デジタル一眼カメラ > CANON > EOS 5D Mark II ボディ
以前にも別スレで書かせていただきましたが、
この件に関しては有効なお話が伺えませんでしたので
再度お聞きしたく思います。
PLフィルターで彩度を強調することと、
カメラの設定で彩度を上げるのって何か違いがあるものなのでしょうか?
それともPLフィルターは空の青と木のような緑だけを強調するものなのでしょうか?
PLの、ガラスなどの映り込みを消すという機能はとりあえず置いといて、の話です。
もし違いがないとしたら、PLフィルターというのは主に
フィルムカメラ時代の産物であって、
デジタルカメラではデジタル処理で彩度を上げられるから、
SSを落としたい、反射を取りたい、という意図が無く、
単に空と木の緑を青くしたいだけならカメラの設定で彩度を上げれば十分、
ということになるのでしょうか?
話はそれて、フィルムカメラ時代の産物、ということで言うと、
ストロボ撮影時の露出計もそうなんではないかと思ってます。
(カメラの露出計ではなく)
デジタルならば、絞り、SSを経験上のだいたいの値に合わせて撮ってみて、
暗ければもうちょっと微調整・・みたいなことができますからね。
フィルムはモニター確認できないから露出計ではかっているのかなと・・。
書込番号:12071889
1点
> PLフィルターで彩度を強調することと、
> カメラの設定で彩度を上げるのって何か違いがあるものなのでしょうか?
光学(アナログ)対応と画像生成(デジタル)対応の違いです(個人的には完全に別物と認識しています)。またカメラの設定で彩度を上げるのと、撮影後レタッチソフトでマスクを掛けて彩度を調整する方法があります。
PL対応と撮影後レタッチソフトでマスクを掛けて対応というのは、アナログとデジタルの差はありますが、状況をファインダーもしくはモニターで確認しながら調整するという共通点があります。これに対し、カメラの設定で対応というのはカメラまかせの出たとこ勝負です。
そのくらいの違いはあると思いますが、
それが問題になるかならないかは人それぞれですので、
> 単に空と木の緑を青くしたいだけならカメラの設定で彩度を上げれば十分、
は、撮影者の要求度合いによって異なってくるでしょう。
> PLフィルターというのは主にフィルムカメラ時代の産物であって、
私はフィルム歴はないですが、
PLフィルターは光をコントロールする上で使用する道具であって、フィルムカメラを使用するため必要だった代物とは思っていません。
書込番号:12071928
6点
基本は彩度じゃなくコントラストですね。空気中で乱反射して下がってしまうコントラストを、カメラに向いている光だけを取り出して記録させるのがPL(偏光)フィルタの役目ですから。
デジタル処理でいうトコロの、シャドウ補正・ハイライト補正の逆の作用をさせます。
デジタル現像・画像処理だと、トーンカーブで調整していくのが最初。トーンカーブで補正しきれない&し過ぎてバランスの狂った部分を調整する時に彩度でフォローさせますが、基本的には追い込めるだけトーンカーブで追い込んでいくのがセオリーでしょう。
書込番号:12071933
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6点
プロによってですがJPEG撮って出しでレタッチを極力抑えるやりかたもありますからね
結局レタッチはフィルム時代ならばカメラマンの仕事ではなかった部分なのに
カメラマンがやる場合も多くなってしまった
そうすると労働時間が増えるので時給換算すると安くなる
なので撮影時に出来ることはなるべく終わらせておこうって考え方
PLフィルターだけで狙った効果が得られるのがわかっているなら
撮るときに使ってしまったほうがレタッチする手間がはぶけます(笑)
WBをしっかりとって撮影しておくのも同じ理由ですよね
書込番号:12071936
4点
屋根や葉の光が反射する部分だけを抑えてコントラストを上げてくれるので、これを後からデジタル補正処理やレタッチするのは大変そうなのでその点では便利です。
でも特に近景の木々の緑などは輝きがなくなるというか目でみたのと違った感じになるので、被写体を選んで使っています。
書込番号:12072002
4点
偏光フィルターは何もコントラストを上げる為だけに存在しているのではありません
任務は撮影に不要な偏光をカットする為のものです
余分な偏光をカットすることにより、結果的にコントラストを強めることもできますし、表面反射も抑えることもできます
PLを使うと風景の木々の葉っぱなどがテカッテいるのを抑えたりすることもでき、より鮮明な写真を撮ることもできます
またガラス越しに撮影した場合はガラス表面の余計な反射を取り除いての撮影も可能ですし、水面化の鯉などを撮影する時もガラス越しと同様にPLを使った時と使わない時では写り方に差がでます
これらはPCでの後処理ではどうにもならないことです。
なのでデジタル時代になっても偏光フィルターは不要にはならないです
書込番号:12072016
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26点
彩度を上げるということは、RGBのどれかの値は上がるので部分的な増感になります。
そのため、ノイズは増えるはずです。
PLフィルターを使って偏光を除去して、純度の高い光を記録した方がよりノイズの少ない
美しい画像になります。
