スマートフォン・携帯電話 > ZTE > Blade V7Max SIMフリー
この機種のバッテリーですが、Battery Mixアプリで確認すると
最大充電電圧が4.4Vもあります。
一般的には、リチウムイオンバッテリーの電圧は3.0から4.2V程度の
範囲で使うとされていますので、ちょっと無理のかかる設計だと
思いました。
またリチウムイオンバッテリーには、以下のような特徴があります。
@ 満充電状態で保管すると寿命劣化する。
A 高温環境下で保管すると寿命劣化する。
ひとむかし前のノートパソコンは、ずっとACアダプタにつないだまま
使っていると、いざモバイルで使おうとした時に、8時間使えるはずが
30分くらいでバッテリ切れになったなんて話もありました。
常に満充電状態で使っていたので、バッテリが寿命を迎えていたと
いうわけです。
最近は、少し手前(80から90%程度)をフル充電として扱い、そこで
充電停止するようになったので寿命が劇的に改善しました。
(ECOモードと称して、設定でON/OFFできるものもあるようです)
スマホは製品サイクルが短いこともあってか、寿命なんて関係ないと
ばかりに最大充電する製品が多い(というかそれしかない)ようです。
個人的には極力長く使いたいですし、この機種はバッテリー交換は
できなさそうな形なので困っていました。
と前置きが長くなりましたが、OSMAという怪しげな会社から販売
されているECO充電ケーブルというものがあります。
たぶん充電電流で判定しているんだと思いますが、80から90%程度で
充電を自動停止してくれるという画期的な充電ケーブルです。
(充電ケーブルの末端部に制御回路が埋め込まれてます)
何が怪しげかというと、使えるスマホと使えないスマホがあるのです。
しかも動作確認リストを公開していません。
購入してパッケージを開封すると、内側に小さく「対応機種以外では
使えない」っぽいことを書いてます(笑)。
まぁスマホは機種によって充電電流曲線も違いますから、使えない
機種があっても不思議ではないのですが、それをこっそり書いてる
という会社の性質が怪しすぎです。
この充電ケーブルはmicroUSBコネクタですが、ANKER社のType-C
変換コネクタ経由でBlade V7 Maxを充電してみたところ、
きっかり85%で充電停止しましたので使えます。
しかもそこで勝手に止まるので、つなぎっぱなしでも問題なしです。
2A対応の普通のUSB充電器を使い、充電電流は1.2Aくらいだったので
充電時間は少し長くなります。
(付属のType-Cケーブルでは1.8Aくらいでした)
ちなみにfreetelのpriori2(3G)でも試しましたが、そちらは
100%まで充電されてしまいました。
興味がある方はAmazonでも売ってますので試してみてはどうかと。
型番は(UC-ECO100W)です。
最後のWは白色ケーブルで、Kの黒色ケーブルもあります。
100は長さで100cmです。他に20cmと50cmがあるようです。
なお、試したのは普通の(5V2A出力)充電器だけです。
最近はVoltage Boostと称して出力電圧を微妙に高くするものが
ありますが、そういうのだと結果が変わるかもしれません。
(ちなみにZTEの付属充電器も5.25Vくらいまで上げてました)
以上、ご参考まで。
書込番号:20570607
2点
>何が怪しげかというと、使えるスマホと使えないスマホがあるのです。
>しかも動作確認リストを公開していません。
推測ですが、トリクル充電に対応しているか、していないかの違いではないかと思います。
本機は対応しているので、トリクル充電が始まる時点で止まるのだと思います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000020169/SortID=20272200/#20275722
本機はトリクル充電にも対応していましたし、100%になっての過充電もありませんので、昔のスマホのような問題はないとは思います。
書込番号:20570843
1点
> 推測ですが、トリクル充電に対応しているか、していないかの
> 違いではないかと思います。
> 本機は対応しているので、トリクル充電が始まる時点で止まるの
> だと思います。
トリクル充電は満充電以降の、過充電防止の補充電ですよね。
過充電は私も心配していません。
Battery Mixの記録を見ると、同じ100%でも充電完了後は
じりじりと電圧が下がっていく様子を確認できますから、確実に
充電は停止しています。
ところで急に話が変わるようですが、このエコ充電ケーブルに
関して追加報告があります。
スクリーンショットを貼ってるので予想はついてるかもですが。
充電停止後、そのままケーブルを挿しておいたら約90分後に
充電を再開しました(笑)。
その2回目の充電も途中で停止し、更に放置しておいたら
その90分後くらいに再度充電開始しました。
