『RAW画像のフィルムシミュレーション？について』のクチコミ掲示板

[Super7 R500]

X-pro1をお持ちの方に質問させていただきたいと思います。

たとえばフィルムシミュレーションのVelviaを選択し、RAW＋jpegで撮った場合、jpegのほうにはVelviaが反映されても、RAW画像のほうにはVelviaは反映されるのでしょうか？

どうか回答をよろしくお願いいたします。

書込番号：14411758

[からんからん堂]

RAWとはそもそも素の状態ですのでベルビアを適用させて現像出来るソフトウェアが無いとダメかもしれないですね〜。

書込番号：14411787

[すー.jp]

スレ主さん、現状付属の絹にはフジと同じ現像パラメータが無いため自分で色見を調整するか、カメラ内現像するしか
無いです。(カメラ内現像の方が色は確実にフジの設定した色になりますがちと面倒ですね)

書込番号：14411897

[GasGas PRO]

フジの色を出すにはカメラ内現像をする必要があります。
シルキーやアドビで処理しますとアプリのデフォルト色になります。
撮影時にしっかり撮影して、JPGでフィルムシミュレーションを適切に活用するのが最適でしょうね。
ビジネスで大判の二次使用のための原稿データーなどでないかぎりJOG描写が良いと思います。
フィルムシミュレーションの画調をRawデーターから創ろうとしても、難しいと思います。

書込番号：14412840

[robot2]

こんにちは
RAW は、光の情報で画像では有りませんので、付くとすれば撮影情報としてフイルムシュミレーションの種類_Velviaが付きます。
これを、専用ソフトで開くとカメラの設定を反映して画像を表示しますが、専用ソフトにフイルムシュミレーションの
対応＝準備が無い場合は表示は無理に成ります。

書込番号：14413386

[paliji]

スレ主さん
RAWは塗りつぶされてない生データと思っていただければ良いでしょう。そのため、カメラにて設定されたフィルムシミュレーション（色の塗りつぶし方）はRAWに影響与えず、現像用ソフトに依存することとなります。
フジフィルムさんが付属してくれたRAW現像用ソフト：「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」をご使用の場合、下記のサイドはご参考になれるでしょう。各設定により色の塗りつぶし方やら、WB、NRの影響やらもサンプルにより説明されているので、ご一読をどうぞ。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/longterm/20110518_446282.html

ちなみに現像ソフトのフィルム設定とX-pro1の設定は完全一致していないが、もっと豊富な選択肢が設けられてます、Fujiの色がお好きであれば、このソフトもお役に立つでしょう。

書込番号：14413854

[woodsorrel]

カメラ出しJPGスタンダード	カメラ出しJPG　V	カメラ内RAW現像　V設定	Silkypix自分流現像

RAW現像しかやっていませんが、どういうことになるのかやってみました。
レンズはDistagon35mm、AWB　その他ノイズリダクションなどの設定はスタンダードあるいは中庸。
窓からの太陽光間接、花の手前に白紙を置いて若干のレフ、光に若干の時間差あり。
RAW現像SilkypixPro5　2048x2048トリミングの1024縮小（カメラ出しJPGもSilkypixで縮小）。

１枚目、カメラ出しJPGスタンダード
２枚目、カメラ出しJPG　V（ベルビア？）
３枚目、RAWデータをカメラ内現像　V（ベルビア？に設定）
４枚目、同上RAWをSilkypixの自分流標準で現像、WBは微調整。

２枚目と３枚目は識別できないですね。１枚目スタンダードより緑も赤も明るくコントラストも高い（ビビッドなら当然か）。
背景に黒の格子模様がかすかにあるのですが消えています。
手前の葉っぱの違いは光線の時間差でしょう。
RAWで撮ってお望みならカメラ内RAW現像でベルビア設定すれば、カメラ出しJPGのベルビア設定と同じになるとみてよさそう。


