Z fc ボディ
- フィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」(1982年発売)の要素を取り込み、カメラを持つ楽しみにもこだわったAPS-Cサイズのミラーレスカメラ。
- ボディ上面にはシャッタースピード、露出補正、ISO感度の3つのダイヤルと絞り表示のパネルを設置。撮影モード「AUTO」時の露出補正が可能。
- 人物やペットの瞳にピントを合わせる「瞳AF」「動物AF」を搭載。カメラとスマートデバイスをシームレスにつなげるアプリ「SnapBridge」に対応。
押入れの整理をした際にまだ独身だった30年数年前に購入して数回使ったのみでしまい忘れていたケンコーのSpacia 100Cという天体望遠鏡が出てきたので、光学系のテストと調整を兼ねてZfcで月を撮ってみました。この望遠鏡は球面鏡を使ったカセグレン式の反射望遠鏡に補正レンズを組み合わせたカタディオプトリック式の望遠鏡で、口径10cm、焦点距離800mmでF8相当です。
昔の天体望遠鏡は屈折式はフローライトアポクロマートでない限り、セミアポクロマートであっても眼視で使う分にはいいのですが、色収差補正が眼視用に合わせてあるので、今のデジタルカメラで使うと青ハロがかなり目立ちます(肉眼だと青から紫の色収差は感じにくいので、青から紫の色収差補正はほどほどにして赤と緑の色収差を徹底的になくす方向に振っているから)。一方、反社式系統は色収差がないかカタディオプトリック式で補正レンズが入っていてもほぼ無視できるレベルなので、今のデジタルカメラでもこの弱点がないので、元の精度が良ければそれなりに映るはずなので、写真用には近い焦点距離のReflex Nikkorもあるので使わないと思いましたが、実力を試す意味で試写しました。この望遠鏡自体は1.2Kg程度の重量で非常に軽量で天体望遠鏡用の経緯台に載せなくても、マンフロットのギヤ雲台で十分運用可能です。昔買ったカメラアダプターがあったはずですが見つからなかったので、今のカメラアダプターが付くように、接眼部にアダプターリングをつけ、色収差が酷く視野も狭く素通しの筒よりは倍率があるだけのレベルのファインダーは、サイトロンの成立ファインダーに換装しました。
撮影結果ですが、思いのほかよく、Reflex Nikkor 1000mm F11に負けない写りでした。800mmという焦点距離なのでZfcのAPS-Cのフォーマットでも月は少し小さい位なので、これまた骨董品のAi Nikkor時代のNikonの1.4倍テレコンバーターのTC-14Aを装着しても撮ってみました。驚いたことにこのTC-14Aとの相性が抜群に良くて、画質が劣化するどころか、800mmの直接焦点よりも寧ろややシャープに写りました。昔の国産品の光学系はちゃんと作られていれば、お手軽品であっても実力は侮れないという感じです。
書込番号:26076332
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