『絞り込みボタンの意味？』のクチコミ掲示板

少し前に同様のスレがありました。
一通り読みましたが理解できませんでした。
私の絞り込みボタンの認識は「絞って押すと暗くなる」程度です。
マニュアルには「ピントのあう範囲がわかる」とありますが、押したところでわかりません。
普段は絞り優先で撮ることが多いのでこの機能が撮影の幅を広げてくれるのであれば使いたいと思うのですがいかがなものでしょう？
ご回答いただけますでしょうか？

書込番号：3753969

[ぼくちゃん.]

絞り解放（Ｆの一番小さい値）にして、そのボタンを押す、
絞りを最小絞り（Ｆの一番大きい値）にして、そのボタンを押す、
するとＦの小さい方はボケるけど、大きい方はボケないのが、
わかると思うんだけど

書込番号：3754007

[take525+]

一応　被写界深度が深くなるのは分かるけど、じっさいの確認までは無理ですね。

デジタルの場合は　実際に撮って確認した方が確実だし早いですね。

書込番号：3754028

[むぐむぐ]

このレンズは開放から比較的シャープなので絞込みボタンを押しても違いが分りづらいですが、よくボケてくれる明い短焦点レンズだと絞込みボタンを押す事で被写界深度の目安が図れます。

ファインダーに写るのは開放時の絵ですから、絞込みボタンを押す事によって設定絞りの映像がファインダーに写るのです。
開放より何段か絞っていると、絞り込みボタンを押した時の映像は少しだけ暗くなりますよね。

書込番号：3754040

[Ｆ２→１０Ｄ]

こんばんは。

絞り値を大きくしてボタンを押すと暗くなりますよね。
その時、ピントを合わせた所以外を良ーーく見ると、
ボタンを押す前よりピントが合ったように見えますよ。^^;
現像するまで結果が判らなかったフイルム時代には重宝した機能だったんです。
まぁ、素人の私は F2 を使っていた時代もこのボタンはほとんど使いませんでした。f(^^;)
デジタルなら撮影後にモニターで確認できますから、デジタル時代では盲腸のような存在かも？
必要を感じない人は無理して使う機能ではないですね。

書込番号：3754055

[ｉｃｅｍａｎ３０６ｌｍ]

銀塩のＦ６にｆ＝１．４位のレンズを着けた時には大変よく判りますね。デジ一だと、価格の関係でファインダーやフォーカシングスクリーンの性能チョットいまいちです。

>デジタル時代では盲腸のような存在かも？

その通りですね。メーカーとしてのプライドなのか何なのか？？？

書込番号：3754230

[ピーーちゃん]

絞り込みボタンの意味は、
知らなくても写真は、撮れますからーー・・・切腹

書込番号：3754465

[タツマキパパ]

こんばんは。

このボタン、場所が悪いと思います。
押しやすかったら、もーちょっと使うかも知れないですが．．．．

書込番号：3754466

[骨＠馬]

橙家　さん　今晩は！
同じ景色をF4―1/1000で撮った写真とF8―1/250で撮った写真は同じ明るさに写ることは理解されていますね。
F4とかF8と言うのはレンズの「絞り値」で、「絞り」と言うのはレンズの中に有る機械部品で、光の通る穴の大きさを調整していることも理解されていますね。
F4はF8に比べて穴の直径が2倍で面積では四倍になり、通ってくる光の量も四倍になることも理解されていますね。
レンズは好みの位置にピントを合わせる為にフォーカス調整をしますが、絞りの穴を小さくする程ピントを合わせた位置の手前や後ろもピントが合って来る事も理解していますね。
さて、一眼レフのファインダーは、撮影で使うレンズを通った光をそのまま見て居る構造ですが、ピント合わせや構図を決めるために使っている時はファインダーは明るく、ピントの合う範囲が狭いほうが作業をし易いので絞りを開放（有効径を最大）にしています。
でも、実際に撮影する時は決められた絞り値に絞ってから撮影されて居ます。
ですから、ファインダーで見ている場合と撮影に使われた絞りの値が違います。
絞りの値が違うと言うことは、ファインダーで見えているピントの合い方が実際の写真の場合と違ってしまうのです。
そこで、実際に撮影された時はどの位に写るかを撮影前に確認できるように、「絞り」のみを実際の撮影で使う絞り値にして見ることが出来る機能が「絞込みボタン」です。
残念ながら絞り込むと同時に暗くなってしまうので、そちらの変化の方が大きくてピントの合う範囲の変化が見にくくなります。
更に、最近のファインダースクリーンは比較的開放F値の暗いレンズでも明るく見えるようにする為や、ピントの山を見つけ易いように工夫されて居るために、絞込みボタンによって絞って見ても、実際のピントの合う変化とは食い違って見える場合が多い事を理解しておく必要があります。
幸いデジタルになってからは、撮影直後に液晶画面である程度の確認が出来ますのでそちらを利用した方が良いかもしれませんね。

