


400Kの静止画で
http://panasonic.jp/dvc/popup/gs400k/img/sample_photo_4.jpg
のサンプル画に見られる、白い建物の左ふちに見られる紫色のにじみ(この"にじみ"という用語が正しいかどうか分かりませんが)はこのカメラ独特の物でしょうか。少なくとも普通のコンパクトデジカメで撮った時にはこの様にはっきりは出ないと思いますが。またこの"にじみ"は動画で同様なところを撮った時にも現われます。大型テレビでカメラと繋いで見ながら、この様な場面で一時停止をすると良く分かります。
書込番号:3811871
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カタログによれば
”レンズを通過して屈折したあとの光に生じる色収差を、従来の約1/3にまで低減。色にじみの少ない映像をCCDに送ります”
とありますが,静止画ではいまいち ということでしょうかね.
書込番号:3811995
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研究中さん有難うございました。
「400Kの静止画」への補足です。私は略3年前にパナのNV-MX2500を買って今も使っています。そしてこのMX2500では静止画での色の“にじみ”はあまり感じられません。168万画素ということで少し絵は粗いですが、普通の被写体を撮るのにはあまり違和感を持ちませんでした。特に遠くの山などを入れて撮る場合は、手ぶれ補正が効いて大変便利です。ただディテールは苦手で紅葉の森の写真などは使い物になりませんでした。一方、ここ2年ほどの間に300万〜400万画素のコンパクトデジカメを買って使い始めたら、やはりMX2500の静止画が、不満になって来ました。しかし、ビデオを撮りながらデジカメもそこそこの画質で撮りたいという思いは変わらず、昨年400Kが出て間もなく試してみたら先ほどの書き込みの様な事でした。私がこの色の“にじみ”に過敏なのは、MX2500を買う前に、200万画素の10倍ズームのコンパクトデジカメを使って、400Kの場合と同じ色の“にじみ”で散々悩まされたからなのです。MX2500ではこれが無かったので随分気持ちが楽になりました。
パナさんがこの点を気にして直してくれると良いのですが。今度出る250やその後の400Kの後継機に期待しています。
書込番号:3812612
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2005/01/21 15:29(1年以上前)
「色収差」というものですね。
http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/20040304/107469/
普通のコンパクトデジカメでも発生しますよ。
同じカメラでも対象物やズームによって出方が大きく違います。
高い枝にとまっている小鳥をズームで撮影、バックは白っぽい空のみ、
という場合には非常に目立ちます。
プロが使うデジタル一眼の高級機+高性能レンズでも出る時には出るので、
ビデオカメラの静止画程度の画質では、仕方ないのではないでしょうか。
書込番号:3812623
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2005/01/21 15:39(1年以上前)
ちなみに、Panasonicの最新(半年前だけど)デジカメでは、
以下のように色収差を抑える努力をしています。
http://panasonic.co.jp/products/story/lumix/case03/case03.html
何もしていない訳ではないですが、それだけ難しいことのようです。
デジカメでも苦労しているのですから、ビデオではもっと苦労しそうですね。
デジカメとはCCD数が違うので対策方法は違うかもしれませんが。
書込番号:3812643
0点


