フルビットに当たる電圧を設定によって都合良く変更できたりしないはずですが?
>最大アナログ出力が変わらないとすると,逆にDR拡大時のきめ細かさが悪化していまうのではないでしょうか.
だから、ハイエスト以外では「きめ細かさが悪化」しますね。
トレードオフです。
14bitADであれば品質的に問題はないでしょう。
書込番号:7512339
0点

>ADCもアナログデバイスなんだから、フルビットに当たる電圧を設定によって都合良く変更できたりしないはずですが?
これは、「定格」を超えて4倍の電圧が扱えるように都合良く変更できないという意味で書いています。
出来るのであれば、ごめんなさい。
書込番号:7512386
0点

>これは、「定格」を超えて4倍の電圧が扱えるように都合良く変更できないという意味で書いています。
フジはDR拡大を謳ってCCDを新たに自社開発したわけですから,やっているのではないかと思います.
>だから、ハイエスト以外では「きめ細かさが悪化」しますね
フジはDR拡大によってきめ細かくなったとして,HPに中間調主体の画像を見せています.
書込番号:7512536
0点

[7512536]昭和1桁さん
>フジはDR拡大を謳ってCCDを新たに自社開発したわけですから,やっているのではないかと思います.
>フジはDR拡大によってきめ細かくなったとして,HPに中間調主体の画像を見せています.
それでは今までと同じの、メーカーのリリースを「信じる」ことでの「思考停止」ですよね?
例えば、紹介してくれたFUJIのページ
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs100fs/feature001.html
の最初の右側にある「ワイドダイナミックレンジの概念図」だって横軸を好意的に読み替えてあげれば、表示の「2EV」が基準露出のグレー(上が2.5段になるから)となるわけです。
あの概念図だと、すでに中間グレーから下げてあって2段拡張までのカーブを書いています。
100%のカーブから判断して縦軸も等比ですから、ありえないくらい軟調なカーブになります。
しょせん「概念図」ですから正確である必要はありません(というかこれくらいでないとわかりにくい)が、これでもって「メーカー信仰」に近い「思考停止」をされないことを希望します。
書込番号:7514155
1点

>スレ主、口を挟めず、ただオロオロ・・・・・
すみません。
失礼をしています。
NS1000Xさんの最初の問いに関していえば、
「基準感度」に対し2段感度を上げた場合には、設定しだいで2段分のヘッドルームが確保可能で、それを利用してDR拡張ができる。
これはSRによらないというだけで、擬似的でもなんでもないです。
なお、この場合の拡張されるDRは基準となるグレーの2.5段を越える部分に対してのみです。
そして、暗部に関しては規定のトーンであれば12bitRAWで下に6.5段(全体で9段)程度持っています。
これは、プリントでの5段、透過光鑑賞での7段のレンジは十分カバーしているわけですから、DR拡張による暗部のbit落ちも(DR拡張の目的の元では)許容できる品質があるという判断なのでしょう。
できれば、受光面積の広いイメージセンサと14bitADCが備わればなお良いでしょう。
で、そういう機能のないカメラでもアンダー露出とRAWからの調整でも目的は達成できます。
書込番号:7514308
0点

kuma_san_A1さん 昭和1桁さん Satosidheさん on the willowさん
すみません、素人の私にはよく分かりません・・・
SR素子の理屈は分かりやすかったので、F100の方式に少々疑問を持ち、投稿してみましたが余計に??? でも結果(サンプル画像)が良いのでF100には期待しています。
(気にせずスルーして下さい)
書込番号:7514430
0点

結局「1/2.5型程度の品質」がどういうことだったのかは分からず…。(悶々)
少し素人レベルに戻しまして…。誰も言わないということは間違っているのかもしれませんが
(上でそこに触れていたとしても分かりません…)、@ぶるーとさんが例示して下さった、
http://picasaweb.google.co.jp/bruteliar/F30/photo#5005691414234054130
↑コレなんですけど、シャッター速度の限界に達していることから、確かにフジのHPでいう
「白トビを抑える」ことは出来ないと思いますが、「暗部を持ち上げて黒つぶれを防ぐ」方だけは
可能だと思うんですけど…どうなんでしょう?(400%はムリがあるかもしれませんが)
※可能であれば、シャッター速度による縛りは意識しなくてもいいような…。
書込番号:7514641
0点

