動画編集ソフト・動画再生ソフト > ペガシス > TMPGEnc Video Mastering Works 5
http://kakaku.com/pickuplist/ListNo=5754/
上記のピックアップリストにて、「RAMディスクを使用すると動画エンコードが速くなる」という説と「効果は無い」って説が出ましたので、実際に条件を色々と変えて実験してみました。
・実験環境
CPU:Core i7 2600K@定格
M/B:GA-Z68XP-UD3
RAM:DDR3-1333 8GB×4枚=32GB(20GBをRAMディスクに割り当て)
SSD:Intel 310シリーズ80GB@システム
HDD:WD30EZRX
OS:Windows 7 Ultimate SP1 x64
・使用ソフト
TMPGEnc Video Mastering Works 5@最新(Ver 5.3.1.85)
RamPhantomEX@最新(Ver.1.01)
・ソース動画
解像度:1440×1080
アス比:画面比16:9
ビットレート:24000Kbps
フレームレート:29.97fps
再生時間:32分00秒
ファイル形式:MPEG2-TS
土曜夕方の某番組をPT3を使って録画したものです。
・出力設定
ファイル形式:MPEG4-AVC
映像エンコーダ:Intel Media SDK Hardare(いわゆるQSVを使用)
解像度:1920×1080
アス比:ピクセル比1:1
ビットレート:10000Kbps(固定)
フレームレート:29.97fps
音声設定:48kHz、256kbps、AAC
・実験の目的
RAMディスクを作業領域に設定することによって、動画エンコードは高速化するのかしないのかをハッキリさせる。
ついでに、動画ソースの読み込み元や変換後の出力先として使った場合の効果についても検証する。
・実験結果(速報)
A:作業領域・ソース・出力先の全てがRAMディスク
B:作業領域・ソース・出力先の全てが1台のHDD
A所要時間:17分44秒
B所要時間:17分23秒
とりあえず、RAMディスクは効果があるという前提で考えた場合、最も差が大きくなるであろう2パターンだけをまずは試してみました。
結果は、見ての通り、むしろ全てRAMディスクにした方が遅くなっています。
最も差が大きいであろうパターンでコレなので、他のパターンの結果もお察しの通りでしょうね。
ただ、実際には違うという可能性もありますので、一応他のパターンも実験してみるつもりです。
時間がかかる作業なので、全て完了後に改めて結果をお知らせすることになると思います。
書込番号:15376806
4点
φなるさんへ
>「読み・書き」に関する比較データ
その参考URLのページにも載っているように、RAMディスクが速いというのは事実です。
ですが、私の実験結果から計算してみると、動画エンコードにはそこまで速いストレージは必要じゃないっぽいんですよ。
動画エンコードの速度が1秒間に50フレーム程度、1秒間に2秒弱分の動画しか読み込んでいないらしいんです。
そして、私が実験に使った動画ファイルの場合ですと、50フレーム分の容量はたったの2MB程度しかありません。
つまり、動画エンコードを行うためには、数MB/s程度の読み込み速度さえあれば十分であり、書き込み分を考慮してもせいぜい10MB/s程度あれば十分ってことなんです。
そして、たったそれだけの速度で十分なのは、CPUが動画エンコードを行う速度が実は非常に遅いってことを示しています。
どれだけ速く動画を読み込んだとしても、CPUが1秒間あたり2秒弱分の動画しか処理できないから意味が無いんです。
将来的に、今よりもエンコード速度が向上すればRAMディスクを使うことに意味が出てくるかもしれませんが、現状では意味が無いようですよ。
書込番号:15376903
0点
>ktrc-1さん
詳細な実証データ、いたみいります。
データ等のコピーで、ファイルに画像ファイルの部分にかかると、途端に処理時間がかかりますよね。
あの現象と似ていると感じました。
動画は結局は画像ファイルの連続体ですから、同様な認識でいいでしょうか?