1回目:85%(4.32V)で充電停止
2回目:94%(4.39V)で充電停止
3回目:95%(4.37V)で充電停止
3回目で電圧下がってるのはおかしいと思うかもしれませんが、
Battery Mixがそう表示しているというだけです。
ちなみに3回目の充電直前電圧は4.38Vで、グラフ的には電圧が
上がっているように見えますが、充電完了電圧は4.37Vです。
アナログ電圧の測定ですし、ノイズなど多少の誤差はあっても
不思議ではないのかもしれません。
1回目と2回目からの充電履歴からの推測ですが、恐らく電流の
微分値(だんだん充電電流が減っていく傾き)で止めているんじゃ
ないかという気がします。
ほぼ同じくらいの充電時間で止まってますから、充電電流の
変化を捉えるのに、ある程度の電流変化が必要なんじゃないかと。
また3回目は充電直後に止まってますので、充電電流が一定値
以下になったら止めるという方式も併用しているんじゃないかと。
priori2は一気に満充電までいきましたが、改めて確認すると
最後まで充電カーブが直線的だった気がします。
普通は大電流の定電流充電で一気に大部分を充電し、そのまま
過充電すると危険なので、定電圧充電に切り替えます。
定電圧でかけている電圧以上にはならないので、バッテリ電圧の
上昇とともに電流が減っていき、時間をかけて目標電圧に達する
のが普通なんですが、priori2の場合、60%程度で傾きは一度
変化しましたが、その後は最後まで直線的でした。
もしかしたら最後まで定電流充電をしていて突然充電停止する
という(priori2の)充電方式であったために、止めるタイミングが
分からなかったのかもしれません。
まぁ分解でもしないと、実際のところは分かりません。
この充電ケーブルが想定している使い方ですが、
@ 満充電にはしたくない。
A でも長時間使い続けるので、充電ケーブルを挿しておきたい。
というようなものじゃないでしょうか。
使っているとバッテリーが減ってきますが、減ってきた頃に再度
充電を開始して、満充電にならない程度まで充電してくれる、
という感じで。
書込番号:20571156
1点
>トリクル充電は満充電以降の、過充電防止の補充電ですよね。
2つあるようですね。
私が先ほど書いたのは、満充電近くになった場合に電力量を落としていって優しく充電するもののことです。
満充電近くでロック画面を表示すると、トリクル充電中と表示される端末などもありますね。
北海道のヒグマさんが言われているのは、充電後も微弱な電力を流して、満充電を維持しようとするもののことですね。
利用されているケーブルのメーカーに確認しないと正確なことはわかりませんが、現時点では、満充電前のトリクル充電でしか、ケーブル側だけではチェックできないと思いました。
書込番号:20571234
0点
>> トリクル充電は満充電以降の、過充電防止の補充電ですよね。
>
> 2つあるようですね。
> 私が先ほど書いたのは、満充電近くになった場合に電力量を
> 落としていって優しく充電するもののことです。
なんか話がすれ違っているような気がして私もネットで調べました。
うっきーさんが言う「トリクル充電」は、私の言う「定電圧充電」と同じ
ものです。
元々の「トリクル充電」は水が滴るように自然放電分を補う微小電流を
流し続けてバッテリの満充電状態を維持するバッテリ用語でしたが、
定電圧充電を続けると電流がだんだん小さくなってくるので、それは
微小充電だから「トリクル充電だ」とアップルあたりが言い出して
スマホ業界で定着したようです。
恐らく、最大電流が大きいわりに充電時間が長いことを説明するのに、
それらしい言葉があった方が都合が良かったのでしょうね。
> 利用されているケーブルのメーカーに確認しないと正確なことは
> わかりませんが、現時点では、満充電前のトリクル充電でしか、
> ケーブル側だけではチェックできないと思いました。
これは私も同意です。
ケーブルで分かるのは電流だけですから、充電末期に充電電流が
小さくなっていくのをチェックするしかないなと私も思いました。
定電圧充電というのも、そういう方式を指すバッテリ用語です。
充電していくとバッテリ電圧が上昇していくので、それに合わせて
バッテリにかける電圧も上げていかないと一定電流になりません。
バッテリにかける電圧を、充電目標電圧に固定してしまうのが
定電圧充電です。
充電していってバッテリ電圧が上昇していくと、バッテリとの電圧差が
小さくなるので電流も小さくなっていき、目標電圧に達すると充電
電流はゼロになります。
原理的に過充電はあり得ないので、バッテリに優しい方式と言えます。
書込番号:20571429
0点
>充電していってバッテリ電圧が上昇していくと、バッテリとの電圧差が
>小さくなるので電流も小さくなっていき、目標電圧に達すると充電
>電流はゼロになります。
