REGZA 55X910 [55インチ]
- 自社開発の専用映像処理エンジン「OLEDレグザエンジンBeauty PRO」を採用した、シリーズ初の4K有機ELテレビ。
- 新開発の大容量バスレフ型ボックス2ウェイスピーカシステムと総合出力46Wのマルチアンプ方式採用により、クリアな音声に。
- 放送中の地デジ最大6チャンネルを同時に表示できる「まるごとチャンネル」機能を搭載。
※動画配信サービスは、予告なく変更・終了する場合があります。
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最近、4K TVの動きボケについての話題が多いですが、動きボケと言ってもいろいろな事象や原因があります。910もそろそろ発売になりそうなので、OLEDと液晶の方式比較含めて、少々話題にしたいと思います。
●高速で移動するテロップのボケ - 視線追従がある場合
液晶やOLED TVで高速で横方向に移動するテロップなどがボケて見えるのはいわゆる「ホールドぼけ」という現象です。
ホールドボケというのは、ディスプレイがホールド型表示素子だからなのですが、これはあるフレームの表示内容が次のフレームに書き換わるまで表示し続ける特性のことを指します。ブラウン管やプラズマでは「インパルス表示」といって、あるフレームの表示は一瞬だけ光り、後は次のフレームが光るまで黒の状態が続きます。
ではなぜホールドボケが起こるのかですが、これは高速で移動する物体を目が追いかけようとするからです。ディスプレイではなく実物の野球のボールを目で追うような場合、リニアな目の追従に対して、ボールもリニアに動くのでボールはボケませんが、液晶などでは、目の追従はリニアなのに、表示されているボールが階段状にカクカク動きますので、階段の1ステップにいる間の距離分ボケて感じるのです。
ディスプレイでボケを少なくするには、階段の1ステップのピッチをなるべく短くするか、階段の1ステップのピッチは同じでも、ステップの幅自体を切り詰めて短く見せるか、ということになります。
前者は120Hzや240Hzなどの高速ディスプレイ駆動+フレーム補間で、後者はインパルス駆動です。
しかし実際にディスプレイに実装するにはどちらも欠点があります。
- 高速ディスプレイ駆動+フレーム補間
2Kフルハイビジョンの頃は液晶パネルを240Hz駆動することができましたが、情報量のもともと多い4Kでは、現在の半導体技術ではパネルを240Hz駆動することができず120Hzどまりです。2K当時のハイエンド機種より120Hz駆動の4Kの方がもともと効果が少なくなっています。
高速駆動では、あるフレームと次のフレームの間に補間フレームを作り出し、ボールの映像がその真ん中にくるように補間フレームを創造する必要があります。これをエラーなく行うには、高度なデジタル画像処理技術が必要とされます。
画面内で動いている部分や方向を正確に判定しないといけません。ここに問題があるとテロップがカクカク動いて見えたり、テロップに重なる背景がボケたり滲んだりする副作用が見えることもあります。
こういうフレーム創造系のデジタル画像処理は国内メーカーの方が伝統的に優れています。
韓国や中国製のテレビでは画像処理の破たんが早く起こり、副作用が見える頻度が高くなります。
しかし、国内メーカーと言えども完璧には程遠く、日常的なコンテンツでも処理が破たんすることはままあります。なので、デジタル処理の効果をMAXで使うことはできず、殆どの場合、弱か中くらいで使われていると思います。韓国製、中国製の場合は副作用が多い分、OFFで使った方が精神衛生上よいでしょうね。
120Hz駆動の4kディスプレイの場合、、高速駆動+フレーム補間は副作用がある上に、効果が下記のインパルス表示に比べて程々ですね。
- インパルス駆動
インパルス駆動は、液晶などでメニューから設定できますが、バックライトをコントロールして、画面が光っている期間を短くしますので、画面が半分以下に暗くなります。
もともと明るさに余裕があるハイエンド機種なら輝度が半分になってもバックライト輝度を上げれば大丈夫ですが、明るさに余裕がないミドル機種では、インパルス駆動に設定すると画面が暗くなるので、ボケは減っても積極的にこのモードは選ばれないでしょう。
こういう欠点があるので、メーカーでもメニューの奥に設定はありますが、デフォルトOFFになっております。
(続く)
書込番号:20705735
14点
(続き)
●画面内で動く距離は短いが速度はそこそこ速い物体の場合 - 視線追従がない場合
こちらは視線追従がない場合の動きボケです。
高速で右から左へ動くテロップなどでは目がテロップを追って字を読もうとしますが、俳優の顔がアップになった状態で髪の毛や服装が小刻みに高速に動くような場合、こういう場合には動く距離が短いので視線は追従しようとしません。
視線追従がない場合、上記のホールドボケは起こりません。こういう場合は補間フレームも効かないので、表示デバイスの応答速度そのものが問われます。
- 液晶の場合
液晶では、駆動電圧が変化してから画面の輝度が変化するまでざっくり20msec前後の遅れがあります。例えば白黒チェックの服の模様が小刻みに動く場合、あるドットに注目すると白から黒への遷移が高速におこります。でも液晶の追従が遅いので、「白黒」が「白グレー」くらいの表現になってしまい、微小領域のコントラストが低下します。細かいパターンの服の模様が止まっているときはきれいなのに、小刻みに動く時だけボケて見える現象はこれが原因です。
- OLEDの場合
OLEDでは、応答速度が0.1msec程度で、液晶の100倍以上高速です。そのため、視線追従がない場合の動きボケはほとんど認知できないレベルであり、髪の毛や細かい服のパターンが微小に高速に動いてもボケは皆無です。
●実際のコンテンツへの対応
バラエティ番組のエンディングなどでテロップが高速に移動する場合、カメラアングル固定でボールが左から右へ横切るような場合、こういう視線追従が出てしまう場合に、高速テロップや高速ボール、を4Kテレビで最高にクリアに見るには、輝度に余裕のあるハイエンド液晶テレビを使い、インパルス表示モードで見ることです。
