『ISOとSPP現像JPGファイルサイズの関係（モノクロ）』のクチコミ掲示板

[telecas3]

ISO 100　さすがに高精細	ISO 400　通常ここまでが常用と言われています	ISO 1200　JPGではファイルサイズピークでした	ISO 1600　SPPでの補正限界と思われる感度

SSが最も稼げて、SPPで画像処理で妥協できる限界線を
見つけようとして面白い現象を見付けました。

同じ場所で台にのせて固定。２秒タイマー F5.6固定
ISOだけ変化させて撮影。約5分間の間に撮影しました。
厳密には同じ条件とは言い難いのですが、その後
SPPでストレート現像してみた結果です。


　　　　　　　X3Fファイル 　　　JPGファイル
　
ISO 100 　　　55,444 KB 　 　　9,129 KB
ISO 200 　　　52,669 KB 　　 　9,628 KB
ISO 400 　　　49,290 KB 　　　10,314 KB
ISO 500 　　　48,336 KB 　　　10,685 KB
ISO 640 　　　45,702 KB 　　　11,094 KB
ISO 800 　　　46,391 KB 　　　11,420 KB
ISO 1000 　　45,791 KB 　　　11,917 KB
ISO 1200 　　45,840 KB 　　　12,102 KB ※
ISO 1600 　　45,947 KB 　　　11,936 KB
ISO 2000 　　45,667 KB 　　　11,281 KB
ISO 2500 　　45,230 KB 　　　10,909 KB
ISO 3200 　　44,198 KB 　　　10,226 KB
ISO 4000 　　43,543 KB 　　　 9,496 KB
ISO 5000 　　43,730 KB 　　　 8,612 KB
ISO 6400 　　42,679 KB 　　　 7,385 KB

RAWファイルは、若干のバラツキ（いいのか？）はあるものの
ISO 100　が最も情報量が多いのではないかと思わせる容量。
ISOが上がっていくたびにファイルサイズが小さくなっていきます。

ところがストレート現像したJPGファイルは、逆にISO 1200まで上昇。
それをピークに下がっていきます。

SPP内の処理がどうなっているのかは判りません。
モノクロ撮影ですので、黒白の比率関係かもしれませんが、
なんとなく腑に落ちません。
この関係お分かりの方いらっしゃいますか？

書込番号：16000236

[telecas3]

ISO100 無補正	ISO400 露出-0.2 R0G0B100	ISO1250 露出-0.4 R0G0B100	ISO1600　露出-0.5 R0G0B100

【訂正】ISO 1200 ではなく 1250　でした。

ちなみに 各ISOで撮影してSPP補正したもののサンプルです。
真ん中を 960×720　でトリミングして比較

ISO 100　　ストレート現像　無補正
ISO 400　　露出 -0.2 カラーミキサー R0 G0 B100
ISO 1250 露出 -0.4 カラーミキサー　同
ISO 1600　 露出 -0.5 カラーミキサー　同

トリミング＆補正したのであんまり参考にはならないと思いますが
ファイルサイズは

ISO 100 494 KB
ISO 400 507 KB
ISO1250 506 KB
ISO1600 507 KB　　とあまり違いはありません。

全体の感じからいけば1600でもまあまあかな？と思いましたが
詰めますとさすがに高精細感は失われます。
A4プリントまでが限界ですかね。

書込番号：16000339

[momo195]

ノイズなし　２９KB	ノイズ付加　４６０KB

telecas3さん　こんばんは

ISO感度を上げて行くと一般的にはノイズが増えて行きますが、JPEGファイルはノイズの影響でサイズが大きくなる事があります。
大雑把な説明ですとJPEGの圧縮方式では、絵柄にも拠りますが細かいノイズが増えると高周波成分が増えて圧縮率を上げられなくなる為サイズが大きくなると言えます。

サンプルを作成しましたが、１枚目ノイズレスは 29KB、２枚目ノイズ付加は 460KB になりました。
２枚目はPhotoレタッチソフトで、１枚目にノイズを足したものです。

極端な例ですが、この様なことが高感度ノイズにより起こりますので、SPPではなくて、JPEG圧縮方式の問題だと思われます。
ご参考になりますでしょうか。

書込番号：16002307

[telecas3]

momo195さん 有難うございます！

＞JPEG圧縮方式の問題だと思われます。

なるほどー　JPGファイルサイズが1250まで大きくなっていく
理由は、「ノイズ」にあり〜でしたかー。
丁寧なご説明で理解できました。
一応、SPPのJPGクオリティはマックスの 12 にはしているんですが
その圧縮方法までは、コントロールできないですねー。
追求するならば、一旦TIFFに落として、Lightroom4あたりで
調整したほうが良いかもしれないですね。

書込番号：16002966

[telecas3]

ISO 100	ISO1600　撮って出し無加工	ISO 3200　SPP加工	ISO 6400　SPP加工

折角なんで、高感度をなんとか修正したものを掲載しときます。

実際、露出を変化させずに撮影しますと高感度になるほど
白っぽくなって、もう情報がノイズで消されているのではと
思ったのですが、結構しっかり残っていました。

当然、リアルさは求められませんが、それはそれで
モノクロならではのノイズを活かした味のある絵になるんとちゃうかなー
とも思いました。

SPPでの加工前提だと暗所や動きもで諦めずにSS稼いで何とかなる！
と思いたい（笑）
作例は、
ISO 3200 露出 -1.4 コントラスト +0.8 シャドウ -1.4
ISO 6400 露出 -2.0 コントラスト +0.8　シャドウ -1.6
他いじっていません。
ノイズリダクションは触ると真ん中の文字がほぼ消えました。
ノイズを活かすことで情報は残る。
なんか矛盾のような（笑）

書込番号：16003803