一般的なCPUは仮想領域がどこであるにかかわらず、画像データの処理が苦手。と。
現状ではRAMディスクを生かす環境は、(ハイエンドな)CPU次第。と言うことでいいのでしょうか。
ウルトラハイエンドのCPU使うと言う条件付でRAMを薦めると。
(しかし、クラスのCPUからだとエンコにRAMディスクを使う利点が生まれるのか。CPU毎に調べなくてはいけないですね。でもそんな金のかかることをやる人はいないでしょうねwこれはこれでまた別途実証が必要かなw)
ともあれ、時間をかけた実証をしてくれたおかげで予想以上に勉強になりました。
(単純なデータの移動の際は仮想をRAMディスクにすれば効果ありで良いんですよね。)
今後RAMを薦める際は、環境依存・用途別でメリット・デメリットがある事を含めて薦めるようにします。
書込番号:15377747
0点
>データ等のコピーで、ファイルに画像ファイルの部分にかかると、途端に処理時間がかかりますよね。
>あの現象と似ていると感じました。
>動画は結局は画像ファイルの連続体ですから、同様な認識でいいでしょうか?
それとは別問題だと思いますよ。
データコピー時に画像ファイルに当たると時間がかかるように感じるのは、単に小さな容量のファイルが大量にあるからだと思います。
HDDというのはランダムアクセスが苦手ですから。
ファイルの管理情報→本体→管理情報→本体……というランダムアクセス状態になってしまうので一気にコピー速度が落ちるんです。
ですが、動画ファイルは中身的には画像の連続ではありますが、1つのファイルなので管理情報へのアクセスは頻繁には起きません。
>現状ではRAMディスクを生かす環境は、(ハイエンドな)CPU次第。と言うことでいいのでしょうか。
>ウルトラハイエンドのCPU使うと言う条件付でRAMを薦めると。
ウルトラハイエンドなCPUだったとしても基本的にはRAMディスクは意味が無いと思いますよ。
今回の実験で利用したQSVというのは、Core i7 2600Kを使って普通にCPUでエンコードするのと比べて3倍ほど高速でエンコードが可能です。
そして、動画エンコードの速さというのはCPU性能の差が素直に出やすいため、同じ世代のCPUなら動作クロックやコア数にほぼ比例するんです。
そのため、今回の実験を大幅に上回るエンコード速度を出そうとしたら、Sandy-Bridge世代やIvy-Bridge世代の3.0GHzクラスのXeonを合計16コア分以上は用意しないと無理です。
16コア分となるとマルチソケットに対応したXeonが必要になってくるので、CPUのみで50〜60万円、メモリもECC付きのバカみたいに高いものが必要なので、パソコン1台で100万円クラスになるでしょう。
つまり、一般ユーザーが買えるレベルのパソコンじゃRAMディスクやSSDなどのストレージがボトルネックになることは基本的にありません。
ただ、動画エンコードをしつつ、頻繁にHDDアクセスするような作業をしているのなら、HDDよりも高速なストレージを使う効果があるようです。
作業領域・ソース・出力先の全てをHDDにしてエンコード中に大容量のファイルをコピーしたりするとエンコード速度に遅延が見られました。
ただ、作業領域をRAMディスクに変えたとしても遅延は解消されませんので、ソースをRAMディスクに置くくらいのことをしないと効果が無さそうです。
ですが、ソースを置けるくらいRAMディスクに割り当てられるほどのメモリを搭載するというのはコストパフォーマンス的にアレ過ぎるという……
メモリをHDDのキャッシュとして使うことができる"マッハドライブ"というソフトを持ってますので、エンコード中のHDDへの頻繁なアクセスに対して効果があるのか追加で調査してみます。
もし、これで効果があるようだったら、多めにメモリを搭載することにも多少は意味が出てきますので。
まぁ、メモリ多めな分だけコストがかかるし、マッハドライブも有料ソフトなので、結局コストパフォーマンス的にはアレっぽいですけど。
書込番号:15377790
0点
とりあえず、検証がひと段落したのでカキコ。
・作業フォルダ=HDD
RAM→RAM:17分25秒
RAM→HDD:17分36秒
HDD→RAM:17分25秒
HDD→HDD:17分23秒
・作業フォルダ=RAMディスク
RAM→RAM:17分44秒