2005/01/21 17:59(1年以上前)
色収差は、倍率が大きい程、レンズ口径が大きい程大きくなると言う事を理解してると、なーるほどと思える
もちろんレンズ設計でも対策可能
書込番号:3813135
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mikeneko2 さん 二度もご返事有難うございました。二つのサイトとも精読しました。私の言っている事は「色収差」の様です。一昨年の秋にその前の10倍望遠付きのコンパクトデジカメが嫌になったので同様の機種を買うことにして、パナの12倍の機種(FZ-3の前の機種?)と、気に入らないながらも使っていた機種の後継機を色々と比較しました。結果サイズが小さくて携帯に便利という事とやはり、気に入らないとは言え使い慣れている事も考え、色収差は改善されているだろうという淡い期待のもと、前の機種の後継機を買いました。しかし、その直後友人がパナの12倍の機種を買ったので、借りて使わせて貰いました。その結果は前の機種の色収差は少し改善されていましたが、サイズが大きい事以外はパナのほうがずっと良かったと思ったことを覚えています。
一方、400Kは、やはり色収差に過敏になっている私には、それが気になって仕方がない程度でした。今度250が出るので、仕様その他をサイトで見ていますが、液晶画面が小さい事以外は100Kに近い感じで、使い勝手は400Kよりも更に良くなった様で、このサイズでここまで出来るかと感心しながら期待しています。
書込番号:3813593
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>隠居しました さん
>今度250が出るので、仕様その他をサイトで見ていますが、液晶画面が小さい事以外は100Kに近い感じで、使い勝手は400Kよりも更に良くなった様で、このサイズでここまで出来るかと感心しながら期待しています。
スペックから察するに、GS250の光学系はGS400K系のように思われます。それに1/6インチCCDを組み合わせて小型化した機種、という位置づけではないでしょうか?
そうであるなら、光学系の色収差については400Kと同程度と見るのが妥当でしょう。また光学式手ぶれ防止や3CCDなどは、原理的には色収差を目立たせてしまう可能性のあるものですし、1/6インチCCDも400Kより静止画画質が良くなる要素は無いように思います(原理的には)。
それからデジカメでの経験では、光学系については、同一機種でも結構個体差があるという気がしています。
個人的には、400Kを使ってみて、「実売10万円の動画主体のDVカメラでこの程度の静止画が撮れるなら、結構いいじゃないの!」という気分です。
「1台で動画も静止画も」というお気持ちはわかりますが、これ以上の画質を求めるなら、それ相応のコストをかけたデジカメを使うべきだと思いますが...
書込番号:3815662
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JunJ さん ご意見有難うございました。私がビデオやデジカメを買って来てすぐに撮る家の庭の丁度左右に色収差を際立たせる構図があるのです。400Kもその場所以外では、 mikeneko2 さん のご指摘のような「高い枝にとまっている小鳥をズームで撮影、バックは白っぽい空のみ、という場合には非常に目立ちます。」という様な場合以外は、あまり気にはなりませんでした。ただ、くどいですがMX2500ではこれが殆ど感じられなかったので、400Kに大変違和感を持ってしまったのです。個体差もあるかも知れません。またこの様なコントラストの強いところで、マニュアル設定でこの色収差を緩和できる方法があるのなら、どなたかご教示お願いします。
書込番号:3816429
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FZ20では8群13枚を使って色収差の低減をはかっているようですね。
GS400Kのレンズ構成はどうなっているのでしょう。
書込番号:3817834
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(ビデオの多画素静止画には興味はありませんが..)
静止画周辺にでる”虹”もまずいですけど
あのザラザラした画像も気になりませんか?
CANONの静止画の方が少しはましかと...
書込番号:3818193
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GS400Kのレンズ構成は、10群14枚です。
そのうち1枚に色収差の出にくい低分散ガラス(高価格)を使っています。
1群と言うのは、光の分散率の異なる凸レンズと凹レンズを組み合わせて1枚の凸レンズとして機能させるもので、色収差や歪を軽減させるために行われます。
http://panasonic.jp/dvc/gs400k/ccd.html
色収差はレンズ材質が同じ場合、レンズの大きさ(口径)と屈折の強さ(倍率)に比例します。
GS400Kは光学12倍でMX2500の光学10倍より大きいので色収差が目立つのだと思います。
GS250は光学10倍で1/6インチCCDなのでレンズ口径も小さく、色収差は目立たないのではないでしょうか。
また、GS400Kの色収差を目立たなくする方法として、マニュアル設定にしてメニュー → プロキノウ → ガシツチョウセイを選んで、イロレベルを少し下げると良いかも知れません。
書込番号:3819066
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ままっぽ (@^_^@) さん 私にとっての的確なご返事有難うございました。マニュアルの設定は試してみます、ただし400Kは持っていませんので、他のデジカメで同様のことを試してみます。
MX2500とGS400KとGS250の関係は私が想像していた事と同じでした。店に並んだら250を試して見ます。
私の借りて使った、パナの12倍デジカメはFZ10でした。今その画面を見直しましたが、三菱のCRTディスプレイで解像度1152×864で色は32ビットで見ていますが、ザラザラは言われてみれば多少ありますが、あまり気にはなりませんでした。
書込番号:3819225
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レンズ(群)単体での色収差が問題になっていますが、一眼レフや業務用ビデオカメラの交換レンズならともかく、家庭用ビデオカメラの場合、レンズ(群)単体での色収差だけを問題にしてもあまり意味がないのではないかと思います。
mikeneko2さんの投稿のリンクにもあるようにズームレンズは色収差がおきやすいわけですが、GS400Kは、高倍率のズームレンズ、リアルタイムにレンズを動かす光学式手ぶれ補正と、色収差にとって不利な条件ばかりです。
しかも3CCDですから、プリズムで分光し各CCDが受光するというしくみが、とても理想どおりに機能するとは思えません。
また、GS400Kでは動画時と静止画時を比較して、静止画時の方がCCDのより周辺部まで使うような設定となっています。これは、色収差の点でも、3CCDの精度の点からも不利な要素です。
この点でMX2500は、動画時も静止画時もCCDの同じ部分を使用しているようですから(Web上の情報から判断する限り)、ズーム倍率の低さもあり、色収差面では有利な要素になっているのかもしれません。
少し話が変わりますが、3板の液晶プロジェクタはちょうど3CCDカメラの逆のような構造です。しかし私の経験上では、3枚の液晶の画素が、画面中央付近ではかなり正確に合っているのに、画面周辺では微妙にずれているものが多いように思います。この点をメーカに問い合わせてみたことがありますが、プリズムの精度、液晶の取り付け位置の精度等の兼ね合いで、画面中央部を重視しており周辺部での若干の画素ずれはやむを得ないという回答でした。
同様にビデオカメラでも、一般的にはあまり問題にされない画面周辺部の画質までは、とてもコストをかけられないというのが現実ではないでしょうか。
つまり、400Kのサンプル画面の周辺部の「色にじみ」(あるいは「色ずれ」)は、色収差だけによるものではなく、上記のような総合的な原因で起こっているのではないかと思うのです。
なおGS250についてですが、個人的にはあまり期待できないと思います。
というのは、Webの資料や写真で見る限り、CCDの小型化に合わせて400Kのレンズ群からレンズを1枚省いて焦点距離を短くしたもののように見えます(推測です。しかしコストダウンのための部品共通化は当然あり得ることだと思います)。
ズーム倍率が低くなっているのはプラス要素ですので、もしレンズ群単体では色収差の絶対値が小さかったとしても、CCDが小さいので、結果的に得られる画像の「色にじみ」という観点からすれば、GS400Kより不利になる可能性もあると思います。
なお今まで自分の400Kでじっくりと静止画の撮影をしてみたことが無かったので、本日あらためてやってみましたが、Web上のサンプル画面よりやや良いように思いました(撮影条件も違いますので一概には言えませんが)。個体差もあるのかもしれません。
しかし1つ申しそえておきたいのは、拡大して子細に見ない限りは、400万画素と200万画素のモードでディテールにも差がほとんど無いこと、全体としてはむしろ200万画素の方が印象が良いということです(「色にじみ」の点も含めて)。
やはり有効99万画素×3CCDから400万画素(2288*1728)の画像をつくりだすロジックにはどこか無理があるのではないかと思います。そしてそれが色収差等による「色にじみ」を助長しているような気がしないでもありません。
書込番号:3820094
0点

