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4Kは100インチまで拡大しても綺麗!!!

2014/04/01 03:34(1年以上前)


液晶テレビ・有機ELテレビ

クチコミ投稿数:34件

上から4K、1080p、480p

比較に使った4K動画はこれ
https://www.youtube.com/watch?v=hEYhkvZEVN4&index=5&list=FLZj5y2SsSy3yQiQGitEdXHQ


まずは比較画像を見て頂きたい

4Kが一番綺麗であることの他に、100インチサイズまで拡大してもこれだけ鮮明に見える点が4Kの精細さを物語っている。ちなみにこの4Kの動画の平均ビットレートは24Mbpsである。BDの平均ビットレートと同等であるが、コーデックはBDがAVCのハイプロファイルであるのに対して、youtubeはメインプロファイルであり、画質的には当然BDの方が優れている。ストリーミングとしてはビットレートが高いが、今後HEVCが実用されていけば、その半分に減らすことができ、10Mbps程度でこのクオリティの画質が実現できるだろう。さらにこの動画の撮影に使われたカメラは、業務用の高額なレンズやセンサーが使われたカメラではなく、20万円程度で買える比較的安価な民生用ビデオカメラである。この点を考えても、100インチに投射してもこれだけ鮮明な画質が得られる4Kは、やはりすばらしいと言わざるを得ないだろう。

将来的には、100インチまで拡大しても鮮明な画質を維持できる10Mbps程度の動画が、ストリーミングを通して手軽に視聴できるようになるだろう。アメリカで流行っているNETFLIXも、4KスマートTVと連携して、HEVCを使った10Mbps程度の4Kストリーミング配信を計画している。これが実用化されていけば、消費者は大画面な4KスマートTVを購入すれば、高画質な4Kドラマや映画を手軽に視聴できるようになる。

これはあくまで一般消費者的な視点である。当然それ以上に画質に拘るコアなユーザーもいる。彼らは今でもBlu-rayでフルHDのドラマを映画を視聴しているはずだ。そんな彼らのニーズにも応えべるく、BDAはハリウッドや家電メーカーと協力して、4KのBlu-rayの規格化に向けて本格的に動き出している。確定情報ではないが、コーデックは当然ながらHEVC。色深度が大幅に向上され、既存の8bit4:2:0から12bit4:2:2にアップグレードされ、色域もUHDTV規格であるBT.2020が採用され、3層の100GBのディスクが採用されるとの噂が流れている。これらが本当ならば、4K映画の平均的な上映時間が120分であると仮定すれば、100GBのBDで収録すれば110Mbpsの平均ビットレートが実現できる。これをHEVCの12bit4:2:2でエンコードするのだから、その画質はもはや映画館を超えるものとなるかもしれない。

ちなみに映画館(デジタルシネマ)で配給されているDCPと言うソースは、実のところ、ビットレートが高いと言うだけで圧縮効率はそれほどでもないのだ。この点は以下のソースを参照してほしい。



JPEG2000 は、MPEG2やH.264/AVC のようにフレーム間相関を利用せず、フレーム単位で
独立に符号化される。


したがって、フレーム間相関を利用した符号化方式よりも符号化効率は低下するが、
                                             

1)必要な処理能力を得るためのマルチプロセッサ構成において、画面分割による並
列処理に適していること、
2)ディジタルシネマでは伝送誤りによる画像劣化を極力抑えることが重要で、伝送エ
ラーが生じても前後のフレームに波及しないイントラ符号化の方が誤り耐性の確保が容
易であること、
3)画像を途中でカットしたり逆転再生させたりする特殊再生の実現が容易、といった
点で優れている。
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/news/kouhou/No5/2-2.pdf


つまりDCPは“画質”よりも転送の安定性やソースの取り回しの良さを重視している。


したがって、画質においては、JPEG2000はHEVC、AVC、それどころかMPEG-2にすら劣る事になる。


ちなみにDCPの規格上の最大ビットレートは250Mbps。


ファイル容量で見た場合,DCPの大部分を占めるのが映像データです.
そのビットレートの上限としてデジタルシネマ規格では2 5 0 M b i t / s が規定されています.
http://www.ntt.co.jp/journal/0802/files/jn200802050.pdf



仮にも、HEVCとJPEG2000の圧縮効率の差が2.5倍程度として、4KBlu-rayのビットレートが100Mbpsとした場合、4KBlu-rayはDCPの250Mbps相当の画質となり、DCPの規格上の最大画質が得られることになるわけだ。こう考えると、もはや民生用のビデオソースは映画館のソースと同等もしくはそれ以上と言えるレベルに到達したと言っても過言ではない事になる。


現在の大手シネコンでも、過去作品の上映はBD再生が主流である。映画館を凌駕したクオリティのビデオを個人で手軽に買える時代が近付きつつあるのだ。それ以前に、今は手軽にストリーミング配信できるビデオですら、私が今比較として提示したように、100インチ相当まで引き伸ばしても十分鮮明な画質が実現できているのだから、コアなユーザーにとっても一般消費者にとっても、共に十分過ぎるほど満足できるAVライフを送れる時代になっていると言うことである。いい時代になったものだ。

書込番号:17367994

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