RAM→HDD:17分47秒
HDD→RAM:17分36秒
HDD→HDD:17分57秒
そして、今さらながらSSDを使った検証を忘れていたことに気付いたorz
マッハドライブを使った検証と合わせて、明日(今日)からがんばる。
書込番号:15377802
2点
新しい CPU 買う度に
この 10年間 TMPGEnc 4.0 XPress を使った動作検証してたら
Tomba さんに
「古いソフトを使ってもねぇ〜」 って言われた (´・ω・`)
書込番号:15378204
0点
>越後(庄内米)さん
まあ、確かに古いソフトがどこまでマルチスレッドに対応してるかとか。
ね。
私はエンコードシフトはDivX系くらいしかインストールしていないから分からないけど、10年前だとせいぜいがデュアルコアまでっすかねー。
ktrc-1さんのは最新バージョンらしいから、その辺(スレッド使い切り)は大丈夫ではないでしょうか。
書込番号:15380104
0点
ktrc-1さん
17分かかるような作業おつかれさまです。
○┓ペコリ
17分もかかる作業だと、
マザーボードのファンコントロールを無効にし、
CPU ファン MAX 状態で作業すると 20秒くらい差は縮まると思いますよ。
是非お試しあれ。
SSD から SSD が一番速く、
SSD から HDD もそこそこ速く、
HDD から SSD はたいして速くならないと思います。
その辺の事は私も実験しました (^ー^)
あと、OS のインストール先が SSD、
ソフトウェアのインストール先が SSD というのは、
OS がハードディスク、ソフトウェアのインストール先がハードディスクというより
ほんのわずかだけ作業終了時間が短くなると思います。
要約すると全部 SSD を使ってしまえば速くなるのですが、
元動画の置いてある場所に SSD を使うというのは現実的には大変な事です。
ですから動画変換・編集・オーサリングには
出来るだけ内部転送速度の速いハードディスクを使うのが一番ということになると思います。
書込番号:15380416
0点
越後犬さんへ
>TMPGEnc 4.0 XPress
TMPGEnc 4.0 XPressさんは古くなんか無いっすよ!
2006年発売だけど、頻繁にアップデートして新機能追加とかもしてたし!
QSV対応しなかったのは残念でしたけど。
個人的には、ほぼ毎年新バージョンを売ってるような製品よりは、一度買えばずっと使えたTMPGEnc 4.0 XPressの方が素晴らしかったと思います。
>17分もかかる作業だと、
>マザーボードのファンコントロールを無効にし、
>CPU ファン MAX 状態で作業すると 20秒くらい差は縮まると思いますよ。
今回の実験はどれだけ速くやるかじゃなくて、どれだけ差があるのか?を一般的な設定下で試しているだけですので……ということにしておいてください。
本来ならその状態での比較の方が余計な要素を除外できて正確なデータが出るんだと思いますが、今さら全部の実験をやり直すのは……orz
φなるさんへ
>まあ、確かに古いソフトがどこまでマルチスレッドに対応してるかとか。
>ね。
TMPGEnc 4.0 XPressさんは、少なくとも6コア/12スレッドまでは対応していたっぽいですよ。
Core i7 980Xを使ってたころに、全スレッド使ってたような記憶があります。
2006年発売のソフトのくせに高機能ですよねぇ……
書込番号:15380491
0点
ペガシスのソフトはインテル CPU に最適化されております。
書込番号:15380520
0点
>ktrc-1さん
>TMPGEnc 4.0 XPressさんは、少なくとも6コア/12スレッドまでは対応していたっぽいですよ。
おおう。さすが企業ユースを意識してる体制(?)ってことですかね。
私ゃ、CPUのスペック確認(だけに限っては)CINEベンチなどのフリーソフトで済ますので。
それゆえかな。いろいろ検証させてすいません。
あとは元スレ(ピックアップリスト)のスレ主さんにアドバイスしてあげてください。
.....丸投げw
>JA越後さん
実は内心、「鋭い視点だなあ」と、舌を巻いていましたw
今後もよろしくw
書込番号:15380777
0点
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