>静止画周辺にでる”虹”もまずいですけど
>あのザラザラした画像も気になりませんか?
私も色収差以前にザラザラというかジラジラの方が気になります。画質以前の問題かと・・・気にならないのなら、根本的な画質にこだわる必要は無いような・・・(^^;
たぶんですが、画素ずらしをしている3CCD機(ビデオカメラの静止画機能によるものばかりですけれど)の全てに出る現象のように思います。
ちなみに、下記の比較のように静止画撮像面は、かなりの差があり「ある程度の画素数」を求めようと思うならば、サイズに違いを克服するレンズなどの光学性能が必要になりますから、
1/4.7型や1/6型でマトモなデジカメレベルの性能を考えても限度があるように思います。
普通にマトモなデジカメを検討した方が、調査などで無駄な労力をしなくて済むように思いますが・・・。
※寸法や面積は「概算」です
CCD(型) 対角線(mm)→解像力比率 撮像面(mm2)→比率
1/1.8 8.9 → 基準 38.0 → 基準 (100%)
1/4.7 3.8 → 2.3倍 7.0 → 1/5.4 (18.5%)
1/6 3.0 → 3.0倍 4.3 → 1/8.8 (11.4%)
※仮に1/1.8型で1000万画素を実現するレンズ(性能はかなり高い)と画素を使っても、
1/4.7型や1/6型では 185万画素や114万画素にしか相当しません。
・・・実際に1/1.8型で1000万画素に見合うレンズ(しかもズーム)は、買いやすい価格で出せるとは思えません。
3倍程度のズームでも、レンズ性能としては(本当は)1/1.8型で600万画素ぐらいに見合う程度であっても実際は結構難しいような・・・。
※1/1.8型で 300万画素の場合でも、計算上では「約140本/mm以上」の解像度のレンズが必要と思われますが、
1/4.7型や1/6型で 300万画素へ「マトモ」に対応しようとすれば、約330本/mmや約420本/mm・・・10万円程度で売るビデオカメラ用で更に10倍ズーム仕様ならば、限度内の収差である事を含めて 300本/mm以上のレンズなんか期待できないと思います・・・(^^;
※水平&垂直画素ずらしの場合、上記ほどのレンズ性能でなくてもいいかもしれませんが、実態はそれほど単純でも無さそう?
※画素ピッチに見合わないレンズ性能ならば、その画素数なりの解像力は期待できず、「拡大リサイズ」のような感じに・・・
別の要因も含めて、収差も目立ってくる?
書込番号:3820122
0点