４枚目は１〜３枚目よりややアンダーでコントラストの調整位置がだいぶ違う、必要なら調整可能。
おしべの表現もずいぶん違っています。
小瓶の水色、タバコの赤など肉眼で現物と比較した場合の色はこちらがドンピシャです。
黄色（青＋赤）の扱い、このあたりがフジフィルムの感性による特徴なのでしょう。

タバコの赤などに粒子が見えますが、偽色抑制若干以外にはノイズ処理をゼロとしているためと思われます。
Silkypixでノイズ除去をするとゼロ〜最大の中間あたりで１〜３枚目と同等になる感じ。
赤以外では粒子を感じないのが面白い（原画の赤で粒子がでやすいのか？？）

４枚目をコントロールすれば、２、３枚目と近似にもできると思いますが、現像アプリの機能の総動員になるはずで、めんどくさいのでパス(^^;
なお、Silkypixには色表現としてV1とV2という設定がありますが、現像結果は２、３枚目とはまったく違うものです。

書込番号：14414634

[woodsorrel]

＞RAW画像のほうにはVelviaは反映されるのでしょうか？

スレ主さんの質問にお答えするのを忘れていました。

X-Pro1に限らず、RAWデータは基本データであって、JPG出力用の設定の影響を受けません（反映されない）。
ホワイトバランス設定やダイナミックレンジ設定などとも無関係です。

RAWデータは撮像素子情報に基本処理を加えて生成され、機械にしか判読できないデータの羅列です。
そのままでは画像として見ることはできず、「RAW画像」というものは存在しないのです。

それを画像として人間に見えるように変換するのがRAW現像です。
このときに各種の設定がその画像に反映されます。
JPGはその画像表示規格のひとつです。

RAW＋JPG保存というのは基本となるRAWデータと、各種設定を反映したJPG画像の両方をメモリに保存すること。
ふたつの種類の画像を保存することではないのです。
不変のRAWデータを保存しておけば、カメラ内現像でフィルムシミュレーションなど各種設定を反映させたJPG画像を作れます。
何度でもＪＰＧ化のやりなおしができるわけで、カメラ内ＲＡＷ現像はパソコンを使わない方にはメリットだと思います。

書込番号：14417168

[paliji]

woodsorrelさん

＞ダイナミックレンジ設定などとも無関係です。

ダイナミックレンジの設定はISOと連動してるため、RAWデータに影響を与えてるのではないでしょうか？

書込番号：14417191

[Super7 R500]

皆様回答まことにありがとうございます。

自分の質問の仕方が本当に悪かったと思うのですが、
palijiさんが投稿してくださったhttp://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/longterm/20110518_446282.html
に載っていました。

RAW現像ソフトでファイルを開いた場合に、カメラで撮影した際に設定したフィルムシミュレーションの色合いで現像を始めることができるか否かを尋ねたつもりでいました。

誤解をさせてしまった方々には申し訳ありませんが、自分の下手な質問の意図を上手に汲んでくださったpalijiさんをベストアンサーとさせていただきます。

結論としては、カメラで見て気に入ったフィルムシミュレーションの設定で現像するには、カメラ内での現像が必要であるということがわかりました。
ありがとうございました。

書込番号：14419652

[woodsorrel]

＞ダイナミックレンジの設定はISOと連動してるため、RAWデータに影響を与えてるのではないでしょうか？

実写で確認しました、おっしゃるとおりRAWデータ本体を書き換えていますね。
デジタルでのISO感度設定とは、センサー出力の増幅率、と理解しています。

推定ですがX-Pro1のDレンジ設定はその増幅率をハイライト付近では低い増幅率に、黒つぶれ付近では高い増幅率にしているとみました。
例えばハイライト付近では増幅率を１／4まで低下させて白飛びを押さえ込む。
ISO800相当の増幅率をISO200相当の増幅率に下げるわけで、ISO８００以上の基本設定でないと４００％のDレンジ拡大はできない。

RAWデータ生成以前にそういう処理をしている、すなわちRAWデータが書き換えられている。
本質的には１４ビットのRAWデータとするべきで、RAWデータ書き換えは認めがたいのだけれど・・100％設定であることを確認するようにしておきます。

書込番号：14445170