


前スレ、「プリメインアンプからのヘッドホンの駆動について」の続きのスレとなります。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=15682759/#tab
5年ほど前の古いスレなので、情報の更新の意味も含めての新スレとなります。
前スレでは、スピーカー出力に直列に抵抗を挟んで行う方法を紹介致しましたが、ヘッドホンにより相性が出てしまうことがあるようなので、より相性の出にくいπ型アッテネータを用いた降圧回路を紹介致します。
参照元はこちらのページとなります。
http://e4ua.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
回路図が上記ページには載っていなかったので、こちらで簡単なものを用意いたしました。
簡単に説明すると、左側の10Ω/5Wの抵抗はダミーロード抵抗で、330Ω/2Wは音量調整用の抵抗、右側の300Ω/2Wはインピーダンス調整用の抵抗となります。
この回路のインピーダンスは約9.8Ωとなります。
直列抵抗はもろ音質に直結するのでなるべく良い抵抗を使用してください。私はアムトランスのAMRGを使用しました。
味付けを嫌う方はデールの無誘導巻き線抵抗NS-2Bをお勧めいたします。
シングルエンドの場合、−の端子を共通化してGNDとして使用します。
なお、プリメインアンプがバランスアンプの場合、BTL対応の降圧回路でないと機材を壊す可能性があるので、ご注意ください。
確認方法はシャーシとスピーカーの−端子の導通しているか否かです。
している場合、そのアンプはアンバランスのアンプ。していない場合はバランスアンプとなります。
さて、理論よりも出音が重要なので、試してみた感想です。
機材はDACがベンチマークDAC1改、プリアンプがLehmann BCL改、プリメインアンプが山水α707となります。
プリメインアンプがバランスアンプとなるので、ヘッドホンをバランス化してみました。
ヘッドホンはゼンハイザー HD580です。
直列で降圧した場合は、よく言えば元気で迫力のあるなサウンド。悪く言えば少々暑苦しいサウンドでしたが、今回試した降圧回路では音の静けさと奥行き感が増したように思います。
よりプリメインアンプの音が素直に出てきたように思います。
ゼンハイザーのHD650やHD600、ベイヤーのT1等アンプ食いのヘッドホンは駆動するのにパワーがいるので、スピーカー用のアンプでガツンと駆動すると良い結果を望めると思います。
もし、家にスピーカー用のアンプをお持ちの方は試してみるのも一興かと思います。
もちろん自己責任でお願いいたします。
書込番号:22285371
8点


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