


自宅使用を目的に購入して1週間程度経ちました。購入当初のレビューです。レビューにはこの商品は登録されていませんので、口コミに書かせていただきます。
【概要】
メーカーの商品概要は下記のURLにあります。Yamahaのロングセラー商品とのことです。
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/speakers/concert_club_v_series/index.html
コンサートでのSR用のスピーカです。国内のレビューはほとんどありませんが、英語サイトには結構な数のレビューがあります。
国内の通販販売店でのレビュー https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/84465/
海外のレビュー はYamaha S115V reviewで検索するとたくさん見つかります。JBL JRX215との比較レビューもありました。Musicianからの評価はとても高いです。You Tubeでは参考になるような良い動画はみつかりませんでした。
【デザイン】
黒いカーペット仕様なので、手入れも含めてあまり良くありません。その代わりに、角には金属製のガードがついているなど、多少ぶつけても気になりません。箱鳴りも抑えてくれているのかもしれません。カーペットの接着剤か、納品当初は匂いがきつかったです。1週間位部屋には入れず風通しの良いところにおいて、ようやく収まりました。
【高音、中音の音質】
f特は高いところまで伸びていませんが、瑞々しい、解像度の高い音です。
正面で聴いても耳に刺さる感じはありません。指向性が水平90度鉛直40度と広いこととも関係していそうです。
【低音の音質】
15インチウーファらしく、パワフルです。部屋の共振(定在波の発生)が起こりやすいので、床に直置きは避けたほうが良いです。音が団子になってわからなくなります。
【サイズ】
最近の商品動向からすると、かなり大きなSPの部類です。また、重量も30kgあります。フロア型ともやや異なり、ある程度の高さ(40〜50cm以上)に設置したほうが良い音で聴けます。したがって設置場所を選ぶでしょう。
【耐久性】
ウーファのエッジにコルゲートエッジが使われています。同じ形式の4311Bは40年近くメンテフリーなのに、今でも働いてくれています。約40年ぶりくらいにスピーカを買いましたが、S115Vもこれから何10年も頑張ってくれると思います。
【総評】
大きくて重いスピーカらしい、部屋全体が音で満たされるような、スピーカの存在が消えるような鳴り方をします。情報量が多く瑞々しい音ですので、夜間の小音量で聴いた場合でも十分楽しめます。SR用ですので、大音量・高耐久性を指向したスピーカですが、むしろ小さな音から大きな音まで、ダイナミックレンジが広く、演奏のニュアンスをよく伝えてくれるスピーカと言えます。テレビにつなげて映画を視聴すると、ボリュームを上げずとも映画館にいるような音響が得られます。
サヌカイトという香川県で算出する叩くときれいな音の出る岩石があります。この岩石を使って石琴が作られており、その演奏家であるstomu YamashitaのCDを小ホールで鳴らして聴いてみました。ホール全体が幻想的な音で包まれ、申し分ないです。また、20畳ほどのリビングではNHKのクラッシック音楽館で放送された過去のショパンコンクールのガラ・コンサートを視聴してみました。今までわからなかった演奏者のニュアンスをよく感じられるようになりました。意外とクラシックも良さそうです。今は10畳の寝室に置き、日野皓正、渡辺貞夫、アール・クルー、シャカタクなどを4311Bと比べながら聴いているところです。ドラムなどがよりリアルで、ホーンの優位性からか4311Bよりも定位がはっきりしています。
姉妹機に12インチのS112Vがあります。自宅使用ではどちらが良いか悩みましたが、12インチウーファは4311Bがあるので、一段大きい15インチのS115Vを選びました。
オーディオは見た目も大切ですし、ジャンルや音の好みもあります。またそれなりのお金を費やしているという満足感も重要なファクターと思います。したがってこのスピーカがオーディオ趣味的に良いスピーカかどうかは、人それぞれと思います。
購入した私自身の感想としては、音楽を楽しませてくれる素直なスピーカであり、お金を費やした価値はあったと思います。また、海外のMusicianや音楽関係者のレビューはなるほどと納得できるものであり、楽器メーカとしてのYamahaの面目躍如を感じられるスピーカと言えます。
書込番号:23590423
3点

約10畳の自室においた場合の周波数特性を測定してみました。
WaveGenを用いて10Hzから25kHzまでのサイン波をスィープして出力。
WaveSpectraで計測したフーリエ変換のピーク値を赤線で示しています。
マイクはベリンガーのXM8500を用い、同じくベリンガーのXenyx502とUCA200を用いてPCに取り込みました。
カタログ通り、高域は15kHzあたりでスパッと切れています。その前に自分の耳では聞こえなくなりました。
比較のため4311Bも測ってみました。レベルは合わせていないので、絶対値の比較はできません。
両方共85Hzあたりに盛り上がりがあるのは、部屋の幅と1波長が一致しているので、定在波ですね。
書込番号:23600894
5点


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