4K液晶もOLEDも120Hz駆動なので、デジタル処理によるフレームクリエーションの効果は限定的なので、インパルスモードにした方ががっつりした効果を体感できます。
この設定で、テロップやボールはかなりクリアに見えます。
輝度に余裕のないミドル以下の液晶テレビでインパルス表示にするとテロップはクリアになりますが暗くて使い物にならないでしょう。また、OLEDテレビではインパルス表示モードは今のところありません。
ミドル以下の液晶やOLEDテレビでインパルスモード設定が明るさ的に非現実的な場合、画像処理によるフレーム補間に頼るしかありません。モーションフローやTruMotionといった機能をONにすることです。インパルスモードよりは効果は落ちますが多少ボケは改善されます。ただし副作用も多いので、殆どの場合は、「弱」程度で使うことになると思います。
サッカーや野球などでボールをカメラが追っかけている場合のボールのボケですが、これはカメラがボールを追っかけるので、画面内ではボールは同じような位置に表示されますよね。こういう場合は視線追従は起こらないので、ボケて見えるのはテレビのせいではありません。
逆にカメラアングルは静止していてボールだけが画面を横切るような場合のボケ、これは視線追従とホールドボケがおこるため、テレビの性能影響を強く受けます。
とにかく重要なのは、視線追従がおこるかおこらないかなのです。
トーク番組や映画、ドラマなどでの人物のアップ、髪の毛や服や、あらゆる部分が体の動きに合わせて小刻みに動く場合、こういう一番多くて日常的に出現するシーンで最もクリアに微小コントラストに優れた映像を表示できるのは、応答速度の速いOLEDやプラズマです。
こういうシーンでは液晶は全然だめで、小刻みに動く物体は常にぼやっとした映像しか表示できません。これは液晶分子自体の応答速度が改善されないことには、デジタル信号処理でもバックライトでも全く改善が不可能です。
白い背景に黒い物体が横切るような場合、例えばアイスリンクでスケート選手が横切るような場合、応答速度の遅い液晶では、黒いスーツを着た人物の後ろの白い背景に黒い尾引きがでます。応答速度の速いOLEDやプラズマでは尾引きはでません。
●液晶 vs OLED
もうプラズマやブラウン管は売っていませんので、液晶とOLEDに特化して比べます。
- 高速なテロップやカメラアングル固定でボールが横切るようなシーン
視線追従が出るケースですので、インパルスモードがもっとも効果的です。そして、高速テロップの文字を最もクリアに表示できるのは、輝度に余裕がありインパルスモードを搭載したハイエンド4K液晶テレビです。ソニーのZ9DやパナソニックのDX950を購入し、インパルスモードに設定変更してバックライト輝度を上げた状態です。
- それ以外のシーン
応答速度の速いOLEDがすべての面で良好な動画特性を持ちます。現在OLEDといえばLG製しかありません。LG製のOLEDはデジタル信号処理は国内製に比べ劣るので、「残念な」テレビという評価をする方もおられます。確かに高速テロップのクリアさについては残念なのですが、高速テロップ以外のほとんどのシーンでは、液晶よりも圧倒的に品位の高い動画特性を見せてくれます。LG製OLEDはアップコンも精細感が弱く残念とも言われますが、それでも実際の画像の見えが言うほど悪くないのは、パネル自体の高速応答速度の恩恵です。アップコン自体の問題は、4K/60Pへアップコンできる(4K/30Pではだめ)機能内蔵の高級BDレコーダーなどで表示すれば解消できます。
最も動画特性がよくないのは、輝度余裕がなくインパルス表示モードに設定できないミドルクラス以下の液晶テレビです。
書込番号:20705739
16点
BLAM!さん
そうですね。高速テロップは見やすくなるでしょうね。ただ、インパルスモードだとSDRでHDR並みの瞬間負荷になると思われますので、焼き付き含めたパネルマネジメントがどうなってるか心配ではあります。
正直テロップはともかく、仮にインパルスモードを避けたとしても、OLEDは視線追従のない動画特性が良いので、印象はかなりいいですよ。
書込番号:20718600 スマートフォンサイトからの書き込み
3点
たまたまこのスレに通りかかった者ですが、大変興味深い記事でした。
当方の場合はOLEDではなくDLPプロジェクターの方ですが全く同じで
動画よりもテロップでややボヤけるのが気になっておりましたが
これで納得しました。
書込番号:20722958
0点
nobgonさん、
返信ありがとうございます。DLPも比較的高速なのでOLEDと似たような性質がありそうですね。
書込番号:20722990 スマートフォンサイトからの書き込み
2点
商品ページをよく見たらインパルスモードは無く
映像振幅段差駆動という技術で動画性能を高めているみたいですね。
黒挿入でも補間でも無い様ですが、どういった技術なのかわかる方いますか?
書込番号:20752319
1点
こんにちは。
インパルスモードという名前ではないですが、デューティ比を下げた駆動モードありますよ。なんとかクリアって名称です。
オンにすると、フリッカーっぽい見え方になり輝度が下がります。あのモード使っても、高速テロップが改善する程度と思うので、あれは要らないかなと。
書込番号:20753323 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
プローヴァさん
http://capricciosoassai.blog51.fc2.com/blog-entry-116.html
こちらの解説とは、微妙に異なりますね。
どちらが正しいかは私には分かりませんが、
「白黒」が「白グレー」くらいの表現になってしまうのもホールドボケ と言う。
この方が私的には、言葉的にしっくりします。
書込番号:20753421
4点
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