周辺光量の低下の修正も同じですね。周辺を増感しているのでノイズが増えます。
書込番号:12072050
1点
おはようございます。
物に光(例えば太陽光)が当たって初めてその物体が見えるんですが、それとは別に、その光による反射成分も無視できません。
椿の葉っぱなどの表面がツルツルつやつやした物だと、せっかく見えているはずの葉の濃い緑色が光の反射によってほとんどわからなくなることもあります。
PLフィルタはその反射成分を取り除くことを目的としたフィルタであり、決して『色を派手にする』目的で使う物ではありません(それだけを目的にして付けっ放しの人が多いですが:笑)。
ファインダーを覗きながら枠を回してクッキリ見えたその位置が反射成分を軽減できている状態になりますが、その位置(ガラス面の角度)はその被写体の色がハッキリ前に出てきたというだけで、色彩が強調された訳ではありませんよね。
気温の高い夏に遠景を見ても霞んでボンヤリしか見えなかったのが、秋から冬にかけてだと湿度が下がって空気中の水蒸気が減り、遠くにあるはずの山々が近寄ってきたのかと錯覚するほどクッキリ見えるのも似たような理屈ですが、それはただクッキリ見えるというだけの話であって、木々の緑が減って一面ススキの原なのに色彩が鮮やかに見えるはずがありませんよね。
なので、フィルターで邪魔なものをカットして被写体をもっとはっきり出そうというのと、カメラ内やPCの後処理で派手派手にしてより強く印象づけようというのとは、そのプロセスも目的も大きく違います。
ただ、実際にPLを使った作例ではとにかく派手な色見の写真が多いのも事実です。
特に空が大きく写り込んだカットでその傾向が顕著で、「うわ、スンゴい派手!」とは思いますが、同時に「こんな現実離れした毒々しい空は無いだろ」とも思います(笑)。
なので、空が全く画面内に入らないカットでPLを使うと、その効果のほど・どんな場面で使うと効果的かがよくわかるはずですので、一度お試しあれ。
ただし、太陽の位置(=レンズを向ける方向)によってカットできる範囲が変わってきますので、カット度合いは適宜ご自分で探りながらどうぞ。
いつでもどこでも何でもかんでも全カットすりゃいいってものではありませんが、被写体によってはホドホドに反射しているほうがリアルに見えることが多いですね。
それからPLとC-PLがありますが、いつもマニュアルフォーカスで撮る・露出もカメラ内のメータは使わない場合は、高価なC-PLである必要はありません。
書込番号:12072208
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2点
じじかめさんナイス。
そう、それです(笑)。
追伸ですが、PLフィルタを販売しているどこかのメーカーは『色彩強調フィルタ』とパッケージに謳っています。
あれおかしいですよね。
結果的にそんな写真が生まれるかもしれませんが、もしそれ目的でPLを装着して撮るのなら、使い方がちょっと的外れです。
書込番号:12072229
0点
写真家の相原さんが偏光フィルターについてブログで述べられてます。
http://aiharap.exblog.jp/14709407/
カメラ&フィルムメーカーさんの広告の撮影では偏光フィルターは禁止、だそうです。
相原さんは普段の撮影においても「使わなければ使わないほうがよい」という意見のようですね。
書込番号:12072368
1点
よよへいさん
PLフィルターは、既にコメントがある通り、光線の一部をカットするものです。
例をつけましたが、建物のガラスに映っている景色を消したりできます。
水中の魚を撮影する際にはとても効果的な場合があります。
乱反射って白っぽく見えますから、PLフィルターで一部の光をカットすることで、結果として彩度が上がることはあります。
例でつけた物も、右の写真の方が建物の色が濃いようにみることができませんか?
特定の光(厳密には特定の波の向きの光)をカット、それ以外を通過、なので撮影後のデジタル処理では真似できない場合もあります。空の色の調整だけなら撮影後のデジタル処理でも可能だと思います。
書込番号:12072546
3点
光学的に彩度を上げる手段はありません。(光路に何かを挿入するば必ず劣化方向に向かう)
偏光フィルターは文字通り見た目に都合の良いように偏光を取るだけです。
カメラ内蔵の調整機構は、青空の部分だけ彩度を上げるというような選択的な調整が出来ないこともありますが、スースエさんの作例にもあるように偏光フィルターとは全くの別物です。
もっとも所詮趣味、または写真=ゲイジツとするなら、何をどう使おうと個人の自由なのでは。
書込番号:12073306
1点
皆さんが言うように、PLフィルタに彩度を上げる効果はなく、反射を抑える事で”彩度が残る”部分が増え、
結果として「彩度が上がったように見える」だけです。
例えば、木々の葉の部分がテカっている部分は白い反射光しか写っていないため、後処理で
いくら彩度を上げても、白いままで本来の地色は表現されません。しかしPLフィルタを使う事で
反射光をカットし本来の地色を写し取ることができます。
空の場合は彩度が上がると言うよりも、偏光する事で光量が減り露出アンダーになるので
青が強調されるだけ。
スレ主さんのいう「カメラの設定で彩度を上げれば十分」な状況ならそれは単に「PLが必要のない状況」。
「PLが必要な状況」=「後処理では対応できない状況」という事ではないでしょうか?
