『レンズの仕様？ 不具合？』のクチコミ掲示板

[NFM]

ＡＩ−Ｓ１８０　Ｆ2.8(数秒）	ＡＩ−Ｓ１８０　Ｆ2.8(数分）	ＡＩ−Ｓ１８０　Ｆ2.8(コンポジット）	Ｄ７００+ＶＲ７０−２００Ｇ�U

天体写真を趣味にし始めました。写真はＤ７００+ＶＲ７０−２００Ｇ�U　天体用改造Ｄ３１００+ＥＤ ＡＩ−Ｓ１８０　Ｆ2.8(数秒　数分　コンポジット）です。Ｄ３１００+ＥＤ ＡＩ−Ｓ１８０の星像がおかしくはありませんか？数秒の物を拡大するとブレているように見え、数分・コンポジットの方はふたつに割れたようになっています。Ｄ７００+ＶＲ７０−２００Ｇ�Uはそのようになりません。これはＥＤ ＡＩ−Ｓ１８０の仕様なのか不具合なのか？仕様であればＡＦ１８０Ｆ２．８の購入を考えていますので、おわかりになる方がいらっしゃいましたら是非ともお教えください。

書込番号：14467874

[takuron.n]

輝星が同心円状に二つに割れているように見えるのはレンズを押さえている留め金による圧迫が原因です。

全く無くすことは難しく、高価な撮影用屈折望遠鏡でもはっきり出ます。

どの程度出るかは機種によっても個体によってもある程度違いはありますが、カメラレンズの場合ある程度絞ることによって絞り環による光芒を出すことでごまかすことは出来ます。

これはレンズの仕様といえますので、どうしても嫌であれば他のレンズを探すしかありません。

星像がダルマのようになっているのは1枚画像ですか？

画像全体に同じ方向にずれているように見えますので、1枚画像ならガイドミス、複数枚のコンポジットものならコンポジットズレ、どちらかによって機材やソフトの操作をもう一度チェックされると分かると思います。

書込番号：14467989

[NFM]

takuron.nさん
返信、ありがとうございます。コンポジット以外すべて１枚ものです。数日間、数十枚撮ったのですが、すべてこの現象です。ガイドミスは考えずらいので、ご指摘の仕様ですかね？

書込番号：14468050

[takuron.n]

なるほど、3枚目だけがコンポジットで後は全部1枚ものということですね。

一番左1枚目はどう見てもガイドエラーと思われます。

まれに光軸ズレでこういうこともあるのかもしれませんが、だとするとこれは不良品レベルのズレで、Nikonのレンズでここまで酷い光軸ズレがあるのかなと疑問に思いますが、原因は一つ一つ切り分けていかないと問題解決にならないので、一度サービスで見てもらうのが確実かと思います。

レンズの性能そのものはAPS-Cということもあって画面全体に均一で非常に優れたレンズと思います。

レンズが大丈夫でガイドエラーとすると、厳密には赤経方向のズレではないので赤道儀のピリオディックモーション由来や、EXIFが正確なら南中越えによるバランスの変化ということもないので、、どこかの何かの接続が緩んでいるとか、あるいはその日ずっと強い風が吹いていたとか、システムによっては横を人が歩いただけでも星が飛び、そういうことはどんなに気をつけているつもりでもままあります。

レンズの仕様が原因なのは2〜4枚目の輝星が二つに割れているように見えているものだけです。

中間星がダルマのようになっているのはこれとは関係なく、可能性として大きいのはガイドエラー、可能性の小さいのはレンズの光軸ズレです。

そのほか、2〜3枚目で輝星にゴーストが発生しているのは改造カメラの仕様ですし、4枚目で周辺像がコマ収差で三角になっているのはさすがフルサイズでは70-200F2.8といえども解放では仕方ないところでしょうか。