書込番号：3754713

骨＠馬さんの解説、そのとおりで正解ですね。
質問者の方は、まずそれ以前に被写界深度の理解が必要です。
それを理解してないと、絞込みボタンの意味を理解出来ないでしょう。
まずはそれからですね。
検索するなどしてご自分で調べて下さい。

書込番号：3754842

わたしも気になっていましたが、どうせ使わない機能だと思っておりました。
馬＠骨さんの説明を見て実験を兼ねて絞りをいじくりながらボケ具合の変化をファインダー越しに見てみました。
絞りきるとほぼ真っ暗でよく分からなかったですが、少しずつ開いていくとだんだん奥の被写体がぼけてくるのが分かりました。
そもそもファインダーを覗きながら「絞ったのになんで背景がぼけないんだろう？」と思っていたぐらいなので、このボタンの意味が理解できて良かったです。
でも暗くなりすぎて見えないのが問題ですね。
実際に撮ってから再生したほうがよさそうですね。
勉強になりました。

書込番号：3755142

一眼初めて さん、
馬＠骨 さんじゃなくて、骨＠馬 さんですね。

骨＠馬 さん、
スレ主でもないのに失礼します。
分かりやすい説明をありがとうございました。

書込番号：3757064

骨＠馬さん、たいへん失礼しました。
２０Ｄは初心者（一眼）の私にとって少し難しいところもありますが、今後も助けてくださいませ。

書込番号：3757635

出張から戻ってきました。
たくさんのレスありがとうございます。
わたしも絞り値を変えながらファインダーの変化を目を凝らして見てみました。
確かに変わっているのですが絞りすぎると暗くて見えませんね。
骨＠馬さんの解説が、まるで私の初心者レベルを知っているかのようにわかりやすく参考になりました。
またわからないことが出てきたらよろしくお願いいたします。

書込番号：3767597

[かま＿]

遅レスですが、盲腸について。

絞りの作動チェックに必要なので取らないでくださいまし(^^;;
特にキヤノンとシグマは完全電気仕掛けなので、これがないと大変なの…

書込番号：3767670

絞りの作動チェックは露出チェックも含めて液晶でいかがですか？
コストダウンになるなら・・私も要らないなあ。
というか・・使ったことないし・・。
そのコストで端子のカバー（ゴム）をなんとかならないかなあ？

書込番号：3767777

[かま＿]

あやや、harurunさま、使った事ないですか(^^;;;
うーん、うーーん
ま、絞り込みが出来るカメラが一台あればいいか(^^;;
30Dは無しでお安く♪

書込番号：3768044

かま＿さん、こんにちは。

絞り込みボタンは、使ったことが無いことはないのですが、押してみた
ところで厳密な深度確認などは所詮無理では？

絞りの作動チェックなら色温度、露出 ,発光テストを兼ねて
液晶（ヒストグラム）でチェックが合理的だと思いますが。
銀塩ではすぐに確認が出来ないから意味もあったでしょうが、
デジタルでは液晶の拡大表示で代用できると思います。

銀塩カメラでもたとえ6×7でもめったに絞り込みボタンは使いませんね。
そのコストでEF-Sが10Dに付くようにして欲しいものです。(-_-;)

書込番号：3768144

[マリンスノウ]

お〜！　久々に良い勉強になりました。

特に骨＠馬サンのおっしゃられる ここですね。↓
＞更に、最近のファインダースクリーンは比較的開放F値の暗いレンズでも明るく見えるようにする為や、ピントの山を見つけ易いように工夫されて居るために、絞込みボタンによって絞って見ても、実際のピントの合う変化とは食い違って見える場合が多い事を理解しておく必要があります。

書込番号：3769483

すごいな。骨＠馬サンの説明。感心した。
世の中にすごい人いるのですね。
俺、どうしよう。何にも知らないで２０Ｄ買ってしまった。
勉強しなくちゃ。

書込番号：3796443