「反射光のカット」という意図なくしてPLフィルタの要不要を論じるのは??と思います。
書込番号:12073490
3点
写真家の相原さんの「カメラ&フィルムメーカーさんの広告」は、
まあ、普通に使っちゃダメでしょうね。
PLフィルターのパッケージ写真やカタログの作例写真は使うかもしれませんが...
フォトコンテストで厳格に加工禁止となっている場合だと、
後で修正は出来ませんから、その効果を出したければ光学的に行う必要があります。
レタッチソフトなどのコントラスト修正とかはヒストグラムでわかりますね。
RAWで撮って調整なら認められる場合もありますが、限度はあります。
写真は、だいぶ前にWeb素材ページ用に撮った物ですが、
PLフィルタ使用のレタッチなしで、見た目に近いのは2番目、フィルタなしは3番目。
書込番号:12073518
2点
よよへい様
PLフィルターについては大体皆様が書かれておられる事が正解で、乱反射を後からは削除や修正出来ないため今も現役です。
しかし、しかし、露出計は何とも言えません。
私は現在使用するときはコマーシャルで大判使用(フィルム)の時、時間の無い集合写真(デジタル645)やあとはデジタル一眼の物撮りに限られてきました。
本当にデジタルではいらなくなるのかも、と思ったりします。
露出計で測っても、デジタルなら飛ばないで1段以上上げても耐えるものもあります。
適正露出というものがありますが、適正よりも飛ぶギリギリで撮影することもあり、非常に最近は出番が少なくなりました。
スレ主様がおっしゃるように、もしかしたら将来無くなるのかも・・・、と真剣に考えます。
物撮りならハイライトと、ダークの差を先に計測しておいて自分の思ったような陰影を付けますが、それでも最近はデジタルで撮影してモニターで確認して・・、というプロフェッショナルカメラマンも増えました。暗ければストロボの光量上げてとか、まぁ簡単になったという事で、PLは普通に使用しますが、これは産物かもしれません。
書込番号:12073959
1点
露出計について
露出計が無くなることはないでしょう。
それは、スタジオなどのライティングでは、多灯の光源を使うので、そのバランスを取るためには、露出計は絶対に必要だからです。
また、同じようにカラーメーターも、それぞれの光源の色温度を揃えるために必要です。
自然光や一灯ライテイングでしか撮らない人には、露出計もカラーメーターも必要ないかもしれませんね。
書込番号:12074497
0点
皆様ありがたいお教え、非常にありがとうございます!
ちょっと今時間がないので、また後ほどちゃんとした感想、
お礼のコメントを書かせていただきます!
書込番号:12074671
1点
[12073306] ソニータムロンコニカミノルタさん曰く:
> 光学的に彩度を上げる手段はありません。(光路に何かを挿入するば必ず劣化方向に向かう)
フッ化アルミやフッ化マグネシウム等のレンズガラスと屈折率の異なる材質を、光の波長に合わせた厚みの干渉薄膜として光路に挿入すると、光の反射を押さえ、結果として彩度を上げられるらしいです (^^;
書込番号:12094646
0点
遅くなりましたが、みなさま多数のコメントありがとうございました!
CPLは彩度を上げるのではなく、余分な光をカットすることで、
結果的に彩度が上がったように見える、
ということだったんですね!
たしかにそれなら光学的処理なのでデジタルもフィルムも関係ありませんね(^^)
大変勉強になりました!
書込番号:12128656
1点
>CPLは彩度を上げるのではなく、余分な光をカットすることで、
結果的に彩度が上がったように見える
ああ、ここは理解している上でのスレ立てかと思ってました(笑)
しかし、ショーウィンドーの写り込みを消すためだけに欲しくなることがよくあります(笑)
(*´ω`)
書込番号:12129466
0点
う〜ん・・・発色(彩度)と濃淡(明度)の違いが理解ってないのでは。。。
PLを使っても、「クッキリ(色濃く)」とするだけで「鮮やか」になってる訳じゃないよ?PLを使ったら飽和したなら、それは使わなくても飽和してる。ただ、飽和がクッキリとするまでの濃度が無く沈んで見えてる(記録されてる)だけ。
PLと似たような効果を画像処理で得ようとしてトーンカーブを起こした時に、その飽和していてそう見えなかった部分が目立ってきた時に、彩度を調節して飽和させないようにする事はある。もちろん、彩度で調節を入れる前に、飽和しているチャンネルのトーンカーブを別個に調整して彩度を変えないようにするという作業をしてから。
NikonのNC-NXだとLCHエディタで比較的ボーダーレスに作業はできるけど、DPPってできたっけ?PSやシルキーにもこの機能(LCHエディタとトーンカーブの共存)は無かったように思うんだけど。。。
書込番号:12129915
0点
メーカーの説明文句も紛らわしいからいけないですね。
PLにしか出来ないことがあるわけですから。
目的に応じ、好きに選択するればいいだけの話です。
書込番号:12130278
0点
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