『本領域を予備領域として使える？』のクチコミ掲示板

[最初は失敗]

SSDは予備領域を使い果たすとちょうど寿命となる。という
記事を見ましたが、本領域を予備領域として使うようには
できないのですか。
出来るとしたら128GB以上のものが欲しいですが、
そうでなければ64GBで良いです。
しかし、予備領域を使い果たす時期には、他の領域も
もう使えない状態が近づいているのでしょうか。

書込番号：14625675

[canzume1]

こんにちは。
私も気になったので少し調べてみました。

結論から言うと、パーティションを短く切ればOSが管理していない容量についてはSSD側で予備領域として使えるみたいです。

詳しく話す自信はあまりないですが、OSはSSDの記憶領域を直接管理しているわけではなく、LBAというテーブルを使って仮想的に管理しているそうです。(このテーブルのおかげでSSDの1セルあたりへの書き込みを平均化して延命を図っている。)

ところで、私は64GBのSSD(crucial Crucial m4 CT064M4SSD2)をシステム用に使っていますが、実際にデータを詰められるのは59.5GB分までです。
つまり、残りの4.5GBは予備領域として予約されているということですね。

先ほどのLBAに話を戻すと、この予備領域はLBAを使って参照できないのでOSからアクセスできないということです。
ということは、パーティションを短めに切れば、その分だけLBAに載らない領域が増えるのでそこについてはSSD側の裁量で操作できるというわけです(=予備領域)。

参考：
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20090427_153772.html

書込番号：14625901

[最初は失敗]

canzume1さん　ご返信ありがとうございます。

＞パーティションを短めに切る。
これは、120GBのものを例えば100GBの1パーティションで
使う、つまり残りを未使用領域にすると言うことですね。

書込番号：14626008

[P577Ph2m]

64Gが59.5Gになるのは、2進数と10進数の表記の違いです。HDDなんかと同じです。
いずれにしても、普通の使い方であれば、SSDの寿命はHDD同様、10年単位です。よほどのベンチマークマニアか、特殊な使い方でもなければ、神経質になる必要はありません。

書込番号：14626054

[canzume1]

>120GBのものを例えば100GBの1パーティションで使う

そのとおりです。
その場合は、あらかじめ用意されている予約領域＋20GBが予備領域となります。

SSDは寿命を迎えたセルを見つけるとそのセルを無効化して、その代わりに予備領域のセルを割り当てます。
予備領域がなくなったときがSSDの寿命というのは、予備領域がなくなった状態でさらに寿命を迎えたセルが発生すると正常なデータを保持することができないからです。

でも、それはご質問にあったように本領域を予備領域として使うことで解消できます。
本領域には当然まだ生きているセルがありますから、そのセルに予備領域の役割をさせれば格納できるデータ量は小さくなりますが、延命につながります。

もっとも、SSDは1セル当たりへの書込みが均等になるように設計されているので、予約領域をすべて使い果たすほどに使用不可能なセルが発生するということは、その段階で使用できているセルもそのうち使えなくなる可能性は高いので買い替え時に違いないと思います。

私の意見としては、最初は失敗さんが必要としているだけの容量を選んで、めいっぱいパーティションをとって使うのが一番良いのではないかと思います。

私の解釈が正しいとすれば、128GBを買って64GBのパーティションで使えば寿命は単純に考えて2倍になるかもしれませんが、コスパが悪すぎますし、壊れるころには確実にもっと性能のいいものが出ています。

ちなみに、私が以前使っていた30GBのSSD(OCZSSD2-1VTX30G)はたっぷりパーティションを切って3年使いましたが、
最後までCrystalDiskInfoで正常を示し続けてくれました。

書込番号：14626076

[最初は失敗]

P577Ph2mさん　ご返信ありがとうございます。

わかりました。結局大差ないことに気を使いすぎていますね。

書込番号：14626085

[最初は失敗]

canzume1さん　またまたご返信ありがとうございます。

いま、P577Ph2mさんにもおっしゃっていただいたところです。
ふところと相談して、これというのを買って、めいっぱいの
容量をとって使います。

お二方どうもありがとうございました。

書込番号：14626093