レンズ > 富士フイルム > フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
新型コロナウイルス拡散防止のために、ここのところの移動自粛の動きが、航空機や車、列車の運行を激減させており、
空気がとてもきれいになっています。日中の景色なども木々の新緑が際立ってきれいに見えています。大げさではなく
60年以上生きてきて、このような鮮やかな自然の色彩は見たことがないと言えるほどの美しさです。
空の状態が素晴らしいのですが、特に夜空に関しては、自粛前までは空に頻繁に飛び交っていた夜間飛行の
航空機が一切飛んでおらず、星空の写真を撮るときは飛行の間隙を写すのが非常に難しかった星空が、いとも簡単に
撮影できるようになりました。ただし、人工衛星の軌道は写ります。
昨夜は非常に夜空の状態が良かったので、久しぶりにX-T1にXF35F1.4を付けて天の川を撮影してみました。
ハスキー3段にビクセンのポラリエを取り付けて、小型自由雲台を介して装着しました。X-T1とXF35mmの組み合わせは
非常に軽いので、このような簡易的な追尾装置でも十分に追尾できて便利です。
F1.4とF2.0、F2.8で撮影してそれぞれRAW現像後フォトショップでレベル調整をしています。ダーク減算とノイズ処理は
カメラまかせで、撮影後の調整はしていません。掲載した画像はノートリミングです。また、周辺減光の修正は全く
行っていませんので、レンズの特性が非常にわかりやすく見て取れると思います。
このレンズで星空を撮影したい方に参考にしていただくつもりで画像を掲載しております。
天体写真の撮影方法については表現の意図によって処理方法も千差万別です。
こういった処理をしなければ天体写真として失格であると言うような学術的見地で批判的な書き込みをされても
無益な議論の応酬になる事をこれまでの経験上知っておりますのでお返事できません。撮影に関するノウハウ
についての質問にはお返事できます。書き込みをされる方はそこのところをご理解いただき、楽しく有意義な
やりとりができますようご協力をお願いします。
各画像について見所を簡単に記しておきます。
F1.4 周辺部にコマフレアーが盛大に出ています。また周辺減光の範囲も広く減光の度合いも大変大きいです。
最も注目すべきは星の回りに赤や青のフリンジが」盛大に発生している点です。写真全体を見てもフリンジの
多さで全体的にマゼンタがかったおかしな画像になっています。F1.4開放での撮影は特殊な場合を除いては
お勧めできません。
F2.0 周辺部のコマフレアーと減光は改善されています。フリンジも消えて天体写真として実用域に入ってきた感じです。
中央部をトリミングして使う場合はF2.0で十分という感じがします。
F2.8 コマフレアーは完全に消失しています。周辺減光はわずかに残っています。中央部の星像はF2.0の場合とほぼ同一です。
天体撮影用として完全に実用域だと言えますが、さらに高画質を狙う場合はF4まで絞ることも必要かもしれません。
書込番号:23359146
31点
>自粛前までは空に頻繁に飛び交っていた夜間飛行の航空機が一切飛んでおらず、
当地でも、夕刻の茜空をそれとなく見渡すにつけ、以前は数機が東西から列をなして降りて来ていた航空機も、今は たまに思い出したように飛んで来る一機を認められれば良い方で、今回のコロナ禍の影響をそれからも実感しています。
それにしても、作品を拝見するにつけ、宇宙そして銀河とは物凄いものですね!
やはり、畏敬の念を抱かざるを得ません。
さて、これまで天体写真には大いに興味があり、また憧れながら、今まで一度も撮ったことがない者です。
結構な長時間撮影ですが、ここまで鮮明に撮られるには、どのような装置が必要なのでしょうか?
もしよろしければ、超初心者にもわかるようにご説明いただければ幸いです。
因みに、今稼働中のカメラは、ニコンD4S/D850/D750などです。
書込番号:23360203
4点
>tt ・・mmさん
おはようございます。これから星空写真を始めてみたいのですね。いろいろと楽しんでみてください。
さて、ご質問の撮影機材の件ですが、星像を流して写すだけなら三脚さえあればできます。追尾装置を手に入れる前に
試してみるのもいいかもしれませんね。星を点にして写すためには、星の動きに合わせて追尾する装置を三脚に
取り付ける必要があります。望遠鏡や望遠レンズを取り付けて撮影する場合は、機材が重くなりますので重い機材でも
追尾させることができる赤道儀というものが必要です。赤道儀は重くて高価な機材です。学問的な天体観測をされる場合
は必要ですが、素人が購入した場合は使いこなせずに荷が重くなることが多いと思います。私も以前使っていましたが、
デジカメが高性能になり軽量化された時点で簡易型のものに切り替えました。
私が今回使ったのはビクセンのポラリエという簡易赤道儀です。カメラとレンズ合わせて2kgまでなら同架して使えます。
お手持ちのニコンのカメラであれば、500gくらいまでのレンズを付けて作動できると思います。ポラリエ本体は小さな
弁当箱くらいの大きさです。お手持ちの三脚に取り付けて、カメラをセッティングすれば準備完了です。ポラリエは星空
だけでなく、星景写真、太陽の追尾、月の追尾など様々な追尾モードを備えているのでいろいろと楽しめる機材です。