はい。本機は電圧は5V付近のまま特に大きな変化もなく、電流のみが小さくなっていき、最後にゼロになりました。
そういえば、本機では満充電後のトリクル充電(満充電を維持する方)は検証していませんでした。
放置した場合にどうなるかみてみようと思います。
予想としては、満充電後のトリクル充電はなく、数時間後に99%になった時点で充電が始まるかなと思っています。
書込番号:20571584
0点
複数セルバッテリーが使われているノートPCを据え置きで使用する場合は100%充電を繰り返すことになるのでバッテリーの劣化が問題になってきますが、毎日利用するスマホの場合は容量100%を維持し続けることはないので80%充電に拘る必要はないでしょう。
あと、100%付近で充電が複数回行われるケーブルはむしろ急激なバッテリーの劣化を招く恐れがあります。
なお、トリクル充電があるのはニッケル水素までです。リチウムイオンの場合は、定電流定電圧充電になりますがApple等はこれもトリクル充電と呼んでますね。
書込番号:20571591
0点
>リチウムイオンの場合は、定電流定電圧充電になりますが
少なくとも本機では、定電圧ですが、定電流ではありませんでした。
最初のリンクに記載している通り、徐々に電流が少なくなっていきました。
書込番号:20571620
0点
>予想としては、満充電後のトリクル充電はなく、数時間後に99%になった時点で充電が始まるかなと思っています。
すでに最初のリンクで検証していましたw
18時間以上、0A(安物では計測不能な微弱)のまま、100%を維持していました。
満充電後のトリクル充電は行われているようでした。
書込番号:20571641
1点
ありりん00615さん
> バッテリーの劣化が問題になってきますが、毎日利用する
> スマホの場合は容量100%を維持し続けることはないので
> 80%充電に拘る必要はないでしょう。
まぁ私も考え過ぎかなとは思うのですが、フル充電電圧が4.4V
というところが、どうしても気になります。
過去にも4.4Vなど無理に高電圧化したバッテリーで膨張破裂
事故などがあった経緯から、今では4.3V以上のバッテリーは
推奨されていないものと思っていたのですが。
私としては100%にしたくないというより、4.2V以上にしたくない
という思いのほうが強いです。
> あと、100%付近で充電が複数回行われるケーブルはむしろ
> 急激なバッテリーの劣化を招く恐れがあります。
それは確かにそうですが、たぶん本来やりたいことは、80%より
下の領域で、放電したら充電するということなんだと思います。
90分程度の時間を空ければ、バッテリは激しく消耗していて
充電したい状態になっているという想定なのでしょう。
充放電の繰り返しは充放電サイクル数を消費してしまいますが、
100%近くの領域でなければ、どうせやることですから。
この充電ケーブル設計も、あと1歩足りない感じがします。
例えば最初に充電停止した時の電流を覚えておいて、90分後に
短時間だけ充電してみて、電流が増えているようなら充電を開始
するとか、もう少しやりようがありそうなものですが。
うっきーさん
> 少なくとも本機では、定電圧ですが、定電流ではありません
> でした。 最初のリンクに記載している通り、徐々に電流が
> 少なくなっていきました。
バッテリーに大きな電流を流そうとすると、バッテリ電圧よりも
十分に大きな電圧が必要になります。
バッテリーが例えば3V程度まで放電している状態なら、USBの
5Vとの間に2Vの電圧差がありますが、だんだん充電してきて
バッテリー電圧が4V以上とかなってくると、電圧差が1V以下に
なってきて、定電流で流したくても流せないという、設計上の
事情があります。
それでも、結構広い範囲で1.8Aくらい流れてましたよね。
リチウムイオンバッテリーの場合、1C(容量3000mAhだと3A)
まで充電電流を流せると言われていますが、あまり限界まで
攻めると寿命にも影響するため、6割から7割くらいで使う
ことが多いそうです。
この機種だと6割で1.8Aですから、結構いい線じゃないかと。
書込番号:20571781
0点
battery spy で充放電量のlogが取れます
充電電流を測定できるアプリもあるのでplayストアで入手してください
battery spyはアンペア表示ではありません
書込番号:20571784
0点
> すでに最初のリンクで検証していましたw
> 18時間以上、0A(安物では計測不能な微弱)のまま、
> 100%を維持していました。
> 満充電後のトリクル充電は行われているようでした。
これですが、4.30V以上は全て100%表示で、上限は4.40V
ですから微妙なんですよね。(^^;
たぶんケーブル接続中は、スマホの消費電力はケーブルから
とると思うので、バッテリは放電する必要もなく、あまり気にする
必要はないと思いますが。
書込番号:20571822
0点
>たぶんケーブル接続中は、スマホの消費電力はケーブルから