ガイド撮影は長焦点になればなるほどどんな些細なことも問題として顕在化してしまいます。

買って組み上げれば完全に使えるシステムなどというものはほとんど有り得ません。

その原因を究明して解決するのはそう簡単なことではなく、天体写真をやる多くに人は歩留まりの高いシステムを完成させるために多くの時間を費やしています。

気が付いてみれば些細なことなのに気が付かずに何ヶ月も悩むことも珍しくはありません。

問題がガイドエラーならレンズを買い換えても問題解決にはなりませんので、まずはレンズを見てもらい、問題無いならシステムの可動箇所の見直しを徹底する以外にありません。

どのようなシステムをお使いか分かれば可能性の高そうな場所の見当もある程度は付けられるかもしれませんが。

書込番号：14468308

[NFM]

システムは　ＥＭ−１０　プレート　スリックＳＢＨー５５０　カメラ　でした。『レンズの締め付け』というお言葉で思い当たるがありました。添付の写真は以前、ＥＤ１８０　ビクセンの古いポラリス型赤道儀　Ｓ５プロ　で撮ったものです。ふたつ割れがありません。構図の決めにくさで今回オリオンを撮影する際に自作で回転装置を作り、レンズ鏡筒を締め付けていました。それが原因か？と、貴殿のお言葉で気づきました。今度の休みに自作回転装置を付けずに撮影してみます。結果は後ほどご報告させていただきます。ご教授ありがとうございました。グットアンサーも後ほどお付けします。　　

書込番号：14472595

[NFM]

添付できていませんでした。失礼いたしました。

書込番号：14472615

[takuron.n]

わし座の暗黒帯とはこれまた通な場所を撮影されてますね〜

これは相当なキャリアとお見受けし、私の書いたことなど釈迦に説法だったかもしれず、失礼しました。

その上自作のレボルビング装置とはますます恐れ入りました。

しかし、その固定部分がレンズ鏡胴となると確かにいかがなものでしょうか。

ねじなどで部分的に圧力の違う止め方になった場合、輝星に出ている二つに割れたような星像もですし、程度によっては光軸自体にも悪影響が出て中間星のダルマ状態もそれが悪影響を及ぼしている可能性さえないとはいえないですね。

まあもしそれが原因であれば解決は簡単ですが、次の機会に確認出来ると良いですね(^^ゞ

書込番号：14473689

[NFM]

Ｄ７００　２００ｍｍ　開放　魔女の横顔星雲　１枚もの	Ｓ５プロ　２００ｍｍ開放　１枚もの

takuron.nさん

ご返信、ありがとうございます。私は天体は未だまだで本を見ながら対象を探しているところ

です。Ｄ３１００の改造ボデイもＥ２００が無くなってしまってから訳が分からず使っている

だけです。ボデイの設定の仕方、赤い画像の処理の仕方などまとまっている書籍は無いかと探

しています。

ＶＲ７０−２００は、私が所有している単焦点の玉の間隙を埋める際に使いますが、中々いい

感じです。（玄人さんたちには天体にズーム？と言われてしまうかも知れませんが・・。）

また、色々と教えていただけると助かります。今後ともよろしくお願いいたします。

ここにお集まりの皆さん

このレンズから話題がそれてしまいました。天体に使った場合の画像を添付します。購入の

参考にお使いいただけたら幸甚です。フルサイズの方は、星雲が出るように写真のコントラス

トをあげてあるので周辺減光が激しく出てしまっています。ＤＸの場合は当然目立ちません

ね。

書込番号：14476829

[takuron.n]

バーナード番号の暗黒帯や魔女の横顔星雲とは通過ぎて、いったいどんな本を読んでおられるのかに興味さえ(^_^;)

私は昔天文小僧でしたが、長いブランクの後5年ほど前にデジタルで復帰したときは眼視やフィルムからのあまりの違いに勝手が全く分からず、1年くらいは毎晩のようにネットを読み漁り、検索しまくり、それを機材やソフトを買って試しまくってなんとか今に至ってます。