JunJ さん、暗反まんさん丁寧なご返事有難うございました。250はやはり一度試して見ます、液晶は小さいけれど使い勝手が良さそうだし、実質200万画素程度の静止画かもしれませんが、私のビデオとの共用での用途なら間に合いそうですので。何より携帯性が良さそうですので。
デジカメはオリンパスのC-750Uと同じくμ-10とキャノンのIXI Digital初代機を使っています。これからの方針としては、ビデオにそこそこの静止画のついた物で記録保管用の写真を撮り、一眼レフのようなまともなデジカメで大事な所は撮る、また携帯に便利なμ-10はポケットに入れて歩いて気軽に撮るという風に使い分けたいと思います。
蛇足ですが、銀塩写真の頃は大きく伸ばす事は殆どなく、L版か精々2L版くらいで使っていたので、色収差などは、全く気にもなりませんでしたが今は、Windows Picture and Fax Viewerでさえ簡単に大きく拡大して見られる様になり素人にでもアラガ目立つようになって、メーカーさんも大変ですね。
書込番号:3821998
0点

実質200万画素並みであればいいんですが・・・(^^;
さて、L判は5x3.5インチ≒127x89mmぐらいで、写真屋さんにおいてある現像などを含む複合機能の銀塩プリンターは、300dpiぐらいの解像度のようですから(確実に「印画」できるのは300dpiに満たないかもしれませんが)、プリントされている状態で 1500x1050=157.5万dotぐらいの情報量になりますから、普通に使われているPCモニター程度でわかる程度のアラはわかります。
個人的には下記のサンプル画像のどれかをリファレンスにする事をお薦めします。ほぼ「1dot毎」に解像しているので、非常に細かいところまで把握できます。トリミングして適当な画素数のものを用意すると更に良いのですが。
http://www.foveon.com/gallery.html
※縮小画面のみのものも混じっているので、[High resolution JPEG]←これがあるサンプルを
ただし、銀塩プリンターは、調整が悪いところではキチンと性能が出ていないので注意が必要です(ついでに解像度チャートを1枚プリントして確かめるといいのですけど)。
マトモに調整しているところでは、「たかがL判」とは思えない高画質プリントで提供してくれます。
※ちなみに、インクジェットプリンターの場合、1dotでフルカラー表現はできずに数dotを使いますので、プリンターの解像度に比べて「実際の色解像度」は随分と劣ります。
それあって、デジカメのプリントは写真屋さんの銀塩プリントばかり使っています(^^;
書込番号:3825031
0点


