AVC-X6800H-K [ブラック]
- 最大出力250Wの11.4ch AVサラウンドアンプ。パワーアンプ回路はモノリス・コンストラクションによって構成。
- サラウンドフォーマットはDolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、MPEG-4 AACをサポートし、MPEG-H 3D Audio(360 Reality Audio)にも対応。
- 8K/60Hzと4K/120Hzの映像信号に対応するHDMI入力7系統、出力を2系統装備。ゾーン出力も含む7入力/3出力すべてのHDMI端子が「HDCP 2.3」に対応。
AVC-X6800H-K [ブラック]DENON
最安価格(税込):¥330,466
(前週比:-2,205円↓
)
発売日:2024年 3月中旬
AVアンプ > DENON > AVC-X6800H-K [ブラック]
X6800Hを購入して1年ほど経ちましたので、私見をクチコミさせていただきます。なお、この製品特有というよりイマドキのデノマラ系AVアンプの機能という項目が大半を占めていると思いますのでその点はご了承願います。
【良い点】
☆最大13.4Chのスピーカー接続ができること。
内蔵アンプだけでも11Ch分もあって7.*.4Chや5.*.6Chの構成ができますのに、さらにプリアウトに外部アンプを接続して2Ch増設ができること。
⇒バイアンプをしなければイマーシブサラウンド再生に必要なスピーカーレイアウトの視聴環境が構築できます。私はSBを1本にした6.1.6Ch構成にしています。
☆プリアウト出力がスピーカーの配置分類ごとに個別に自由に設定できること。
⇒内蔵アンプは11Chなので、12Ch以上のスピーカーを接続する際に外部アンプで駆動するスピ–カーを任意に選ぶことができます。私はトップミドルをプリアウト出力しています。
☆クロスオーバー周波数を[フルレンジ]に設定したスピーカーのローパス設定以下の信号をサブウーファーにも回すことができること。
⇒クロスオーバー周波数の設定では設定周波数以下の音がLFEと一緒にサブウーファーにまわされますけど、[フルレンジ]にすることでメインスピーカーとサブウーファーの両方から設定した低音を鳴らすことができますので音の厚みが増します。私はフロントとセンターを[フルレンジ]設定にして、80Hz以下をサブウーファーからも出るようにしています。
☆スピーカープリセットが2種類登録できること。
⇒異なるスピーカーレイアウトや音場調整結果の登録・切替ができるのが便利です。私はプリセット1をTV視聴用6.1.4Ch、プリセット2をプロジェクター視聴用6.1.6Chの構成でそれぞれ音場調整して登録しています。
☆Quick Selectスイッチが4パターン登録できること。
⇒Quick Selectには入力ソース、サウンドモード、音量、スピーカープリセット、HDMIビデオ出力などがセットで設定できますので、切替時の設定変更がワンタッチで確実に行えます。私はTV視聴用、プロジェクタ視聴用、Bluetooth受信用などの設定を登録しています。
☆サウンドモード[AURO Surround]が2Ch音源の音楽再生に適していること。
⇒[AURO Surround]ではベースラインのスピーカーを使用して、コンサートホールなどの広がり感のある再生をします。私は2Ch音源のコンサートや演劇のコンテンツ再生時に使用しています。
☆USB電源用端子が用意されていること。
⇒スティックタイプのHDMI接続デバイスなどへの電源供給ができます。私はAUX2端子にFire TV Stick 4K Plusを直刺してそれへの電源供給用に使用しています。
☆有料アプリ「MultEQ Editor」を使用するとAudyssey音場調整がより良い音にイコライジングしてくれること。
⇒スピーカーのグレードアップに匹敵するアップグレードです。スマホのメモリーに音場調整結果を保存できますからスピーカープリセットの入替も簡単にできます。私は初めて有料(それも高額な)アプリをダウンロードしましたが、その金額に見合う効果が得られるアプリでした。
【要改善点】
★Bluetooth受信のON/OFFができず、Bluetooth受信を他の入力信号よりも優先して送信側機器が立ち上がると自動接続して切り替えてしまうこと。
⇒プロジェクタで映画視聴中に家族が別室でPCを起動するとBlutooth受信モードになり映像・音声ともに中断してしまいました。ウチではPC側の操作でシャットダウンする前にBluetoothをOFFにするようにしています。
★HDMIビデオ出力が2系統あるため、2系統両方接続時に[オート]を選択するとHDMIの再認証時に不安定になること。
⇒[オート]選択では、一方のHDMIビデオ出力で視聴中にスタンバイ状態のもう一方の機器とのHDMI再認証でエラーになり、HDMI伝送経路全体で再認証が発生し、映像の瞬断やサラウンド音声の2Ch落ちが発生します。
※HDMIビデオ出力は[ビデオ1]か[ビデオ2]の固定を選択することが正解です。
※設定誤りを防ぐためにQuick Selectを併用することもおすすめします。
★ハイトスピーカーを6Chにした場合に選択できる設定に制限があること。
⇒前方に[フロントハイト]を選ぶと後方は[リアハイト]に限定されます
前方に[トップフロント]を選ぶと後方は[トップリア]に限定されます
他にAURO-3D用レイアウトで一部選択できない設定があります。
★入力信号がPCMMATで2chの場合、サウンドモードの選択肢が[Stereo][Dolby-Surround][Multi-Ch-Stereo]に限定されてしまうこと。
⇒Fire TVでサウンドの設定を[オート]にしていると動画音声はPCMMATで出力されて、選択できるサウンドモードが3種類だけになる現象が発生しています。
Fire TVのサウンド設定を[PCM]や[Dolby Digital Plus]などに変更すれば、[AURO-Surround][ROCK/ARENA]など多彩な選択肢から選択できるようになります。
ちなみに、Fire TVからの入力信号がDolby AtmosまたはAURO-3Dの場合は、Fire TVのサウンドは[オート]にしたうえで、アンプのサウンドモードを明示的に[Dolby Atmos]または[AURO-3D]を選択しないと正しいサラウンド音声出力にならず、サウンドモードは[MultiCh In]として音声出力されますので、この点も注意が必要です。
★HDMI入力端子がすべて背面にあること。
⇒HDMI入力は7系統ありますけど、端子はすべて背面にありますから、臨時的に接続したい機器がでた場合、背面にアクセスする必要があります。1系統は前面パネルに端子があると利便性が高まると思います。私は予備のHDMIケーブルを空き端子に接続してPCなどの機器を接続できるようにしています。
【雑感】
AVアンプは映画のサラウンド音声再生を主目的に使用していますけど、フロントをKEF R3 METAにしてからは音楽再生比率が高まりました。特にSACDやDVD-AudioのマルチCh再生では庶民のリビングダイニングが贅沢なリスニングルームに変貌したように感じますので、X6800Hを選んで良かったです。
書込番号:26565532
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