当方、
アンプ:ONKYO TX-SA805
テレビ:ソニー 55HX850
BDレコーダー:ソニー RX50
BDプレイヤー:PS3
パナソニックのDMP-BDT330
ホームシアター:DENON 7.1ch
表題の件:
今更ながらですが・・・・現在のアンプで対応している
THX Ultra2 Cinema
Dolby D EX
Dolby Pro Logic IIx
以上のサラウンド再生方式の主な違いはなんでしょうか?
また、自分は映画しか見ませんが、映画のドルビー5.1ch、ドルビーーtrueHD, DTS-HDMAの再生時に最適なサラウンド方式はなんでしょうか?
主観になってしまうと思いますが、ご意見を聞かせてください。
書込番号:16108584
0点
ロスレスのDolby Torue HDやDTS-HD MA、Dolby DigitalやDTS音声は基本は加工無しでそのまま再生するのがいいでしょう。
5.1ch音声ならPLII等で7.1chに拡張して再生してもいいです。
書込番号:16108745 スマートフォンサイトからの書き込み
![]()
2点
自分はソニーのAVアンプを使用していますが、搭載するデコーダーはほとんど同じなので説明
させていただくと
PLII
2chの音声を5.1chまで拡張します。5.1ch以上の音声には機能しません。
PLIIx
2〜5.1chの音源をサラウンドバックを利用した7.1chまで拡張するドルビー社のデコーダーです。
AVアンプに内蔵されていて、PCM、ロッシー、ロスレス音声関係なく、7.1chまで拡張します。
(厳密にはアンプ内で変換したPCM音声に対して処理します)
サラウンドから抽出した音声を演算、処理して仮想的に音を作り出しています。
自分は5.1ch音源にこのデコーダーを使用して7.1chで映画を鑑賞しています。
Dolby Digital EX
本来、BDやDVDに収録されている6.1chの音声フォーマットです。この信号を受けたアンプは自動的
にDolby D EXデコーダーで処理しますが、アンプによってはどの音源にも使用できるEXデコーダー
が搭載されています。(ヤマハのAVアンプなど)
その場合、6.1chまで拡張します。
PLIIz
PLIIxの機能に加え、フロントハイトスピーカーを利用した2〜5.1ch音声を9.1chまで拡張する
デコーダーです。パワーアンプ数が7chのアンプではサラウンドバック、フロントハイトのどちらか
で作動させることになります。(切り替え式)
高さ方向の音場を再現するためのドルビー社最新の技術です。
DTS Neo : 6
DTS社の開発したサラウンド拡張デコーダーです。現状、7chまで拡張でき、PLIIと同様に2chの音声
に対して機能します。
各社独自のDSPモード
上記で説明したのはドルビーとDTSの開発した技術で、各社ライセンス料を払い、チップという形で
搭載さています。それ以外に各メーカーが独自に開発したリスニングモードがありまして、
ヤマハ:シネマDSP
ソニー:HD-D.C.S.
オンキョー:Theater-Dimensional
デノン:Audyssey DSX (厳密にはデノンの技術ではない)
といった様にオリジナルの音場効果があります。なかにはドルビーのPLIIxと独自のリスニングモード
を掛け合わせているAVアンプもあります。この機能に重点を置くメーカーであれば独自のモードを
設けますが、重点を置かない場合ではPLIIやDTS:Neo 6で済ませるメーカーもあります。
言ってみれば拡張する際の処理がデコーダーごとに異なりますので、音も変わってきます。
このような処理は現在のAVアンプであれば様々な音声フォーマットと組み合わせて使用できます。
BD/DVDに記録されている音声フォーマット↓
Dolby Digital (5.1ch)
Dolby Digital EX (6.1ch)
Dolby Digital Plus (7.1chまで)
Dolby True HD (7.1chまで)※ロスレス
DTS (5.1ch)
DTS-HD High Resolution Audio (7.1chまで)
DTS-HD Master Audio (7.1chまで)※ロスレス
DTS Express
DTS 96/24 (5.1ch)
DTS-ES Discrete (6.1ch)
DTS-ES Matrix (6.1ch)
地上波
MPEG-2 AAC
AVアンプには上記の音声をデコード(PCM音声に戻す)するチップがありますが、拡張とはまた
別です。
AVアンプに内蔵されている拡張用デコーダー↓
Dolby Pro Logic IIx、
Dolby Pro Logic II、
Dolby Pro Logic IIz
DTS Neo:6
DTS Neo:X
各社独自のモード
THXなど
例
Dolby Digital (2ch) + Neo:6 = 5.1ch以上で出力
DTS(5.1ch) + PLIIx = 7.1chで出力
Dolby TrueHD(5.1ch) + PLIIx = 7.1chで出力
DTS-HD Master Audio(5.1ch) + PLIIz = 9.1chで出力
Dolby Digital + THX
という様に音源によって組み合わせ方は実に様々で、機種によっては先述したように更に独自の
モードを付加する場合もあります。
音の感じ方もそれぞれでこれがイイ!いったように一つに決めるということよりも自分好みの
モードを探すことをおすすめします。
自分の場合ですと2chで収録されたライブ映像などはホール系の残響を加えるモード、5,1chの映画
であればPLIIxやソニーのHD-D.C.S.を内容によって使い分けています。