2005/01/30 12:02(1年以上前)
暗弱狭小画素化反対ですが サンのおすすめは10万円代で何かありますか?
書込番号:3856368
0点

用途などはどうなんでしょう? 自動車の選択に近いものがありますが・・・
スレの流れからすると、マトモなデジカメに比べてはいけない静止画についても考慮した機種でしょうか?
お薦め以前に、買いたいと思える機種が・・・過去に比べて退化した性能については、ダメなままですので・・・
書込番号:3857647
0点

暗反マンさん、ご指名で申し訳ないのですが、今日(2月10日)の日経の13面に「CCD画素密度2倍」という見出しで、
「三洋電機が画素当たりの面積を従来の約半分とし、高密度に集積」云々、という囲み記事があったのですが、その中で
「これまで最小で2.2マイクロメートルだった画素の一辺の長さを1.56マイクロメートルにして微細化し三百十万個の画素を集積した。」
(一辺の長さの一辺が何処をさすのかは不明です。)
と述べていますが、これは解像度とかその他の性能に悪影響を与えずにやったということなのでしょうか。もしこの様な技術進歩があるのだとすると、小さいCCDにそれなりの画素数を入れることが必ずしも駄目という事にはならなくなる様な気がしてご質問致しました。お忙しいでしょうから、暇が出来たら(そんな暇は出来ないかも知れませんが)教えて下さい。
書込番号:3910234
0点

高密度実装技術の進歩は、日本の今後についても極めて重要な事柄ですので、どんどん進歩していって欲しいと思います。
ただし、「光学機器」への用途に対しては、「半導体技術以前」の要素が、自然法則的な必然として存在し続けるハズですので、安易に好ましく思うことができないと思います(残念ながら)。
↑
これに関しては後日書き込みます。
さて、計算は済みました。計算は簡単なのですが、こちらへ表の形式で書き込むのが面倒なので、まずはその一部について少し書きます。
>1.56マイクロメートル
画素ピッチに相当する、1画素あたりの寸法だと思います。
碁盤や将棋盤の、1マスの辺の寸法を連想してみてください。
>三百十万個の画素
たぶん、1/4.7型〜1/4.5型に相当すると思います。
総画素数なのか有効画素数なのかわからないので断言できませんが、そのあたりかと思います。
SANYOはケイタイ向けにCCDを作っているみたいなので、その用途かもしれません。
>悪影響
・感度
真面目な値で「ISO30未満」が基本になると思います。仕方なく、ゲインアップ(≒増幅)された状態での使用が多くなり、画質への影響は出ない方が不思議かと思います。
・小絞り限界
論外な数値が出ました。この画素ピッチの撮像素子を使う場合、単に従来の撮像素子と置き換えただけではマズイと思います(詳しくは後日)。
・「画素数を活かす」ために必要なレンズ解像度(論理要求線数?)
非常に高度な性能を要求されます。
私の知る計算方法によると、「320本/mm」と、まずは高倍率ズーム&大衆機には搭載される可能性が低いです。
むしろ、現状〜近未来において、搭載可能なレンズは「レンズ解像度が全然伴わない」ので、擬色軽減用の光学ローパスフィルター(LPF)を搭載しても意味がない(それぐらいに本来必要なレンズ性能がキツイ)ので、光学LPF非搭載として使用されそうです。
現状のコンパクトデジカメでもすでにレンズ解像度が頭打ちになっているのか、光学LPFを使っていなかったりするとか・・・・
さらにこの度に想定されるのは、「スペック上の解像度も、測定上の解像度も」そこそこあるのに、実際の撮影においては、解像度なりの「クッキリさ」がなぜか感じられない」という事が起こりうる可能性を想像します。
要は、高解像度に見合う高周波特性のようなものが、光学的な段階で得られ難いと思われるからです。
高解像度に見合う高周波特性のようなものが十分出ない場合、高解像度部分になるほど、明暗あるいは濃淡の再現性は劣化してしまい、自然物に一般に存在する高解像度部分は「明暗あるいは濃淡が乏しい」場合が多いため、実際の撮影では「解像感」や「鮮鋭感」などの「クッキリさ」が出にくくなってしまうからです。
これについては、下記に「多階調の実効解像力検証用チャート」がありますので、もし実機で試写することがあれば試してみてください。
(いずれ数百万、千数百万画素(dot)にも対応するものを加えて、一般人が買える範囲の価格の撮影機器全てに対応させる予定です。これらの作成は手間だけの問題なので簡単ですから)
ところで、撮像素子の画素数増加は、「解像力」を向上させるのが本来の目的であったハズですが、解像力が伴わない場合がある事を知っておいた方がガックリしないかもしれません。
「レンズから得られた画像情報」をデジタル化するための一番最初にくる部品=撮像素子、と考えた方が解り易い時代になっていると思いますから、逆に言えばレンズ性能などの光学的な部分が大勢を決定付ける状況だと思っています(^^;
http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?key=200990&un=41559&m=2&s=0
書込番号:3913204
0点