スレ主さん.kuma_san_A1さん
>これくらいでないとわかりにくい)が、これでもって「メーカー信仰」に近い「思考停止」をされないことを希望します。
素直にISO400がISO100の4倍の感度があると考えれば当然のカーブに見えます.「メーカー信仰」とは関係なく.
>「基準感度」に対し2段感度を上げた場合には、設定しだいで2段分のヘッドルームが確保可能で、それを利用してDR拡張ができる。
これはSRによらないというだけで、擬似的でもなんでもないです
この部分が議論の核心でした.kuma_san_A1さんも私と同意見だったことを知り,安心しました.あとはDR拡大時にきめ細かさが改善されるか,劣化するかですが,私は既述の通り改善されるものと理解しています.
書込番号:7515350
0点

昭和1桁さんは、再度読み返して何度も考えてくださいね。
以前の大論争よりは半歩だけ進歩されているようです。
いつか「あがり」に到達されることをお祈りしております。
書込番号:7515581
0点

NS1000Xさん
私も最初はちんぷんかんぷんでした。
けれど、諦めず価格でのお話(特にkuma_san_A1さんのお話)を考えたり調べるウチに今のようになってます^^;
元々プログラムの非常勤講師をコンピューター学校でしていたこともありますので、ロジックに物事を
噛み砕いて人に説明できるのかもしれませんけれど。
同経験からか教えたがりですし^m^。
これは論より証拠と実学の見地から色々試せば分かることもありますよ。
ものすごく大ざっぱな例として、トーンカーブの持ち上げで近いことをやっている(と私が思う)例を
普通にダイナミックレンジを拡大した物や増感した物と一緒に貼っておきますね。
イメージセンサーは必要以上にシャドウ側の階調を保持していますので、暗部を持ち上げてやることで
出力画上のダイナミックレンジを上げてやることが出来るんですね。
どちらもモードはF4(ベルビア調)で、S5PROで最もダイナミックレンジが狭いモードです。(特にシャドウ側の消失早いです。)
SR CCD標準での400%やF4で何もせず増感した物と比べてみてください。
SRはハイライト部が復元されているのが分かると思います。これはS100FSやF100fdなどでは
出来ない芸当です。
書込番号:7515856
0点

へこみぷぅさん、すでに説明されていることからわかるとおり、ISO100でシャッターも絞り(内蔵ND?)も突き当たっても白くとんでいるところは、ISO400の400%拡大でも白くとびますよ。
当然、外付けのNDフィルタなどのお世話になるしかないと思います。
書込番号:7515908
0点

kuma_san_A1さん、すみません、白トビの件は了解していますが、黒つぶれの軽減はいかがでしょうか?
という疑問なのですが…。
※DR400%を使おうとするとISO400に設定されるけど、明部はISO100相当だから当然普通にISO100
で撮ったのと同様に白トビし、暗部だけは増感されて黒つぶれはマシになるのではないか?
(結果的に400%の拡大にならないとしても、通常切り捨てられる暗部の階調が出てくるのでは?)
もう一つ言うと、設定上ISO400だけど、明部はISO100相当だから2段分余計に飛ぶ心配はいらない
のではないか?ということです。
(ISO100で最速シャッターになる状況でも使用できるのでは?)
つまりは、@ぶるーとさんの
> Dレンジ400%を使うと二段感度が上がりますから、広角側だと概ねF31で1/500秒、
> F8程度で写せる場面は何とかなることになります。
というのは少し違うような?という疑問です。実物でやってみれば分かることですけど…。
書込番号:7516094
0点

またやってましたか・・・。
読んでませんが、推測では 昭和1桁さん は「非線形 RAW 」みたいなのをイメージしているのかもしれませんね。これだと「WB はどうなの?」とか疑問が湧きますが。
第一、そんなめんどくさいことをやるメリットが私にはわかりません。「ガンマとかのめんどくさい(非線形な)操作は後回し」というのが普通でしょう(処理量も少なくて済むでしょう)。
へこみぷぅさん
その構図は私も狙ったことがありますが、デジタル一眼で白飛びさせないためには「ISO100、F8、1/4000sec」が必要でした。
SR機であればコンデジでも白飛びしないと思います。
あと「黒つぶれ」は・・・、これはどの機種も RAW から持ち上げればそれなりの情報はあります。
「RAW で二段アンダーに撮って、現像時にアンダーを持ち上げて」ってのは、現在では RAW撮影している人には「常識」のテクニックだと思います。
で、「わざわざ 400% とか誇示することもないだろうに」とか思いますけど、撮って出しの JPEG でその効果が得られる効果は認めます。
でも、フジに限らず他者もとっくにやっていることですけどね(例えばカシオとか)。
書込番号:7516123
1点

