昨年9980円で買って、2008年購入の古いノートパソコンに入れて使っていたのですが、常時使っていないパソコンにまだまだ高価なSSDを入れたままにしておくのはもったいないということで、SATA3の能力が無駄なく発揮できる2012年発売のより新型のパソコンほうに移し替えました。
去年初めてSSDを買ってパソコンに入れた時は、《SATA2》と《SATA3》の違いすら知りませんでした。(2010年頃に、《SATA2》から《SATA3》への移行があってデータ転送が高速化した、という小さな革命があったことすら知らなかった)。そのため、CDMの数値が500近くに達せず、300手前で頭打ちになってしまうということで、いささか消化不良的な満足感しか得られなかったのですが、今回はCDMの数値が500近くに迫っているので、SATA3接続の速度が無駄なく活かされているということが分ります。パソコン環境は大まかに以下のようになっています。
Windows7 64 bits servivce pack 1
Intel Core i5-2410M CPU @ 2.30GHz
メモリ4G
Windowsの起動は一分から20秒に短縮されました。この程度で「爆速」、と表現するとやや大げさですが、《超高速パソコン》に変身したことは確かです。起動の時に現れるWindows7の4色の旗が合体する前に暗号入力画面が現れます。プログラムの起動や反応は明らかに速くなり、ハードディスク時代に感じていたもたつきが全くなくなりました。
願わくば、一番上の数値だけは500に乗せてほしかった、というのが本音ですが、第二世代のi5なので、やはりこのあたりが妥当な数値かな、とも思います。製造者が記している Seqの読み込み500超、を出すには、ごく最近のi7搭載パソコンあたりを使わないと無理みたいです。
一方、SSDが取り外されて、元の低速5400回転HDに戻されたPCは(Vista 32bits)、起動に1分30秒以上かかり総てが「激遅」に逆戻り。ハードディスクは既に時代遅れのシロモノになったんだなぁ、とつくづく感じました。
SSDはまだまだ高価で、2010年以前のSATA2規格のパソコンに搭載するには、いささかもったいないなと個人的には感じました。もちろん、SATA2接続の古いパソコンでも、SSD換装によって劇的に速くなり、ストレスを感じることなく使い続けられるようになるので、「延命措置」として考えれば、賢明な選択肢の一つになりますが。
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