暗反マンさん、遅い時間に丁寧な解説を頂き有難うございました。全部分かったとはいえませんが、かなりの部分理解できたつもりです。
>「画素数を活かす」ために必要なレンズ解像度
がこれ程きつくては、小型のCCDの用途として”ケータイで300万画素”というキャッチコピーに使えるほかにはあまり意味が無いような気がしました。少ない受光面積で感度を上げてということが出来たとしても、レンズの解像度がそこまで小さく分解した像を送る性能が無いのでは意味がありませんね。ローパスフィルターのことは知識が無くて分かりませんでしたが、鵜呑みにしておきます。ただCCDの、ある意味での性能は上がったと言えるのですか。
書込番号:3914349
0点

亀レスでスミマセン(^^;
しばらくPCが壊れていましたので・・・遠からず使用不能になりそうですが・・・
>「これまで最小で2.2マイクロメートルだった画素の一辺の長さを1.56マイクロメートルにして微細化し三百十万個の画素を集積した。」
ご存知かもしれませんが、下記に紹介されていました。
↓
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2005/02/14/963.html
「撮像部で2画素、水平転送部で2画素の合計4画素分を加算することで、4倍の感度と飽和出力電圧を実現したという」と記述されていますので、実際の解像力に興味があります。
4画素結合ということは、単純に考えれば、310万画素の1/4の約78万画素相当になるわけですから・・・(^^;
書込番号:3939423
0点

暗反マンさん、ご返事有難うございました。少し分からないところがありました。レンズの解像度が、1.56マイクロメートルには着いて行けないと思ったのですが、
>「撮像部で2画素、水平転送部で2画素の合計4画素分を加算することで、4倍の感度と飽和出力電圧を実現したという」と記述されていますので、実際の解像力に興味があります。
という事は、レンズとしては1.56の 2倍の3.12マイクロメートルでも良いかもしれないという事ですか。
色々と質問して申し訳ありません。暇な時にお答え頂ければ結構です。
書込番号:3941523
0点

レンズとしては1.56ミクロン用(約320本/mm以上)の 2倍の3.12ミクロン用(約160本/mm以上)でも良いかもしれない、というわけではないと思います。
この1/4.5型の対角線は 4mmとありますので、長辺:3.2mm、短辺:2.4mmとすると(※1)、下記のようになってしまいます。
・レンズ解像度から単純計算した「撮像面解像力」
長辺 短辺
3.2mm 2.4mm 7.68mm2
3200μm 2400μm 768 万μm2
約320本/mm→1.56μm 2051 1538 316 万
約160本/mm→3.12μm 1026 769 79 万・・・少ないですね(^^;
要は、レンズ解像力の段階ですでに「上限が決まってしまっている」ということになります。
※実際にはレンズそのものは「最低限要求される解像力」よりもずっと高い方が(結果的に限界付近を光学LPFでバッサリ減衰させても)高解像度部分のMTFが良好になります。←実施例なっで説明しないと難儀な事です。
それについて気になるようでしたらWebか過去ログから「MTF」で検索してみてください。
過去ログでしたら、「□」で作ったグラフが参考になるかもしれません。
※1
4:3の画面比の場合、対角線:長辺:短辺=5:4:3
書込番号:3943321
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