『カタログでは同じですが…』のクチコミ掲示板

[Percival]

同一車種でEURO dbとADVAN Sport同一サイズで乗り継がれた方、いらっしゃったらインプレッションお聞かせ下さい。
カタログの性能特徴によれば、この二種類は乗心地と静粛性能と耐磨耗性能に於いて同等との表記がありますが、特にこの三点についての感想を、実体験に基づきお聞かせ願えれば幸いです。
この性能特徴の表記を信じるならば、ADVAN SportはEURO dbのドライ性能とウェット性能強化タイヤとなりますが…

書込番号：5942978

[からたろう]

ヨコハマのＨＰを見る限り、ポジショニングマップではｄＢユーロはコンフォート寄り、アドバンスポーツはスポーツ寄りになっています。

同じクルマで乗り比べていませんが、ｄＢユーロは「コンフォートタイヤなのに高性能」アドバンスポーツは「スポーツタイヤなのにコンフォート性も配慮」というイメージで、この違いは微妙に大きいですね。

ドライ性能はアドバンでしょうが、ＷＥＴ耐ハイドロはｄＢユーロかもしれません。

　お問い合わせのコンフォート性はｄＢユーロの方が得意ですが、アドバンスポーツの方が開発が新しいですし、快適性にもかなり配慮されたタイヤという印象です。ただ値付けが高いことが多く、コンフォート性重視ならｄＢユーロでいいと思います。

書込番号：5947662

[Percival]

からたろうさん
早速のレス大変参考になりました。
微妙で大きな違いご教授有り難うございます。
さて、そこで質問です。
同一サイズの場合、LIや速度記号の違いが乗心地にどの様な影響があるのでしょうか？
タイヤ全体の剛性やサイドウォールの強度が微妙に異なるはずですので、その違いがどの程度影響を与えるのか具体的にお教え下さると幸いです。

書込番号：5951123

[からたろう]

一般論でのお問い合わせですのであくまで一般論でしかお答えできません。

もちろん速度記号がハイスピード側になれば構造面等での強化が必要となり、乗り心地は硬めになります。

Ｌｉは上がれば、同様に硬くなりますが、規格が変更になり、数値上あがっているだけのものもあり、明らかなエクストラロード仕様でない限り、変わらない場合もあります。（メーカーが元々マージンを持っていて、Ｌｉ規格が変わっても何も仕様変更しないこともあるらしい）

カタログ等のデータから諸所読み取ろうとする姿勢は感服しますが、それでだけでないケースもあります。

意地悪な特殊なケースを上げますと
同じ235/45Ｒ17でも

アドバンスポーツＶ103　　　　235/45ＺＲ17　97Ｙ
ｄＢユーロ　　　　　　　　　235/45Ｒ17　93Ｗ
アドバンＡ０４８（ハード）　235/45Ｒ17　93Ｗ
　　〃　　　　　（ソフト）　235/45ＺＲ17

となり、この中で一番乗り心地で硬く感じるのはセミレースタイヤのＡ０４８でしょうね。謎かけ的になりますがコンパウンドでソフトとハードで表示が違うのは何故でしょう（笑）
ここで理由を書くと長くなるので避けますが・・・
まあ一般論としてはＶ103とユーロではＹレンジ＞Ｗレンジ、97＞93でＶ103が硬く感じるでしょうね。
Ｙは300ｋｍ/Ｈ、Ｗは270ｋｍ/Ｈ、Ｚは240ｋｍ/Ｈ以上という情報を補足しておきます。

書込番号：5951368

[Percival]

からたろうさん

レスが遅くなり申し訳ありません。
参考になりました。

タイヤ選びは至難を極めますね。
メーカーのアピールはあくまでも感覚的なもので、カタログの表現もウイスキーのCMコピーに近いものがあって、消費者側が思い込みを持って捉えると大変な判断ミスをしそうです。

結果、マイカーに履かせて自分で評価するしかないような気がします。
次から次へと履き比べる訳にはいきませんし、悩みは深くなるばかりです。

書込番号：5980885