フラット画像を得られたので、フラット補正の作例としてこちらにM33を追加しておきます。ISO6400の高感度NR弱めオンで試写したものです。
60秒の36コマを使っていますが、当日の透明度が悪く街明かりがあったこともあり、淡い腕の部分はあまり写っていません。コンポジットの効果が分かるように1コマの画像も上げています。
このくらいの大きな対象になると私の光学系ではフラット補正は必須で、補正後にトリミングをしています。これだけを見ると、Hαの写りはややおとなしい設定のような気がします。また、コンポジットで常用できるISOは3200辺りが良いのかもしれません。
それから、レビュー板で
「今回、高感度NRを弱めで撮影した理由は、2013高感度NRが優秀と思われたためで、それが良かったかどうかの判断はRawからの処理と比較してみないと分かりません。」
としていた件について、ISO3200での高感度NRオン・オフの比較をしてみましたが、今のところパッと見て分かるような違いを確認できていません。もちろん、1コマでは明らかに違いますが、数十枚もコンポジットした後に様々な処理で仕上げると、見分けがつかなくなってきます。
ただ、高感度NRオンのほうが粒子はやや細かく、オフのほうがディティールはやや残っているように感じてはいます。
なお、ステライメージ7での確認作業は、Rawから開くとカメラでの設定を反映してしまうので、オフの画像はcaptureNX-Dで一旦Tiffに変換してから画像処理して比較しました。
また、Jpeg撮って出しの画像から処理したものでもそれなりに見栄えはしますが、Rawをステライメージで現像してそのまま処理する方が良いことも確認できました。新しいカメラにソフトがまだ対応していない場合など、処理する前にJpegに変換するのではなく、できればTiffに変換した方が良いことになります。天体写真はRawからという基本は、今も変わらないことのようです。
ただし、レビューの写真でオリオン座とカリフォルニア星雲などは、Jpeg撮って出しを処理しています。これは試し撮りであることと、且つトリミングをほとんどしない場合は等倍レベルの画質問題は無視できると判断したためです。
ここにきて急にD810Aはずいぶん安くなってきたので、購入を考えておられる方は参考にして下さい。発売から数年が経ちましたが、今もなおバランスの取れた良いカメラであることに変わりはないようです。
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