現在のデジタルでの教本的なものは幾つかありますが、スレ主さんの写真を拝見する限り非常に丁寧に撮っておられますので、後は撮り方というより後処理ということかと思われ、そういう面ではこの際ステライメージという天体写真に特化した処理ソフトのマニュアル本付きを買って、その本を読まれた方が効率がいいように感じます。

天体写真の撮影方法は全てマニュアル操作なので逆に難しくはなく、大事なのはピントや構図を含めて丁寧に行うことですので、そういう意味でスレ主さんはすでに十分使いこなされていると思うわけです。

改造機で撮った場合の赤カブリはたんにカラーバランスの偏りなのでダーク減算やコンポジットが終わったら最初にレベル調整などで整えればいいだけですが、撮って出しではほとんど何も写っていないように見える天体写真ではこの後処理が撮影と両輪、不可欠といっていいものですし、ここまでの元画像を撮っておられるならそのポテンシャルを最大限引き出すためにも入門用の教本よりこのような特化したものをお勧めしたい感じです。

レンズに関しては現在ではズームも馬鹿には出来ません。

販売量からいってもメーカーも短焦点よりズームに力が入っている部分もありますし、APS-Cであれば超広角域はズームレンズしか選択肢がない場合もあります。

中でも70-200のレンズはどのメーカーも力が入っていて下手な短焦点より良いものが多いので、天体写真に使っておられる方もたくさんおられると思います。

書込番号：14477736

[palosanto]

NFMさん
こんばんは、
一枚目の写真をＡＩ−Ｓ１８０　Ｆ2.8(数秒）を拡大してみると、
星像が中央、周辺とも同じようなイビツな形をしています。
星像が一番レンズの性能がわかるのですが、通常は、周辺と中央では、形が違い、中央回転
対象的な形状になると思われます。この傾向がなく、全域でイビツな形というのは、レンズの光軸がずれているとか（たとえば落下ささた場合）、ご指摘があった、回転装置による歪が原因かもしれません。想像で言っていますので、間違っていたらすみません。
失礼しました。

書込番号：14481352

[NFM]

palosantoさん

ご助言ありがとうございました。お礼が遅れ、申し訳ありません。連休に撮影してからと思っておりましたが、あいにくの天気で・・・。

他の方もありがとうございました。ここで一端、グットアンサーを付けさせていただきます。

撮影して結果が出ましたら再度ご報告いたします。

書込番号：14518055

[田主丸の紅乙女]

星を撮るためのレンズではないでしょう。　プレス御用達のただのスポーツ、ドキュメント、取材用のレンズでしょう。

書込番号：14536215

[takuron.n]

田主丸の紅乙女さん

ところがこのNikon Ai ED 180mm F2.8Sというレンズ、当時は星を撮る人の間でも話題の星撮りに向いたレンズだったんです(^。^)

星撮りのためのレンズに求められるのはあらゆる意味で無収差ですが、ガラスレンズを使う時点でそんなことは現時点ではまだ不可能です。

中でも特に星に使って残念になるのは、コマ収差や像面歪曲による周辺画質の悪化と、軸上、倍率の色収差ですが、今回の写真を拝見しても解放でこれだけ周辺画質が安定していて色収差も少ないのは現在のレンズと比較しても相当良いもので、確かにゴーストや微かな青ハロがあるといってもフィルム時代に求められたレンズ性能からすればすばらしい出来のレンズと感じます。

現在のデジタルで求められる色消し精度やコーティング技術はすでにフィルムを上回っていますが、解像度に関して言えば十分通用するものと思いますし、何より中央部と周辺部の画質差が少ないのは良いNikonレンズの特徴ですね。

おそらく一段絞ればより素晴らしい星像になると思われ、現在でも星撮りに使う人がいるのが分かる気がしています(^^ゞ

書込番号：14536261