赤道儀でもポラリエでも操作上一番重要なのが極軸あわせです。星は極軸を中心に同心円状に移動しますので、極軸を
回転の中心に合わせていないと撮影中星像がずれてしまい線に写ってしまします。正確に合わせれば合わせるほど長時間
安定して正確な追尾をすることができます。ポラリエの極軸あわせは、本体にある小さな小窓をのぞき込んで北極星を小窓の
中心に導入するだけで完了です。建物や山が邪魔になって北極星が見えない場合は、だいたいの位置をあわすだけでも
1分程度の露光であれば大丈夫です。ポラリエ本体にコンパスと傾斜計が付いていますのでそれを目安にだいたいの位置を
あわすことも可能です。
天体撮影は非常にハードルの高い撮影ですが、楽しみながら経験を積んでいくことで徐々にスキルも上がっていきますので
ぜひ挑戦されてみてください。宇宙の神秘を克明に写し取るのも面白いですが、自然の風景や町の様子などと一緒に撮影する
のも写真としての価値は高いです。固定撮影は追尾撮影に比べると非常に簡単ですが、撮影された写真の質は追尾撮影に
劣らないものが撮れます。撮影後の満足度も高いです。そういった写真を撮っている方も多いので参考にされるといいかと
思います。ネット上で各種星空写真コンテストの応募作品が掲載されることがありますので参考にしてみてください。
次の書き込みに固定撮影を含めて参考になるような写真を載せておきます。
書込番号:23360768
6点
>tt ・・mmさん
少し参考までに他の写真も載せておきます。
左はさそり座のアンタレス付近の非常に色彩の華やかな領域です。
一番難しい場所と言っていいかもしれません。こういう情景を撮影技術と画像処理で自分なりに作り出していくことも
天体写真の一つの楽しみ方です。
左から2番目は家の前の畑に月が昇ってきたところを三脚にカメラを固定して撮影したものです。広角レンズで15秒で
撮影したので星はほとんど流れて見えません。こういう撮影で露出に慣れていくといいと思います。
三番目は秋の夜空の主役、アンドロメダ大星雲です。望遠レンズを使って4分ほど露出しています。こういう写真だと
撮影者の技術が出てきます。この写真は拡大すると小さい星が流れています。機材の調整と極軸あわせがへたくそだと
ばれてしまいますね。
4番目は固定撮影で長時間露光したものです。オリンパスのライブコンポジットという撮影方法で撮ったものです。
デジカメで長時間露光すると長秒ノイズという輝点が画面に出てきます。さらにセンサー上に熱ノイズが赤く出てきて
カメラでは処理しきれなくなります。ライブコンポジットは短時間露光をつなぎ合わせて長時間露光にするもので、ノイズ
を低減しながらこういった星の軌跡を残せるので非常に便利です。
はっきり言って、アンタレスやアンドロメダは高価な機材を完璧に使いこなせばいい写真が撮れますが、素人がいくら頑張っても
天文台が撮った写真の足下にも及ばないわけで、それは前回よりもいい写真が撮れたとか、自分自身の手で宇宙の神秘を
垣間見ることができたと言う自己満足を味わう領域です。私はあまり深いりしないようにしています。深いりすれば、莫大な金と
時間をとられてしまいますので、家族からそっぽを向かれることは間違いありません。
一方、2番目と4番目のような写真は住んでいる場所や撮影者の感性によって様々な写真が生み出されますので、撮影していて
楽しく後で仕上げて満足度も高いです。固定撮影の星景写真なら、レンズの収差も気にせずに撮影できますので、ズームレンズ
なども活用して撮ることができるようになり撮影の幅が広がりますね。
お手持ちの素晴らしいカメラとレンズでできる事から始められて、天体撮影を大いに楽しまれますように。
書込番号:23360797
8点
スレ主様
思いがけず、大変詳細でご丁寧なご説明を頂き、誠にありがとうございました。
私が撮りたい星空は、冒頭の様な画像ですが、やはり色々と段階を踏んでいかないと難しいことが良く分かりました。(汗
なお「ビクセンのポラリエ簡易赤道儀」をネットで調べてみましたが、3〜5万円くらいで買えるんですね。
今までの記憶では、相当にごつい大型の機器かと思っていましたが、コンパクトでしかも比較的安価になっており驚きです。
さて、とりわけアンドロメダは素晴らしいですね! 我が銀河も似ていると申しますから、尚更見入ってしまいます。
それにしても、スレ主様の環境は素晴らしいところにある様で良いですね。
拙宅は光害も相当激しいところですが、 おいおい出かけて、ぜひ初歩から挑戦してみたいと思っています。
なお余談ながら、以前郊外の「市民の森」を訪れ夕刻に帰るとき、テントを張った横でコーヒーを飲みながら静かに談笑しているグループがありました。
と、その横を見ると、がっしりした三脚に取り付けられた数台の天体望遠鏡がセットしてあったのです。
その時思ったのです。
彼らは、これから陽が暮れ、やがて上がってくるであろう満天の星空に期待を馳せて、暫し語りあっているのだなと・・・。
それはもう、実に羨ましい情景出したね。(^-^
その情景がいつも思い出されている事もあり、この上は皆様の作品やカキコミを拝見しながら、勉強して行く事と致しましょう。
色々とありがとうございました。 重ねてお礼申し上げます。
書込番号:23362635
2点
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