リンクで示してくださった状況で暗部を持ち上げることは可能ですよ、おそらく。
400%設定でも100%設定でもシャッター速度が同じ場合はハイライトの写りが同じで暗部が持ち上がるかどうかが
差になると思われます。
書込番号:7516132
1点

京都のおっさんさん
>昭和1桁さん は「非線形 RAW 」みたいなのをイメージしているのかもしれませんね。
私が非直線といったのはCCDの飽和のことで処理の非直線は一切考えていません.
kuma_san_A1さん
>以前の大論争よりは半歩だけ進歩されているようです。いつか「あがり」に到達されることをお祈りしております。
私は以前の大論争と同じ事をいっているだけです.kuma_san_A1さんの
>「基準感度」に対し2段感度を上げた場合には、設定しだいで2段分のヘッドルームが確保可能で、それを利用してDR拡張ができる。・・・擬似的でもなんでもないです
というご発言は一大進歩で「あがり」到達ですね.N2以来の私の主張への理解者が一人増えたことに極めて満足しています.きめ細かさ論議については食い違っていますが,これは何れ現物の画像が証明してくれるでしょう.
書込番号:7516913
0点

AD(アナログ/デジタル)変換直後の、画像生成前の段階でデータが線形か非線型かは、同じ処理をする
S100FSのRAWデータを開けて調べるのが一番手っ取り早そうです。
方法論は異なるものの、昭和1桁さんと我々のダイナミックレンジ拡張の考え方はどうも同じようですね。
別解があると言うことに目を向けられていないだけのように思います。
書込番号:7517039
0点

Satosidheさん
>別解があると言うことに目を向けられていないだけのように思います
暗部を持ち上げる方法はまさに非線形ですね.このテクニックの有効性は私も理解しています.前にも述べましたが併用することは充分考えられ,Sonyのアドバンスというのがそれではないでしょうか.
書込番号:7517184
0点

>私は以前の大論争と同じ事をいっているだけです.
あら?そうなんですか。
全然進歩がないということですね。
こちらもあの時と全然変わっていないのですけど。
DROアドバンスなどについては違います。
非線形はRAW->デモザイクによりRGBリニアを得た上で輝度情報に対して与えなければなりません。
…京都のおっさんさんが以前書いていた「重要なところは読んでくれない」という意味が良くわかります。
紹介したリンク先に全部この手のことは書いてありますよ。
書込番号:7517296
0点

写真は理屈で考えてもしょうがないことで、写真は写真で判断すればよいのではないですか。
FX35の暗部補正ONの写真とGX100の写真を見て下さい。確かにFX35暗部補正ONの写真が一番ダイナミックレンジは拡大していますが、良否は好みの問題だと思います。
基本的にISO100の写真ですが、FX35暗部補正ONの写真のみISO160に自動設定されています。
こちらでもその他の比較写真が見られます。
http://www.geocities.jp/freakish_p/FX35/FX35test.html
書込番号:7517307
0点

kuma_san_A1さん
私は全然進歩なんかしてませんよ.貴方もそうなんですか.????
まあ過去はどうあれ,今は一致しているならメデタシメデタシの手打ちとしましょうや.
書込番号:7517340
0点

CCD の飽和付近は非線形になるようですが、色によって感度、飽和度合いが違うので、その領域は事実上使えません。
SILKYPIX の場合、この領域からグレー諧調を取り出すパラメーターがあります。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00491211097/SortID=7141317/#7154401
「明部補償」パラメーターを大きくすることで白黒の諧調が出てくるのがわかりますが、飽和付近では「色」は諦めねばなりません。
昔、コニカミノルタで広ダイナミックレンジ受光素子開発のプレスリリースのページがあったのですが、今探しても見付かりませんでした。おそらくそういうのは非線形なのだとは思いますが。
翻ってこの機種、F100fd ですが、
「ISO400」
と言った時点で「二段アンダー撮影、RAW現像時二段増感」という、従来通りのアプローチをしていることは自明です。
素子が従来より低ノイズになったのなら、ISO400 の生成画像も従来の ISO400 よりは低ノイズでしょう。
しかし、それ(素子の低ノイズ化のこと)はフジが言うところの「400% のダイナミックレンジ拡大」とは何の関係も無いことです。
「400% のダイナミックレンジ拡大」は生成画像で確認できる。ただそれだけのこと。
最近の RAW現像ソフト(例えば Adobe Lightroom など)は「ハイライト救済」を機能として取り入れていますので、RAW撮影できるカメラで(二段アンダーなどの)同様の手順を踏めば、誰でも「400% のダイナミックレンジ拡大」を達成できます。
書込番号:7520975
1点


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