ロスレス音声に対してですが、口耳の学さんの仰る通り、そのままでもいいですし、要は好みの
問題ですね。
また、機種の処理能力によっては制限がかかり、一部の組み合わせが不可能な場合もあります。
(特に低価格機やロスレス音声では初期のモデルはストレート固定など)
書込番号:16109227
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3点
口耳の学さん,nomu-KEIさん
早速のご返信ありがとうございます。
口耳の学さん、仰るようにtrueHDやDTS-HDMAは(今やっと3Dソフトが両音声に対応できたので)原音のまま聴いてます。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/CategoryCD=2024/ViewLimit=2/#16097828
nomu-KEIさん、大変丁寧でわかりやすい説明ありがとうございます。
自分の場合、スターチャンネルのAACで録画した映画(BD)を観ることが多いです。
その場合、録画音声は5.1chドルビーデジタルなのでどのサラウンド再生が適しているかを模索していて、今まではDD-EXで視聴してました。これは間違いだったようですね。
ご指摘のように、上記のダビングしたBDをTHX Ultra2 Cinema、Dolby D EX、Dolby Pro Logic IIxを聴き比べてみました。
THX Ultra2 CinemaとDolby Pro Logic IIxではDD-EXと比較すると断然サラウンド効果が違いました・・・この数年間なにをしていたのだろうと後悔してます。m(_)m
ただ、THX Ultra2 CinemaとDolby Pro Logic IIxでは大きな違いは聞き分けられず、とりあえずTHX Ultra2 Cinemaで視聴することにしました。Dolby Pro Logic IIxとの主な違いは何なのでしょうか?
わかれば教えてください。
書込番号:16109533
0点
スターチャンネルですね。実は自分もスターチャンネルでソニーのBDレコーダーで録画、
ダビングして楽しんでます。
ソニーのレコーダーもDRモード以外だと音声は本来のAACからDolby Digital 5.1chに変換されます。
この場合の組み合わせ例ですが、
Dolby Digital (5.1ch) + DD-EX = 6.1ch
Dolby Digital (5.1ch) + PLIIx = 7.1ch
Dolby Digital (5.1ch) + THX Ultra2 = 7.1ch
となります。AACの場合でも同様に作動します。
実はDolby DigitalやDTSに適しているモードというのはありません。
そのままの生のストリームデータ(DDやDTSなど)を拡張することはできませんので先述したとおり
一旦、内部でPCMに置き換えていますので、そのPCM音声を機械的に処理しているに過ぎません。
例
Dolby DigitalをAVアンプに入力→アンプ内でPCM変換→7.1chへの拡張処理など→残響音、反射音
などの各種補正→EQやトーンコントロール処理→SP距離などの補正→D/Aコンバーター→パワー
アンプ→プリアウト端子、各スピーカー出力へ
このような感じでAVアンプはせっせと仕事をこなしていてる感じです。
Dolby Digital EXとPLIIxの違いですが、DD-EXデコーダーは6.1chまでしか拡張しません。
たとえ、サラウンドバックを2個使った場合でもスピーカーから出てくる音声はサラウンドバック間
ではステレオではなくモノラルになります。すなわち、2個のスピーカーから出てくる音声は同じ
です。私もEXより、PLIIxの方がサラウンド効果は断然上だと感じますね。
PLIIxではサラウンドバック2個から出力される音声はステレオ(左右で音が違う)です。
ステレオである方がDD-EXより後方の音の繋がり、広がりがキレイになります。
THX Ultra2 Cinemaもサラウンドバックに割り当てる音声はステレオみたいなのでPLIIxと遜色ない
音場が楽しめるということだと思います。
行なっている処理については同じですがPLIIxとTHXでは拡張、処理の段階でのプロセスは違うもの
だと思います。THX Ultra2に関しての情報が少ないのでなんとも言えませんが、拡張するだけでは
なく、音を劇場に近づける為の処理、残響音や反射音などの別の処理が付け加えてある可能性も
あります。
ソニーのHD-D.C.S.や、ヤマハのシネマDSPは拡張に加え、残響音や反射音なども加えるため、原音
に対してかなり加工を施し、原音とはかなりかけ離れた音になりますが、臨場感は相当なものです。
また、Dolby Digital EXで収録されたBDたまはDVDをそのままデコードして鑑賞してもいいんですが
PLIIxで強制的に7.1chへデコードさせたほうが臨場感的には有利だと自分は感じています。
ただ、それはオリジナルに手を加えているのであって製作者の意図を再現しているかという話に
なるとまた別問題ですが・・・
そもそもAVアンプ側で音場補正機能が働いている時点でオリジナルとは完全に違いますけどね(笑)
使用しているスピーカーもありますし、要は完全に好みの領域だと思いますよ!
書込番号:16109775
![]()
5点
nomu-KEIさん。
たびたび、丁寧な説明ありがとうございます。
よく理解できました。
今日から、私のホームシアター人生がより良く大変身すると思います。
書込番号:16109906
0点
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