テレビではありませんが、4096×2160のパネルが搭載されたプロジェクター(VPL-VW1000ES)
でそれぞれ100インチ以上に拡大しての比較です。
ソースは800万画素の静止画像
【画像】左から、4K出力>2K→4Kアップコンバート出力>2K出力
2K出力は当然ながらジャギーだらけでボケボケです。
2K→4Kアップコンバート出力はボケやジャギーが軽減され、クッキリして一見滑らかに見えるものの
輪郭が不自然に強調されていて細部のディテールがガチガチになって潰れており、情報量が欠落して
いる状態であることが分かります。
対して、ネイティブ4K出力は細かい部分が潰れず綺麗に描写されており、輪郭も自然です。
さすが4K画質と言えます。
ちなみにこのソニーの4Kプロジェクターのアップコンバート超解像機能は、コストなども含め、恐らく
民生用に搭載されているものの中で最も精度の高いものだと思われます。
それでも、ネイティブな4K出力の前では明確な差があります。
正直、我々にとってアップコンバートとは
DVD→1080pのアプコンと言う印象があり、BDなどの1080p映像の4Kへのアップコンバートはそれほど酷いも
のではないのでは?と思っていましたが、やはり本物の4K画質と比較してしまうとDVD→1080pのアプコンと
同じ印象を受けてしまいます。
やはり、本物の4K画質をこの目でしっかりと見てしまえばアップコンバートは所詮アップコンバートなのです。
アップコンバートを否定するつもりはありません。
過去の多大な映像作品を高画質で見る場合に必須な機能であり勿論これからも進化し続けるべきでしょう。
しかし、アップコンがあるからリアルな4Kはいらない。
と言うのは私は絶対に認めたくありませんね。
今家電業界では、肝心な4Kのコンテンツはどうなるのか?と言う問題の中で、当面の間は2Kで続き、4Kのコンテ
ンツは出ないだろうという声も聞きます。
ようするに、8Kが本命なのだから4Kなんてスルーしましょう。それまでは超解像処理で我慢しましょう。
と言う事でしょう。
しかし、4Kのコンテンツが出ないなど、画質に拘るユーザーにとって有り得ないでしょう。挙句には、超解像処理
で綺麗に見れるから4Kなんていらない。なんてふざけるなと言いたいところです。
4Kとアップコンバートに明確な差がある以上、リアルな4Kは必要なのです。
8Kの本放送は2025年で、今から13年後の話です。そこから8Kのテレビが当たり前になるまでは最低でも5年以上かか
るでしょう。
つまり、それまでの長い期間の中で、4Kのコンテンツが出ないのはあまりにも酷いだろうと言う話です。
アプコン超解像処理が本当にリアルな4Kと区別がつかないまで補正してくれるのなら、話は違いますが、比較画像を
見ても分かる通り現実は甘くありません。比較画像に用いられているソースは200万画素ではなく、800万画素以上あ
る高画質なソースです。それでも本物の4Kと比較するとこの有様なのです。
フルHD解像度にすら及んでいない地デジ放送なんて、4Kテレビに映してしまえば逆に汚いだけとも言えるのです。
超解像アップコンバートはソースを選びますし、過信できるものではありません。DVDの時と同じように、過去の作品
を出来る限り高画質で見るための機能に過ぎません。ましてや、リアル4Kと代替できるものではありません。
アップコンが凄いからリアルな4Kはいらない。
私は認められませんね。
皆さんはどうでしょうか?
書込番号:14734628
7点
4KFreakさん、はじめまして。
非常に興味深い写真拝見させて頂き有難うございます。
やはりネイティブは驚異的ですね。
私はVW1000ESを高嶺の花としてしか崇めるしか無いのですが、
数年後50万円くらいでネイティブ4KPJが販売してくれる事を
切に願っております。
繋ぎなのかも知れませんが数は少なくても
コンテンツもあると思いますし・・
HDMI新規格発表後の動向が気になります。
書込番号:14734899 スマートフォンサイトからの書き込み
3点
確かにかなり違いますね。
でも100型で画面の高さの1.5倍離れて見たら違いは明確かもしれませんが、50型以下で画面の高さの3倍離れたらほとんど違いはないと思われます。
50型で違いが少しあるとしても、そこまで画質にこだわる人は1000人に一人くらいしかいないと思います。それでは商売として成り立ちません。
4K2Kを収録するメディアもありません。たとえ発売されたとしても映画1枚が1万円以上するでしょう。昔ハイビジョンのレーザーディスクが2万円くらいしましたがそんな存在になると思われます。
ブルーレイよりもDVDのほうが売れることでもわかるようにほとんどの人は画質に興味がありません。
書込番号:14736004
4点
2025年本放送といっても、NHKがBSでスーパーハイビジョンの実験放送をやると、10年近く前にぶちあげただけです。詳細はいまだに不明です。もともとは地デジ化で空くチャンネルを使うことを考えていましたが、BSの新チャンネルに割り当てられ、当分は不可能です。
当然、地上波も他のBSも電波は足りませんから、民放が導入することはありません。BDも容量が足りませんから、コンテンツも流通しません。次のメディアの規格も決まっていませんし、光メディアには先がありません。
つまり、4K/8Kテレビが一般に普及することはないです。
そもそも、テレビ局、とくに地上波は脳死状態です。4Kどころか、まともなコンテンツをろくに作れないのですから、いくら技術だけ進んでも、だれも見向きもしません。ピュアオーディオや3D同様、マニアのためのマイナーなテレビに留まりつづける可能性が高いです。
今は、タブレットやスマートフォンのちまちました画面で、断片的に映像を消費する時代です。時間をとって巨大画面で高画質の映像をじっくる見るのではなく、好きなときに好きな場所で映像の断片をチラ見することが優先されます。画質はもはや第一条件ではありません。
まあ、NHKは意地でもやるかもしれませんが、時代の流れを読み損なったスーパーハイビジョンが主流になるとはないでしょう。
書込番号:14736096
6点
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