>とると思うので、バッテリは放電する必要もなく、あまり気にする
>必要はないと思いますが。
このあたりはメーカーごと、もしくは端末ごとに違うかもしれませんね。
ZenFone GoはGPSをONにしてバッテリー消費を早めると、本体の電力を消費しているようで、
トリクル充電もなく、99%になる都度、充電を再開していました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000018511/SortID=19990387/#19992281
個人的には、一度満充電になったら、指し直すまでは、何もして欲しくないところではありますが。
トリクル充電もして欲しくない。
充電がおわったら、そっとしておいてほしいですw
書込番号:20571923
0点
> 充電電流を測定できるアプリもあるのでplayストアで入手
> してください
充電電流測定アプリですか。
本機のような普通のスマホならUSBケーブルの電流を測るのが
手っ取り早いですが、Quick ChargeやUSB PDのような高電圧
充電規格のスマホを持ってたら試してみたいですね。
電圧変換して大電流を作ってるはずですから、いったいどれだけ
バッテリを虐めているのか興味があります(笑)。
> ZenFone GoはGPSをONにしてバッテリー消費を早めると、
> 本体の電力を消費しているようで、トリクル充電もなく、
> 99%になる都度、充電を再開していました。
えぇ!? すぐそこのケーブルに5V電源が来てるのに!?
わざわざバッテリから放電させる意味が謎です。
うーむ、やはり各社ともバッテリ寿命は軽視の姿勢ですか。
ソニータイマーじゃないですが、壊れてくれないと買い替え
需要も出てきませんから。
Android端末は、今となっては購入時から性能が落ちない
唯一のジャンルなので、もう少し頑張って欲しいものです。
書込番号:20572000
0点
スマホやタブレットの殆どは、AC電源に切り替えるという機能を持っていません。
USB-Type Cは十分な給電能力があるので対応する機器も出てくるかもしれませんが、結局コスト次第でしょう。
書込番号:20572053
0点
あーなるほど、給電ケーブルと言ってもUSBですから、最悪
500mA未満の供給能力も想定しないといけないので、
両側から給電できないといけないんですね。
うーん、コストですか。
どうせバッテリだって直接使うには電圧が高すぎるでしょうし、
絶対電圧変換回路がありますよね。
つまり電圧は高ければ何でも良いわけで、それならUSBと
バッテリの両側からダイオードでつなげば良いような?
・・・て無理ですね。電圧的にダイオードの電圧降下が無視
できないし、結構複雑な回路になりそうです。
安物UPSみたいにリレースイッチで切り替えとかやると
瞬断でCPU暴走しそうですね。
すいません、無謀な夢でした。
書込番号:20572131
0点
>えぇ!? すぐそこのケーブルに5V電源が来てるのに!?
>わざわざバッテリから放電させる意味が謎です。
いえいえ、満充電になった後には、充電して欲しくないというだけで、電源はケーブルから使ってくれるなら、使って欲しいです。
充電に関してのみ、そっとしておいてほしいということでした。
わかりにくかったかもしれませんね。すみません。
書込番号:20572154
0点
いえいえ、勘違いというより私の素直な感想でした。
充電に関しては、なかなか希望通りにはいかないものですね。
書込番号:20572235
0点
>充電電流を測定できるアプリもあるのでplayストアで入手してください
>battery spyはアンペア表示ではありません
3C Battery Monitor Widgetが、mAとmVが見れて、よさそうでした。
https://play.google.com/store/apps/details?id=ccc71.bmw
書込番号:20572311
0点
残念な報告です。
ECO充電ケーブルですが、今日、バッテリー残量57%くらいから
このケーブルで充電したところ、途中で充電を止めてはくれたの
ですが、95%までいってしまいました。
どうも動作が不安定な感じです。
結局、今はAccuBatteryというアプリを入れています。
バッテリーの充放電電流がリアルタイムで分かるというものですが、
あらかじめ設定しておけば、設定%まで充電するとアラーム音を
鳴らしてくれるので、それで充電ケーブルを引っこ抜いてます。
残念なのは、バッテリの設計容量をZTE製の他機種と誤認して
1000mAhと認識してしまうので手動修正が必要なのと、
アプリのバッテリ消費量ランキングを表示してくれますが
このアプリ自身が上位にランキングされていることです(笑)!
書込番号:20574648
1点
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